アルゼンチン 9度目の債務不履行。状況とこれからの状況
アルゼンチンの状況
アルゼンチンが22日、同日が支払い期限であった5億ドル(日本円で540億円)規模の国債の利払いを行わず、形式的な債務不履行(デフォルト)状態となった。
債権者団との債務再編交渉がまとまらなかった結果である。6月2日まで交渉を続ける予定だが、合意できるかは不明。
そもそも債務不履行(デフォルト)とは?
金融関係においてはこの単語は
債権の発行者が破綻等の原因によって、元本や利払いの支払いが遅れたり、停止したりすること。またその元本が返還不能となる可能性が高い行為のこと。
アルゼンチンはなぜこうなった?
アルゼンチンは農業部門の低迷、通貨急落に苦しんでいた。
そこに今回のコロナウィルスの流行による経済打撃が追加された。
4月には国際の利払いを停止しており、日本時間5月23日が支払いの猶予期間となっていた。
さらに債権者団が3つのグループに分かれてしまい、それぞれとの交渉をしなければならない事態となり状況が進まない現状もある。
アルゼンチンの660億ドル規模の国債はアメリカの機関投資家が保有しており、そことの交渉がうまくいっていない現状もある。
故意に支払いを行わなかったとの批判も
アルゼンチンは外貨準備高は約430億ドルと当面の利払い余力は十分にある。
しかし、交渉がうまくいっていないので支払いを行わなかった。
さらにアルゼンチンは左派のフェルナンデス大統領が19年の大統領選挙で
【対外債務は支払う必要がない】
と述べて当選している。
アルゼンチンの今後はどうなる?
アルゼンチンの通貨ペソの価値の低下
闇市場で大幅安となっており年初来の降下率は4割
アメリカのファンドの法廷闘争の可能性
2001年に起こした債務不履行(デフォルト)ではすでにアメリカのファンドと泥沼の法廷闘争をしている。これが再度発生する可能性も。
https://matome.naver.jp/odai/2159039069951703001
2020年06月09日


