▼実は身近にいる外来種の鳥
外来種とは、例えば外国から日本へといったように、もともとの生息地から移動させられて本来の生息地以外の地域に住み着いた生きもののことを言います。
http://www.koueki-suntory-aityou.jp/topics/1203.html
日本に元から生息していた”在来生物”または”在来種”（野鳥）などと区別されます。
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今や日本で繁殖している野の鳥ですから野鳥と言いたいところですが、残念ながら外来生物は外来生物として扱われます
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▼ドバト
https://matome.naver.jp/odai/2146254569336468901/2159211436995158203
すでに奈良時代には持ち込まれていたとされています。
http://www.koueki-suntory-aityou.jp/topics/1203.html
▼ホンセイインコ
日本でも関東地方を中心に野生化が知られている
ワカケホンセイインコ – Wikipedia
最初に定着が確認されたのは1969年の東京都23区の西南部
ワカケホンセイインコ – Wikipedia
ペットとして輸入されたものが逃げ出したり放鳥されたりなどで野生化している外来種です
和に馴染んでいないワカケホンセイインコ
「ピー！」というか「ギャー！」というか、強烈に遠くまで響く爆音に、明らかに「違う何か」がいると気づかされます
和に馴染んでいないワカケホンセイインコ
▼コジュケイ
1920年頃に東京・神奈川などで放鳥されたのが最初
コジュケイ｜日本の鳥百科｜サントリーの愛鳥活動
狩猟の獲物として多数が放されてきた、外来種です
コジュケイ｜日本の鳥百科｜サントリーの愛鳥活動
▼ガビチョウ
同属のカオグロガビチョウ、カオジロガビチョウと共に外来生物法で特定外来生物に指定されており
ガビチョウ – Wikipedia
本種が多く観察されるポイントとして、東京都内では高尾山が有名である。
ガビチョウ – Wikipedia
ガビチョウの輸入は1970年代に飼い鳥ブームにのって急増したようです
ガビチョウ
声といい、顔の色合いといい目立つ野鳥で、奥ゆかしさとは真逆の南国の野性味あふれる感じの野鳥です
ガビチョウ
▼ソウシチョウ
外来生物法で特定外来生物に指定されており、「日本の侵略的外来種ワースト100」の選定種の1種
ソウシチョウ – Wikipedia
関東では筑波山、近畿では六甲山系、九州では九重山系によく見られる
ソウシチョウ – Wikipedia
小さい体に紅いくちばし、胸のオレンジ色にちょっとした羽の模様、と本当に愛らしく、一度観たら、しっかりと記憶に残ります。
野鳥の世界 不似合いな悪役 ソウシチョウ
▼外来種が増えるのって、問題？
外来種のなかには、もともといた生きものを食べてしまったり、生息場所を奪ったりして、自然環境等に大きな影響を与えるおそれのあるものが存在します
トピックス：公益信託 サントリー世界愛鳥基金
ガビチョウが増えればウグイスなどと競合することが予想され、ガビチョウが生息する地域では、ウグイスなどの個体数が減少することが危惧されます
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実際ガビチョウについてはハワイにおいて在来種への影響が確認されていることなどが指定の理由とされています
トピックス：公益信託 サントリー世界愛鳥基金
侵略的外来種への登録について
いま外来種として問題とされている生きものたちも自らが望んで日本に来た訳ではなく、彼ら自体に罪はありません
トピックス：公益信託 サントリー世界愛鳥基金
同じ尊い命をもった鳥達ですが、「野の鳥は野に、外国の鳥は飼育下に」と、明確に分けて考えることが、お互いを尊重することになるようです
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これ以上、不幸な生きものを増やさないためにも、皆さんひとりひとりがよく考えて行動することがとても大切です
トピックス：公益信託 サントリー世界愛鳥基金
