『時をかける少女』小説・映画・アニメ版の違いをざっくりまとめる

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何度も映像化された名作「時をかける少女」原作小説と映画で少しずつ違うところがあるので、比較してみました。

●『時をかける少女』とは

筒井康隆のヤングアダルト向けSF小説(1967年刊)。
発表から約50年たった現在でも広く親しまれており、何度も映像化されている。
時をかける少女 – Wikipedia

1972年に鶴書房のSFベストセラーズとして刊行。
挿絵は谷俊彦。
2006年、角川書店から新装文庫版が刊行
挿画はこの年公開されたアニメ版のキャラクターデザインを担当した貞本義行が担当。
筒井康隆(つつい やすたか)
生年月日/1934年9月24日
出身地/大阪市小松左京、星新一と並んで「SF御三家」とも称される。

●映画化4回!

1980年以降で4回も劇場映画化された小説は他に存在しない(シリーズ化は除く)。
時をかける少女 – Wikipedia

1983年 『時をかける少女』

主演:原田知世、監督:大林宣彦

『転校生』の大林宣彦監督による、“尾道三部作”の2作目として公開(3作目は『さびしんぼう』)。
芳山和子を映画初主演の原田知世が演じ、大ブレイク。
彼女自ら歌った同名主題歌も大ヒットするなど、80年代を代表する青春映画として、後世に語り継がれている。

1997年 『時をかける少女』

主演:中本奈奈、監督:角川春樹

同名大ヒット作をリメイク。
大々的な宣伝を打つことも無く公開されたため、知名度が低い。

2006年 『時をかける少女』(アニメ映画)

監督:細田守

新たな構想で製作した劇場用アニメーション。
06 年を舞台に、芳山和子の姪・紺野真琴を主人公にした長編アニメーション。
キャラクターデザインを、「新世紀エヴァンゲリオン」の貞本義行が担当。
監督は『劇場版デジモンアドベンチャー』などで注目されていた細田守。
真琴役はオーディションにより、仲里依紗が抜擢された。
第30回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を筆頭に、国内外で多くの映画賞に輝いた。

2010年 『時をかける少女』

主演:仲里依紗、監督:谷口正晃

新たな視点で映画化した上質の青春映画。

※以下、一部ネタバレを含みます

※以下は小説版・1983年映画版・2006年アニメ映画版・2010年映画版をざっくりまとめます。

●ポイントとなる時代は?

小説版:1967年と2660年
時をかける少女 – Wikipedia

1983年映画版:1983年と2660年
時をかける少女 (1983年の映画) – Wikipedia

2006年アニメ映画版:2006年(大林版実写映画の約20年後・筒井康隆氏によって「時をかける少女」が書かれてから40年)と、未来(何年かは不明)
時をかける少女 (アニメ映画) – Wikipedia

2010年映画版:2010年と1972年、1974年、2698年
時をかける少女 (2010年の映画) – Wikipedia

●それぞれの主役は誰?

小説版:中学3年生の少女・芳山和子
時をかける少女 – Wikipedia

1983年映画版:高校1年生の芳山和子(原田知世)
公開当時は原田知世は無名の新人だった。
2006年アニメ映画版:女子高生・紺野真琴
大林版実写映画の約20年後、2006年を舞台とした新たな物語。
主人公の紺野真琴は、芳山和子の姪の設定である。
東京の下町にある高校へ通う高校2年生。声を演じるのは、百人以上のオーディションから選ばれた仲里依紗(なか・りいさ)、16才。

原作の芳山和子が、叔母として登場

30代後半だが未婚。博物館で絵画の修復の仕事をしている。

声を演じるのは、原沙知絵(はら・さちえ)です。

2010年映画版:芳山あかり(仲里依紗)
主人公は芳山和子の娘という設定。
大学入学を目前に迎えた芳山あかり。
アニメ版の主人公の声を務めた仲里依紗が演じる。
原作の芳山和子は、母として登場
演じるのは安田成美
薬学者として大学に勤める
1974年の芳山和子
演じるのは石橋杏奈

●その他のキーパーソンは?

<和子の同級生の深町一夫>

1983年映画版:高柳良一

2006年アニメ映画版には登場しない

2010年映画版:石丸幹二
1972年の深町一夫は加藤康起が演じた

<和子の同級生の吾朗>

1983年映画版:尾美としのり
小説では「浅倉吾朗」だが、映画では「堀川吾朗 」という役名。

2006年アニメ映画版には登場しない

2010年映画版:勝村政信
1974年の浅倉吾朗
演じるのは千代將太

●主題歌

1983年映画版:「時をかける少女」歌:原田知世
主題歌:「時をかける少女」
歌:原田知世、
作詞・作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆
2006年アニメ映画版:「ガーネット」歌:奥華子
主題歌:「ガーネット」
作詞・作曲・歌:奥華子
編曲:佐藤準挿入歌:「変わらないもの」
作詞・作曲・歌:奥華子
編曲:佐藤準

2010年映画版:「ノスタルジア」歌:いきものがかり

主題歌:「ノスタルジア」いきものがかり

挿入歌:「時をかける少女」いきものがかり

https://matome.naver.jp/odai/2143677215200945201
2015年07月16日