80歳で類天疱瘡になった父が内服のステロイド剤を処方されてから、
いろんな副作用が出て来たのでいろいろ調べてみました。
高齢者に増えている薬疹!?皮膚病 類天疱瘡(るいてんぽうそう)とは?
高齢者に増えている薬疹!?皮膚病 類天疱瘡(るいてんぽうそう)とは? – NAVER まとめ
ステロイドって何?
ステロイドとは、
副腎(ふくじん)から作られる副腎皮質ホルモンの1つ。
ステロイド治療
(実はコレステロールもステロイドの一種)
コレステロール は、ステロイドに分類され、
その中でもステロールと呼ばれるサブグループに属する有機化合物の一種。
コレステロール – Wikipedia
ほとんどの動植物で生合成され、
コレステロール、胆汁酸、ビタミンD、ステロイドホルモン等がその代表例
ステロイド – 脳科学辞典
(そもそも)ステロイドホルモンはみな、
生体のエネルギー利用を助ける方向に作用し、
血糖値の上昇、水分の保持、気分の高揚などの作用を持つ。
ステロイドホルモン – Wikipedia
このため、副腎皮質の機能不全や、
副腎皮質を制御する下垂体の機能不全でステロイドホルモンが不足すると、
全身の倦怠感などが出現する。
ヒトの体には
なくてはならないもののようです。
ステロイドの効果とは?
このホルモン(ステロイド)は多くの炎症反応を抑制し、
体の免疫バランスを保つように働いてくれます。
ステロイド外用剤の上手な使い方
炎症が起こっている部位では活性酸素が大量に放出されて、
細胞を酸化して破壊しています。
ステロイド剤には活性酸素を無毒化する働きがあり、
ありとあらゆる細胞の酸化反応を一瞬のうちにくい止めます。
病気を難治化させるステロイド剤
救急救命で一刻を争うような場面では、ステロイド剤が必要なケースも
ステロイドの歴史
副作用を見る前に、ステロイドの歴史を紐解いてみましょう。
1948年にリウマチ特効薬である
『ステロイドホルモン剤』を発見した
フィリップ ヘンチ博士が当時のノーベル医学生理学賞を受賞
リウマチのお話2 | 大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科 東永内科リウマチ科
1948年当時にリウマチで寝たきりで苦しむ患者さんに
コルチゾン(ステロイドホルモン剤)を内服投与させたところ、
翌朝にはベッドの横でダンスを踊っていた。
リウマチのお話2 | 大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科 東永内科リウマチ科
この逸話が当時のニューヨーク・タイムズ新聞に”奇跡の薬”として取り上げられました。
それから2年ほどの間に、
各種の膠原病、血液疾患、気管支炎喘息などへ適応症は
急速に拡大し、
すぐれた臨床効果のあることが明らかに
ステロイド剤の作用
しかし、一方では数々の重篤な副作用が報告されるように
ステロイド剤の作用
ステロイド剤は「両刃の剣」であるとか「麻薬」であるとか称せられるようになり、
臨床医もステロイド剤は出来る限り使いたくないと考えるようになってきました。
ところが1980年代頃から、再びステロイド剤に対する関心が高まってきました。
ステロイド剤の作用
この理由の一つとして、多くの非ステロイド性抗炎症剤等が出てきたのですが、
どれを取り上げてもステロイド剤以上の効果を期待することができなかったため。
今も使われているのは、
効果が絶大だからのようです。
なので、副作用といかにうまく付き合っていくか、
ということが重要なのかもしれません。
ステロイドの副作用とは?
万能薬ですが、両刃の剣とも言われるステロイド。
どんな副作用があるんでしょうか。大量投与による重篤な副作用をみてみると…
父の場合、プレドニゾロンという飲み薬(内服薬)が処方されています。
当初は5㎎×6錠で1日30㎎でした。
外見的な副作用
内服すると、見た目からも大きく変わっていくので、
副作用が目で見る形でも理解できます。
内服している父は、
こんな感じの外見的副作用すべて見受けられます。
これらに関しては、
処方されている薬が減るに伴って
徐々に回復が見込めるそうです。
1.中心性肥満
中心性肥満(ちゅうしんせいひまん)とは、
手足はやせているに顔や体が太っている状態の肥満のことです。
中心性肥満とは?中心性肥満について解説〜高齢者の生活習慣病
中心性肥満は、「クッシング症候群」などの
副腎(ふくじん)の障害や病気などでも起こります。
2.ムーンフェイス(満月様顔貌:まんげつようがんぼう)
中心性肥満の一種で、顔や体幹などの中心部に脂肪が沈着する症状の一つ
満月様顔貌 – Wikipedia
3.野牛肩(バッファローハンプ)
肩のあたりにも脂肪がつきやすくなる
肥満、ムーンフェイス、食欲増進……ステロイド薬の全身的な副作用(9)|子肌育Blog アトピーに負けない生活。
4.皮下出血、紫斑(しはん)
高齢者では起りやすい。皮下のみであり、脳血管など深部血管では起らない。
ステロイド系抗炎症薬の副作用 – Wikipedia
父も老人性紫斑のような紫斑が両腕に現れています。
重大な副作用
外見よりも、特に気になるのがこちら。
1.糖尿病
糖尿病ってどんな病気?|厚生労働省
血糖を調整したり、血液中のブドウ糖を体の細胞に送り込んで
エネルギーに変えたりするインスリンが不足したり、うまく作用しないと、
血糖値が上がり、エネルギー不足になるという病気。
用量依存性に発症のリスクが高くなる。
食事療法をはじめとする糖尿病治療を行う。
