ハイブリット民族音楽がおもしろい
様々な民族のエッセンスが混じりあったハイブリット民族音楽が生まれてきました。
既存の音楽×民族音楽や民族音楽×民族音楽などなど。
複数の歴史にまたがる新しいものばかり!
目次
1.ジャズピアノ×フルート×タブラ
2.ケルト×シティ
3.モンゴル×メタルコア
4.モンゴル×HIPHOP
5.日本発・お洒落フラメンコ
6.アラブ×ヨーロッパ
7.日本の民謡×ラップ
8.多重録音の天才による民族音楽
9.ガムラン×エレクトロニカ
10.チェロ×デスメタル
おわりに(民族音楽こぼれ話)
1.ジャズピアノ×フルート×タブラ
ジャズピアニストDidier Squiban(ディディエ・スキバン)とフルートとインドの伝統的打楽器タブラのコラボレーション。タブラの駆け足のリズムが素晴らしい。
Didier Squibanとは
ジャズ・オーケストラの結成や、ケルトの文化遺産を守るための音楽活動への参加などさまざまな活動を経験。
海辺のピアニスト : 大屋地爵士のJAZZYな生活
ケルトの根付くフランスはブルターニュ地方のジャズピアニスト。まさにハイブリット民族音楽の申し子です。
2.ケルト×シティ
3.モンゴル×メタルコア
中国は内モンゴル自治区出身のメタルコアバンドEgo FallによるThe Spirit of Mongoliaと題された曲。
単なるイロモノに留まらないクオリティの高さには脱帽です。
4.モンゴル×HIPHOP
5.日本発・お洒落フラメンコ
藤原さくらのプロデュースで有名なOvallやKan Sanoも所属するOrigami PRODUCTIONSから動画が出ています。
6.アラブ×ヨーロッパ
7.日本の民謡×ラップ
わらべうたや民謡、その要素を現代のポップ・ミュージックに溶解させオリジナリティ溢れるサウンドを生み出し続けているトリオ、馬喰町バンド。
まさかのラップがフィーチャーされた馬喰町バンドの新作、ハイレゾ配信 – OTOTOY
まさに日本のハイブリット民族音楽界の最先端を突っ走るバンド。
8.多重録音の天才による民族音楽
9.ガムラン×エレクトロニカ
ガムラン(インドネシア語: gamelan)は、東南アジアのインドネシアで行なわれている大・中・小のさまざまな銅鑼や鍵盤打楽器による合奏の民族音楽の総称である。
ガムラン – Wikipedia
ガムランを中心とした様々な楽器を使って、独特の世界観を作り上げてます。
Rankr – 浅野裕介を中心とした音楽プロジェクトASANA。ガムランを中心とした様々な楽器を使って、独特の世界観を… | Facebook
10.チェロ×デスメタル
作り上げられてきた民族音楽たち
例えばブルーグラスは、アイリッシュ音楽をベースにビル・モンローらによって作り上げられた音楽ジャンルです。民族的なイメージの強いレゲエも、もともとあったスカから作り上げられたものです。こうして世界では新たな民族音楽と呼べるものが、常に作られてきているのです。
例えば、この音色を聴いてみてください。
これはどこかの国の伝統的な楽器、ではなく2000年代初頭にヨーロッパで開発された「ハンドパン」という打楽器です。民族性は生産されうるのです。
彼らについて、詳しくはこちら。