直視できるか?トラウマ確実なキビシイ衝撃シーンが驚愕の映画!

poemoftheriver
グワー!こりゃイタイ...。ホラーやスプラッターに限らず、アクションやサスペンス映画にもあるある、視覚的にキビシイ直接的にイタイ映像や精神的にキツイ気色悪い衝撃の映像等などなどを含んだ危険な映画をセレクト。でも名作ばかりだから困ってしまう…。

▼『死霊のはらわた』(リメイク版)

”ライミ&キャンベルも絡んだリメイク作は、身体的にイタイ描写が多いぞ!”

サム・ライミの名を世界に広めた「死霊のはらわた」を、ウルグアイ出身の無名の監督フェデ・アルバレスがメガホンをとり、ライミとオリジナル版で主演したブルース・キャンベルがプロデューサーとして参加してリメイクした2012年の作品。薬物依存症のミアは、リハビリのため兄や友人たちと5人で山奥の小屋を訪れるが、そこで禁断の「死者の書」を見つけて死霊を甦らせてしまう。姿なき死霊にとりつかれたミアは豹変し、次々と仲間たちを襲っていく。

低予算ならではのグチャグチャな死霊の描写が凄かったオリジナルだが、リメイクの方は人体(?)破壊や直接的にイタイ描写がてんこ盛りで、単純な焼き直しでは無いリメイクの成功例だ!

この後が大変なシーンなのだ…。○○を○○○ーで○○るんですな…。痛すぎ。腕のシーンやらクギのシーンも素晴しくイタイ。クライマックスの血しぶきの洪水シーンも大変!
http://www.youtube.com/watch?v=ghm84GYxqGk

▽監督のフェデ・アルバレスが抜擢されたきっかけがこの短編

http://www.youtube.com/watch?v=p8eDGWvPdh4
YouTubeにアップされたこの作品がきっかけで『死霊のはらわた』リメイク版の監督に抜擢されたのだ!

オリジナル版の主演であり、リメイク版の製作者でもあるブルース・キャンベルはこう言った。「文句言ってるヤツは上映後私に謝りに来るだろうね」と。
元祖スプラッターホラーを現代風にリメイク: 映画「死霊のはらわた」(★9):ちょっと辛口な映画レビュー – ブロマガ

序盤はおぞましい雰囲気で盛り上げてくれるんだが、一旦おっぱじまると、直接的な痛い表現だらけ。とにかく量が多くて、すぐにお腹いっぱいになる。しかし、なかなか終わらない。
映画『死霊のはらわた』感想 :: しょんぼりしょぼしょぼしょぼくれ記|yaplog!(ヤプログ!)byGMO

アルバレスは、超ビンボー故の勢いから生まれた面白さは最初から捨て去り、当時のライミが目指したであろう、シリアスな恐怖演出で勝負に出た。
ノラネコの呑んで観るシネマ ショートレビュー「死霊のはらわた・・・・・評価額1600円」

誰かリメイク版死霊のはらわた一緒に観に行こう?大丈夫。ちょっとグロくてちょっと怖いだけだから。予告見てごらん?ほらね、ちょっと手が震えるだけでしょ。心臓もドキドキするけど、それは観たい衝動に駆られてるだけだよ?

▼『サイレントヒル』

”人気ホラー・ゲームの映画化作品は、残酷極まりない描写がイッパイ!”

人気ホラーゲームのシリーズ1作目を、『ジェヴォーダンの獣』のクリストフ・ガンズ監督が完全映画化した2006年の作品。赤ん坊の頃に養女としてシャロンを引き取ったローズ夫妻。だが、9歳になったシャロンが「サイレントヒル…」と呻き声を発するようになる。ローズはアメリカ・ウエストバージニア州にサイレントヒルという街があることを探り当て、シャロンと共にそこを訪れるが、街はすでに廃墟と化していた……。

原作のホラーゲーム以上にサスペンス性が増している見応えのある作品ですが、残酷なゴア描写も目立つのだ。ガソリンスタンドの女性警官のシーンなんて、あまりにもヒド過ぎるよなあ…。

http://www.youtube.com/watch?v=5EJi7Mj0vD8

主人公と白バイ警官のシビル同様、何もしらないところから、少しずつこの町の謎、ルールを学んでいく。得体の知れなさからくる緊張感が続くおかげで、2時間超の上映時間もまったく長く感じない。
超映画批評『サイレントヒル』75点(100点満点中)