ステロイド系抗炎症薬の副作用 – Wikipedia
これも減量によって改善が期待できる。
2.感染症になりやすい
ステロイド系抗炎症薬の副作用 – Wikipedia
PSL(プレドニゾロン)20mg/日以上の投与で感染症のリスクは2倍以上になる。
この状態は「易感染」と呼ばれ、
インフルエンザ、肺炎、結核などがあります。
ステロイド薬の副作用
3.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
ステロイド系抗炎症薬の副作用 – Wikipedia
ビスホスホネート(ボナロンなどの薬)によって骨折の7割程度は予防できると考えられている。
4.大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)
ステロイドに関して|大阪大学 免疫アレルギー内科(大学院医学系研究科・医学部)
ムーンフェイスなどのクッシング様外見を呈すると
骨壊死をおこしやすいという報告がある。
初期投与量が多い場合に骨壊死をおこしやすい
PSL30mg/日以上の大量投与でごく稀(多くとも5%以下)に起ることがある。(無菌性骨壊死)
ステロイド系抗炎症薬の副作用 – Wikipedia
5.胃腸障害
ステロイド薬の副作用
胃や十二指腸に潰瘍を発生させたり、
以前からあった潰瘍を再発させることがあります。
胃粘膜を保護する薬を併用して対処していきます。
予防的措置でタケプロンOD錠が処方されています。
6.白内障、緑内障
ステロイド系抗炎症薬の副作用 – Wikipedia
もともと軽度の白内障が認められたり眼圧が高い場合は注意が必要である。
現在、白内障を予防する目薬である
カタリンが処方されています。
その他の副作用
・動脈硬化、高脂血症
・精神障害
・高血圧
・ステロイド筋症
・ニキビ様発疹、多毛症
・月経異常 など
ステロイド系抗炎症薬の副作用 – Wikipedia
離脱時の副作用
離脱症候群といわれる副腎不全は
PSL20mg/day以下の投与で急速に減量した際に起りやすい
ステロイド系抗炎症薬 – Wikipedia
副腎不全の発見は減量の服薬歴やステロイド投与中にもかかわらず
好酸球が高いなどが参考になる。
目安としては
PSL換算で7.5mg以上、3週間以上の投与を受けた場合は
内因性副腎機能の抑制が起こっていると考える。
ステロイド系抗炎症薬 – Wikipedia
PSL10mg/day以上を半年間投与を受けると殆どの場合、
ストレス時の糖質コルチコイドの追加分泌は不可能となる。
5㎎の錠剤と1㎎の錠剤があります。
その錠剤の換算値で1日当たり○mgという形で
表現されています。
父の場合、現在10㎎(5㎎×2錠)飲んでいますが、
2015年1月から現在6月なので、
すでに5か月ほどに。
なので、
内因性副腎機能の抑制が起こっていると
考えられるようです。
血液検査での好酸球の動向が
ポイントになるようですね。
その他のステロイドの薬(塗り薬、吸入薬)
ステロイドには、大きく病気を改善させるメリットと同時に、
こんなにも副作用があるんですが、
内服ではなく局所的に使う塗り薬や吸入薬では、
副作用も限定的になるようです。
ステロイドの塗り薬
皮膚だけにステロイドが届けばよいのだから、
内服ではなく外用の形で塗った方がよいのではないかとの考えから、
アトピー性皮膚炎にステロイド外用薬が試されました。
神奈川県皮膚科医会-皮膚病の話-
その結果、内服するときのような危険な副作用がなく、
なおかつ十分な効果があることがわかり、
現在世界的な標準治療としてステロイド外用薬が広く使われています。
非常に強いステロイドを常識はずれの大量使わない限り、
血液の中に入るステロイドはごく微量であり、
全身的な副作用を起こすことほどの量にはならないことが分かっています。
神奈川県皮膚科医会-皮膚病の話-
デルモベート軟膏0.05%(最も強い)が処方されていましたが、
内服のステロイド剤の影響もあり、副作用についてはわかりませんでした。
ただ、塗ってあげるとき、
私の手に付いたところが、かぶれて、皮膚炎になってしまったことがあります。
ステロイドの吸入薬
吸入ステロイド剤である
アドエア500ディスカスも吸っています。
長引く咳は咳ぜんそくの可能性!放置すると… 本格的な気管支喘息になる場合も
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吸入する薬の量が大変少ないことと、
炎症(熱、はれ、痛み)のある気道や肺に
集中して薬が行き渡るため、
からだ全体に作用するような副作用の心配はありません。
アドエアについて
父の場合、うがいがうまくできないので、
・声枯れ
・口内炎
…に吸入したての頃、なったことがありました。
副作用の危険性をよく認識して、
担当のお医者さんと相談しながら、
副作用をいかにコントロールしていくかが
ポイントかもしれませんね。
不安があれば、
調べて、聞いてみるということが大切かも。
副作用の詳しい説明って
あまりしてもらえなかったりしますしね。
関連リンク

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左脳の脳内出血で倒れて丸9年。現在、父は81歳になりました。
障害は右半身不随、失行、失語症、そして嚥下(えんげ)障害。














左右の腎臓の上の後腹膜腔とよばれるところにあります。