DEATH NOTE(デスノート)
狂気キャラクターと言われて本作の主人公・八神月を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
狂気全開な彼の画像や名言の数々は、いまだファンの間で根強い人気を集めています。
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自分が目指す「新世界」の為なら人殺しも厭わない程に…。
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彼の宿敵・Lが死ぬ間際に見たのは月の恐るべき本性でした。
「僕は新世界の神となる」
「世の中に知らしめるんだ 僕の存在を 正義の裁きをくだす者がいるって事を!!」
「悪は…腐った者は…なくすしかない」
「人を殺すのが犯罪なんて事はわかっている。しかしもう、それでしか正せない。いつかそれは認められ正義の行いとなる」
「おまえにだってわかっているはずだ 人間には明らかに死んだ方がいい人間がいる」
「そうだ、僕がキラだ」
本編より引用
もしかすると月は人間という生き物に失望し、絶望していたのかもしれません。
名探偵コナン
言わずと知れた国民的アニメ「名探偵コナン」からは黒の組織のメンバー・ジンをピックアップしたいと思います。
説明するまでもないと思いますが、ジンは主人公・工藤新一を幼児化させた張本人です。
第1話では見るからに怪しい恰好のまま遊園地を訪れジェットコースターを堪能するなど「常人には真似できない」メンタルの強さを見せつけてくれます。
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一部では「それほどシェリーと親密な関係だったのでは?」とも言われますが真相は不明。いずれにせよ恐るべき能力です。
また謎に包まれた彼のプライベートを公式が妄想する企画では、『あぁシェリー、月が地球を照らす様に…違うぜ…月が闇を照らす様に…』などと再会した彼女に送るポエムの練習をする姿が描かれています。
これが「やけにリアルだ」「本当に練習してそう」とファンの間で話題になったとかならなかったとか…。
シェリーへの執着とも思えるその態度には一種の狂気を感じますね。
例えば
銀の弾1発→赤井秀一
黒い大砲→黒の組織
鉄の蛇→列車
ドイツのアマガエル→愛車黒ポルシェ356A
FBI(ハエども)→FBI(エフビーアイ)
など、センスと教養あふれる言い回しが特徴的です。
これが無ければ昨今のジン兄貴人気は半減していたとも言われています。
いつ何時も、真顔で、時にドヤ顔で、このポエムを披露するメンタルはある意味狂気ですね。
「綺麗じゃねーか…
闇に舞い散る白い雪…
それを染める緋色の鮮血…
組織(われわれ)の目を欺くためのその眼鏡とツナギは、死に装束にしては無様だが…
ここは裏切り者の死に場所には上等だ…そうだろ?シェリー…」「ああ…嬉しくてゾクゾクするぜ…奴が生きていたとしたら…もう一度殺れるんだからな… 」
「まだだコルン…邪魔な羊が多すぎる」
「フン…黒と黒が混ざっても…黒にしかならねぇよ…」
「所詮は1匹…銀の弾1発だけじゃ、黒い大砲には勝てねぇよ…」
「念仏のように唱えてたぜ…本堂本堂――ってなァ… 」
「お前の好きな緋色で…再会を祝おうじゃないか…なぁ…シェリー…」
「蛇に飲み込まれているのならシェリー…この名古屋がお前の終着駅だ…」
本編より
圧倒的センス漂うポエム口調によって己の失態をさりげなく誤魔化す姿もよく目撃されている
来世は他人がいい
大阪ヤクザの孫娘吉乃は、ひょんなことから東京のヤクザ孫息子・霧島と見合いをすることに…。
ヤクザをテーマにした作品なので、バイオレンスな要素が多くそれが狂気につながるという理屈は理解できます。
特質すべきはこの孫息子、霧島という男の狂気です。
愛想が良くて気配り上手な紳士。イメージしていた「ヤクザの孫」とは違う霧島にどちらかと言えば好印象を抱く吉乃。一方で、いつも笑顔を浮かべる彼に「得体の知れなさ」を感じます。
彼女の予感は的中し、霧島はある日を境に、本性をむき出しにしていくのでした。
ꫀꪀꪀᧉⰽⰽꫀꫀ =͟͟͞͞◒@kira88ers
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そんな願望をヤクザの孫娘である吉乃に期待していた霧島ですが(Mかな?、吉乃が案外「普通の女」だったことで興味が尽きたと本人の前で言ってのけます。
要約すると「俺にとって何の価値もないんだから金ぐらい稼げよな」といったところでしょうか(クズかな?