次々と霧の中から闇の中から現れる異形のクリーチャーや、スプラッターシーンも凄まじいが、とにかくこの完璧に創り上げられた不気味な世界観が素晴らしい。
−サブリナの休日−『サイレントヒル』映画レビュー

怖くて不気味で、怪しいんだけど、母の愛情と切なさと… と、細部まで手を抜かずにこだわって作っているなぁと感じました。
【映画】サイレントヒル :: ★紅茶屋ロンド★|yaplog!(ヤプログ!)byGMO

とくえ@nonniry

そういえば、昨日の夜、念願のサイレントヒルの映画見たんだけど、イケメン婦警さんが火あぶりにされるところで私のsan値がごっそり減りました。

UNA@rkskr111

サイレントヒルはオススメの映画だよ。すごい見たくなる時がある
最新作『サイレントヒル:リベレーション3D』間もなく公開!
『サイレントヒル:リベレーション3D』
【監督・脚本】マイケル・J・バセット
【出演】
アデレイド・クレメンス
ショーン・ビーン
ラダ・ミッチェル
マルコム・マクダウェル
キャリー=アン・モス…etc大人気の『三角様(レッドピラミッドシングス)』は登場するのか?『サイレントヒル』オタクで知られる前作の監督クリストフ・ガンズは残念ながら落選!

たいが@taiga1016

7月にサイレントヒル映画やるねんね。絶対行くわ。

▼『エクスタミネーター』

”1980年代の作品ですが、生首シーンと人間ミンチには閉口するしか…”

ニューヨークのB級映画の首領ジェームズ・グリッケンハウス監督・脚本、ロバート・ギンティ主演による1980年の作品。ベトナムで捕虜となっていたジョンは、もう1人の捕虜マイケルのお陰で脱出に成功する。帰還後、ふたりはニューヨークの運送会社で働いていたが、ある日暴漢に襲われたマイケルが廃人同様の身体に。怒りに燃えたジョンは、暴漢への復讐を果たした後、街にはびこる殺人、売春、暴力などの悪を葬る死刑執行人となる…。裏町のダークな処刑人を描いた傑作映画!

冒頭のベトナムで首が…のシーンはトラウマチックなショック・シーン。帰還後には人間ミンチなんてトラウマ必至なシーンもあります…。

これが噂のあのシーンです…。この後、肉屋の社長が大変な事に!他にも多数過激なバイオレンス描写があります…。手掛けたのは『プレデター』『エイリアン2』『ターミネーター』『遊星からの物体X』の特殊効果を担当したスタン・ウィンストン!
http://www.youtube.com/watch?v=SjcW7PAyObw

スタン・ウィンストンが担当した人体破壊の数々、これでもかと続くスプラッターと残酷描写がドラマを形作っていると云っても云い過ぎではなく、その濁流は今観てもまぁ凄い。
今日のお題・・・・・・・・・・『エクスタミネーター』(1980年 米国) – HOGHUGの日記

本作の監督であるジェームズ・グリッケンハウスも「この映画の主人公であるジョンが、N.Y.からアメリカ北西部に渡ったのが『ランボー』だ」と主張している。
『ランボー』に元ネタ!?ベトナム帰還兵がN.Y.を血祭りに!『エクスターミネーター』|HotTrash.com @nifty映画

食肉会社の社長さんが値下げをしないってだけで処刑されるのもスゴイけど、生きたままミンチにするって発想には開いた口が塞がらなかった。
最低映画館〜エクスタミネーター(THE EXTERMINATOR)

ジョン@Eastland_J

@lynettebishop88 「エクスタミネーター」(1980) 監督 ジェームス・グリッケンハウス 主演 ロバート・ギンディ・・・です。アカウント名も主人公の名前から取っています。話としては「バイオレンス描写が強い『狼よさらば』」ですかね。

▼『チャイナタウン』

”ポランスキー流ノワールの名作ですが、あの鼻のシーンはキッツイねえ…”

