ジブリ映画の原作紹介 ~ 映画との相違点 ~

天空の城 ラピュタ

スタジオジブリ制作映画の1作品目
少年パズーと少女シータの
伝説の空飛ぶ城「ラピュタ」をめぐる冒険譚

ボーイミーツガールの王道

宮崎にとって、原作となる作品が存在しない初のアニメオリジナルの監督作品である。
天空の城ラピュタ – Wikipedia

原作紹介とかいいつつ、ラピュタに原作はありません。

”次第に高年齢向けになっていくアニメに対して、マンガ映画の復活を目標に小学生を対象に古典的な冒険活劇として企画され、それが結果的に大人の鑑賞に耐えうる作品になるというのが宮崎の方針であった”
天空の城ラピュタ – Wikipedia

魔女の宅急便

宮崎が監督を務めたスタジオジブリの長編映画としては初の、他者の原作による作品であり、宮崎が『ハウルの動く城』の監督に就くまで15年間にわたって唯一の作品であった。
魔女の宅急便 (スタジオジブリ作品) – Wikipedia

原作は角野栄子の児童書『魔女の宅急便』
シリーズ1作目『魔女の宅急便』は、主人公のキキが親元を離れ、知らない町で魔女として一人立ちする姿を描く。

原作に見られた童話ならではのファンタジー性は抑えられ、作中における魔法はあくまで「個人の特技の一種」という位置づけで描かれている。「田舎から都会へ上京してきた少女が特技を活かして独り立ちしていく」という点を強調して前面に押し出しており、その中で思春期を迎えた少女の感情の機微を描写していく現実味漂う作風となっている。
魔女の宅急便 (スタジオジブリ作品) – Wikipedia

原作は全6巻
魔女の宅急便その2 キキと新しい魔法
魔女の宅急便その3 キキともうひとりの魔女
魔女の宅急便その4 キキの恋
魔女の宅急便その5 魔法の止まり木
魔女の宅急便その6 それぞれの旅立ち

「宅急便」がヤマト運輸の登録商標であったことから、真っ先に同社にスポンサーを要請した。当初ヤマト運輸は難色を示したが、同社のトレードマークである黒猫が偶然にも物語に登場することから次第に前向きになりスポンサーになることを了承した。
魔女の宅急便 (スタジオジブリ作品) – Wikipedia

映画化の当初にはこんな裏話も

火垂るの墓

原作は、野坂昭如の短編小説。
野坂自身の戦争原体験を題材した作品である。

兵庫県神戸市と西宮市近郊を舞台に、戦火の下、親を亡くした14歳の兄と4歳の妹が終戦前後の混乱の中を必死で生き抜こうとするが、その思いも叶わずに栄養失調で悲劇的な死を迎えていく姿を描いた物語。愛情と無情が交錯する中、蛍のように儚く消えた二つの命の悲しみと鎮魂を、独特の文体と世界観で表現している。
火垂るの墓 – Wikipedia

物語の構成は、冒頭にまず物語の結末部分が描かれ、駅構内で死んでいった主人公の少年の腹巻の中から発見されたドロップ缶を駅員が放り投げると、その拍子に蓋が開いて缶の中から小さい骨のかけらが転げ出し、蛍が点滅して飛び交う。そして、その骨が少年の妹の遺骨であることの説明から、カットバックで時間が神戸大空襲へ戻っていき、そこから駅構内の少年の死までの時間経過をたどる効果的な構成となっており、印象的で自然な流れとなっている[2]。
火垂るの墓 – Wikipedia

おもひでぽろぽろ

東京の会社に勤める岡島タエ子は東京生まれの東京育ち。27歳のある日、結婚した姉の縁で、姉の夫の親類の家に2度目の居候をしに出かける。山形へ向かう夜汽車の中、東京育ちで田舎を持つことにあこがれた小学生時代を思い出し、山形の風景の中で小学5年の自分が溢れ出す。
おもひでぽろぽろ – Wikipedia

「私はワタシと旅に出る」
原作は岡本螢・刀根夕子の漫画
懐かしき良き時代・昭和をほのぼのと描いています。

ホーホケキョ となりの山田くん

原作はいしいひさいちの4コマ漫画『ののちゃん』

複数の作品に関係のある原作

宮崎駿が徳間書店のアニメージュ文庫から出したファンタジー絵物語

谷の底の小さな王国の王子、「シュナ」という青年の物語である。チベット民話「犬になった王子」(文:君島久子、岩波書店)が元となっている。麦を求めて王子が旅をするという民話で、『シュナの旅』も基本的に同じ構成ではあるが、登場人物・キャラクター等は宮崎独自のもの。

『もののけ姫』の原点であり、設定やストーリーは大きく変更されているものの、登場人物やストーリーの一部に共通点を見ることができる。

登場する人物、動物および世界設定、全体的な雰囲気は『風の谷のナウシカ』にも似通っている。また、この作品に出てくる動物「ヤックル」[1]は、後に『もののけ姫』に、「ミノノハシ[2]」は『もののけ姫』 [3]  と『天空の城ラピュタ』[4]に登場している。

スタジオジブリのアニメ映画『ゲド戦記』では原案として使われ、「少年に救われた少女が、物語の最後で少年の心の光を取り戻す」というプロットが共通しているほか、「砂漠に乗り上げた船」「奴隷と人買い」など、映像面にも影響がみてとれる。
シュナの旅 – Wikipedia

https://matome.naver.jp/odai/2140991024305005701
2018年06月11日
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