見えない糸に操られる・・・運命に翻弄される人々を描いた小説7選

sryama
運命に抗うことは出来ないのでしょうか?(アキラとあきら、マチネの終わりに、冬の旅、金色機械、白砂、すべての見えない光、天国でまた会おう)

★『アキラとあきら』  池井戸潤

零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社の御曹司・階堂彬。互いに宿命を背負い、運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。
アキラとあきら (徳間文庫) | 池井戸潤 |本 | 通販 | Amazon

鷹山 敏樹@toshiki_taka

池井戸潤さんの『アキラとあきら』読了。
かなりの大作で感動。
境遇は違うが、東大を出てバンカーへ。新人研修で語り草になるほどの模擬稟議を成し遂げ、その後も運命が交錯。
いろんな意味ですごい大作。昔の作品とは思えないクオリティ。

圭都@keito_dokusyo

池井戸潤「アキラとあきら」読了。零細企業と大企業の社長息子として生まれた二人の”あきら”の宿命story。共に親の生き方に人生を左右される。一人は社長として会社経営の難局を乗り越えようと、一人はそれをバンカーとして何とか支えようとする。社長、バンカーの醍醐味を心ゆくまで堪能した。

にくだんご@Nikudango_oniku

『アキラとあきら』読了。
池井戸潤作品、本当に面白い。
30年という長い時間軸といい、2人の主人公像といい、周辺人物との力・人間関係といい…描写力がものすごい。引きこまれて止まらなかった。
#池井戸潤
#アキラとあきら

★『マチネの終わりに』 平野啓一郎

出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。
マチネの終わりに | 平野 啓一郎 |本 | 通販 | Amazon

ぽこぺん@myuu0128

マチネの終わりにはスリリングで一気に読めた。
運命に翻弄されてどんどん引き裂かれていく様が切なかった。
それでも強く残ったものがあってそれこそ尊いものなのかもって思えた。

non@tooitooisora

平野啓一郎「マチネの終わりに」読了。運命よって出会い運命に翻弄されていく二人の物語。読了感がよかった。

610@evie610

何度目かの、平野啓一郎『マチネの終わりに』読了。登場人物の品が良く、美意識を持っていて、健気で、人間の内在的な力を信じていて、そしてなによりも根本的に優しい。何度目でも泣いてしまう。物事を否定系ではなく語る、そういう物語がやっぱり好きだ。僕はこの本をこれからも読むんだろうな。

★『冬の旅』 辻原登

小さな不運から転落の一途を辿った緒方。刑務所を満期出所したのち、難波、天王寺、切目と流浪の旅を続けた彼が見つけたのは極楽か、それとも地獄か。
冬の旅 (集英社文庫) | 辻原 登 |本 | 通販 | Amazon

読了。辻原登『冬の旅』集英社文庫。人生の機微と計らずも運命の波に翻弄される人びとを描いた文学小説。第二十四回伊藤整文学賞受賞作。敢えてそうしたのだろうかエンターテイメントの要素もありながら、極めてそれを抑えたかのような作品だった。物語は主人公が刑務所から出所するところから始まる…

はるのふく@harunofukuchan

辻原登「冬の旅」読了
本の帯に時代と運命に翻弄された男と女、と
しかし明確な意思を
男にも女にも、明確な意思を感じる
触れる
手に触って震えるような
作品

山猫のうたた寝@sabouyamaneko

辻原登の「冬の旅」を読了。長編小説だが、読み始めたらやめられず2日で一気に読む。人生はちょっとしたきっかけで暗転する。悪いほうに転がりだすと、落ちる所まで落ちる小説のなかの男と女の人生。時代と運命に翻弄されるが、それだけが人生の有為転変を決めるわけではない。快作!

★『金色機械』 恒川光太郎

江戸時代のこと――。とある川沿いの一大遊郭地帯の創業者の熊悟朗は、人が自分に対して殺意があるかどうかを見分ける能力を持っていた。ある日、熊悟朗の元に遙香という若い女性が訪れる。
金色機械 (文春文庫) | 恒川 光太郎 |本 | 通販 | Amazon

imany@Entbergen0426

恒川光太郎『金色機械』(文藝春秋)読了。江戸時代、触れるものを殺すことができる手をもって生まれた少女と、山賊に拾われ、極楽殿と呼ばれる場所に連れてこられた、他人の心が読める男。そして、謎の存在「金色様」。哀しみの連鎖を断ち切ろうと運命に翻弄される人々の物語。世界観が美しい。

ellery@ellery

恒川光太郎『金色機械』 錯綜する時間軸と、章毎で交代する主人公らの物語が「金色様」という異文明の存在によってひと繋がりの群像劇となり、壮絶な生と死が描かれる作品。そこあるのは、抗いようのない時代や環境、運命に翻弄される人間たちの無力さであり、また次世代へと続いていく命の強さです。

