破産する家が続出中…自らも当事者になる可能性が高い「認知症」の対処法は?

首相はまた、「最速で高齢化が進むわが国こそ、社会を挙げた取り組みのモデルを示さなければならない」と強調した上で、「各国の取り組みと連携し、世界に向けて発信していく」とも語った。

新たな戦略では、認知症の人をケアする「認知症サポーター」の養成を現行の600万人から引き上げるほか、予防や治療に関する研究開発の拡充や医療・介護専門職で構成される「初期集中支援チーム」を全市町村に配置することなどを盛り込む予定だ。
「認知症」対策へ新たな国家戦略 首相、5カ年計画見直し(1/2ページ) – 産経ニュース

■口のまわりに発疹や水ぶくれが現れる口唇ヘルペスになりやすい人は認知症のリスクが高い

口のまわりに発疹や水ぶくれが現れる口唇ヘルペス。単純ヘルペスウイルス1型が原因で、特に珍しくない皮膚の感染症だ。

単純ヘルペスウイルスは、一度感染するとウイルスを一生抱えることになる。症状が治まっても、ウイルスは神経節に潜んでいるために再発するケースが多い。

しかし、再発がもたらすのはヘルペス症状だけではないようだ。スウェーデン・ウメオ大学の研究によると。ウイルスの再活性化が、アルツハイマーなど認知症のリスク増加につながるのだという。
ヘルペスになりやすい人は認知症のリスクが高い:スウェーデン研究 – IRORIO(イロリオ)

研究は2つ行われ、まず1つの研究ではHugo Lovheim准教授らが3432人の記憶力などを平均11.3年追跡調査した。

それによると、ヘルペスの再発経験がある人は、そうでない人に比べアルツハイマーのリスクが2倍だった。

もう1つの研究では、アルツハイマー患者330人と、アルツハイマーでない人330人の血漿のサンプルをとり、その後平均9.6年間、追跡調査した。

すると、アルツハイマーを発症した人の血漿には、ヘルペスウイルスの抗体が認められた。
ヘルペスになりやすい人は認知症のリスクが高い:スウェーデン研究 – IRORIO(イロリオ)

つまり、ヘルペス発症と認知症のリスクは関連があるというのが結論。研究チームによると、ヘルペスが免疫システムを弱らせ、さらにはウイルスが脳にまで到達してアルツハイマー発症を引き起こしていると考えられるのだという。

たかが、ヘルペスと侮ってはいけないようだ。Lovheim准教授は「ヘルペスを発症したら早めに抗ウイルス薬で治療すべき」と話している。

2つの研究は、専門誌「Alzheimer’s & Dementia」に掲載された。
ヘルペスになりやすい人は認知症のリスクが高い:スウェーデン研究 – IRORIO(イロリオ)

■8月に行方不明の認知症89歳男性、自宅近くの山中で遺体で発見

8月に自宅を出たまま行方不明になっていた認知症の症状がある奈良市の無職男性(89)が、京都府木津川市の山中で遺体で発見されたと奈良署が21日、発表した。

司法解剖の結果外傷などはなく、8月末ごろに死亡したとみられるという。

同署によると、男性が見つかったのは自宅から約1・3キロ北東の山の中。男性を捜していた家族が今月4日に発見した。

男性は8月22日夕方、デイサービスの車で帰宅後に一人で外出したまま行方が分からなくなり、同署が同月26日に情報を公開して行方を捜していた。
8月に自宅を出たまま行方不明…認知症の男性、山中で遺体で発見 – ライブドアニュース

■4人に1人がかかる認知症、新たな予防法発見?

