【一人っ子の介護】一人っ子の「あなた」が知っておくべきこと

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自分の年齢には関係なく、親の介護は突然にやってきます。しかも介護は始まったら止まらず、生活の一部になります。一人で抱え込んでストレスで不調になったり、介護で婚期を逃したり、仕事を辞めずに済むように、知っておくべきことをまとめました。

▽介護は突然にやってくる!!始まったら止まらない!

「昔の同僚6人のうち、5人は親が、1人は未婚の叔母が要介護状態で、介護のために会社を辞めた仲間も。みんなでため息をつきました。介護問題は特別なことではなく、ほぼみんなに、ある日突然やってくるのだと実感しました」

高齢化の一方、少子化が進み、生涯未婚率も上昇している。これに伴い、1人で親を世話する「おひとり介護」が増えている。
【おひとり介護】<1>私しか…不安ずしり – 西日本新聞

最近では介護に疲れ果てて「うつ」になったりする事があるぐらい介護というのは大変です。
一人っ子の将来。そのメリット、デメリット|お探し介護ニュース

▽一人っ子は連鎖していく

両親の愛情を一身に受けて育った一人っ子。その親が年老いた時、今度は介護を一身に引き受けることになります。
一人っ子の場合、親の介護はどうする?どうなる? | 介護のほんねニュース

一人っ子の連鎖
一人っ子と一人っ子が出会い、そして結婚すれば、ゆくゆくは2人(夫婦)が4人(互いの両親)の面倒を見ることになります。
https://www.youtube.com/watch?v=2xGQ_rMt0iA
中国で深刻な一人っ子問題。介護にも発展し、日本でも他人事ではないようです。

▽「一人っ子介護」に苦悩した体験談

結婚のことを先延ばしにしているうちに、親が倒れて介護が必要に。
【書評】それはある日突然やってくる「ルポ 介護独身」

病気療養の入院の手配や雑務、お金の管理など忙殺されています。家族がおり、夫も協力的ではありますが、具体的に動くのは私ひとりだけ。
一人っ子、親の介護が精神的に辛く…|みんなの介護Q&Aコミュニティ

27歳の時に父親の介護が始まり、父親が亡くなると、次に母親ががんに。32歳で独身のまま、ひとりで母親の介護をしました。
厳格な父が認知症かも?一人っ子娘のシングル介護~介護体験談Yさん1|オアシスナビ 介護の知恵袋

ずっと1人で親の介護をしてきた独身の叔母(63歳)は、介護に徹して仕事が持てず、親の年金で暮らしており、その親が施設に入ることになりましたが、年金は施設代へと消えます。
親の年金がないと暮らしが成り立たない叔母|みんなの介護Q&Aコミュニティ

バリバリ働いていたはずなのに、介護で貯金が尽き、親の年金に頼るようになるなんて、誰が予想できるだろう。
【書評】それはある日突然やってくる「ルポ 介護独身」

▽一人で頼れる人がおらず、孤立しストレスに

金銭的な負担、それ以外でも、看病や介護の中で、生命に関わる判断をひとりでしなければならず、両親が入院した病院や施設をひとりで走り回り体力的にも大変。
一人っ子は親の介護が大変な理由 | 日本終活サポート協会

介護と仕事の両立は難しい現実・・
介護職員やケアマネジャーのような介護現場で働く人々でも、その半数以上が「仕事と介護との両立は難しい」と考えている実情がわかりました。

▽一人っ子の「あなた」が知っておくべきこと

介護サービスを利用するには
黙っていてはサービスを受けることはできません。まずは、お住まいの地域の市区町村の窓口で「要介護認定」の申請をすることから始めましょう。

【介護を乗り切る5つの知恵】
(1)親の家がある市区町村で担当の地域包括支援センターに行く
(2)早めの要介護認定の申請を心がける
(3)倒れた時の「もしものときの覚書」を親に書いてもらっておく
(4)一人で抱え込まない。仕事は絶対に辞めない
(5)公的サービスを上手に利用し、近所やかかりつけ医にも積極的に
一人っ子の介護の心得 – 介護の専門家に無料相談「安心介護」

「老後、頼りになるのはお金だけ!親族がいるから安心というのはもう違うわよ!」独身の老後に必要な資金は60歳から平均寿命までの期間で約2,000万円と言われます。
https://www.kaigokyuujin.net/column_view/一人っ子と介護

親に十分な貯蓄がなく介護をする場合、自分に万一のことがあっても親に十分なお金を残せるように、死亡保障を手厚くするように見直しが必要です。
保険の見直しはどのタイミングで来るの? | 生命保険の[無料]相談、見直しは専門家(FP)|保険のビュッフェ

まとめ

突然始まり、いつまで続くかわからないのが介護。一人っ子であれば、両親の介護や介護費用などを、一人で背負うことになる可能性が高いものです。仕事を辞めたり、体力的に疲れ果ててしまうことがないように、一人っ子が知っておくべきことは、相談窓口があるということ、制度を活用すること、介護認定は早めにすること、介護費用の準備をすることです。親が健康なうちに情報収集しておくことで、いざという時に慌てないようにしたいものですね。

https://matome.naver.jp/odai/2145493889209426701
2016年02月17日