騙されてはいけないぜ。ミスター・ロットンは誰の人造人間でもない!
楽しんでくれよ、さもなきゃくたばっちまえ。
「我々はゴミ箱の中に咲く花だ」
これこそ素晴らしくも苦い、真実の言葉だ。
俺が他人に提供出来るのは、その人なりの個性。それを掴み取ってくれよ!
俺が言い続けているのは、自分の道を見つける事、自分の音を表現する事、自分に正直である事、そして個性を失わない事。人の真似をする必要はまったくないんだ。パンクが伝えようとしてきたもの、それはただひとつ。自分らしくあれ!
“アナーキー”ってのはそもそも思考の自由を象徴してるんだ。こういう何もかもが息苦しいほどシステム化された時代だからこそ、もっとそれぞれが真剣に対峙しなきゃならないテーマなんだ。支配階級に飼いならされた家畜と化さない為にもさ。
世の中には〝こうでなきゃいけない〟っていう事はないんだ。
一般大衆には偶像を求めるというおかしな性質が潜んでる。偶像破壊主義者の俺には耐えられないけどね。
みんな神のような存在を求めて、それが叶わないと大騒ぎする。観念的苦痛を偶像に背負ってもらいたいのさ。
パンクはそれを求める連中の為だけにあるんだよ。もしそれが「死んだ」っていうんならさ、じゃあどうぞ、それに代わるものをお目にかけてもらいたいってもんだよ。
人々を目覚めさせる唯一の方法は、攻撃して、攻撃して、攻撃しまくることだ。
無論、肉体的にじゃなく、メンタルにだが。
アナーキーとは挑む事だ。社会に挑む最良の方法はコメディだ。
なぜ俺達は自分のやることに2万個もの言い訳をするんだろうな。自分に正直に成れば良いだけなのにな。俺は天使じゃないんだな。
決して他人から完璧に理解されちゃいけない。そんなのこの世の終わりだよ。思考に終止符を打つべきじゃない。
思考は変化していくからな。
全ては自分の頭の中で始まるんだ。欲を出して自分の事だけ考えるのを辞めること。
そして、同じ人間として仲間をリスペクトすることを学ぶことだ。
それこそが俺が人生で学んできたことさ。それが分かっていれば、だいぶ生きやすくなるってもんだ。
パンクとは自分自身に忠実であることだ。ファッションじゃない。
パンクは偽善や独占に対抗するものだ。資本主義の醜悪な面や宗教などの全ての悪に刃向かうものなのさ。
(パンクについて)
パンク・ユニフォームを着たステロタイプのパンクスになるな、って意味も含まれてるんだ。たとえその人間が自分を純度100%のパンクスだと自負してたとしても、その理念自体に取り憑かれ表層的意味ばかり追うようになると、最終的にはパンク・フォロワーにしかなれないって事。
セックス・ピストルズの客が、みんなお揃いのパンク・ファッションで現れることに俺はムカついていた。こっちの真意からはずれてるよ。俺たちがやってることを理解してない。俺たちは”みんな一緒”なんて真っ平御免と思ってたぐらいだぜ。
俺たちのポリシーは、みんなで同じ恰好をして、同じ人間になる事じゃない。
俺は今の連中のパンクってのは服装のことだと思うのさ。そしてそのユニフォームに収まるだけで、何もわかっちゃいない。
何を着るかなんて関係ないんだよ。パンクってのは、ファシスト政権への反動だぜ。「パンクはこんなの着ない」だの「パンクはこんなの聴かない」だの、くだらねえ!
俺はファッション感覚なんて持っちゃいない。好きなものを着ているだけで、何らかのメッセージが込められた服装をする必要性は感じていない。
着るもののことをあれこれ気にして背後に自分を隠してしまうくらいなら、いっそ土に潜ってしまえばいいだろ?