ロマン・ポランスキー監督、ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイ主演による1974年の作品。1970年代フィルム・ノワールの名作中の名作。私立探偵のジェイクは、モウレー夫人から夫の浮気調査を依頼される。よくある簡単な仕事だったハズだったが、もうひとりのモウレー夫人が現れ、彼らは次第にダム建設に絡む巨大な陰謀に巻き込まれていく…。

全篇ダークな味わいがある映像感覚が優れた、ポランスキー流フィルム・ノワールの名作ですが、あの鼻を…のシーンは思い出してもキワド過ぎる。

こんな姿になったのは訳がある…。
http://www.youtube.com/watch?v=rjhhn2rhGUg

最も優れたアメリカ映画の脚本は?という問いに、必ずと言っていいくらい名前が挙がる本作(2006年の全米脚本家組合が選んだ歴代の映画脚本ベスト101では第3位)、その完成度は折り紙つきです。
チャイナタウン(ネタバレ)/クラクションは二度、鳴り響く – 雲の上を真夜中が通る

チャイナタウンはギテスの人生に深く暗い影を落としている。単に危険なだけでなく、混沌と謎と消せぬ過去の象徴なのである。“チャイナタウン”とは、そういう場所の代名詞なのかもしれない。
消せぬ過去 「チャイナタウン」 | kiki的徒然草

映画にかけるモチベーションは様々なれども、作品をよりよいものにしようという心意気だけはピタッと一致したような本作は、巷間フィルム・ノワールの傑作とも呼ばれている。
チャイナタウン:超映画雑食主義!:So-netブログ

▼『レッド・ブロンクス』

”ジャッキーの痛快アクション作と思っていると、あんまりだ…なシーンが!”

ジャッキー・チェン主演による1995年の作品。休暇中の香港の刑事が、叔父の結婚式のため訪れたニューヨークのブロンクスにしばらく滞在する事になる。隣に住む姉弟と心を通わせた彼だったが、ある出来事から暗黒街のシンジケートのボスに命を狙われるハメになり…。

敵対していたからといって、せっかく和解したのに、暴走族メンバーの死にざま&成れの果てはあまりにも無情..。そう、あの木材粉砕機のシーンとその後。最近はカットされている模様。

http://www.youtube.com/watch?v=wwZsqXsaRoE

当たり前のように、こなすアクションは今でも凄いの一言です。現代はCG技術で似たような映像が出来るようですが、生身では、過去のサモハンやジャッキーの動きを同じようには出来ないでしょう。
映画 取りあえず観てみます レッドブロンクス Rumble in The Bronx

犯罪組織はダイヤの在処を知るために暴走族の一人を人間ミンチにしてしまうなどかなり残酷で、ジャッキー映画にはあまりそぐわない存在だ。
『レッド・ブロンクス』 ジャッキー、アメリカ進出成功! – 映画バカ黙示録

ジャッキーもお気に入りのアメリカ進出成功作である。100%香港製作の映画が初めてアメリカ市場を開拓した作品であり、アジア映画で初めて全米興行収入1位に輝いたのだ。
『レッド・ブロンクス』 | 龍の叫び

たくや@marimo_x

今日の服めっちゃオタクっぽい。笑
あえて言うならレッドブロンクスのときのジャッキーチェン!

▼『スクワーム』

”よくぞ集めました!な無数のゴカイの洪水は、マトモな神経じゃ観れない?”

リチャード・カーティスの原作をジェフ・リーバーマン監督が映画化した1976年の作品。アメリカの田舎町が突然の嵐と豪雨に襲われる。嵐が去った後、町で奇怪な白骨死体が発見される事件が起こる。それは、高圧電流が地下に流れたために異常養殖した虫の大群の仕業だった!そして、見る見るうちに町は虫の大群に飲み込まれ、住人達はその餌食となっていくのだった…。極端なストーリーが逆に凄い、虫系パニック映画の傑作!

