【画像】美しすぎる万華鏡の魅力! 手の中に広がる幻想と癒しの無限世界

tamayuri
芸術品のように奥が深い万華鏡の世界。その魅力をご紹介します。

万華鏡というと、子供の頃に遊びで作ったり土産物屋でよく見かける和紙でくるまれたおもちゃを思い出す方も多いでしょう。

昔、旅行先でおばあちゃんに買ってもらった思い出があります。

万華鏡はスコットランド生まれ

万華鏡の発明者、デヴィット・ブリュースター。

「子供のおもちゃ」という認識が広くされていた万華鏡でしたが、近年世界の作家たちの間でアートとしての美しさを見直す動きが高まっており、今日では彼らの「芸術作品」として数多くの万華鏡が制作されています。

万華鏡の魅力

万華鏡の魅力は、まず、その美しい世界だと思います。
その表現は「宝石」「花火」「スターダスト」「宇宙空間」「天の川」などさまざまです。
皆さん、想像していた以上の美しさに息をのみ、そして万華鏡の世界に引き込まれてしまいます。
神戸万華鏡ミュージアム

覗き込みさえすればそこに無限の美世界が広がり、別世界を堪能できる。ただの1分間でもいい、仕事を忘れゆったりと落ち着いた世界を与えてくれる、それが万華鏡なのです。
1分間の悦楽 万華鏡の世界

私は夢中になっていくつもの万華鏡を覗き込んだ。軽く揺らして幾何学模様を変えたり、明かりを差し込んで模様の光と影を楽しんだり、子供の心にかえって万華鏡の世界に見入った。光の具合で同じ模様でも色彩が微妙に変化する。光と影が織りなす芸術に心を奪われる。
万華鏡の魅力-偶然と必然- / 小林 裕

万華鏡の魅力はその映像の美しさだけではありません。
覗き込んだときに広がる世界と連動するように、その外観までもが美しくデザインされているものが多くあります。

思わず手元に置きたくなる

「コスモ・インレイ(ピーコック)」
ルーク&サリー・デュレット作

クジャクの羽根が描かれたこちらの万華鏡。
覗いてみると…

まるでオスのクジャクが羽を広げたように、鮮やかな色と模様が視界いっぱいに広がります。
「ハミングバード」
スー・リオ作

可愛らしい小鳥と鳥かごがデザインされたこちらの万華鏡。
覗いてみると…

さまざまな色のガラスジュエルによって、夢見るような極彩色の世界があらわれます。
「バタフライ・マリポサ」
スー・リオ作

蝶々をモチーフにしたこちらの万華鏡。

まるでステンドグラスのような色合いが広がります。
ガラスでできた蝶々の翅を見ているみたい。
http://www.youtube.com/watch?v=hM4N7TORSgQ
この「バタフライ・マリポサ」は特に動画でご覧いただきたい作品です。
実際に万華鏡が動くと、めまぐるしい色彩と光の海に飲み込まれるような感動的な美しさ!
見ると欲しくなってしまうので、ご注意ください(笑)。
「ランスロッツ・クエスト」
ルーク&サリー・デュレット作

中世ヨーロッパを舞台にしたアーサー王伝説をモチーフに作られた三部作の万華鏡。

こちらはアーサー王に仕えた最も誉れ高い精鋭の戦士・ランスロットをモチーフにしており、先端部に騎士のモチーフが付けられています。

湖の乙女と呼ばれる妖精に育てられたランスロットは、湖の騎士とも呼ばれていました。
深い水の色を思わせるサファイヤブルー、エメラルドグリーンに騎士の甲冑を表すゴールドや銅色が使われています。
「ギネヴィアズ・ハート」

こちらはアーサー王伝説の王妃・ギネヴィアをモチーフにしており、金色のハートがあしられています。

王妃のドレスや王冠、宝石、リボンなどをイメージした重厚感のある映像を見ることができます。
「キング・アーサーズ・レジェンド」

アーサー王伝説の主役とも言うべきアーサー王をモチーフにしており、ゴールドとパープルを基調にした色合いが豪華さをかもし出しています。

アーサー王のシンボルである名剣エクスカリバーや金の王冠、十字架、城などが紫色のビーズと共に美しい映像を見せてくれます。
「つゆくさ」
井野文絵 作

こちらは日本人作家の作品。
真っ白い陶器にあしらわれたつゆくさがなんとも涼しげです。

透明なガラスのビーズが幾重にも重なって、繊細な色合いを作り出しています。
「サイレント・シンフォニー」
ルーク&サリー・デュレット作

雪の結晶をモチーフに制作された万華鏡。
蒼く色付けされた木の筒に手彫りで雪の結晶が刻まれています。

万華鏡を回す度に、繊細な雪の結晶が溶けては生まれます。
「カデット・ディクロイク」
チェスニック・スコープ工房 作

こちらは「ホイールスコープ」というタイプの万華鏡です。
ステンドグラスや天然石、金属細工で装飾されたホイールを回して映像の変化を楽しむ万華鏡です。

くるくる模様を変えるステンドグラスを覗き込んでいるような、くっきりとした色合いのダイナミックな映像を見ることができます。
このままお洋服の柄にしたいような素敵な模様ですね。
「ダイクロ・ミニ」
チャールズ・カラディモス作

ガラスに金属を真空蒸着させるダイクログラスを使用し、鮮やかな色合いを作り出しています。

外観の通り、中を覗いてもとても色鮮やかな模様を見ることができます。
「バタフライ・カレイドスコープ」
ジェミニ社(USA)