町の中を歩いていると俺の真似をしてる奴がうろうろしてるけど、奴らを見るのも耐えられないよ。奴らを見てると本当にヘドを吐きたくなるぜ。自分たちで自分たちの道を開けず、ただ人の真似をしてるだけさ。世の中には、せっかく神様からもらった頭を使わないだらけた奴が多すぎるぜ。
そもそもファッションてのは、追いかけるんじゃなく先走るもんだ。
若いバンドがピストルズの影響を受けたというのを聞いて、俺はぞっとする。みんな重要なポイントを見落としてるよ。ピストルズに関心のある人間なら、当たり障りのないボロボロのユニフォームなんて着ちゃいけないんだよ。
ピストルズの言わんとしたことは、自分自身であれってことだったんだぜ!
あの安全ピンの流行は異常だった。安全ピンで止めたボロボロのドレスに2千ポンド払う人がいたって別にいいけど、そんな値段に見合う価値はないぜ。その馬鹿馬鹿しい不合理を俺は楽しんだ。ブティックがこぞってそんな服を売り出すと、それを着て街を歩く馬鹿野郎が大勢いたね。
言いたいことは言う。魂は売らない。古い形式に拘らない。そうやって、欲しいものに固執するんだ。やればできる。
やりたいことをやればいいんだ。きっとうまくいくさ。
(パンクという言葉をどういう意味で捉えていますか?)
そんなの言葉に置き換えるのは無理だね。感覚なんだって。
人々は雑誌に書かれていることを完全に、臆面もなく信じてしまう。狂ってるよ。
『ほら、このバンド。これが音楽の新たな反逆だよ』ってな具合に。反逆なわけねえだろうそれが。ビデオを撮ってMTVで流してるんだったら、何にも反逆なんかしてねえ。支持してんだろ、それじゃ。
(なぜ人々があなたにこんなにも興味を持つのだと思いますか?)
きっと、俺が偉大な人間だからだろ…馬鹿げた質問だよ。
多分、他の連中は話ばかりしているのに俺は実際に行動しているからだろうね。
(セックス・ピストルズとPIL、どちらがあなたにとってより重要ですか?)
俺自身だよ。常にそうだ。そして、これは自分勝手な発言ではない。人間はまず、何よりも自分自身の面倒を見なきゃならない。
俺について人が誤解しているのは、俺が怒りを向けているのは人に対してじゃないってことなんだ。俺は腐ったシステムに怒っていて、それを俺の曲はきちんと表現していると思う。
俺を革命のリーダーにまつりあげるな。そういう風に考える人間は多いが、俺はリーダーだったことは一度もない。俺は自分の人生を生きてきただけだ。俺を手本にしたり、俺からインスピレーションを得たい奴は、好きにしろ。
レコード会社なんか無視しろ。彼らが隆盛を極めた時代もあったが、彼らが見せてくれたのは、腐敗した政治活動以外の何ものでもなかった。俺たちは、できるだけ多くの人々に音楽を聞いて欲しいんだ。だから、レコード会社も進歩しろ。お前らの時代は終わった。
時代のムードに合わせて歴史的事実を書きかえてはならない。
俺は哲学は好きだが心理学は嫌いだ。人間なんてみんな気狂いなんだよ。それなのに各人がどんな風に気狂いかなどという200ページのレポートなんか作成してどうする。それも又、作成してるほうも気狂いなんだから、これ以上の阿呆はない。
今日びの若者はあまりにアホで頼りにもならない。何故なら、これまでのどんな時代よりも、若い奴らがクソみたいなシステムに吸い込まれてしまっているからだ。きゃあきゃあ騒いでいるだけだ!
