カレン・カーペンター 『青春の輝き 〜 I Need To Be In Love 〜 』

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クイーンと同じく、カーペンターズも何度も人気が再燃したスーパースターです。誰からも愛されたカーペンターズですが、人気の裏で病とも戦っていました。カレンの死によって、『拒食症』という言葉は、広く知られるようになります。

▼『Top of the World』

『カーペンターズ』
兄 リチャード・カーペンター
作曲 編曲 ピアノ バックコーラス
妹 カレン・カーペンター
ヴォーカル ドラム

彼女の声の美しさについては、ビートルズのジョン・レノンや
ポール・マッカートニーも絶賛したという。
カレン・カーペンター – Wikipedia

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第94位。「雑誌Qの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第48位。

シングル『遥かなる影』(同:Close to you)を発表すると、
瞬く間にスターダムにのし上がり、不動の基礎を築いた。
リチャード・カーペンター – Wikipedia

▼『スーパースターの裏側』

▼『カレンの陥った拒食症という罠』

“chubby sister”と記載したのは『ビルボード』ではなく地方紙
「サンディエゴ新聞」=『Billboard』1989年1月21日号参照
カレン・カーペンター/母に引き裂かれたスーパースター

『chubby』とは、まるまると太った、丸ぽちゃのという意味。デビュー当時の体型は、身長165㎝で66㎏

ある日、カレンは兄リチャードに「ねえ、お兄ちゃん。
私って太ってる?」と聞いたという。するとリチャードは
「あぁ、ちょっとな」とさり気なく答えた。
摂食障害 拒食症 Carpenters カレン・カーペンター のホロスコープを勝手に読む | アーティストのホロスコープを勝手に読む

事実、その頃のカレンは平均的な女性と比較してぽっちゃりして
いた。その兄の言葉を受けたカレンは、「絶対に痩せてやる!!」と
発奮。ダイエットに励むように。
摂食障害 拒食症 Carpenters カレン・カーペンター のホロスコープを勝手に読む | アーティストのホロスコープを勝手に読む

カーペンターズは、兄のリチャードもカレンも完璧主義でした。そのことが、さらにダイエットにのめり込ませることになります。

▼『拒食症とは』

何らかの原因で脳内物質が正常に分泌されなくなっており、
本人の意思ではコントロールできないので、風邪のように寝ていれば
治るとか、傷口に絆創膏を貼るのとは訳が違います。
カーペンターズの歌姫カレンと摂食障害 コントロールできない病の辛さ – BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

摂食障害に限らず精神的な理由が大きい病気のほとんどは、
きっかけが些細なことであっても完治に至るまでにとても長い時間が
かかります。
カーペンターズの歌姫カレンと摂食障害 コントロールできない病の辛さ – BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

日本では厚生労働省が難治性疾患(いわゆる難病)に指定している
ほどですから、意志力とか根性だけでは無理なのです。
カーペンターズの歌姫カレンと摂食障害 コントロールできない病の辛さ – BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

▼『生い立ち』

『両親と』
父親のハロルド・カーペンター
母親 アグネス・カーペンター

娘と息子がいた場合、あからさまに息子をかわいがる母親もいます
が、カレンのお母さんもそのタイプだったようです。
カレン・カーペンターの名言をななめ斬り!「このまま終わるんじゃないかと思うと、怖い」 (2019年5月8日) – エキサイトニュース

周囲に「カレンの歌声は素晴らしい」とほめられると、お母さんは
「ええ、でも、リチャードもね」といった具合に「リチャードが上」
というスタンスを断固として崩さなかったそうです。
カレン・カーペンターの名言をななめ斬り!「このまま終わるんじゃないかと思うと、怖い」 (2019年5月8日) – エキサイトニュース

カレンは母親に猛烈に愛を求めて、「私のことを愛している?」と
何度も尋ねるも、母親は決してイエスと言わなかったそうです。
カレン・カーペンターも毒親育ちだった | 毒親育ちが自己一致で自分を取り戻したらこうなりました。

▼『母の支配』

カレンが一人暮らしをしたいと申し出ると(カレンは自分では
怖くて言い出せなかったので、アシスタントにその役を頼んだ)、
(母親は)「私を裏切る気なのか」と激昂したそう。
松田聖子と神田沙也加の不仲報道から考える、“仲良し母娘”の定義 (2017年5月18日) – エキサイトニュース

女性週刊誌的な見地から言えば、“仲良し母娘”だが、違う角度から
見ると、母親が怖くて離れられない、母に支配され、依存している
関係とも言えるのではないだろうか。
松田聖子と神田沙也加の不仲報道から考える、“仲良し母娘”の定義 (2017年5月18日) – エキサイトニュース

(心理療法士スティーブン・レヴェンクロン)は何事も自分の意志
が通らないカレンにとって、唯一自分の思い通りになる体重に固執
していることを指摘。
カレン・カーペンター/母に引き裂かれたスーパースター

そして何より期待したことをカレンがやらなかったとしても
愛していることを示すことが重要だと伝える。
カレン・カーペンター/母に引き裂かれたスーパースター

▼”あたしのママになってよ、 お願いだから”