認知症の中でも、脳梗塞や脳出血などによって起こる「血管性認知症」が約3割を占め、増加傾向にある。背景には食生活の欧米化などによる、糖尿病や高血圧患者の増加があるといわれている。

予防には、脳梗塞などに使用される抗血栓薬、いわゆる「血液サラサラ薬」に一定の効果があると考えられている。しかし出血性の合併症が起きる可能性もあり、副作用の少ない新たな治療法の開発が求められてきた。
長寿遺伝子「サーチュイン」が認知症の予防に 日本の研究機関が発表 – ライブドアニュース

そんな中、日本発の朗報がもたらされた。国立循環器病研究センター、名古屋大、京大の共同研究グループが、長寿遺伝子と呼ばれる「サーチュイン」を脳内で活性化させることで、血管性認知症の予防ができることを明らかにし、米医学誌『ストローク』に発表したのだ。

サーチュインとは、すべての人が体内に持つ生物の寿命に関わる遺伝子。普段は眠っているが、飢餓などの危機的状況に陥るとスイッチが入り活性化する。長寿遺伝子とも呼ばれ、アンチエイジングを実現する可能性があるとして、世界中で研究が進められているものだ。
長寿遺伝子「サーチュイン」が認知症の予防に 日本の研究機関が発表 – ライブドアニュース

研究グループは、サーチュインの活性化で脳卒中が原因となる認知症を予防できるのではと考え、脳のサーチュイン量が通常の2~3倍になるよう遺伝子操作したマウスを作成。このマウスと普通のマウスに、頸動脈を細くする手術を行い、迷路を通らせる実験をして認知機能を観察した。

その結果、普通のマウスは頸動脈の狭窄によって認知機能の低下(認知症)が起こり、間違いが多かったが、サーチュイン遺伝子が働くよう操作したマウスでは認知機能が正常に保たれていたのだ。
長寿遺伝子「サーチュイン」が認知症の予防に 日本の研究機関が発表 – ライブドアニュース

さらに原因を探るために両方のマウスの脳血流を測ると、遺伝子操作したマウスは頸動脈を細くしたにもかかわらず、脳血流がほとんど減少していなかった。サーチュインが働くことで、血管を拡張させる物質(一酸化窒素)を合成する酵素がONの状態に保たれ、脳血管を広げていたために血流が減らなかったのである。細胞内で指揮者のように働き、命を活性化させるサーチュイン遺伝子の力には、ただ驚くばかりだ。
長寿遺伝子「サーチュイン」が認知症の予防に 日本の研究機関が発表 – ライブドアニュース

国立循環器病研究センターの猪原匡史・脳神経内科医長は、「サーチュインの働きを高めることで、脳卒中が引き起こす認知症を予防できる可能性がある。将来的には、血管病の合併頻度が高いアルツハイマー病もターゲットになる」と述べている。センターは来年にも、サーチュインの働きを強めるとされるポリフェノール「レスベラトロール」を、頸動脈狭窄のある患者に1年間投与し、効果を調べる臨床研究を実施するそうだ。

レスベラトールは、ぶどうの果皮や赤ワインなどに豊富に含まれる。適量の赤ワインは健脳効果があると以前よりいわれていたが、認知症予防という側面からさらなる裏付けがなされるかもしれない。
長寿遺伝子「サーチュイン」が認知症の予防に 日本の研究機関が発表 – ライブドアニュース

■地域で育む「見守る目」 広がる認知症徘徊の模擬訓練

残暑の厳しい9月中旬の住宅街。記者の目の前を、グレーの帽子をかぶり、眼鏡をかけた男性が手押し車を押して歩いていた。服装や背格好などの特徴が事前に提供された徘徊役の情報と合致する、ような気がした。

「声をかけるときは1人で」「後ろから声をかけない」「相手に目線を合わせる」-。訓練に入る前に受講した「認知症サポーター」養成講座での注意点を思い出しながらしばらく様子をうかがい、意を決して声をかけた。

記者「こんにちは。暑いですね」

男性「はい」

記者「お出かけですか」

男性「はい」
地域で育む「見守る目」 広がる認知症徘徊の模擬訓練 (1/3ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)

うつむいている男性となかなか目線を合わせられない上、短い返事の繰り返しに焦りが生じてくる。何とか男性が「仕事」に行こうとしていることは分かったが、次の言葉を探しているうちに男性は先を歩いていってしまった…。
地域で育む「見守る目」 広がる認知症徘徊の模擬訓練 (1/3ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)

