あらやだカッコいい!最強の猛禽類「ハーピーイーグル」

rainshine
飛ぶ鳥で最大の体重、鳥類最強の握力を持つとされている、オウギワシ(ハーピーイーグル)。生態やスペックを画像と動画と共にまとめてみました。

オウギワシ(ハーピーイーグル)

メキシコからアルゼンチン北部にかけて分布し、頭にある黒い扇形の冠羽が特徴的だ。雄は全長90cm、体重5-6kgくらい、雌は1m、7-9kgもある。
最強のワシ・オウギワシ、カンムリクマタカ

希少種なのだ
かっこいい…。

メキシコの南部からアルゼンチンの北部にかけて生息しており、残存数は約300羽と推定されている。
今週の野鳥(第176回)

パナマの国鳥

画像はパナマの国章

9つの星はパナマの9つの県で、鷲はパナマの国鳥であり独立の象徴、ハーピー・イーグル(扇鷲)です。その下に、くちばしで右から左になびく銀色のテープを加えており、そのテープには”PRO MUNDI BENEFICIO”(世界の利益のために)と書かれております。
Introduction

「ハーピーイーグル」その由来は?

この鳥は,あまりの大きさゆえに,ギリシャ神話に出てくる半女半鳥の怪物ハーピー(ハルピュイア)にちなんで,ハーピーイーグルと呼ばれるようになりました。
熱帯雨林のハンター―オウギワシ — ものみの塔 オンライン・ライブラリー

最も重い「飛ぶ鳥」

オウギワシの体の側面は青みがかった黒色をしている。下面は大部分が白色である。胸から頸にかけて黒色の帯が走る。頭部は青みがかった灰色をしている。羽衣について雌雄は同じである。
オウギワシ/鳥類動画図鑑

頭にある黒い扇形の冠羽が特徴的です。また飛ぶ鳥の中ではもっとも重く、5~9kgあり、メスで体重12kgという記録があります。
川崎悟司イラスト集・オウギワシ

その上機動力もある

オウギワシは熱帯の森林地帯に生息し、大きな体を持っているにも関わらず、狭い木々の間を巧みにすり抜けながら飛行し、獲物を捕らえます。
オウギワシ | 鳥の図鑑

鳥類最強の握力!

この手やべーっす…。

握力は恐らく鳥類最強、聴覚、視覚ともに高水準。
螢の光 オウギワシについて

オウギワシは非常に力強い足と鉤爪が特徴的な大型の猛禽類で、その握力は強力な種が多い猛禽類の中でも最強だと言われています。
オウギワシ | 鳥の図鑑

すました顔してしっかり獲物を捕らえちゃってます

サルやナマケモノ、イグアナなどを木からひきはがし、つかんだまま巣まで運んでしまうという強力な翼、頑丈な脚や指、鋭い爪をもっています。子ブタや子ヤギなどを襲う事もあり、最大では4kg前後までの動物をつかんだまま飛ぶ事ができると考えられています。
https://ecolumn.net/dt_harpyeagle.htm

握力140kgでナマケモノも引っ剥がして連れ去っていく!

http://www.youtube.com/watch?v=1O3yD5agDG0
ナマケモノを連れ去っていく映像

大きさだけではなくオウギワシは握力が非常に強く猛禽類最強の140kgほどあるそうです。ナマケモノを楽々木から引き剥がし巣に持って帰ろうとするオウギワシ。
カッコイイけど困り顔w 超大型猛禽類『ハーピーイーグル(オウギワシ)』 : フィストリア

つがいは生涯変わらない

生まれた時は真っ白け

メスは2個の白色の卵を産卵する。孵化した雛の羽毛が完全に生えそろうのには6ヶ月ほどかかる。その後、親鳥は6ヶ月以上幼鳥の世話をし続ける。つがい相手は生涯かわらず、2~3年おきに繁殖を行なう。
オウギワシ/鳥類動画図鑑

最大の敵はやっぱり人間だった…。

あまり私を怒らせない方がいい…。

お決まりのパターンだが森林伐採が個体数の減少に繋がっている。また、人を恐れないため、その多くがハンターにより命を落としている。「世界最強の猛禽」も人間の前には成す術が無いのが現状だ。
今週の野鳥(第176回)

人間にとってオウギワシは脅威ではありませんが,オウギワシにとって人間は脅威です。密猟により,また生息地である森林の破壊により,この鳥は数を減らし,絶滅危惧種に指定されています。
熱帯雨林のハンター―オウギワシ — ものみの塔 オンライン・ライブラリー

今では野生のオウギワシを見かけることはほとんどありません。保護のため,パナマ政府はオウギワシを国鳥とし,密猟者に厳罰を科しています。

ハーピーイーグルを堪能あれ

美しい横顔
やっぱりこの冠毛が特徴的!
美しい…。
かっこいい!
クールです!
怖いですw
貫禄あるけど丸い顔は可愛い
この最強の足!
成人男性の握力の3倍近くあるのだ!

鳥まとめ(関連まとめ)

https://matome.naver.jp/odai/2140871368421594001
2018年09月14日