■muse細胞とは?
Muse細胞。新たに発見された多能性幹細胞です。いま、世界的に大きな注目を集めています
Muse細胞 再生医療の可能性 | 先進医療推進機構(AMPO)
ヒトの骨髄などの間葉系組織にある多能性幹細胞。東北大学大学院医学系研究科細胞組織学分野の出澤真理教授らのグループが発見し、2010年に発表された
ミューズ細胞/Muse細胞(ミューズサイボウ)とは – コトバンク
生体に内在する非腫瘍性の多能性幹細胞であり、ほぼすべての組織の結合組織や骨髄、末梢血に存在している
ミューズ細胞 – Wikipedia
■体に本来ある細胞。新たに発見され「その役割」が注目されている
骨髄や皮膚(真皮)などの体内に元々存在し、体を構成する様々な細胞に分化できる幹細胞です。
再生医療 | 株式会社生命科学インスティテュート
体内に自然に存在するので、腫瘍化の危険が極めて少ないのが特徴だ。
iPS細胞に続け!Muse細胞 「治療法なし」慢性腎臓病に効果期待 : Aging Style(エイジングスタイル)
静脈内に投与するだけで傷害部位に集積し、そこに生着して組織を修復する。
脳梗塞患者にミューズ細胞製品投与 LSII、探索的臨床試験 | 医療・健康・食品 ニュース | 日刊工業新聞 電子版
■注射するだけで損傷された細胞を勝手に修復してくれる
供給先の組織で細胞死が起きると、組織に応じた分化を行って機能的細胞を補い修復する。
急性心筋梗塞を他家Muse細胞の点滴で修復再生治療 岐阜大学と東北大学 | 大学ジャーナルオンライン
梗塞組織に選択的に遊走・生着し機能的な心筋細胞に自発的に分化することで心筋梗塞サイズの縮小と心機能の回復がもたらされ、さらに他家細胞(ドナーのMuse細胞)であっても半年以上の長期間にわたり効果が持続する
他家Muse細胞の点滴静注による急性心筋梗塞の修復再生治療法の可能性~梗塞組織修復再生と心機能回復をもたらす画期的修復再生治療を目指して~ – 国立大学法人 岐阜大学のプレスリリース
自身のmuse細胞じゃなくても問題ありません。
免疫攻撃を抑制して拒絶を免れる機構の一部を持っているため、他家細胞であっても免疫拒絶を免れて効率よく梗塞心筋に到達し修復する
http://www.qlifepro.com/news/20180308/intravenous-infusion-of-other-muse-cells.html
■脳梗塞や心筋梗塞、腎臓病などに有効というデータがある
発症急性期に血液中のミューズ細胞が増加した患者では半年後、心機能回復や心不全回避の傾向が見られた。一方、急性期に増加しなかった患者ではこれらの効果を示さない
ミューズ細胞 – Wikipedia
脳梗塞で麻痺を起こしたラットの実験では、Muse細胞を投与してから3カ月後に歩けるようになったという。
【報ステ】Muse細胞、脳梗塞患者で治験開始へ
東北大学は7月13日、ヒトMuse細胞を慢性腎臓病モデルマウスに静脈投与すると、腎組織が修復され腎機能が回復することを明らかにした
http://www.qlifepro.com/news/20170718/recovery-by-intravenous-administration-of-ckd-muse-cells.html
■国はmuse細胞を人に投与する「臨床実験」を許可した
臨床試験では脳梗塞の患者の血液に「Muse細胞」を投与し、細胞が脳の損傷部位にたどりついて修復することで症状を改善することを目指すということで、国はことし6月に計画を受理した
「Muse細胞」で脳梗塞治療 今月中にも臨床試験へ | NHKニュース
Muse細胞製剤を用いた急性心筋梗塞の臨床試験を2018年1月に開始し、有効性と安全性を確認したのち、さまざまな疾患を対象とした開発へ展開していく
再生医療 | 株式会社生命科学インスティテュート
治験は、今月半ばから東北大学病院で始まり、脳梗塞で麻痺などが出ている患者35人を対象に、安全性や有効性を確かめるとしている。
【報ステ】Muse細胞、脳梗塞患者で治験開始へ
医療施設に他家Muse製剤を準備しておけば、点滴で投与可能なため、緊急の場合でも十分に活用できる
急性心筋梗塞を他家Muse細胞の点滴で修復再生治療 岐阜大学と東北大学 | 大学ジャーナルオンライン
急性肝炎、骨格筋変性、皮膚創傷、脊髄(せきずい)損傷を起こさせ、ヒトから採取したミューズ細胞を投与したところ、いずれも損傷した組織と結合して損傷した細胞へと分化した
ミューズ細胞/Muse細胞(ミューズサイボウ)とは – コトバンク
マウスの実験で確認されています。
点滴で再生医療が可能になればどうでしょうか。一般普及をすることができ、さらには現在の医療を大きく変えることができます。
他家Muse細胞の点滴静注による急性心筋梗塞の修復再生治療法の可能性~梗塞組織修復再生と心機能回復をもたらす画期的修復再生治療を目指して~ – 国立大学法人 岐阜大学のプレスリリース
■以上のような世紀の大発見に期待する声
しろ@yushirota0701
♔まっすん@masuda_X
わし⭕️@washinikoniko
脳梗塞の治療に早く役立つようになるといいねえ
抗生物質@0otenkiame0
あわよくば神経疼痛の箇所に注射をし適宜回復をしえないか期待している。
指が痛かった人が人工神経チューブ、移植。緩和したからだ。
自己幹細胞を注射という簡易性質と移植の同等性質に期待している。
安易な話だが疼痛患者には必死な話だ
夏蓮@llKaLeNll
期待は高まるけど、予後とか副作用とかも含めた安全性のある治療法として採用されるようになるかな・・・?
■2021年以降に医薬品として承認が受けられるかも
臨床試験で効果と安全性が確認されれば、グループでは、2021年度以降に国から医薬品として承認を受けることを目指すとしています。
「Muse細胞」で脳梗塞治療 今月中にも臨床試験へ | NHKニュース
「点滴で静脈内投与ができ、手術が不要だ。地域医療など広く活用できる治療法として、実用化が期待できる」
脳梗塞患者にミューズ細胞製品投与 LSII、探索的臨床試験 | 医療・健康・食品 ニュース | 日刊工業新聞 電子版
生体に備わる修復機構を最大限に活用する医療は安全性に優れ、「自然の理に叶った」治療を可能とします。
他家Muse細胞の点滴静注による急性心筋梗塞の修復再生治療法の可能性~梗塞組織修復再生と心機能回復をもたらす画期的修復再生治療を目指して~ – 国立大学法人 岐阜大学のプレスリリース
■コスト面でも安心できるので普及が見込まれる
体外で分化誘導せずに患者に移植できるため、製造コストを低くおさえられるなど、再生医療を普及させる上で利用的な特徴を持つことが明らかになっている。
SPECIAL INTERVIEW – 理系マイナビ – マイナビ2019
Muse細胞はフローサイトメトリー等の一般的な手法により効率よく取得できることから、再生医療の実現にとって有効で安全性の高い細胞として期待されています。
NEDO:Muse細胞及び分離方法に関する基本的な特許が成立
MUSE細胞を使えば、骨髄や脂肪などから「採ってきて」「血管に投与する」という最もシンプルな2ステップでの再生医療が可能になる。
SPECIAL INTERVIEW – 理系マイナビ – マイナビ2019
手術や長期に及ぶ薬の投与などもなく治療することができます。