大阪府の北部に位置する高槻市は人口35万人を超える中核市で、高齢化率は26・4%(今年6月末時点)。認知症の人は約7800人と推計され、徘徊対策として、衛星利用測位システム(GPS)端末の貸し出しや、事前登録した徘徊する恐れのある人が行方不明になった場合の捜索協力機関のネットワーク構築などに取り組む。昨年度からは徘徊模擬訓練も始め、市民らが実体験で捜索や声かけの方法などを学ぶ。

各地に広がる徘徊模擬訓練で、モデル的存在となっているのが「安心して徘徊できる町」を目指す福岡県大牟田市(人口約12万人)だ。訓練は平成16年から始まり、今では年に1回、市内全域で行われる。今年9月の訓練には約2千人の市民が参加し、視察も殺到した。
地域で育む「見守る目」 広がる認知症徘徊の模擬訓練 (2/3ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)

高槻市も以前視察に訪れ、参考にしているが、「人口規模の違いや近所付き合いが薄れている都市部の特徴などを考えると、そのまま導入するのは難しい」と同市長寿生きがい課副主幹の国広奈穂子さん。試行錯誤しながら、「ふだんの暮らしの中で見守る目を増やしていきたい」と話す。
地域で育む「見守る目」 広がる認知症徘徊の模擬訓練 (3/3ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)

高槻市の訓練には、約100人の市民や福祉関係者らが参加した。反省会では、「知らない人に声をかけるのは勇気がいる」「声をかけるタイミングが難しい」「会話が続かない」といった戸惑いの感想が聞かれる一方、地域での見守りの大切さを改めて感じたという意見も出された。

講師を務めた大阪府認知症介護指導者の引野好裕さんは「認知症の人が住みやすい街はみんなも住みやすい街。街中で困っている人がいたら声をかけてほしい。訓練が、何に困っているのかに気づく目を養うきっかけになれば」と話している。
地域で育む「見守る目」 広がる認知症徘徊の模擬訓練 (3/3ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)

■30代~50代を襲う「若年性認知症」の恐怖

若年層、つまり30代から50代で発症する「若年性認知症」が増えている。働き盛りの会社員や主婦を襲う恐るべき病だが、18〜64歳で発症した患者は全国で推計約3万8千人いるとされる。

産業医科大学若松病院神経内科・心療内科診療教授の魚住武則氏はこう話す。「最初に本人が気づく症状としては、新しいことが覚えられなくなり、少し前の出来事も忘れてしまうケースが最も多い。考えるスピードが遅くなって二つ以上のことを考えられなくなることもあります」。
物忘れじゃすまない 30代〜50代を襲う「若年性認知症」の恐怖〈週刊朝日〉 – エキサイトニュース

このほか、頭痛やめまい、不眠を訴えたり、自己中心的で頑固な性格になったりする場合もあるという。このように、認知症と結びつきにくい状態から症状が進行する患者も少なくないという。ひきこもりや暴力、暴言といった症状も加わってくることもある。

若年性認知症の特徴として、老人性が徐々に進行するのに対して、症状が悪化するスピードが速い。

「30代で発症して、10年後には寝たきりになってしまう患者もいます。患者が家計を支える立場であれば、仮に働けなくなると、経済的に苦しくなる。子供に与える影響も大きくなってしまいます。患者本人だけではなく、介護する人のケアも大切です」
物忘れじゃすまない 30代〜50代を襲う「若年性認知症」の恐怖〈週刊朝日〉 – エキサイトニュース

■困りごと援助サービス

本人や家族が日頃の家事を行なうことが難しい場合、各自治体にある社会福祉協議会の「困りごと援助サービス」を利用できる。各社会福祉協議会によって名称や内容、費用は異なるが、食事や掃除などのサポートが受けられる。

たとえば中野区社会福祉協議会の「ほほえみサービス事業」では、年会費3000円を支払えば、1時間800円で食事の支度や洗濯、掃除などを手伝ってくれる。
離れて暮らす親の認知症対策 ゴミ出しや財産守るサービス等│NEWSポストセブン