抑圧とか、階級支配とか、人々に様々な種類の不必要な束縛を与えるものはまだ存在し、戦争をつくりだす政治の世界のペテンも存在する。これらのものを黙認しちゃいけない。
これらは無くならないんだよ。
俺の人生はそんな楽しい遊びじゃないぜ。それを笑い飛ばして生きていかなきゃならないんだから。職業で不幸をやってるんじゃない。コメディアンってのは生まれつき躁鬱病を持っていて、いつもそれと葛藤しているんだ。
俺ほど酷い子供時代を送った人間もないぜ。イヤミなガキでね、誰にも好かれなかったよ。
敵ばっかりなんだ。俺の味方といったら母さんだけさ。
退屈極まりない社会の中で究極の絶対的ポジティヴ思考を目指すとしたら、完璧なネガティヴ思考でいくしかないこともあるんだよ。
信用されないのもいいもんだよ。警戒される方がずっといい。
愛されるよりは憎まれていたい。ナイスで感じがいいと思われるよりはね。ナイスなんて最大の屈辱だよ。脅威も価値も何もないってことだからね。
俺の長所は、他人から学びとることだ。他人を観察して、なにかうまくやってる奴を見つけると、「どうして俺にも出来ないんだ?」とその理由を探る。
俺は食べるために狩りをすることに対して異存はない。でも、ただの娯楽の為に狩りをする人間がいるっていうのは我慢できないんだ。他の生き物を殺して喜んでるだなんて、俺にはかなりイカれたことだと思えるけどね。
逃げたって何の解決にもならない。それどころか状況を悪化させるばかりだ。
だから人生が著しく悪い方向へ向かっている時には、そいつを楽しんじまえばいいのさ。
俺は人間が好きだ―良い奴のみだが。怪物を作り出す制度が嫌いなだけだ。
運命なんて信じるかい?物事は自分で起こす。運命や宿命なんてありゃしない。
自分が何をしたいかくらい自分の頭で考えろ。俺にとってヒーローなんていない。影響を受けたバンドなんていない。
(自分の本質的な才能は何だと思いますか?)
頑固であること。自分で言ったことにも頑固、忠実であることだ。
なぜ自分がこんなにも意地っ張りなのかは、分からない。
インタビューなんかが出すぎると、ファンがイメージを勝手に作り上げ、コンサートにそっくりのファッションでやってきて面白がったりするだろ?
今度はそんな期待を根底から裏切って、とてつもない格好をして皆を驚かすんだ。
スケートボードにでも乗ってステージに出るかな。
ピストルズの時代も俺と同じ格好をしたガキがうろうろしてて、あまりいい気分はしなかった。
何故自分の頭で考え、自分だけの哲学で生きていかないんだ?ヒーローをコピーすることは進歩じゃないのにな。
一番おぞましいのは、ステージで着てた俺の服装を次の日にそのままそっくりにしているやつ。あれは嫌だな。俺は神様じゃないんだぜ。
俺の人生にインスピレーションを与えてくれたのはガンジー。非暴力、不服従だよ。
いままで俺に対して抱いていたイメージがあるだろうけど、本当の俺はそんな人間じゃない。
日本のファンにしてもそうだけど、俺のことをみんな恐がっているようだね。でも、本当の俺はそんなんじゃないのさ。俺は正直者なだけなのさ。
俺は、思ったことをやりたいようにやるだけさ。
自分の弱さ、過ちを知ってもらいたい。誰も完璧じゃない。俺の言いたいのはそこだよ。
完璧じゃない自分を何らかの形で知ってほしい。
俺は個性や個人の性格を破壊するグループ分け、あらゆる集合体が大嫌いだ。全く違う考えの人間が一つの部屋に集まれば混沌とするけど、それは素晴らしい混沌だし、興味深い教育的な状況が生まれると思う。色んな人を見て人間は学んでいく。
貧乏がもたらす絶大な原動力を絶対に甘く見ないでくれよ。
全てを否定され、全ての機会を奪われるんだ。政府が、学校が、運命が、お前など何の値打もないと言う。お前は人間のクズだ。おとなしく従えってね。それはものすごい原動力になる。
もし反逆の第一の理由が貧困なら、視野を広げるべきだ。階級や宗教や人種や政治思想によって分裂してはならない。個人としてのみ、俺たちはこの世で勝利することができる。
誰にも頼らず己だけを頼れ。そして、誰をも失望させるな。それが成功と言うんだ。金のことじゃない。それが俺の信条だ。
子供は興味さえそそられると、規律正しく出来るもんなんだ。犯罪だって、結局退屈しのぎで手を出しちまうのさ。
子供を過剰に抑圧すると、未来の変態を養成することになるんだよ。
俺は過去の自分を恥に思ったりすることはないね。延々と続く攻撃に、住む場所も無けりゃカネもない・・・だけど俺はそんなのも好きだった。
命ってのは、学びを得るために使うものなのさ。いつも正しい選択をし続けるなんてことはありえないんだ。
(昔のパンクサウンドが復活すると思いますか?)