子供向けのものを作っている老舗の会社の万華鏡です。

まるで春のお花畑の中に迷い込んだような映像です。
お子様へのプレゼントにいかが?
「モンラム」
小林綾花 作

こちらも日本の女性作家の作品。
モンラム(monlam)とは、祈願という意味を持つチベット語で、チベットに滞在していたときに感じた祈りの力が万華鏡として表現されています。

中を覗くと見える曼荼羅模様はシックな色調でありながら、ドラマチックに出現する白や、キラキラと様々なブルーや紅色など、数えたらきりがないほど。
なのにどこかまとまったイメージを感じさせる不思議な映像です。
「グレープヴァイン」
ジュディス・ポール作

熟れたワイン葡萄の収穫される喜びを表現したユニークな作品。
カレイドスコープの筒にぶどうの木があしらわれた作品です。

覗き込むと、透明な果実のような紫色や緑色のビーズがきらめきます。
また、このカレイドスコープは「スペアセル」といって、万華鏡の映像を作り出すオブジェクトを交換してさまざまな映像を楽しむこともできます。

ちなみにこちらは、クリスマスやハロウィンがモチーフになったスペアセルです。

こちらのスペアセルは、全8種のフラワーシリーズのひとつ。
「Dogwood Blossoms」=ハナミズキです。
「Sunflower」=ひまわり。
「Bougainvillea」=ブーケンビリア。
この他にも、ラベンダー・ピンクローズ・イエローローズ・トロピカルフラワーなどの種類があります。
お花のほかにアニマルシリーズ(全8種)もあります。
こちらは「Butterfly」=蝶々。
「Swan」=白鳥。
「Hummingbird」=小鳥。
この他には、とんぼ・子猫・パンダ・カエルなどのモチーフがあります。

いろいろ集めて付け替えたくなってしまいますね。

「フレンチ・コネクション(ロマンス)」
ジュディス・ポール作

この「フレンチコネクション」シリーズは全部で10作あり、ビストロ、パフューム、ひまわり、お花畑、ワインなどすべてフランスをイメージして創作されています。
エッフェル塔が支柱になって、インテリアとして飾っておくことができます。

パリでの情熱的なロマンスがモチーフになっていて、赤・金・銀・白のハート、赤いバラ、真珠、水晶、小さなキューピットなどをオブジェクトに使用しています。
「フレンチ・コネクション(ノートルダムの薔薇窓)」
ジュディス・ポール作

「rose window of notre dame」と名づけられたこちらは、ノートルダム寺院の美しいステンドグラスをモチーフにしたもの。

黒くくっきりと仕切られた薔薇型の枠の中に色とりどりのビーズがきらめくさまは、ステンドグラスそのもののようです。
「フレンチ・コネクション(パフューム)」
ジュディス・ポール作

こちらはフランスの香水をモチーフにしたもの。
可愛らしいラベンダー色をしています。

すみれの花、ライラック、ラベンダーなど、小さく繊細な花が視界いっぱいに広がって、まるで本当に花の香りを吸い込んでいるかのよう!
細やかな模様がとてもステキですから、ぜひ画像を拡大してご覧くださいね。
「フレンチ・コネクション(パリス・カフェ)」
ジュディス・ポール作

こちらはパリのビストロをイメージした万華鏡。
このフレンチ・コネクション・シリーズ、どれもかわいくて思わず全部紹介したくなっちゃいます(笑)。

万華鏡を回すと次々に現れるのは、なんと色とりどりのフランス料理の食材たち!
お皿に載った料理がくるくるとどんどん出てきて、美味しいビストロのテーブルに座っているようなイメージを抱かせます。
ジュディス・ポール氏の作品は、とてもユニークで遊び心のあるオブジェクト使いが魅力ですね。
「コーラル・リーフ」
ジュディス・ポール作

真っ白な珊瑚礁にピンク色の貝殻をあしらったとてもかわいらしいカレイドスコープ。

中を覗くとまるで、真っ青な海に潜ってカラフルな珊瑚礁の中を自由自在に泳いでいるような気分にさせてくれます。
「クリスタル・ヴァイン」
ジュディス・ポール作

「crystal vine」=水晶の蔓という名前の通り銀色のボディに美しいつるが絡み付いています。

小さな小さな色とりどりのガラスの粒が使われており、まるでオパールの輝きのような、きらめく樹氷のような、とても繊細で美しい色模様を映し出してくれます。

万華鏡作家ジュディス・ポール氏のホームページ。
メインメニューの「catalogue」から全作品を見ることができます。
「フレンチ・コレクション」シリーズも10作品全て紹介されています。

動画で見るとさらに美しい

http://www.youtube.com/watch?v=pBNcaXLkWX0
http://www.youtube.com/watch?v=sNKkCwbVc8M
ステンドグラスのように美しい万華鏡。お手入れの様子も映っています。
万華鏡を回す映像は2:30~
http://www.youtube.com/watch?v=lYE3PTwsPlY
雪の結晶をモチーフにした万華鏡のレビュー動画です。
万華鏡を回す映像は0:55~

万華鏡は今ある映像が壊れるところから次の映像が生まれ、その繰り返しが永遠に続いていきます。同じ映像が生まれることはなく、変化し続けるアートであるところが特殊であり、面白いところです。時の流れと思いがけない展開の妙に、人生を感じる人もいるようです。
現代万華鏡専門サイト Kaleidoscopes Japan

とっても奥深い万華鏡の魅力、少しでも伝わったでしょうか。
あなたも自分の手の平の上に、小さく果てしない自分だけの世界をのせてみませんか?
きっと大切な宝物になりますよ。

万華鏡専門オンラインショップ

興味を持った方はぜひ覗いてみてください。
色とりどりの万華鏡の写真を眺めているだけでとても楽しいですよ。

https://matome.naver.jp/odai/2137582473011709001
2016年01月14日