突然のことに、吉乃は返す言葉もないのでした…。
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彼女は手にした400万を霧島に突きつけて、こう言い放ちます。「ツテのツテのツテで腎臓片方売って来たわ」。
ヤクザの孫娘も負けてられません。吉乃も狂気に片足突っ込んでますね。
重ねて「冥土の道連れにしてお前らの人生メチャクチャにしたるからな」とドスを放つ吉乃に霧島の恋心(?)と霧島の霧島が反応。
そして発したのが(画像←)の返事でした。
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これだけでもヤベ―ヤツなのですが彼の狂気の本質は「下手に出られても優位に立っている気がしない」と言わしめる人間性にあります。
なんでも、小学5年生の時に同級生と上級生20人体中の骨をへし折り大問題を起こしたとか。
高校生になった今、その暴力性は増しているようにも見えます。
普段は笑顔でいるからこそのギャップ、そして変態ドM属性と相まって見る者の恐怖を倍増させますね。
「回り回って抗争にでもなったら最高だな 俺の人生終わるかも。楽しみだ」
「あと10ℓは血ィ流してもらわねぇと割に合わねぇよ」
「吉乃がいると思うと早く家に帰りたくなるし 吉乃と一緒に居れるから学校も楽しい」
本編より引用
殺人まがいの事を平気でやるかと思えば、子供みたいに純粋な事を言う…。
コードギアス反逆のルルーシュ
過酷な生い立ちと弱肉強食の世界で、それでも残された家族を愛していた主人公・ルルーシュは残酷な現実にぶち当たり狂気に堕ちていきます。
愛する妹のために父皇帝と母国に戦争を吹っ掛けた「究極のシスコン」などと言われることも多いですが、自分が信じる正義のために狂気を貫く姿は『デスノート』の月とどこか共通するものがあります。
☆好梛☆コードギアス@THNOarietty_1
ルルーシュ「見つけ出して殺せ!!
#コードギアス #22
初恋の人をも利用できる覚悟が凄い。
ルルーシュ以上のダークヒーローいたら知りたい‼︎
元々は心の優しい情に厚いやつなんだけども pic.twitter.com/N7J7vml05u
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その正体は世界の3分の1を軍事支配する神聖ブリタニア帝国の第11皇子。
幼少期に政治の道具として日本へ人質として送られます。
日本が母国に侵略されてからは、正体を隠して慎ましやかな生活を送っていたのですが…。
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日本侵略の折は母国による大虐殺を目の当たりにし、いつ政治の道具として利用されるか分からない自分たち。
ルルーシュは妹の未来を守るため、テロリスト「ゼロ」の仮面を被り黒の騎士団を結成。天才的な頭脳と戦略で大国相手に戦争を吹っ掛けるのです。
そして修羅の道を歩むと決意した彼は、自分の正義を貫きながら大量虐殺などの狂気に手を染めていくのでした。中には不可抗力もあったんですけどね…。
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しかしテロリスト「ゼロ」の正体が実の兄だと知ったナナリーは兄と対立。最愛の妹に宣戦布告されたルルーシュは一時戦意を喪失しました。
次に妹と再会したルルーシュは、今までのシスコンぶりからは想像もつかないような冷酷さで妹を踏みにじり、恐怖で世界を掌握します。
結局はこれも計画のうちで、全ては妹の為の演技だったのですが。
自己犠牲が過ぎる兄というのも困りものですわ!
