イ・セドル九段がグーグルの囲碁ソフトにまさかの連敗
米グーグル傘下の人工知能(AI)開発ベンチャーの囲碁ソフトは10日、世界トップクラスの韓国人プロ棋士、李世●(石の下に乙、イ・セドル)九段との第2戦も勝利した
囲碁ソフトが世界トップ棋士に2連勝 :日本経済新聞
対局は全5戦で15日まで行われるが、2連敗を喫した李九段は残り3局を全勝すれば、勝者に支払われる賞金100万ドル(約1億1300万円)を獲得できる。
Chosun Online | 朝鮮日報
第3局は12日に行われる。
囲碁の人工知能、トップ棋士に2連勝 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
グーグルが開発した囲碁ソフト「アルファ碁」
Google傘下のDeepMindが開発した最強の人工知能「アルファ碁」(AlphaGo)
“魔王”「李世ドル」対“Google DeepMind”「アルファ碁」を、無料生中継 | RBB TODAY
アルファ碁は「ディープラーニング(深層学習)」と呼ばれる人工知能の新技術を取り入れ、自分自身と戦わせるなどして囲碁の特徴を自己学習できるという
<囲碁>人工知能に負けた プロ棋士衝撃 | 河北新報オンラインニュース
今年1月にネイチャーに論文が掲載され、他囲碁プログラムとの対戦で500戦中499勝、プロ棋士との対戦で5戦全勝したことなどが明らかとなった。
“魔王”「李世ドル」対“Google DeepMind”「アルファ碁」を、無料生中継 | RBB TODAY
チェスや将棋ではすでにトッププロと互角以上の実力に達していた人工知能だが、手数が圧倒的に多く複雑な囲碁では、そのレベルに達するのはまだまだ時間がかかると思われていた
人工知能「第3の波」、囲碁でも人間に勝った! | 通信 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
そのアルファ碁と対決しているのが李世ドル九段である
「アルファ碁」と5番勝負をおこなうこととなった李世ドルは1983年生まれの33歳。
人工知能(AI)と“歴史的囲碁対局”李世ドル(イ・セドル)九段とは?│韓国社会・文化│韓国ドラマ・韓流ドラマ 韓国芸能ならワウコリア
韓国棋院に所属する囲碁棋士で、独創的で戦闘性の強い棋風から“囲碁界の魔王”と呼ばれる。
人工知能(AI)と“歴史的囲碁対局”李世ドル(イ・セドル)九段とは?│韓国社会・文化│韓国ドラマ・韓流ドラマ 韓国芸能ならワウコリア
グーグル側ではイ氏を「囲碁界のロジャー・フェデラー」に喩えている
グーグル・ディープマインドの「AlphaGo」、囲碁世界王者との初戦に勝利 – WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
第一局は大方の予想を裏切りアルファ碁が制した
第一局は、接戦の末、アルファ碁(AlphaGo)が186手で白番中押し勝ち
社会/ニュース/ニュース/KBS World Radio
中盤までは互角の戦いだったが、終盤でAlphaGoが追い込む形となった。186手目でLee氏が首を振り、負けを認めた。
グーグルのAIプログラム「AlphaGo」、囲碁世界チャンピオンに勝利 – CNET Japan
「AlphaGoは想像以上の強さだ」と、イ・セドル九段は感嘆した。
グーグルの囲碁AIとの第1戦、イ・セドル九段が敗北、柯傑氏は「私には勝てない」 | 新華ニュース 中国ビジネス情報
この結果に日中韓の囲碁界は衝撃を受けた
それだけに第一局の敗戦は極めて衝撃的なものであった。日本中国韓国のみならず、欧米メディアもこの結果を大きく報じた。
「囲碁界やIT業界は当初、李九段の圧倒的優勢を予想していたが、データが人間の直感を上回った歴史的瞬間と受け止めた」
「人間超えた」「歴史的瞬間」=囲碁ソフト勝利に衝撃—韓国紙 – BIGLOBEニュース
中央日報
「全世界が衝撃を受け、一部には人間を超えた人工知能への恐怖感もある」
「人間超えた」「歴史的瞬間」=囲碁ソフト勝利に衝撃—韓国紙 – BIGLOBEニュース
韓国日報
「囲碁だけは機械が人間を倒せない分野だと思っていた。囲碁の没落は、人間の没落であり、囲碁が好きかどうかは別としても悲しい日になった」
Chosun Online | 朝鮮日報
パク・ジウン九段
「囲碁の魅力は、結果を予測できない神秘的なところだ。人間が機械に負けるなら、人間があえて囲碁を打つ理由がなくなるではないか」
Chosun Online | 朝鮮日報
ソ・ヌンウク九段
「場合の数が無限に多いといっても、定石のようにしばしば使われる手には限界を有するしかない。いつか完全体のような存在が現れるとは思っていたが、その日がこんなに早く来るとは思わなかった」
<囲碁:人間vs人工知能>ミスなかったのに負けるとは…李世ドル「1局でも勝つ」 | Joongang Ilbo | 中央日報
キム・ヨンサム九段
「有利な局面では守備的に、不利だと判断すれば強く攻める運営能力がトップ圏のプロ棋士レベル」
<囲碁:人間vs人工知能>人間が作った人工知能に人間が負けた | Joongang Ilbo | 中央日報
モク・ジンソク九段
一方、イ・セドル九段はこの時点では「勝算はある」と話していた
本人も「勝算はある」と対局後に若干ながら自信を見せていた。
「現在、実際に衝撃的ではあるが、非常に楽しめたし、今後の囲碁も期待でき、後悔はない」
<囲碁:人間vs人工知能>李世ドル九段「布石さえ上手くすれば勝算…五分五分の勝負」 | Joongang Ilbo | 中央日報
