日本でも医療大麻は広がるか?世界で広がる大麻合法化と医療大麻が解決できること

ImaLima
世界で解禁の動きが広がる大麻。実は大麻によって治療できる症状や病気があるんです。

◆世界に広がる大麻合法化の波

世界の大麻使用に関する規制
青 :合法/一部合法
水色:非犯罪
橙 :非合法だが取締対象外
赤 :明確に非合法
桃色:おそらく非合法
黒 :地域により差がある
灰色:不明

アメリカのニューヨーク州で医療大麻が合法化されました。
これで医療大麻を認めるのは全米で23州となります。
米ニューヨーク州が医療大麻を合法化!でも吸うのはダメ(禁止)× « 大麻堂東京店ブログ

現在世界では、全米23州のほか、ドイツ、ベルギー、オランダ、チェコ、オーストリア、ルーマニア、フランス、イタリア、イギリス、スペイン、ポルトガル、デンマーク、フィンランド、スイス、カナダ、オーストラリア、スリランカ、イスラエル、カメルーン、ウルグアイ、ロシアの21ヵ国が医療大麻を合法化。
天下泰平 : ニューヨークでも医療大麻が合法化!これでアメリカ23州目

◆セレブによる大麻ビジネスブームも

Snoop Doggが大麻ビジネスを開始
大麻愛好家でおなじみSnoop Doggは自身のマリファナブランド「Leafs By Snoop(リーフスバイスヌープ)」を立ち上げ。2013年から嗜好用の大麻が合法化されているコロラド州で大麻の販売を開始。Snoopセレクトの大麻、抽出成分入りの板チョコやグミ、ピーナツバターなどが売っているそう。
Rihannaも大麻ブランド立ち上げへ
Snoop Doggに続きRihannaも自身のマリファナブランド「MaRihanna(マリアーナ)」立ち上げの準備をしていることが分かった。

◆大麻に含まれる成分”CBD”が医療大麻のカギ

大麻には人体に対する効果のある成分としてカンナビノール(THC)とカンナビジオール(CDB)という2成分がある。
大麻の向精神効果 | 展示一覧 | 麻布大学の麻展 -「麻」の実態と可能性- | 学術展示 | 麻布大学

CBDはTHCと共に自然生成される成分で、その含有量は大麻によって様々。THCはいわゆる多幸感を引き起こし、CBDはTHCによる作用を抑制したり鎮痛や抗生といった効果がある。嗜好用の大麻にはCBDよりTHCが多く含まれている事が多い。

CBDはマリファナの活性成分の1つだが、精神活動に影響を及ぼすことはなく、一部の小児てんかんを軽減または予防する作用がある。
マリファナ合法化の波、米連邦にも | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

パーキンソン病、緑内障、ハンチントン病、ALS、脳卒中、外傷性脳損傷(TBI)、癌(あらゆる癌細胞の増殖抑制。脳腫瘍には既に使用。)、AIDS、自己免疫性ぶどう膜炎、骨粗鬆症、感染症(敗血症など)、肥満・メタボリックシンドローム、心疾患、潰瘍性大腸炎、肝疾患、リウマチ、気管支喘息、などへの効果も期待されている。
カンナビノイドの光と闇 その1 : 場末P科病院の精神科医のblog

ニューロンの過剰な放電による発作とされるてんかんも、CBDによる抑制性シナプスへの働きかけで軽減、予防できるかもしれないという発表。

◆数滴で発作を激減させるというCBDオイル

CBDオイルとはTHCを多く含む蕾や花を避け、茎と実から抽出したオイルをシードオイルで薄め香料をいれたものです。
CBDオイルの卸売り エバーグリーンエッセンシャル

実際のCBDオイルはこんな感じ。

てんかん発作が軽減!
「CDKL5遺伝子変異症候群による難治性てんかん」という病と闘う遠藤結愛ちゃん。CBDオイルの接種を段階的に増やし1日30滴の接種で発作が軽減したという。これまで神経に刺激を与える負担の大きな治療や、ホルモン注射などを試してきたが効果は得られなかったという。

9歳のリリー・ローランドは1日に何百回もの発作に苦しんでいた。毎日少量のオイルを摂取して発作の回数が減った。今は多くても1日1、2回程度で、発作がまったく起きない日もある。
マリファナの科学 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

◆CBDオイルは大麻取締法に違反していない!

日本の大麻取締法を読んでみると、

第一条  この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
大麻取締法

とある。

ここで注目すべきは、「大麻取締法」でいう「大麻」の定義から「大麻草の成熟した茎」と「種子」が除かれていることだ。
Tomo Kosuga 法を破らない大麻成分「CBD」が起こす奇跡 | 日本の医療大麻 最前線ドキュメント

前述の通り「CBDオイルとはTHCを多く含む蕾や花を避け、茎と実から抽出したオイルをシードオイルで薄め香料をいれたもの」なので大麻取締法には違反してない。

◆それでも広がらない日本での医療大麻

大麻取締法 第四条
何人も次に掲げる行為をしてはならない。
1, 大麻を輸入し、又は輸出すること(大麻研究者が、厚生労働大臣の許可を受けて、大麻を輸入し、又は輸出する場合を除く。)。
2, 大麻から製造された医薬品を施用し、又は施用のため交付すること。
3, 大麻から製造された医薬品の施用を受けること。
4, 医事若しくは薬事又は自然科学に関する記事を掲載する医薬関係者等(医薬関係者又は自然科学に関する研究に従事する者をいう。以下この号において同じ。)向けの新聞又は雑誌により行う場合その他主として医薬関係者等を対象として行う場合のほか、大麻に関する広告を行うこと。

4条により、臨床試験ができないという点が問題となっています。医薬品の開発と製造には臨床試験が必須ですが、現在の大麻取締法はそれを不可能にし、創薬の可能性を閉ざすものでしかありません。
医療大麻裁判 <裁判経過> 第3回公判 被告人の意見陳述

現大麻取締法を改正、または無くさせない限りは未来永劫日本では大麻に関する医療薬や商品は勿論、研究すらされずに世界の大麻事情に取り残されていく事でしょう。
日本国医療大麻合法化活動団体について – tuyosi723teikoku ページ!

https://matome.naver.jp/odai/2145114048375366201
2016年01月03日