「はあ?なんでそんなことを望むんだ?全ての世代が、それぞれのサウンドを持つべきなんだよ。そして俺たちは、他の世代の雰囲気の中に住むわけにも、隠れるわけにもいかないんだ。自分自身であれ。それがパンク本来のサウンドだ」
ルールを知って、それを無視する方法を知れ。構造や、構造の変え方を知らないことには、前に進むことは難しい。
制限やルールの中ででも、違ったやり方をすることも可能なんだ。それは自分で学習しなくてはならない。
なぜなら、「ルールを破る方法はこれだ」なんてマニュアルが出た瞬間に、人々はもうルールに従っていることになる。
それは敗北主義者のやることだ。
世の中に向けられた善意っていうのはあってもいいとは思うけど、その善意が的確なものでなきゃ何にもなんないぜ。
自己憐憫だとか絶望なんて感情は、自分に余裕ある奴だけのもんだぜ。
変革は、安全じゃない。だけど、怖れってのは何なんだ?
間違うことかい。無駄なことをして他人に笑われることかい。
それは全然悪いことじゃないんだよ。構造の中にはまり込んで身動きを取れなくなる方が害になる。
その方が俺たちにとっては遥かに大きな害になるんだ。
俺が怖いのは、自分自身だな。自分自身を失望させることが一番怖い。俺は自分自身を必死で追い立てるタイプなんだ。俺には絶対的な価値観がある。俺が俺の最大の敵であり、最良の友だ。俺の人生に介入してくる他人のことなんかはどうでもいい。俺は他人のために生きてるわけじゃないから。
世間に何かを見せたいのなら行動で示さなければ駄目なんだ。いい事をするか、しないか。それだけだ。計画なんかできない。いや、計画することも可能だが、計画づくでやったのでは、ひどく空虚だ。
自殺について漠然と考えてみたことはあるよ。
他の殆どの人たちと同様、俺だってひどい鬱になる時があるから。
でも、俺はそれは自分だけの胸にしまっておく。愚かな死に方をする人々を見過ぎてきたから。
人生というのは、俺たちが知っている唯一のものなんだ。それを捨てようとするのは白痴的行為だ。
死は人間の哀しみの中で最も大きなものだ。だから、誰もそんなものに向かって突っ走ってはいけないんだ。孤独をなくすんだ。買い物している哀れな老女を見て笑うな。助けてやれ。
ジョニー・ロットンならそうするだろう。ジョニー・ロットンのすることは、至極まっとうなんだよ。
(79年にお母さんが亡くなった時、世の中の見方が変わりましたか?)
「感覚を失った。それが長いこと続いた。でもありがたいことに生き続けていくことで、そんな苦しみも超えられるんだな」
俺は別に死後の世界に天国といった類のものがあるとは思っちゃいないけど、人間はこの地球上を天国として過ごしていくべきものだと考えてるんだ。
天国はこの世にある。他のどこにもない。それを自分でぶち壊すな。
(あなたはもうすぐ50になりますけど、幸せですか?)
