『ランキング不正操作』が社会問題になっている
世の中にはランキングというものがあり、販売されている製品やサービスで人気のあるものを特集しています。売上数で単純に測ることができるので、製品を選ぶときの指標にしやすいのです。
参考にする | 育毛剤ランキングで薄毛コンプレックスコンプリート!
世の中の多くの人は、「ランキング」を参考にした買い物をする傾向があると思います。
インターネットにはランキングサイトが多数存在しますが、そのランキングは信頼のできるものなのでしょうか?
学資保険ランキングの信頼性
参考にしているそのランキングは、本当に信頼できるものなのでしょうか…?
ランキングはお金で買える
「お金を払うから1位にして下さい」。商品やサービスを紹介するランキングサイトに、こう頼む企業が相次いでいる。
「やらせランキング」実態は(2016年1月28日(木)掲載) – Yahoo!ニュース
多くの人が参考にするランキングだからこそ、そこには“ビジネス”が生まれます。
何を定義にランキングの順位を決めているのかも不明なサイトが多い
学資保険ランキングの信頼性
企業がお金を払ってまで1位になりたがるのは「1位と2位では販売効果が5倍以上違う」(広告会社)ほど、商品の注目度に差が出るからだ。
【やらせランキングとは】特徴と見破るポイント!アフィリエイトとは何?図で簡単に! | 暇人ジャーナル
一度ランキングを上げてしまえば、あとはその“実績”が武器になり、注目され自然に売れるようになる…こうした構造が事実としてあるのです。
例えば、スマホのアプリストア
スマホのアプリストアにおけるダウンロード数を「金銭を使って意図的に向上させる」手法は「ブースト」と呼ばれており、これを利用することで「100万ダウンロードの水増しが可能」「100位前後だったアプリが、突然トップ10位以内に急上昇」する
スマホアプリのランキング順位は金で買える、その手法とは – エキサイトニュース
App StoreやGoogle Playなどのアプリストアで度々問題になる「ブースト」と呼ばれる広告手法。
お金をかけてリワード広告をすればダウンロード数が上がり、AppStoreやGoogle Playの「無料総合ランキング」というユーザーの目に触れやすいところに入るようになります。そうすると、面白いアプリを探しているユーザーは「おっ、このアプリは流行っているのだな」と有利誤認をすることになり、景品表示法上の問題を抱えることになるのです。
グノシー他、AppBank「モンスト攻略」ブーストでアプリダウンロード数を水増し(山本一郎) – 個人 – Yahoo!ニュース
ランキング上位のアプリは、その分ユーザーの目につきやすくなり、ダウンロードがされやすくなります。
おこづかいアプリというのは、表示されるアプリをダウンロードするとポイントがもらえ、ポイントを溜めることでiTunesカードや電子マネーなどに交換できるというもの。報酬(リワード)目当てにダウンロードが殺到することで、出稿しているアプリを不正にランキング上位へ導くものです。
Appleがリワード広告(ブースト)取り締まりに本腰を入れたらしい件(山本一郎) – 個人 – Yahoo!ニュース
アプリストアのランキング不正操作を担っているのは、広告主のアプリをダウンロードすることで報酬を得られる、いわゆる「お小遣い系アプリ」です。
リワード広告を上手に利用することで、瞬間的にアプリのダウンロード数を稼いだ結果、アプリストア内ランキングで順位を上げ、さらに上昇したストア内ランキングを見た他のユーザーがまたアプリをダウンロードしてくれるといった正の循環作用が起きることを狙う手法を「ブースト」などと呼びます。
Appleがリワード広告(ブースト)取り締まりに本腰を入れたらしい件(山本一郎) – 個人 – Yahoo!ニュース
アプリのダウンロード単体は違法でなくとも、利用の実体を伴わない可能性の強いリワード広告によるダウンロードは問題視され続けてきました。
グノシー他、AppBank「モンスト攻略」ブーストでアプリダウンロード数を水増し(山本一郎) – 個人 – Yahoo!ニュース
リワード広告の影響によるランキング上位獲得は、本当に人気があるものとは言えず、問題視され続けています。
規約違反を犯して、金で不正にランキング操作をして、楽しんでくれてるユーザーさんをだます。それが1年間365日、毎日続いています。
