F-35が最後の有人戦闘機に!?各国が運用している未来の機体、ドローンとは?

Four-on-the-floor
米海軍としてはF-35が最後の有人戦闘機になるだろうと発表した中、世界では様々なドローン(無人機)が運用、研究されている。世界のドローンをまとめました。
F-35 Lightning II
アメリカ合衆国の航空機メーカー、ロッキード・マーティンが中心となって開発している単発単座の多用途性を備えたステルス戦闘機。
開発計画時の名称である統合打撃戦闘機(英: Joint Strike Fighter)の略称JSFで呼ばれる事も多い。
この度日本政府も配備を決定した最新の戦闘機である。
そのほかイギリス、イタリア、イスラエルなど多くの国が採用または採用予定である。

世界がこの戦闘機を導入しようとしている最中、ものすごい発言が飛び出した!

「米海軍としてはF-35が最後の有人戦闘機になるだろう」──レイ・メイバス米海軍長官
F-35が最後の有人戦闘機に──米海軍長官 ランチャーから射出する“群れる”ドローンも公開 – ITmedia ニュース

米海軍は今後はドローンなど無人機の活用に移行するとの見通しを示した。
F-35が最後の有人戦闘機に──米海軍長官 ランチャーから射出する“群れる”ドローンも公開 – ITmedia ニュース

ヘルファイアミサイルを発射するMQ-1 プレデター
ドローンとは無人航空機の事であり、実際に、アフガニスタン紛争、イラク戦争などで実戦投入されている。

無人化することでパイロットの安全を考慮する必要がなくなり、リスクの高いさまざまな技術を取り入れたり、迅速な配備も可能になるとみている。3Dプリンタによる“使い捨てドローン”もいずれ実用化されるだろうという見方も示した。
F-35が最後の有人戦闘機に──米海軍長官 ランチャーから射出する“群れる”ドローンも公開 – ITmedia ニュース

3Dプリンタで兵器を作る時代ってなんかこわいですね…

米海軍はこのほど、ドローン「LOCUST」を公開した。「Low-Cost UAV(無人飛行機) Swarming(群れる) Technology」の略だが、locustは日本語でイナゴの意味だ。
F-35が最後の有人戦闘機に──米海軍長官 ランチャーから射出する“群れる”ドローンも公開 – ITmedia ニュース

アメリカをはじめ各国では様々なドローンを運用、実験している

RQ-16 T-ホーク
ハネウェル社が開発したダクテッドファンを搭載した垂直離着陸方式の小型無人機。2011年に発生した福島第一原子力発電所事故に伴う監視業務にも利用された。
偵察、監視、目標捕捉(RSTA)システムの他、レーザー照準器としても利用されXM156(又は Class I) の呼称でアメリカ陸軍にて運用されている。
RQ-11 レイヴン
米AeroVironment社製の小型無人偵察機であり、アメリカ軍とその同盟国で運用されている。主な用途は市街戦や野戦における近距離偵察。
価格は1機あたり35,000ドル、システム全体では250,000ドルである。
RQ-14 Dragon Eye
アメリカ海軍研究所とアメリカ海兵隊戦闘研究所がアメリカ海兵隊用に開発した無人航空機。主に市街戦での偵察活動に使用される。重量は2,3kgで分解すれば背嚢に収まる大きさで、約1時間の偵察飛行ができる。ドラゴンアイは自力での離陸ができない為、市販のバンジーコードを使って離陸する。
ドラゴンアイは2003年のイラク戦争から実戦に投入されている。
Wasp
米AeroVironment社製の小型無人偵察機。
機体には、オペレーターにリアルタイムの情報を提供するための2つのオンボードカメラが装備されている。GPSと慣性航法システムを装備しており、離陸から復帰まで自律的に動作することができる。
430 gと非常に軽量な機体のため、射出も複数人必要とせず、パチンコ型のカタパルトでの射出が可能。
機体コストは一機あたり$49,000である。
RQ-7 Shadow
アメリカのAAI Corporation製無人偵察機(UAV)。
米国陸軍、海兵隊、オーストラリア軍およびスウェーデン軍が偵察、監視、標的確認、戦闘ダメージ評価に使用する。
トレーラー等に搭載されたカタパルトにより発射される。回収時は艦載機の様にアレスティング・フックを用いて着陸する。
光学・赤外線(EO / IR)カメラを搭載し、リアルタイムで地上へ送信する。
MQ-8B ファイアスカウト
ノースロップ・グラマン社がアメリカ海軍向けに開発した偵察、戦場認識、ターゲッティングの支援を任務とする無人航空機である。
スタブウィングを装備しており、ヘルファイア対戦車ミサイル、ヴァイパーストライク誘導爆弾、APKWS 70mmレーザー誘導ロケット弾を搭載して対地攻撃を行うことができる他、弾薬や医療品などの補給物資を前線に輸送するといった任務にも使用できる。
ScanEagle
アメリカの Boeing社の子会社Insitu社製の無人航空機。
偵察機として運用されている。
国によっては艦載され、運用されるケースもある。
2012年に日本の防衛省も導入を決定し、三菱重工業へのシステム供給がなされている。
RQ-21A Blackjack
アメリカ合衆国のボーイング・インシツ社が開発した無人航空機。愛称はブラックジャック(Black Jack)。
インシツ社の商標はインテグレーター(Integrator、積分器の意)である。
インシツの先行するUAVであるスキャンイーグルの拡大発展型で、圧縮空気を用いたカタパルトにより発進し、スカイフックにより回収するという運用法も同様である。システム構成は、UAV×5、地上管制ステーション×2、カタパルト×1、スカイフック×1となっている。
機体はスキャンイーグルよりも一回り大きいサイズとなっている。
Switchblade
米AeroVironment社製の小型無人攻撃機。
機体には爆薬が搭載されており、高度からの体当たり攻撃(米国ではカミカゼ)によりターゲットを破壊する。
Switchbladeはバックパックに入れて運搬できるほど小型なため、地上や海上またはMV-22オスプレイ後部ハッチ等機体上からの射出が可能となっている。
2017年半ばには、350台のSwitchbladesがSOCOMに渡され、イスラム諸国に対して使用されたとされている。
Arcturus T-20
米国Arcturus-UAV製の中距離型無人航空機。
ペイロード、ポータブル・カタパルトからの発射が可能。着陸は船上の着陸システムや、整地されていない陸上での着陸、回収が可能とされる。主な任務は搭載されたカメラでの偵察である。
T-20、T-20 JUMPは、メキシコ海軍に多数配備されているといわれ、トルコ政府も配備を計画中、またはすでに配備済みと言われている。
RQ-170 センチネル
アメリカ空軍が採用している無人航空機。開発はロッキード・マーティン社のスカンクワークス。現在アフガニスタンに配備され、不屈の自由作戦に参加している。ウサーマ・ビン・ラーディン殺害作戦の際の偵察活動にも使用されたとされる。2011年12月6日にイラン軍は「戦闘機・地上からの攻撃ではなく、電子的に侵入して奪った。損傷はほとんどない」という声明を発表、オバマ米大統領もそれを本物であると会見で認めた。
IAI ハーピー
イスラエルのイスラエル・エアロスペース・インダストリーズ社が開発した無人攻撃機。高性能爆薬弾頭を備えた誘導爆弾を搭載し、レーダーサイトなどの敵防空網の攻撃を主眼に開発されている。
Skylark
イスラエルのElbit Systems社製無人航空機。
投擲からの離陸が可能で、前方にはCCDカメラが内蔵されている。主に偵察任務で仕様される。航行範囲は20〜40km、ほかにもカナダやオランダなど様々な国で採用されている。

