後世に残したい。日本の美しい伝統工芸品「漆器」

saniman
思わず見入ってしまう日本の美しい伝統工芸品「漆器」その漆器についてまとめてみました。

漆器(うるし塗り)

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漆器の歴史

漆器は日本では6500年前の縄文時代、現在の福井県鳥浜遺跡にて出土された器物に塗られた物が、現存する最も古いものとされています。ある時には耐久性を求め、またある時には人々の心を癒す為の加飾手段として、古来より延々とその技術は受け継がれ磨かれてきました。
漆の歴史

漆の原料

漆(うるし)とは、ウルシ科のウルシノキ(漆の木;Poison oak)やブラックツリーから採取した樹液を加工した、ウルシオールを主成分とする天然樹脂塗料である。塗料とし、漆工などに利用されるほか、接着剤としても利用される。
http://ja.wikipedia.org/wiki/漆

漆器の利点

「うるし」は熱や湿気、酸やアルカリに強く、耐久性があります。
また、腐ることも、虫に食われる心配もありません。
http://nissen0803.blog35.fc2.com/blog-category-7.html

溜塗や木地見せの透漆を塗った漆器は、年を経るごとに上塗漆が透き 上がり、下塗の朱みが増したり、漆越しに美しい木目が浮かび上がって きます。漆は生きものだと言われる訳もそこにあります。  化学塗料の場合ですと、使っていくうちにきれいになるなどというこ とはありえません。通常は、塗装したてのときが1番見栄がよく、後は つやなども失っていく一方です。その点本漆を使った漆器は、手にふれ 使う度に艶が増すのです。
http://urushi-net.jp/qa/qa.htm#4

国宝・重要文化財

国宝 倶利迦羅龍蒔絵経箱[1合]
くりからりゅうまきえきょうばこ
木製 黒漆塗 蒔絵
縦=31.0cm 横=18.8cm 高=5.5cm
平安時代 12世紀
修理施工者 小西美術工芸
奈良 當麻寺奥院
重要文化財 花唐草螺鈿経箱[1合]
はなからくさらでんきょうばこ
木製 黒漆塗 螺鈿
縦=32.8cm 横=28.3cm 高=15.0cm
安土桃山-江戸時代 17世紀
修理施工者 北村昭斎・北村繁
京都 本法寺
花鳥七宝繋密陀絵沈金御供飯
しゅうるししっぽうちんきんかちょううるしえうくふあん
重 要文化財
時 代:琉球(17世紀) 作者:不明 年記等:不明
所 蔵:愛知 徳川美術館 寸法:径50.5 高64.5 員数:1具

関連リンク

https://matome.naver.jp/odai/2133463108775677801
2012年06月23日