「生きてるってのはいいぜ。人生の一分々が俺にとっては申し分ないね。嫌な事があってもね。もちろん毎日嫌なこと無しに楽しく生きたいと思っている。俺は家に居るのが好きだ。ノラと二人だけで、古くて臭いシーツに包まっているのが一番だ」
死後の世界は信じてないんだよ。
それが何をしても俺が楽しんでやれる理由なんだ。
ジョンは資産目当てで彼女と結婚したなんて言う奴いるけど、そもそも、俺たち結婚してねえもん。結婚なんかする必要なかった。俺たちは頭の中で、心の中で結婚してるんだよ。他の人々が忘れちまってるらしい場所でね。
一瞬一瞬を生きているっていう事が最も大切だ。ロックンロールも信じていなければ、「善人ばかりが早死にする」なんて格言も信じちゃいない。一瞬一瞬を生きるだけだ。
弱い奴が早死にするのさ。
賢くなればなるほど、答えなんかないんだという事がよくわかるようになる。そしてそれは素晴らしいことなんだ。
だから、測り知れないことをわかろうとして時間を無駄にするのはやめろ。
人生が何かって?神とは何かって?ふん、そんなことはどうでもいい。自分にあるものをただ楽しんで、突き進め。
(十代のあなたは詩をよく読みましたか?)
「もの凄くよく読んだ。文学ではいつもAをもらっていた。
信じるかい?」
「ピストルズを始める前にやった仕事の中で一番好きだったのは問題児の世話だった。そういう子供のクラスを持ったことがあるんだ。
でも、俺は緑の髪の毛をしていたからクビになった」
俺たちは、意味のないアホな言葉をよく知っている。それは『仮定』という言葉だ。
『仮定』は最悪の敵だ。物事を『仮定』する人間もそうだ。
怒りは常に最高のエネルギーだ。怒りをうまく、上手に使え。
怒りは素晴らしい卓越したツールだ。人の心を解放する。
憎悪はエネルギーではない。
憎悪は、閉ざされたドアのようなもので、自滅的になるのは、酷く、物凄く、自己破壊的な行為だ。
(あなたは自分をコントロールすることをとても大事と考えていますね)
「もしもーし?あんた俺の話ちゃんと聞いてるのかい?コントロールするのは当たり前だろ?そうしないとどういうことになるか既に知っているし。病気(脳膜炎)にかかって良かったのはこの事だね。人生の最悪の部分を生きてきた」
(あなたは現在何処に住んでいて、何をしているのですか?)
「地球に住んでるよ!で、天然の嫌な奴になる練習をしている」
30年以上も俺たちの音楽を楽しんでくれることってのは、どんな文化も人種も信教も超えていく。俺達はそれを信じてるんだ。
ロックは死んだ。ありゃ病気だね、長続きしすぎた。
特に英国人に多いんだが、フランス人とロクに会いもしないで「フランス人は鼻持ちならない」とか「フランス人は気取り屋で付き合えない」とかぬかすヤツが俺は大嫌いだ!
俺はツアーやら何やらで、フランスには何度も行ったし、数多くのフランス人と会ってきた。
その上で言わせてもらうが、フランス人はロクでもないクズ野郎ばっかりだ!
奴は俺たちのギグに何人もボディーガードを連れてやって来たんだ。
んで、てめえがそこにいるのに、ボディーガードの一人がやってきて『やぁ、R・プラントさんが君に会って話をしたいって言うが、いいかな』と聞きやがった。
そんなこと自分で聞きに来やがれ!
あんなブタのように肥え太って、安全なところに身をおいて、どうしてそんな奴を尊敬できるっていうんだ!
お前らがどれだけ奴を愛してるか知らねぇが、神なんて逆から綴ればただの犬だろ。
アメリカではなにもかも、特に食べ物が、多過ぎて、大き過ぎて、過剰だった。たくさんないと気がすまないんだね。勿体ないよなあ。3段重ねのハンバーガー。ああ、全能の神よ!軍隊まるごと養えるぜ。
誰しも自分の世界を把握し、それを死守するべきなんだ。そこで遠慮する必要はない。
俺は自分の人生を世間の鼻っ面に晒して毎日を生きているんだよ。
そんな奴は思いっきり嫌われるか好かれるかだろうが、俺にはその神経が備わっているのさ。
逆にその分、正直だって事になる。これだけ勇気のある奴なんてそうそういるもんじゃないぜ。
いくら嫌われたって俺は痛くも痒くもないね。
どんな奴よりも勇敢なんだ。一歩も引かない。絶対に逃げないからな。
俺は金など必要としていない。俺は自ら体得した物を武器にしていくタイプでね。
金のために何かやるなんて絶対にありえないんだよ。その必要もないくらい俺には知性がある。
俺を知っている人間ならこれが真実だって事もわかるはずだ。
この業界には珍しく、俺は音楽への愛情だけでやってる人間なんだよ。間違いなく本物なのさ。
それを受け入れるも受け入れないもみんなの勝手だが、とにかく俺は本物だって事だ。
分かっていない奴らに敵意を抱かせるってのは、最高に愉快なことだったよ。実りもあったし、宣伝役なんて必要なかった。
俺に敵意を抱く奴らがしょっちゅう紙上に名前を書きたててくれるんだから。
メディアは敵だ。覚えておけ。
(過去を安らかに葬ってますか?)