■日常生活自立支援事業

『70歳すぎた親をささえる72の方法』(かんき出版刊)の著者で、NPO法人「パオッコ~離れて暮らす親のケアを考える会~」理事長の太田差惠子氏がいう。

「社会福祉協議会は、認知症患者向けに『日常生活自立支援事業』というサービスも行なっています。通帳や印鑑、年金証書などを預かり、年金や福祉手当の受け取りに必要な手続き、公共料金や福祉サービスの利用料支払いなどを代行してくれます。利用料は地域によって異なり、生活支援員の訪問1回あたり1200円ほど。強引なセールスなどを断わりきれなかったり、つい不要なものを買ってしまったりというケースに有効です」
離れて暮らす親の認知症対策 ゴミ出しや財産守るサービス等│NEWSポストセブン

■成年後見制度

判断能力が低下した高齢者に高額契約を結ばせる悪徳セールスが多発している。その際は「成年後見制度」を利用する手段がある。この制度を利用すれば、例えばクーリング・オフ期間を過ぎても本人が交わした契約を取り消すことができる。本人の財産を守ることが制度の目的であるため、後見人は本人の利益にならない資産を自由に処分できない。子が親を後見する場合、かえって不便なケースもあるので注意。
離れて暮らす親の認知症対策 ゴミ出しや財産守るサービス等│NEWSポストセブン

■ゴミ出し支援

「多くの自治体では『ふれあい収集』などの名称で、介護認定を受けている高齢者世帯などでゴミの戸別収集を行なっています。収集する際にインターホンなどで一声かけることにより安否確認を兼ねているところも多い」(前出・太田氏)
離れて暮らす親の認知症対策 ゴミ出しや財産守るサービス等│NEWSポストセブン

■外出支援サービス

自治体では、高齢者や体の不自由な人を対象に「外出支援サービス」を用意していることが多い。タクシーの利用に補助が出たり、専用のワンボックスカーで送迎してくれたり、内容は行政によって様々だ。愛知県半田市では、外出が困難な高齢者などを対象に、年24回までタクシーの初乗り運賃の9割を助成する(要介護度4以上は年48回)
離れて暮らす親の認知症対策 ゴミ出しや財産守るサービス等│NEWSポストセブン

■教育費、ローン…働き盛りの認知症 過酷な現実

40歳も過ぎると、もの忘れがひどくなったと思う人は少なくないだろう。若くして認知症になると、負担の大きさは高齢者の比ではない。

千葉県に住む藤田忠さん(仮名、50)も若くして認知症を患った一人だ。大企業に勤める成績のいい営業マンで、2人の男の子の父でもある忠さんに異変が現れたのは、2年前のこと。会議や顧客とのアポイントメントを忘れる、見積書の数字を間違えるといったミスが続き、だんだんひどくなっていった。やがて不眠を訴えるようになり、「大事な書類を隠された」と、いきなり部下を怒りだしたり、落ち込んだりするようになったために休職。いったん復職したものの、症状がエスカレートし、昨年末には退職せざるを得なくなった。
教育費、ローン…働き盛りの認知症 過酷な現実〈AERA〉 – エキサイトニュース

妻の優子さん(仮名、48)は、

「当初はうつ病ではないかと、あちこちの病院を回りました。2軒目の病院でアルツハイマー型認知症と言われたんですが、50歳にもならないので信じられなかった。周りからエリートと結婚したとうらやましがられていたので、現実を受け入れたくなかったのかもしれません」

何軒目の病院だっただろうか、夫と別の部屋に呼ばれた。医師は、MRI画像で健康な人の脳と、夫の縮んだ脳を並べ、こう告げた。

「もう元に戻ることはありません。いずれ働くこともできなくなります」

子どももいるのだから、これからのことを考えなければ。優子さんは腹を決めたという。
教育費、ローン…働き盛りの認知症 過酷な現実〈AERA〉 – エキサイトニュース

この先、不安のひとつがお金のこと。障害年金は申請しているが、受給できたとしても働いていた頃並みというわけにはいかない。住宅ローンは、残り15年。子どもたちは私立中高一貫校の中学2年と高校1年。まだまだ教育費がかかる。正社員になるべく、優子さんは職を探しているが、現実は厳しい。
教育費、ローン…働き盛りの認知症 過酷な現実〈AERA〉 – エキサイトニュース