カレン・カーペンターが発した「あたしのママになってよ、
お願いだから」
カレン・カーペンターが拒食症になった原因は母親だった? – カーペンターズ7つの衝撃真実

7年にもおよぶ拒食症(神経性食欲不振症)との闘いの末、
自分が陥っている問題の深刻さを悟ったカレン・カーペンターが
両親を前にし、堪え切れずにすすり泣きながら、何年ものあいだ
抑え込んだ感情を開放したときに言ったのです。
カレン・カーペンターが拒食症になった原因は母親だった? – カーペンターズ7つの衝撃真実

この言葉が発せられた後に、心理療法士スティーブン・レヴェン
クロンに促されて母アグネス・カーペンターは、ソファに座る
カレン・カーペンターを初めて抱きしめました。
カーペンターズ7つの衝撃真実

母アグネスと父親のハロルド・カーペンターは愛情豊で、誠実で、誇り高いけれど、感情を表情や動作に表さなかったのです。カーペンター一家はハグやキスしたりすることがけっしてない家族だったのです。

ちなみに、このカレンはディズニーのキャラクターをいっぱい
集めていたそうです。それだけ、子供体験の欠如を、無意識的に
感じていたんでしょう。
カレン・カーペンター – ダメダメ家庭の目次録 – Medium

カレンが発した「あたしのママになってよ、お願いだから」とは。”本当の愛情を見せてよ”にも聞こえます。カレンは文字通り愛されていなかったという人もいますし、ドラムを与えたのも両親、いろんな人からの説得も尻込みするカレンをステージの前面に呼び込んだのも母親であり、そんな風に愛してはいたけれど、裏腹にあたたかみのない愛情の押し付けになっていたのではという人もいるようです。家族セラピーを行った男性心理療法士のスティーブンは、カレンと母親との関係を語る時、『過保護』という言葉を用いています。

▼『大好きな兄とも、共依存』

「ワタシのことを一番わかってくれるのは、兄のリチャードだ!
」、そして「一見は目立たないけど、緻密な中身を持つ兄の音楽性を
理解できるのは、このワタシだけ!」と、典型的な共依存状態。
カレン・カーペンター – ダメダメ家庭の目次録 – Medium

カレンの拒食症は1976年ごろから始まっており、リチャードは
妹の病気を非常に気にしていました。そのため睡眠障害を起こして
しまいます。
カーペンターズ(兄)リチャードの現在は?結婚相手の妻や子供、病気だった理由は?新曲も紹介! | しゃえま偶感

1978年末には(睡眠薬を)一回に6錠ずつ、一晩で25錠近くも
服用するようになっていきました。カレンの拒食症も悪化していまし
たが、リチャードは自分の体調も最悪で対応することができません
でした。
カーペンターズ・カレンの死因は?拒食症との壮絶な闘い!! | 思い出の芸能人

▼『夫とは財産を巡り1年で破綻 拒食症が加速』

『夫は、実業家のトム・バリス』

散財を繰り返した夫のトムは妻から金を借りる日々。その額は
現在の価値にして1500万円。
カレン・カーペンター/母に引き裂かれたスーパースター

夫のために食事を作って待っている生活を望んでいた彼女に、
夫が働き続けることを希望したのにはそういった背景が。
カレン・カーペンター/母に引き裂かれたスーパースター

またカレンは子供を持つことを熱望していたが、夫の肉体上の理由で、それは叶わなかった。

結婚をするも、翌年暮れには破綻。離婚同意書にサインする直前
(約束の6時間ほど前)に彼女が死去したため、現在も既婚のままと
なっている。
日本人が愛したカーペンターズ:BS「アナザーストーリーズ」・’70年代アメリカの光と影 | ジャズの名盤

早く結婚をと望む母への当て付けで、結婚したのではないかとの説も。周囲は当初から1年もたないだろうと話していました。

▼『ひとりの私として向き合える愛情は、いつも手に入らなかった』

この本( カレン・カーペンター『栄光と悲劇の物語』)では
カレンがなぜ摂食障害に悩まされていたのかという疑問に対する
答えは明確には提出されていない。
カレン・カーペンター

カレンが少女時代に太っていたこと、
ヒップが大きかった(と本人が思っていたこと)こと、
兄リチャードを天才とあがめていて自己評価が低かったこと、
母親の愛が兄の方に注がれていた(とカレンは思っていた)こと、
社会経験をあまり積まずに音楽ビジネスに入りそのまま成功して
しまったこと、
互いに愛情をおおっぴらに表現しない家族だったことなどなどの
ヒントが挙げられているが、そのうちの(またはそれ以外の)どれが
問題の「原因」だったのかは結局わからないままになるのだろう。
カレン・カーペンター

▼『青春の輝き』

1983年2月4日、カレンは拒食症(神経性食欲不振症)で突然死亡。
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体重は35㎏だったとも。32歳という若さだった。

このニュースは痩せ衰えたカレンの写真とともに、全世界に大きな
ショックを与えた。
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2020年07月05日