スタイルの良い妊婦さんがうらやましい
でもちょっと待って!!
体重2500グラム以下の低出生体重児が増えるなど新生児の体重が低下しているのは、痩せすぎの若い女性が増加していることが主因だ。
紙面特集記事−北海道新聞[医療]
低体重児を出産する確率は、妊娠前の体形がやせ形で、妊娠してからの体重の増加が7キログラム未満の場合に高いとされています。
健康注意報:妊婦のやせ志向に“低体重児”出産のリスク (05/03/31) – ニュース – nikkei BPnet
先進国の中で痩せすぎの女性の割合が突出して高い(タンザニア・ラオスと同じくらいの割合)
『【番組】「増えるやせ妊婦の危険性」・・・本日19:30よりNHK』
母体が低栄養だと、胎児に栄養が十分に行き渡らない。妊娠後もずっとやせた状態だと、低体重児が生まれる可能性が高くなる
特報首都圏「増える“やせ妊婦”~揺れる 産科の現場~」
低出生体重児出生数、早産出生数、多胎児出生数のいずれも毎年増加している
解説レポート: 低出生体重児出生率増加の背景 | 愛育ねっと(子ども家庭福祉情報提供事業)
低出生体重児出生率は、1980年から年々増加しており、この状況は先進諸国の中でも極めて特異な状況であるといえます。
日本薬学会 環境・衛生部会ホームページ
国の乳幼児身体発育調査によると、出生時の平均体重は1980年に男子が3230グラム、女子は3160グラムだったが、2010年はそれぞれ2980グラム、2910グラムと男女とも3千グラムを割った。
紙面特集記事−北海道新聞[医療]
低出生体重児の割合は、国の人口動態統計によると75年の5.1%から95年には7.5%と増加。10年は9.6%と1割に迫っている。
紙面特集記事−北海道新聞[医療]
低体重が赤ちゃんに与える悪影響は?
低体重児は、栄養の摂取が上手に行えず、虚弱だったり、知能や運動能力の発達に問題が生じる場合もあります。
健康注意報:妊婦のやせ志向に“低体重児”出産のリスク (05/03/31) – ニュース – nikkei BPnet
低出生体重児は、出産前後(周産期:妊娠後期22週間~生後1週間)の病気にかかる率や死亡率が正常児よりも著しく高い
日本薬学会 環境・衛生部会ホームページ
懸念されるのは主に低血糖や低体温の症状。低血糖は放置すれば脳に障害が残る可能性があり、体温が低いと、母乳の飲みが悪くなって栄養をうまく吸収できない。
特報首都圏「増える“やせ妊婦”~揺れる 産科の現場~」
2500グラム未満で生まれた女性が妊娠糖尿病になるリスクは、2500~4千グラムで生まれた女性の6倍になるとの報告を厚生労働省研究班が09年にまとめた。
紙面特集記事−北海道新聞[医療]
最近では、低出生体重児と思春期早発症や非アルコール性脂肪性肝疾患との関係も指摘されています
日本薬学会 環境・衛生部会ホームページ
80年代には英国の医師が「低出生体重児は虚血性心疾患による死亡率が高い」と報告。
紙面特集記事−北海道新聞[医療]
じゃあどれくらい体重を増やせば良いの?
お母さんは、妊娠前と比べて妊娠中に8~10キログラム増えるのが理想です。
https://www.env.go.jp/chemi/ceh/supporter/column/column20.pdf
指針では体形を判定する指標で、体重(キロ)を身長(メートル)で2回割った数値で表す「BMI」が18.5未満を低体重(やせ形)と分類し、9キロから12キロまでの間での体重増加を勧告。
特報首都圏「増える“やせ妊婦”~揺れる 産科の現場~」
BMIが18.5未満の人は、9キロから12キロの体重増加が必要。
日本産科婦人科学会では、妊娠前の体重から3通りの体重増加目標を提唱しています。
やせ BMI18.0以下→10~12 kg増
標準 BMI18.0-24.0 →7~10 kg増
肥満 BMI24.0以上→5~7 kg増
やせすぎ妊婦さんはどうすればいい?
モデルのように細い体や体脂肪の少ないアスリートの体は、医学的に見れば性機能にかなりの無理をかけた状態だと知っておいてほしい
わいわい子育て|山形新聞
体重だけではなく、栄養面にも注意を
体重の増加度だけで妊娠中の健康がチェックできるわけでもありません。やはり、体重はあくまで参考と考え、妊娠全期を通して、適切でバランスのよい食生活を送ることこそが大切、といえます。
特報首都圏「増える“やせ妊婦”~揺れる 産科の現場~」
スナック菓子やジャンクフードを頻繁に食べ、体重は増えていくのに、肝心の栄養素は足りていないという妊婦さんが実は珍しくない。
わいわい子育て|山形新聞
胎児は急激に発育していますから、大人以上に微量栄養素を含めた多量の栄養素が必要です。和食の副食には、そうした多種多様の栄養素が含まれている可能性が高いのです
やせすぎ妊婦さんはどうすればいい?
妊娠中は、母体がきちんと栄養をとらなくてはいけません。具体的に何をどれだけ食べればよいかは、厚労省から「妊産婦のための食生活指針」の策定に伴って公表された「妊産婦のための食事バランスガイド」が参考になるでしょう。
特報首都圏「増える“やせ妊婦”~揺れる 産科の現場~」

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji.html