「葬った・・・いや、俺はいつだって葬ってる。俺がひとりで勝手に自己満足に浸れる日が、安らかに眠れる日だ」
(あなたの人格に対する一番の誤解というのは?)
「俺は意地悪じゃない。俺は乱暴じゃない。俺は汚らわしくない。俺は嫉妬深くない。俺は周囲が自分を正しく評価してくれることを好む。俺が行うどんな暴力的行為も、それは単に報復でしかない。俺はある時点まではガンジーのように耐えるんだ」
俺はあんまり恥ずかしいとは感じないタイプなんだ。若い頃はシャイだった。でも、他人が俺のことをどう思うかなんて、気にはならない。
自分のやることにいちいち言い訳をしなければならないようなそういう考え方は、俺は完全に捨てた。
ドラッグをやる前のシドはとても楽しい男で、どんな相手もおちょくって負かすことが出来た。洞察力があって、相手の弱点をすぐ見抜く。スティーヴ・ジョーンズもそうだった。スティーヴも調子がいいと言葉で相手をやっつけた。ピストルズは文学的なバンドだったんだな、全員皮肉は一流だった。
再結成は純粋に金のためだった。金を儲けてたのに、自分たちは貰えなかったんだから仕方ないだろう。それに言わせて貰うが、『俺が金儲けしちゃならん』なんて他人のお前が指図するとはどういう了見だ。俺がやってきた仕事は、俺の金儲けに対するお前の意見よりも、 遥かにレベルが高い。
出来るだけ正直であれ。それは常にできる事ではないけれども。秘密を持つ理由は確かにある。秘密がなくなれば、俺たちは今日の俺たちではいられなくなってしまうからだ。
だから秘密をつくるのなら、うんといい秘密にしろ。そして楽しめ。見破られる事があれば、それも又楽しめ。秘密は嘘とは違う。
(セックスピストルズのユーモアは見落とされていた?)
「完全に見落とされていた。反抗心を持った気難しくて暗いバンドだと思われていたからな。そうじゃなかったんだ。反抗心をもった阿呆どもが、自分たちがそうだから勝手にそう受け取ったんだな。自分の見方で俺の過去を歪曲してもらいたくないな」
ピストルズは攻撃的でもなければ、無政府主義者でもなかったし、無性的でもなかった――とにかくみんなが言ってたものじゃなかったんだ。
俺はアナーキー状態がいい事とは思わない。
結局は武器を持ったろくでなしが権力を握る事になるんだから。
南部でもどこでも、俺たちには敵意が向けられた。でもそれで良かったんだ、そこからみんな考え始めるだろ。少しずつ事はうまく運んでいた。俺たちが望んだのは大衆に受け入れられることではなく、理解されることだったのさ。ヤッホー!
人を非難したり糾弾するのは、相手をよく知らないからさ。面と向かってその事実を突きつければ、物事も変化する。それが人生の意味じゃないか。お互いから学び取り、楽しむことが出来るんだ。
ラヴ・ソングが歌う愛の世界なんて信じてないからね。真実を語る愛の歌は殆ど皆無だ。あんなのは愛じゃない、別物だ――偽りの感情、大衆のための阿片、いや、もっと正確に言うとペテンだな。
