虫の大群が押し寄せる!ってのはまあ許容範囲っちゃあそうだが、皮膚の中に侵入したり、死体の中で蠢く…なシーンはグヒャーです…。

遠景ではミミズなんだけど、近影ではゴカイ。そのムシムシ天国の洪水また洪水…いったい何匹いるのかしら。そして、完全に埋もれてしまった…。
http://www.youtube.com/watch?v=R6HpKUW7tKI

公開当時は「あまりの気持ち悪さに観客の失神した数が異常」と書かれてあった。これを大画面スクリーンで見るとなると……そりゃあ失神するよ
スクワーム | 学生による映画レビュー

実際のところゴカイがあふれ出てからのテンションと勢いは尋常じゃない。今までのモヤモヤがスッキリする勢いで滝のように流れてくる。これが気持ち悪い映像のハズなのに実に気持ちイイのだ。
パイを食べながら映画の話:「スクワーム」

ミミズのどアップや、ミミズが大量に出てきた時のわきゃわきゃした効果音や生理的嫌悪感という強烈な援護射撃を得たおかげで、昆虫動物パニック映画のある種の極点に位置しちゃった傑作であった。
スクワーム

dada@yuuraku

▼『スワロウテイル』

”流麗な映像手法が素晴らしい作品ですから、残酷な描写が余計にキビシイ。”

岩井俊二監督、三上博史、Chara、伊藤歩主演による1996年の作品。円が世界で一番価値があるという架空の時代の日本の円都(イェンタウン)と呼ばれる都市を舞台に、そこへ移民してきた異国の人々達の殺伐とした生活と少女の成長を、淡々と美しく幻想的に描く作品。

Chara演じるグリコがヴォーカルを務める「YEN TOWN BAND」の楽曲が大ヒットした。そのCDを買った人たちは、この映画を観てどう思ったのだろうか?直視不可能なシーンが結構あったり…。

http://www.youtube.com/watch?v=m09wVIFH3lA

幻想的な回想シーンあり、血まみれのバイオレンスあり、凄腕の殺し屋あり、銃撃戦ありで、しかもそのどれもが一定の水準以上の出来栄え。岩井俊二という作家の守備範囲の広さを見せ付けてくれる。
スワロウテイル

残酷なスプラッタシーンを目の当たりにしても、『スワロウテイル』でマオフウが、事故で裂けた顎をぶらぶらさせながら、起き上がった顔を直視してしまった時の心拍数を越えることは滅多にない。
■早稲田松竹■2007/7/7〜2007/7/13

すごく不思議な世界、そしてその中にもリアリティがあって。なんだろう?夢の中に漂っているような、そんな雰囲気の映画です。
スワロウテイル

伊藤歩はかつて岩井俊二『スワロウテイル』のヒロインだったわけじゃないですか。このディレクター、“人選”ってものをわかってやがる。

▼『追悼のざわめき』

”この映画はマトモな神経では直視不可能かも知れません…それがマトモかも”

松井良彦監督による1988年の作品。あまりにもショッキングな内容が伝説となった、日本を代表するカルト作品。大阪の廃墟ビルで暮らす孤独な青年は、彼が偏愛するマネキンに惨殺した女性の一部を埋め込んで、愛の結晶が生まれることを夢想して生きていた。そして、様々な人間がこの廃墟に集まってくるが、それぞれに悲劇的な出来事が起こる…。

主人公の行動自体が異常で猟奇的なものでかなりキビシイのですが、まだまだキビシイ精神逆撫でしまくりのシーンがてんこ盛りで、既にマトモな精神では直視不可能です…。

http://www.youtube.com/watch?v=hRXO4ufcmLg

感情を逆撫でされ、様々な嫌悪感を揺さぶられる一方で、こんな生き方ってアリなのかも、という意識が頭をもたげてくるからオソロシイのだ。
追悼のざわめき

消化しきれてなくとも、印象深いシーンがいくつもあり、映像そのものより、もっと奥のところに、衝撃を感じるという意味で、伝説のカルトの看板に偽りなしと思いました。
追悼のざわめき 意味不明ながら、良くも悪くもカルトという称号には納得<ネタバレあり> – もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)

物語があるのかないのか、といってシュールなのかそうでないのか、グロテスクのようでもありどこか人間の心の奥底にある業のような残忍さ、欲望、ストレートな純粋さを描いているようでもある。
映画感想「追悼のざわめき」「家族の庭」 – くらのすけの映画日記

中田氏昇天@nakatashisyoten

▼エンタメ・カルチャー関連まとめ

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