@sho_328

恒川光太郎『金色機械』読了。立場や境遇を異にする様々な人々の群像劇が、終盤に近付くにつれて一本の物語として収斂していく。時代物のファンタジーと言うのか御伽草紙と言うのか形容が難しいが、相変わらずこの人はある筈のない虚構に確かな質感と説得力を与えるのが上手い。良き。

★『白砂』 鏑木蓮

予備校生、高村小夜が一人暮らしのアパートで殺害された。心の動きに捜査の主眼を置く下谷署の目黒は、小夜を知るにつれ、援助交際の線を捨てて事件に迫った。
白砂 (双葉文庫) | 鏑木 蓮 |本 | 通販 | Amazon

mica@mica_eve1224

鏑木蓮さん『白砂』読了。運命に翻弄された女性達の、あまりにも悲しいミステリーです。謎解きよりも心理描写に重きが置かれています。終盤に向けて明かされていく真実には驚かされました。ただ、どうしても小夜ちゃんが可哀想で仕方ありません。

香翠@greenishflavor

『白砂』鏑木蓮さん読了。苦学生の高村小夜が殺害された。事件を捜査する目黒の執念が運命に翻弄された女たちの人生を浮き彫りにしていく…犯人も犯罪も許されることではありませんが、この事件を取り巻く状況がなんとも切なく、心が痛くなる作品。

よっしー@CT9A_ZC32S

鏑木蓮の「白砂」読了。悲哀と温もりが同居した、不思議な読後感に浸ってる。最近の話題作は正直ハズレが多かったけど、この本は本当に面白かった。

★『すべての見えない光』 アンソニー ドーア

孤児院で幼い日を過ごし、ナチスドイツの技術兵となった少年。パリの博物館に勤める父のもとで育った、目の見えない少女。そして彼らの運命を動かす伝説のダイヤモンド――。
すべての見えない光 (新潮クレスト・ブックス) | アンソニー ドーア, Anthony Doerr, 藤井 光 |本 | 通販 | Amazon

三日月お父さん@crescentmoondad

ドーア『すべての見えない光』読了。運命の荒波に翻弄されゆく第二次大戦下のヨーロッパを生きる少年と少女。焦点となる二人の邂逅はたった1日。その儚さに胸がきゅっとなる。ドーア独自の博物館に似た自然描写の静寂と美しさ。今僕らの周りに満ちる見えない光に僕らは世界の驚異を感じるべきなのだ。

吉田等子@xyzabcdab

アンソニー・ドーア著 藤井光訳「すべての見えない光」読む。視力を失った少女と、ナチスドイツの若い兵士。2人の運命がフランスの海辺の町で交差する。戦争という極限の環境に翻弄される人々の苦闘を、彼らを包む自然の荘厳さとともに、温かな詩的な文章で語られていく。526頁の長編。

しなもん@hiyashinikki

ドーア『すべての見えない光』読了。登場人物たちの見たもの、聞いたもの、感じた事全てが私の中に染み渡る。愛おしい。この世の生きとし生けるもの全ての記憶は繋がっていて、一つの巨大な魂なのかもしれない。境界なんて人間が勝手に作ったもの。望むなら国も時間も超えられるのかもしれない。

★『天国でまた会おう』 ピエール ルメートル

膨大な犠牲者を出して、大戦は終わった。戦死者は称揚するのに、生き延びた兵士たちには冷淡な世間。支え合いながら生きる青年たちは、やがて国家を揺るがす前代未聞の詐欺を企てる!
天国でまた会おう(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) | ピエール ルメートル, Pierre Lemaitre, 平岡 敦 |本 | 通販 | Amazon

chiba hiroaki@hiroaki_chiba

『天国でまた会おう』読了。今年の1位ほぼ確定の傑作。(今頃読んだので)ピエール・ルメートルは『その女アレックス』で知られるが、ミステリーでなくとも素晴らしい作家ですね。過酷な運命に翻弄される二人の男の絆はなんとも言い難い余韻を残す。

スピカ@SpangleSpica

ルメートル「天国でまた会おう」読了。内容もだけどタイトルも素晴らしい。読む前、前半読んでる途中、ラストシーン読んだあと、で、タイトルから受け取る印象が変わる。泣きそうになる。

ともとも@tomotomochy

ピエール・ルメートル「天国でまた会おう」読了。第一次大戦の西部戦線で起きたある事件を巡る若者二人の物語。匂いまで漂って来そうな克明な描写、戦時戦後のフランス社会の圧倒的リアリティ、一種救いを感じられる(それが悲劇的であっても)結末、1日経っても感動で震えが来る、そんな作品。
https://matome.naver.jp/odai/2151074826092827901
2018年02月24日