「私は機械とは違い、多くの経験を積み重ねてきた。全勝という目標は達成できなくなったが、あとは必ず勝利を収める」
Chosun Online | 朝鮮日報
「今後、布石さえうまくすれば勝率がありそうだ。2番目に驚いた勝負の手が出てこなかったとすれば明日は私が有利だと言っていただろうが、あれを見たので今後は五分五分だと思う」
<囲碁:人間vs人工知能>李世ドル九段「布石さえ上手くすれば勝算…五分五分の勝負」 | Joongang Ilbo | 中央日報
「私は世界大会優勝の経験と多くの実戦があり、一度負けたからといって動揺しない。樊麾二段とは違う」
<囲碁:人間vs人工知能>李世ドル九段「布石さえ上手くすれば勝算…五分五分の勝負」 | Joongang Ilbo | 中央日報
しかし、第二局はまさに完敗と言える内容だった
アルファ碁は序盤、変則的な手を連発。
囲碁対局5番勝負、人工知能が2連勝 世界トップ棋士「完敗」 — スポニチ Sponichi Annex 社会
中盤以降でリードを鮮明にし、最後まで隙を与えなかった。
囲碁対局5番勝負、人工知能が2連勝 世界トップ棋士「完敗」 — スポニチ Sponichi Annex 社会
211手で白番の李九段が投了した。
囲碁対局5番勝負、人工知能が2連勝 世界トップ棋士「完敗」 — スポニチ Sponichi Annex 社会
セドル九段から余裕が消え去った「弱点が無い」
李氏は対局後、記者団に対し「言葉がない。私の完敗だったことを認める」と語り、10日のアルファ碁には「弱点がなかった」と付け加えた。
グーグル開発のAI、囲碁第2局も勝利 トップ棋士との対局で 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
「アルファ碁が完璧で終始リードできなかった」
囲碁対局5番勝負、人工知能が2連勝 世界トップ棋士「完敗」 — スポニチ Sponichi Annex 社会
「アルファ碁は今日、ほぼ完ぺきな囲碁を打った。(中略)全力を尽くして、少なくとも1勝はしたい」
グーグル開発のAI、囲碁第2局も勝利 トップ棋士との対局で 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
日本の第一人者である井山六冠もショック隠せず「恐ろしい」
井山碁聖は「恐ろしいことが起こっている」とソフトの強さにショックを隠せない様子だった
人工頭脳が韓国棋士に連勝 井山碁聖「恐ろしいこと」/囲碁 – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)
alphaGOの強さに棋士達も困惑。
(山城) pic.twitter.com/PloJRqIjMa— nagoya amigo(名古屋アミーゴ) (@nagoya_amigo) March 10, 2016
今日の対局も李世ドル九段が敗れて2連敗となりました。1局目は若干の油断があったのではと淡い期待をしていましたがとんでもない話でした。序盤は強そうに見えないのですが、中盤から終盤はとてつもなく強く感じます。囲碁で布石はそれほど大事ではないのかと疑心暗鬼になっています。
— 高梨聖健 (@T_seiken) March 10, 2016
2連敗ですか…
一昨日まではセドル九段の余裕の5-0と思っていました。まさかalphagoがこんなに強いとは。衝撃的。— 長島梢恵 (@nagashima_kozue) March 10, 2016
第2局目
序盤→AI謎のカタツキからのカス石逃げ出す。セドル「なんで昨日負けたんだ…」
中盤→AI地の囲い方がショボい。セドル「これは貰った」
終盤→AI中央に謎の黒地が付き、盤10。セドル「嘘やろ…」
これ1局でも勝てるのか?
— 大熊悠人 (@kumanoyuuutu) March 10, 2016
今日の負け方は昨日以上に強烈だ。超えられたと認めざるを得ない。
— 三村智保 (@igomimu) March 10, 2016
もしAIが人類の囲碁の歴史の数百年先くらいの研究をしているとすると今の我々は江戸時代の碁打ちが現代の碁を見たようなものなのかな
— 富士田 明彦 (@Akihiko_Fujita) March 10, 2016
一方、中国の柯潔九段は自分なら勝てると強気のコメント
世界最強プレイヤーとうたわれている中国の柯潔(かけつ)九段が9日、「AlphaGoは李世ドルに勝っても、僕には勝てない」と微博でコメントを発表
「AlphaGoは李世ドルに勝っても、僕には勝てない」 世界最強の囲碁棋士(18歳)がコメント – ねとらぼ
「オファーがあればAlphaGoと対戦したい。勝算は6割」
「AlphaGoは李世ドルに勝っても、僕には勝てない」 世界最強の囲碁棋士(18歳)がコメント – ねとらぼ
柯潔九段
当初、李九段の5対0の勝利を予想していた柯潔九段は第1局の後、「アルファ碁が5対0で勝つ可能性もありそうだ」と話した。
<囲碁:人間vs人工知能>「アルファ碁、ミスをしても冷静さを維持」 | Joongang Ilbo | 中央日報





イ・セドル九段は十数回の国際棋戦優勝経験を誇り、その独創的な棋風から「囲碁界の魔王」とも呼ばれています。日中韓を問わず世界中の囲碁ファンから尊敬を集める大棋士であり、人類代表としては申し分ない実績の持ち主と言えます。
それだけに今回の結果は各国で大きな衝撃をもって受け止められています。一部のプロ棋士からは「完全に超えられた」との評もあり、「囲碁を打つ意味が無くなる」という悲観的な声も聞こえ始めています。
残すは三局となっている両者の対局ですが、果たしてどうなるのでしょうか。