それでも僕らは生きて行く、不正操作のないランキングで任天堂を迎えたい #AppStore定点観測 7/13 | アップトーキョー
これがアプリストアの現状と言われています。
例えば、出版業界
書籍は売れる、売れないの二極化の時代といわれている。売り上げランキング上位の本は注目され、さらに売れていく。「そんなに売れているなら読んでみようか」と感じて、本に手を伸ばす人も多いのではないだろうか。
企業経営者が2000万円でベストセラー作家になれる時代 関係者が語る出版業界の裏側 – ウートピ
アプリストアを例にあげましたが、もっと古くからある出版業界でもこうしたランキング操作は常套手段になっているようです。
Amazonのランキングはリアルタイムで1時間ごとに更新しているので、著者がまとめて何十冊か買えばびっくりするぐらいランキングはあがります。
企業経営者が2000万円でベストセラー作家になれる時代 関係者が語る出版業界の裏側 – ウートピ
書店によって、売上ランキングが発表されています。自分の書店でどの本が売れているかをランキングにして、店頭やインターネット上に公表しているのです。著者自ら特定の書店で大量買いすることにより、書店でのランキングを上げることが「著者買い」です。
著者による大量買いは本の販売促進の基本
Amazonでなくても、大手書店は店舗での販売冊数をランキング化して公表しています。
そして「お金さえあれば、これを操作することは簡単」だと言われています。
読者もマスコミも書店ランキングを注目している。それを知っているがゆえに、この書店のランキングも操作している人たちがいるのだという。資金力がある著者が自分の本を書店で買い漁るのだ。
企業経営者が2000万円でベストセラー作家になれる時代 関係者が語る出版業界の裏側 – ウートピ
金にモノを言わせたびっくりするような具体例は、次の項目で…。
例えば、安倍総理礼賛本
安倍氏が自民党総裁に復帰した総裁選直前の2012年8月末、小川氏は『約束の日安倍晋三試論』を出版しました。
北海道は素敵です!! – Yahoo!ブログ
著者の小川榮太郎氏は、安倍晋三首相とのつながりも深い人物として知られています。
発売後、同書はすぐにべストセラーとなり、同書の新聞広告によると、大手書店で軒並み販売「第1位」を独占。「関連本 異例の売れ行き 安倍氏 書店では好調?」(神戸新聞 12年10月12日付)と報じられたほどです。
安倍首相、NEWS23岸井成格キャスターは放送法違反と新聞広告を出した人の著書を政治資金で“爆買い” : どこへ行く、日本。
『約束の日 安倍晋三試論』はリブロ池袋本店、丸善書店丸の内店など主要書店でベストセラーを記録。
安保法制廃案を訴えた岸井成格キャスターを新聞広告で個人攻撃した「放送法遵守を求める視聴者の会」。中心人物の著書を安倍首相が政治資金で少なくとも2380冊、計374万8500円も“爆買い”していました。
2015年11月に産経・読売両新聞にTBSの報道番組「NEWS23」の岸井成格氏を名指しで批判する広告を掲載した「放送法遵守を求める視聴者の会」。
その中心人物である小川榮太郎氏の2012年の著書を、安倍首相の関連団体が“爆買い”していたと日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が報道しています。
「晋和会」の12年分の政治資金収支報告書には、書籍代として支出先に大手書店の名前がずらり。収支報告書に添付された領収書を見ると、小川氏の『約束の日』を少なくとも2380冊、計374万8500円購入していることが分かりました。
安倍首相、NEWS23岸井成格キャスターは放送法違反と新聞広告を出した人の著書を政治資金で“爆買い” : どこへ行く、日本。
“爆買い”をした「晋和会」は安倍晋三首相の資金管理団体です。
安倍晋三氏を褒め称える本を書くと、安倍氏の政治団体が大量に買い取ってくれる
安倍晋三氏を褒め称える本を書くと、安倍氏の政治団体が大量に買い取ってくれる – Togetterまとめ
結果、各書店での販売数ランキングが上がり、それを「実績」として宣伝のネタに使えるわけです。
もはや厳密にランキングを気にしている視聴者はいないと思われるが、いまも巧みにブームを捏造されているのである。
「お願い!ランキング」ステマのカラクリ – エキサイトニュース
「ランキング1位だから流行っている」という認識は、捨てた方が良さそうです。
どう思う? ランキング不正操作の蔓延
Kei Houraku@keihouraku

