無敵艦隊復活の兆し!サッカースペイン代表の中盤がエグい

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ユーロ2008、W杯2010、ユーロ2012

ストライカーにビジャとフェルナンド・トーレス、中盤にはシャビ、イニエスタ、シルバ、セスク、潰し屋のセナ。DFにはプジョル、セルヒオ・ラモス、ピケ。GKにカシージャスと各ポジションに当時トップレベルの選手を揃えた。
とりわけ0トップを採用したユーロ2012では他国を全く寄せ付けずに優勝した。

ユーロ2012ではシャビ、イニエスタ、セスク、セルヒオ・ブスケッツと当時のバルセロナのメンバーに加え、シルバやシャビ・アロンソが形成するFWなしの中盤は、他のどのナショナルチームが相手でも試合を支配した。
両SBが攻撃参加しても、当時から世界最高峰のCBとGKとされていた、セルヒオ・ラモス、ピケ、カシージャスは、数少ないピンチを完全にシャットアウトし、相手チームはまさにノーチャンスだった。

W杯2014

年齢を重ねパフォーマンスの低下が隠せなくなったシャビ。怪我をきっかけに一気に安定感が無くなったカシージャス。
更に一時代を築いたバルセロナとスペイン代表のティキタカは完全に攻略されてしまった。
初戦のオランダ戦では5-1で完敗。5バックを敷かれると思うように攻め込めず、カウンターを受けるとロッベンに面白うようにやられてしまう。

W杯2018 欧州予選

しかし彼らはブレることはなかった。監督はロペテギに変わり守備の見直し、とりわけSBの上がり方などに決まり事を設けたが、スペインのお家芸ポゼッションサッカーを極め続けた。

MF

現在スペイン代表の基本的なフォーメーションは4-1-4-1。時には0トップを採用する場合もある。中盤の「4」はスピードのあるサイドハーフのような選手は置かず、テクニックのある選手が前に2人、少し下がり目に2人となる場合が多く、4人は目まぐるしくポジションチェンジを繰り返す。
そしてほとんどの選手が独力で崩せる実力を持ち、1人2人は自分でドリブル突破出来るのは当たり前。そして全員が何人もの間を通すパスを出来るので、相手DFは警戒してもやられてしまう。

アンドレス・イニエスタ
長年無敵艦隊を支える手品師ももう33歳となったが、テクニックに衰えは見られない。力強いタックルを軽くいなし、予測不能の場所に通すスルーパスは一級品。
イスコ:フランシスコ・ロマン・アラコルン
細かいタッチで相手DFにボールを触らせることすら許さないドリブルに精度の高いパス、そしてイニエスタよりも高い決定力を持つ天才。今のスペイン代表を象徴する様な存在。
ダビド・シルバ
前線、中盤をどこでもこなす天才レフティー。どこにでも顔を出し、細かいドリブルで相手をかわし、そして最後には点レベルのピンポイントパスを繰り出す。
チアゴ・アルカンタラ
ペップにより才能を見出された。バルサではシャビ、イニエスタの控えに甘んじるが、バイエルンに移籍して以降はチームの心臓となる。中盤の少し下がり目でゲームを組み立てていたと思いきや、ゴール前のスペースを見逃さず、スッとシュートポジションに入る。
コケ:ホルヘ・レスレクシオン
他の選手同様にテクニカルな面を持ちつつ、アトレティコ仕込みの激しさも併せ持つ。中盤ならビボーテ、両サイドと場所を選ばない。
セルヒオ・ブスケッツ
4-1-4-1のアンカーポジション「1」で不動の地位を築いている。派手なプレーは無いが、攻守にわたり一番いいポジションを取り、ボールホルダーが必ずパスを出せる場所にいるため、攻撃に行き詰った時一度落ち着くことが出来る。
マルコ・アセンシオ
スター軍団レアル・マドリードですぐに頭角をあわらした若き天才。他の選手に比べてスピードを活かすのもできダイナミックなシュートを打つことも可能。左利きで左サイドを主戦場とするが、クロスがファーストチョイスにならないのが強み。
サウール・ニゲス
他の選手と比べるとテクニカルは劣るかもしれないが、タックル、ヘディングなど他とは違う強みを持ち、パスやドリブルも十分高いレベルでこなす。