写真はアメリカ軍。

AAI RQ-7 Shadow (Aerosonde)
アメリカ合衆国海軍研究局の出資により開発され、オーストラリアのエアロゾンデ社によって生産されている。
気象調査、海面観測などの科学調査目的で運用されている。軍用機としては偵察機としての運用が考えられている。 日本の気象庁気象研究所でも2000年から2004年にかけてエアロゾンデを使用した台風、梅雨前線の観測実験を行った。
CL-327 Guardian
カナダのCanadair社によって開発されたUAV。
偵察任務用に開発された。
スキャット
ロシア航空機製作会社MiGによって開発。時速800キロ(毎時497マイル)の最高速度で、10トンの最大離陸重量を有する。二つのウエポンベイがあり、ミサイルなどを搭載し攻撃機として運用される予定。
Luna X 2000
ドイツ陸軍が運用する、ドイツ製の無人航空機。
LUNAは「飛行型無人近距離偵察機材」を意味するドイツ語の頭文字を取った略語である。
2000年から国連コソボ平和維持軍でLuna X 2000を使用しており、また、アフガニスタンに派遣されたドイツ軍部隊でも使われている。
タラニス
BAE Systems Military Air & Information社製の無人ステルス戦闘・攻撃機。大陸間のミッションを想定し、地上、空中攻撃性能を持つ予定。2030年以降イギリス軍に配備予定。
モスキート
トルコ軍のために開発され、300キロ(660ポンド)の最大離陸重量があり、武装も想定されている。
無人機研究システム
防衛省技術研究本部の「無人機研究システム」という事業で試作された無人機がF-15Jのハードポイントに搭載されている。
新無人偵察機システム(FFRS)
陸上自衛隊で使用されている、無人偵察機を主体とした観測システム。FFOSは、開発時仮称の頭文字てある“Flying Forward Observation System(飛行式前線観測装置)”に由来する。
スペルウェール
フランスのSAGEMが製造する無人航空機。偵察機として用いられた。
オランダ軍、カナダ空軍により、アフガニスタンにおける国際治安支援部隊の活動で使用歴がある。
エヘカトル
ハイドラテクノロジーオブメキシコが開発した(赤外線暗視システムは除く)初のメキシコ製無人航空機。
メキシコ軍を含む軍用・民用の両用で開発された。
RQ-101 隼(ソンゴルメ)
韓国陸軍は2004年12月より採用、各軍団の空中偵察中隊に配備され、軍事境界線の偵察監視任務と砲兵の観測任務を行っている。
nEUROn (ニューロン)
フランスの航空機メーカーダッソー社が中心となって開発を進めている、ヨーロッパ初のUCAV。ダッソー社の他、ヨーロッパ5ヶ国から5社が開発計画に参加している。
UCAVとは爆撃任務を行うために特に設計されたものを指す。
バラクーダ
EADSが開発したヨーロッパ製無人航空機である。開発はドイツとスペインの共同事業であった。
攻撃能力の付与は計画されていないが、運用者が望むならば武器の装備するよう換装することもおそらく可能。兵器システムの搭載も同様に可能で、その場合は中央ペイロードベイに搭載されるだろう。
個人向けのドローンも続々登場している
現在では数千〜数十万円台と様々な価格帯でドローンを購入する事が可能。

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2017年08月11日