NPO「若年認知症サポートセンター」の干場功理事は、現役には高齢世代と異なる特有の問題があるとみる。大きく「家族との関係」「お金」「支援制度」の三つだ。

配偶者は若くして認知症になるとは思っていないため、病気に気づかず、以前のような生活を無理強いしてしまうことがある。子どもは親の病気を受け入れられず、不登校や引きこもりになることも。「遺伝するのでは」と悩む子もいる。

病気による収入の減少も、教育費や住宅ローンを抱える世代にとって大きな打撃だ。今まで専業主婦だった妻は、働き手と介護者の役割を同時に担うことになる。干場さんは言う。

「働けない状態は、本人のモチベーションも低下させてしまうんです。同じ仕事は無理でも、単純作業に配置換えするなどして働き続けることが大事。でも日本はそんなに余裕がなくて、認知症になれば大企業の社員でも公務員でも、あっさり切られてしまうのが現実です」
教育費、ローン…働き盛りの認知症 過酷な現実〈AERA〉 – エキサイトニュース

■イライラしている女性は認知症リスクが2倍になる!

嫉妬や不機嫌などストレスを抱えた生活を送る女性は、老後にアルツハイマー症候群を発症しやすいことを、スウェーデンGothenburg大学のLena Johannsson博士らの研究グループが明らかにした。
イライラしている女性は認知症リスクが2倍になることが明らかに – IRORIO(イロリオ)

同研究グループは、30歳から54歳までの女性800人(平均年齢46歳)に対して、性格分析テストや、定期的な聞き取り調査を実施。その結果に病院記録などを加えて、生活の中で抱いているストレスの度合いを調査した。

すると38年間の調査期間中に153人が認知症を発症。このうち104人がアルツハイマー型の認知症だった。

これらの結果をもとに、アルツハイマー型認知症を発症した人とそうでない人の傾向を分析したところ、中年の頃にストレスを抱えた生活を送っていた人は、そうでない人に比べて、老後にアルツハイマー症候群を患う可能性が2倍程度高かったのだという。
イライラしている女性は認知症リスクが2倍になることが明らかに – IRORIO(イロリオ)

研究ではさらに、外向的、内向的な性格がアルツハイマーのリスクとどう関連するかも分析した。

その結果、性格だけではアルツハイマーのリスクとの関連性はみられなかったが、性格とストレスの有無という2つの要因が重なると、リスクに影響を与えることが分かった。

そして、内向的な女性が長年ストレスを抱えた生活を送るケースが、最もリスクが高かったのだという。
イライラしている女性は認知症リスクが2倍になることが明らかに – IRORIO(イロリオ)

■AB型は認知機能障害のリスクが高まる可能性あり:米研究

血液型のうち、AB型が占める割合は最も低いが、ほかの血液型と比べた場合、年齢が上がると記憶や思考能力に障害が出る可能性が若干高まることが米国バーモント大学の研究により明らかになった。
AB型は認知機能障害のリスクが高まる可能性あり:米研究 – IRORIO(イロリオ)

以前の研究で、O型は記憶障害や認知症のリスクファクターである心臓病や脳卒中を発症するリスクが低いことが報告されており、研究チームはそれを基に、血液型と認知機能の関連性について検証した。

その手段として、認知機能に問題がない45歳以上の被験者3万人に記憶能力と思考能力のテストを行い、約3年半後、再びテストを行ってその結果を分析した。
AB型は認知機能障害のリスクが高まる可能性あり:米研究 – IRORIO(イロリオ)

被験者のうち、記憶能力・思考能力が低下している認知機能障害と認められたのは495人。

いくつかの条件(年齢、性別、人種、居住地域)を加味したうえで認知機能にまったく問題がなかった687人と比較したところ、AB型はO型と比べて認知機能障害を発症するリスクが82%高くなることが分かった。