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。貴様たちは、死ね」
「きれい事で、世界は変えられないから」
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」
「正義で倒せない悪がいるとき君はどうする?悪に手を染めてでも悪を倒すか。それとも己が正義を貫き悪に屈するをよしとするか。なるほど 私なら悪をなして巨悪を討つ!」
「そう、皇帝シャルルは昨日を求めた。あなたは今日を。俺は明日がほしい。」
本編より引用
悪い奴ではないんだよ…(´・ω・`)
オーバーロード
アンデッドと化した主人公・アインズ様を中心に、いろんな意味でぶっ壊れたキャラクターが大勢登場する本作ですがそんな中でも異次元の狂気を放つラナ―王女をご紹介します。
可憐な見た目だからこそ、その内に秘める狂気もより一層際立って見えるもの…。
人間の少女ながら悪魔を感嘆させ対等に渡り合うその本性とは。
銀ちゃん@shiroganedouji
そしてセバスさんマジ紳士(°∀°)
#オーバーロード pic.twitter.com/usIrfQGR8H
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時にその頭脳で王国を支え、温厚かつ慈悲深い彼女は一部の勢力と対立しつつも民や臣下から愛される存在なんだとか…。
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人間の域を超えた天稟の頭脳を持つ彼女は、かつて自分を理解できるものがいない世界に失望し生きる気力を失います。その時、偶然拾った子犬が自分を見る目に心動かされ、子犬のために生きることを決めるのです。
子犬ことクライムは、自分に関わった女性が皆彼女に消されていることを知らないまま…。
趣味は「クライム(王国兵士)を眺めること」。作中では彼に並々ならぬ執着を見せています。
というかクライム以外がどうなろうと知ったこっちゃないよね?
「クライムを馬鹿にした奴は殺す。 コイツも殺す」
「クライムと結ばれれば――ううん。ついでに鎖で繋いでどこにも行かないように飼えれば、もっと幸せかもしれません」
「愛していますよ。あの目がすごく好きなのです。犬のようにまとわりついてくる姿も大好きなのです」
「クライムは死ぬかもしれませんが、その場合はラキュースが復活の魔法をかけてくれるでしょう。弱ったクライムの面倒は誰が見るのか…」
「命令によって死に、そして蘇った者を看病するのに誰が不満を言いますか?」訳:私が看病するに決まってんだろ
本編より引用
クライムくん超逃げて(;´Д`)
BLACK LAGOON(ブラックラグーン)
架空の犯罪都市ロアナプラに流れ着いた元日本のサラリーマン・岡島緑郎は「ロック」と名を改め運び屋で働き始めるところから物語は動き出します…。
トキハカ@nenari_man
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物理の戦闘力はありませんが、死地にも立ち向かう度胸の持ち主で、運び屋ではサラリーマン時代に培った経験と堪能な英語とたしなむ程度のフランス語、たぐいまれなる記憶力と機転を駆使し、「参謀役」として活躍。
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ある者からは「いい悪党になれる」と気に入られ、ある者からは「この町で一番のくそ野郎」と罵られるのでした。
「俺を切った連中と……同じことを抜かしてやがる。俺にゃそいつが、我慢ならねェ」
「運以外のあらゆることを振り潰すのは定石だ。そうして隙間を埋めて言って、運だけが純粋に残った時、最高の賭になるのさ」
「俺も、君たちを助けることが出来て本当に良かったよ」
本編より引用
いつ死んでもおかしくない状況に追い込んでおいて「助けることが出来てよかった」とは狂気にもほどがある。
「天使を呼んであげましょう。天国は良い所だって言うものね。ねぇ兄さま?」
本編より
