遠近法なんてクソ喰らえ!元祖ヘタウマ画家『アンリ・ルソー』の中毒性がヤバい

だらくだ
今でこそ、「孤高の天才画家」や「元祖ヘタウマ画家」、「異色の画家」などと言われているが、生前は世間から全くと言っていいほど認められなかった芸術家が居るらしい…。

元祖ヘタウマ画家だと!?

今でこそ、「元祖ヘタウマ画家」などと言われているが、生前は世間から全くと言っていいほど認められなかった芸術家が居る。

どの流派にも当てはまらない独特の絵を描き続けた人
【アンリ・ルソー】

それは…

アンリ・ルソー
経歴【1844年〜1910年】フランスの画家。

ルソーはフランス・パリ市の税管吏を生真面目に務め、休日に絵を描き、40歳のときにようやくプロの画家としての道を歩むようになった
二人のルソー (アンリ・ルソーとジャン・ジャック・ルソー) | 町田の独り言

いわゆる日曜画家であった。

人柄も素朴で、純真、無邪気であったが、描く絵も無邪気なファンタジーに満ちていた
アンリ・ルソー

どんな絵を描いたの?

「眠れるジプシー」
ルソーの代表作。

ルソーの最高傑作の一つである
愛すべき素朴派の創始者 アンリ・ルソー | AllPostersガイド

教科書にも載っているので、知っている方も多いのでは?

砂漠の真ん中で眠る女性とそばにいるライオンと、空にうかぶ白い月がとても神秘的に表現されています
【アンリ・ルソー】

「風景の中の自画像」
印象的な自画像。

何の先入観、いや予備知識を持たずして、この絵の作者がその後ピカソに多大な影響を与えた画家であると見抜けたら、あなたは名キュレーターになれるでしょう(^^;)
元祖へたうま(^^;) アンリ・ルソーにまつわる謎。これってミステリー? | 弘前りんごの北のまほろば

ルソーの絵の特徴

その1 独特の人物造形
ルソーの描く人物はとても特徴的である。

評論家は「6歳の子供が筆の代わりに指で、パレットの代わりに舌を使って書いた殴りがき」と罵倒し、パリジャンたちは展示された彼の絵の前で笑い転げたという
Henri Rousseau

強い眼差し
ほとんどが真正面か真横を向いて、目鼻も同じように描かれている。

子供の顔はまったく子供らしいところがなく、グロテスクですらあります
雑話85「アンリ・ルソー・・・どこか可笑しな夢の世界」|絵画BLOG-フランス印象派 知得雑話

まず無表情に見えるが、そのどこかに怒りをおさえているような気配が気になって見つめていると、以前からこちらがじっと見つめられていたことに気づく
本のエッセー | カフェオランジュ | ホルベインアーチストナビ

何かシュール…
この特異な描き方が批評家たちにとっては下手に見える要因の一つだったと言われている。

画家なのに、絵が下手と言われた。絵画というより、「絵本」っぽい。しかし、何かしら微妙なコントラストが印象に残る。。。
アンリ・ルソー 幻想的な・・・ – 変な雲 – Yahoo!ブログ

こんなのなら、私だって描けると思わせるところがいいですよね。笑
アンリ・ルソー : 浜本隆司ブログ オーロラ・ドライブ

その2 ジャングル大好き
自然が好きだったルソーの絵画には、ジャングルや緑を描いたものが数多くある。

セネガルやタヒチの風景が再現されていたパリ万国博覧会で、ルソーはその見たことも無い風景に感動し、ジャングルに憧れを抱くようになった
KIRIN~美の巨人たち~

想像力ハンパない
動物や植物を描いた作品のほとんどは、南国のジャングルを実際に見た訳ではない。パリの熱帯植物園で見たものを元にルソーの空想で描かれているという。

彼はフランスから外に出ることはめったになく、生涯一度も熱帯の地域を訪れることはなかったそうです
【今月の1枚】ルソー、アンリ「蛇使い」|美術館を楽しもう|大塚国際美術館 – 四国 ・ 徳島県の美術館 観光施設 –

色彩の魔術師
ジャングルを描くにあたり、何十色もの緑色を使い分けている点も面白い。

緑色を合計で21種類、すべてトーンを変えて用いて描いた作品もあり、それだけ色に敏感だったようだ。色に関して言えば、彼は天才だったといわざるをえない
『アンリ・ルソー楽園の謎』 – multiplus bookstore

その3伝統的な技法にこだわらない
風景には遠近感がほとんどなく、樹木や草花は葉の1枚1枚が几帳面に描かれている。

ルソーが描いた絵といえば、遠近法を知らないのか、それともあえて無視したのか、不思議な作品ばかり
KIRIN~美の巨人たち~

独自の画風
同時代の誰とも似ていないオリジナリティ溢れる作風。

当時の最先端を行く画家は、過去の絵画技術を封印して新しい表現を模索し苦闘していたのであり、そんな困難な試みを軽々とやってのけているルソーは羨望の的であった
ルソー、アンリ・ルソーとは誰か – 日本語を味わう辞典(笑える超解釈で言葉の意味、語源、定義、由来を探る)

早過ぎた天才
キュビスムやシュルレアリスムを先取りしたとも言える独創的な絵画世界を創造した。

ピカソやマティスなどのアヴァン・ギャルドな芸術家たちに気に入られ、新しい芸術を志す若手に尊敬されもした
La Chambre de Bavardage: Henri Rousseau: Jungles in Paris (アンリ・ルソー)

本人はとことんアカデミック嗜好だったらしいが…。

アウトサイダーアートのさきがけ?
既存のアカデミックな美術教育を受けずに、歴史に名を刻んだ最初の画家と言われている。

「しろうと以下」のドヘタな絵画技術と「プロを超える」天才的な絵画センスが同居した人物であり、「普通のしろうと」の要素はほとんどない画家である
ルソー、アンリ・ルソーとは誰か – 日本語を味わう辞典(笑える超解釈で言葉の意味、語源、定義、由来を探る)

芸術って奥が深い…(゚д゚)

中毒性がヤバい
元祖ヘタウマ画家『アンリ・ルソー』如何だったでしょうか?

ルソーの絵は見る人を異空間に連れ出す力を持っている。絵の背景にある音までもが体の中で響きだし、絵と自分との距離が消滅するような感覚に襲われる
Amazon.co.jp: アンリ・ルソー 楽園の謎 (平凡社ライブラリー): 岡谷 公二: 本

考えるな、感じろ!
ルソーの「明快で強い造形」、「豊かな色面」、「独得の遠近感覚」など、それらは素晴らしい個性となって昇華され、鑑賞者をたちまち魅了する事でしょう。

音楽や絵画は感性の芸術です。そのため、絵画では見る人の感性に訴える方法として、いろいろな技法や構図、配色などが研究されて発展しましたが、科学ではないので、理屈ではない側面があります。その代表的な例がアンリ・ルソーの絵画です
アンリ・ルソー Henri Rousse

https://matome.naver.jp/odai/2142582800592053101
2015年03月09日