またアメリカの場合、人口に占めるAB型の割合は4%だそうだが、今回の研究で認知機能が正常だったグループでは、AB型の割合は同じく4%程度だったのに対し、認知機能障害が認められたグループではAB型の割合が6%と、若干上昇していることも分かった。
AB型は認知機能障害のリスクが高まる可能性あり:米研究 – IRORIO(イロリオ)

今回の研究では、血液凝固タンパク「第VIII因子」の濃度についても調べた。

この因子の濃度が高くなると、血栓ができやすいことを意味するが、今回の研究では、VIII因子の濃度が高かったグループは低かったグループに比べて認知機能障害を発症するリスクが24%高くなること、AB型は他の血液型と比べてVIII因子の濃度が高いことが分かった。

ただし、認知症のリスクファクターとしては、喫煙や運動不足、肥満といった要素のほうがより重要であり、「今回の結果だけでAB型の人がパニックになる必要はない。まずは生活習慣を改善することのほうが大切」と研究者は指摘している。
AB型は認知機能障害のリスクが高まる可能性あり:米研究 – IRORIO(イロリオ)

■ザクロの成分がアルツハイマーの進行防止に効くとの研究結果

美容や健康にいいとされているザクロだが、医学的にも注目されている。このほど行われた研究で、ザクロに含まれるポリフェノールの一種、プニカラギンがアルツハイマーやパーキンソン病の進行防止に効果的であることがわかった。

英ハダースフィール大学の研究によるもので、その成分を使った治療薬の開発にすでに取りかかっているという。
ザクロの成分がアルツハイマーの進行防止に効くとの研究結果 – IRORIO(イロリオ)

研究チームによると、ミクログリアという免疫細胞が特定の脳内細胞で炎症を起こすことでアルツハイマーなどの症状が進行するとされている。プニカラギンにはこのミクログリアによる炎症を阻害する働きがあるのだという。

つまり、ザクロ成分が脳内炎症を抑えることでアルツハイマーやパーキンソンの発症を遅らせたり、症状悪化を防いだりするのにつながるとのこと。

同チームは目下、そうした効果を得るためにどれくらいのプニカラギンが必要なのかなどを研究している。
ザクロの成分がアルツハイマーの進行防止に効くとの研究結果 – IRORIO(イロリオ)

研究リーダーのOlumayokun Olajide氏によると、プニカラギンは果肉部分ではなく外側の皮部分に多いが、ザクロ果汁100%のジュースにもプニカラギンが含まれているという。

Olajide氏はまた「ザクロの摂取が認知症を引き起こす炎症の予防にも効果があることもわかっている」と話している。

アルツハイマーやパーキンソン、そして認知症という根本的な治療法がないこれらの病気に有効となれば、Olajide氏らの治療薬開発にかかる期待は大きい。一刻も早い実用化が待たれる。
ザクロの成分がアルツハイマーの進行防止に効くとの研究結果 – IRORIO(イロリオ)

■ネットユーザーは年をとっても認知力が衰えにくいとの調査結果

学術誌Gerontologyに掲載された研究によれば、日常的にパソコンを使ってネットサーフィンやメールをおこなっているお年寄りは、そうでないお年寄りに比べて認知力の低下が遅いことがわかったそう。

50~89歳のイギリス人6442人を対象に、彼らの知能を8年間に渡り記録した同研究。研究期間中、被験者に受けてもらった記憶力のテストでは、ネットユーザーは非ネットユーザーよりも3.07%記憶力が良いという結果になったという。
【朗報】ネットユーザーは年をとっても認知力が衰えにくいとの調査結果 – IRORIO(イロリオ)

研究者らによれば、パソコンやインターネットをつかいこなす“デジタル・リテラシー”は脳の認知機能を使うため、脳内の筋肉が鍛えられて健康な状態が保たれるのだとか。

ネットサーフィンなら、ひとり暮らしの高齢者でも手軽に認知症の予防をすることが可能。家族にお年寄りがいるという人は、お盆で帰省した際にでもパソコンの使い方を教えてあげるといいかもしれない。
【朗報】ネットユーザーは年をとっても認知力が衰えにくいとの調査結果 – IRORIO(イロリオ)

https://matome.naver.jp/odai/2141367942193299101
2019年11月18日
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