天堂家物語
「少女漫画にしてはずいぶんイカれた奴らが多い(褒めてます)」とネットで話題になっている本作。
「人を助けて死にたい」と願う名無しの少女は、ある日偽の花嫁「らん」として名門・天堂家に嫁入りします。
らんを待っていたのは、耽美にして陰惨な噂の中に生きる天堂家の人々でした。
主人公のらんは勿論、天堂家の人間も使用人も総じてどこか壊れているので、今回は数人ピックアップしてご紹介します。
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純粋ゆえの狂気は天堂家の人々の中にあっても存在感を放ちます。
花嫁になりきるため自ら望んで頬に傷をつけるなど、やはり「普通」ではないでしょう。
もともと捨て子だった彼女は謎多き「じっちゃん」に拾われるのですがこのじっちゃん、明治維新の時に活躍した実力者だそうで、そんなじっちゃんに拾われたらんは、幼少期より鍛え上げた身体能力と、大の男もいなすような戦闘力を兼ね備えています。
「私は人を助けて死にたいんです」
本編より
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冷酷非道、傲岸不遜な人物で、らんの家を燃やし行き場を失った彼女を連れ戻すなど物語序盤から鬼畜さを発揮します。
天堂家の人間ながら実は天堂家に恨みを持つ彼。
「お前イケメンじゃなかったら逮捕案件やぞ」な言動も繰り返すので軍服ドSイケメンが好きなそこのあなたはぜひ本編をご覧ください。
叔父「お前はこの家を滅茶苦茶にする気だろう…!」
雅人「もともと壊れているものを壊して何が悪い」
本編より
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他者を人とも思わぬ言動で扱う晶(画像右)は雅人に異常な執着を見せており、その花嫁であるらんをよく思っていません。
周(画像左)は女装し、晶に紛したかと思うと使用人や同学生に手を出したり、自分たちにとって邪魔ならんを井戸に突き落とすなどします。(らんも常人ではないので自力で這い上がってきましたが※貞子ではない
双子の狂気はらんと雅人にも容赦なく絡みついていくのです。
「私の使用人に手を出すのはやめてちょうだい」
「お前の使用人だから面白いんじゃないか」「この家も、この家に居る奴らもみんなどうかしているんだ」
「私も?」
「お前も、俺も、みんな」「あなた豚の鳴き声に心を割いて?あなたの事よ。これ以上醜い声を聞かせないで頂戴」
本編より
ありがとうございます!ありがとうございます!!
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天堂家の異様さを象徴するキャラクターと言っても過言ではないでしょう。
亡き兄・貴人を慕っていた彼女は、貴人の息子・雅人にその面影を重ねて溺愛します。
貴人の形見の軍服を着るよう雅人に命じ、そんな彼を自室に呼びつけたり、自分の指を雅人の髪に絡めたり、脚にしがみついたり…。
かつては聡明なお嬢様だったそうですが「貴人の死後、箍が外れてしまったようだ」とある人は言います。
「私はお兄様のために生きたのだから」
「私を罰することが出来るのはお兄様だけ」
「その清冽な目でもっと私を蔑んで…」
本編より
叔母さん(親戚)にこんなこと言われたらトラウマですわ
まとめ
「狂気のキャラクター」と一言でまとめていますが、生まれつきの性質だったり、力を得て眠っていた本質が目覚めたり、凄惨な過去によって歪んでしまったり、自分の大切なものを守るために悪を貫いた結果狂気に走ってしまうなど、バックグラウンドは十人十色です。
2次元だからこそ心行くまで楽しめる狂気の人物たちに今後も注目していきたいと思います。
まだ出会っていない狂気のキャラクターもたくさんいるはずなので、見つけたら随時更新していきますね。
端正な顔立ちの持ち主で知的な印象も漂います。第一印象は「好青年」。
頭脳、容姿、運動神経、社交性、家庭環境、全てに恵まれた彼は年齢にそぐわぬ視点から世界を見つめ、それゆえに退屈な学生生活を送っていました。