イベント支援サイトとは
イベント開催に必要な、告知ページの作成、チケットの販売、申込者の管理等の面倒な作業を簡単に行うためのツールを提供しているWEBサービスで、イベント開催にあたっては、いずれかの支援サイトの利用することが定着化しつつあります。
大規模なフェスから、会社の飲み会まで幅広く利用できるもの特徴です。
マネタイズは?
ほとんどのサイトは、チケット販売によるクレジット決済等の手数料を収益としています。
そのため、サイト上で決済を必要としないイベント(参加費無料や会場払い)で使う場合には、無料で利用できる場合がほとんどです。
手数料はどれくらい?
手数料の計算方法はサイトによって異なりますので、代表的なものを抜粋します。
1. チケット価格に対して一定割合が手数料としてとられる。(3~8%程度)
2. チケット販売毎に定額で手数料がとられる(100円程度)
3. 1と2の両方がとられる
どこが安いの?
当日のドタキャンを防ぐためにも利用したいチケットの事前決済ですが、手数料が少ないに越したことはありませんよね。
手数料が安いか高いかはチケットの価格によっても左右されますが、ここでは以下の場合を例にとって各サイトの手数料を計算してみたいと思います。
●手数料のシュミレーション内容
チケット価格:3,000円
販売数:100枚
決済方法:クレジット決済を利用
売上:300,000円
※手数料の安い順で並べています。
※2014/11/13調査時点
イベントン – チケット価格の3.9% > 11,700円
チケット販売額の3.9% + 固定費なし
3,000円 × 3.9% × 100枚 = 11,700円
everevo – チケット価格の5% > 15,000円
チケット販売額の5% + 固定費なし
3,000円 × 5% × 100枚 = 15,000円
Peatix – チケット価格の2.9% + 70円 > 15,700円
チケット販売額の2.9% + 70円
( 3,000円 × 2.9% + 70円 ) × 100枚 = 15,700円
connpass – Paypal手数料のみ > 15,700円
Paypal手数料のみ
(3,000円 × 3.6% + 40円 ) × 100枚 = 15,700円
Wazoo – チケット価格の4.5% + 100円 > 23,500円
チケット販売額の4.5% + 100円
( 3,000円 × 4.5% + 100円 ) × 100枚 = 23,500円
EventRegist – チケット価格の8.0% > 24,000円
チケット販売額の8.0% + 固定費なし
3,000円 × 8.0% × 100枚 = 24,000円
Doorkeeper – 販売毎に105円 + Paypal手数料 > 26,200円
チケットの販売毎に105円 + Paypalの決済手数料
105円 × 100枚 = 10,500円 ※Doorkeeper手数料
(3,000円 × 3.6% + 40円 ) × 100枚 = 15,700円 ※Paypal手数料
10,500円 + 15,700円 = 26,200円
気をつけることは
もちろん手数料が安いことはサイトを選ぶ判断基準として大切です。
ただし、手数料が安くてもサイトの使い勝手が悪ければ意味がありません。提供される機能にも注目して、本当に自分をイベント開催をサポートしてくれるサイトを見極めることが大切です。
いくつかのサイトを順番に使ってみて自分にあったものを選ぶのもよいでしょう。