FW、DF、GK

もちろんサッカーはMFだけで成立するものではない。DFラインは常に高い位置を保たなければならない。SBにはWGのように高い位置を取りサイドをえぐらなければならず、勿論守備時には最終ラインまで戻らなければならない。カウンターを受けた場合は、独力で相手FWを潰せるCBに決定機を防ぐGKも必要だ。また一流のMFが作るチャンスを確実に決めきるストライカーも欲しいところだが、今の無敵艦隊には全て揃っている。

セルヒオ・ラモス
今やNo1とも言われるCB。183㎝とCBとしては決して高くはない身長だが、高く長い滞空時間のジャンプ力で大柄の相手をものともしない。一人でボールを取り切るタックルや裏を取られても追いつくスピードは勿論、セットプレー時には絶対的な決定力を誇る。
ジェラール・ピケ
長年スペイン代表とバルセロナのDFラインに君臨するワールドクラスのCB。DFに必要なスキルは全て持ち合わせ、更に正確なロングフィードで攻撃を活性化する。
ダビド・デ・ヘア
全盛期から勢いを落とすマンチェスター・ユナイテッドとは裏腹に、彼は世界No1GKの座を掴みかけている。悲惨な結果に終わった前回大会では全盛期の過ぎたカシージャスがゴールマウスを守っており、当時すでに一流GKだったデ・ヘアが守ればよかったのでは?との声も。今大会は文句なしで彼がゴールマウスを守る。
ジョルディ・アルバ
豊富な運動量と圧倒的なスピードで左サイドの上から下までを支配する、世界でも5本の指に入るLSB。
ダニエル・カルバハル
レアル・マドリードに加入して以来、急激に成長し今やワールドクラスのRSBとなった。アスピリクエタやファンフランなどからポジションを勝ち取る。
セサル・アスピリクエタ
チェルシーに加入して以来、RSB,LSB、そして3バックの一角など各ポジションを経験し、守備の職人となった。
現在チェルシーとスペイン代表で最終ラインの形が異なる為、ポジションを取るのが難しくなっているが、最終ラインのどこにでも適応できるためバックアッパーとしてベスト。
マルコス・アロンソ・メンドゥーサ
チェルシーではLWBを務める。豊富な運動量と正確なキックで攻守にわたり貢献でき、強烈で精度の高いFKも彼の武器である。監督の目に留まるのが遅かったかもしれないが、実力で言えばアルバに引けを取らないだろう。

DFラインは大方メンバーが固まってきてはいるが、1トップはポジション争いが熾烈を極めている。選ばれれば結果を出す選手が多く、監督は悩ましいところだろう。0トップを採用する場合もある為、1トップを置いた場合に変化を加えられたり、ポゼッションサッカーに適応できるかがカギだろう。

アルバロ・モラタ
レアル・マドリードで結果を出しつつもポジションを取り切れないことからチェルシーへ移籍。調子の波が多少あるが、ポゼッションサッカーへの適応度、スピードや高い身長などフィジカル面で攻撃にアクセントを加えられることから、監督からの評価は高い。
ジエゴ・コスタ
チェルシーで結果を残すが、半年間は移籍騒動で出場機会を失う。今冬にアトレティコに復帰すると早くも結果を出しているが、スペイン代表とアトレティコ・マドリードの戦術の違いが彼には悩ましいところ。
イアゴ・アスパス
代表歴は浅いものの代表戦に出場すれば確実に結果を残している。裏に抜けるプレーも引いてもらってから自分で抜くことも出来、戦術にとても合っている。
ロドリゴ・モレノ・マチャド
チアゴ・アルカンタラの従兄弟。ブラジル代表を選ぶことも出来たがスペインを選択。テストマッチのドイツ戦でしっかり結果を出している。
https://matome.naver.jp/odai/2150807166080737101
2018年03月29日