カローラFXの最大の趣旨はヨーロッパやオセアニアに向けて進出を果たすことで、「2BOX上級生」のキャッチコピーで売り出された。
https://cobby.jp/corolla-models.html
カローラのヨーロッパ、オセアニア進出を実現するために開発されたカローラFX
カローラのハッチバックモデルは既に「リフトバック」という名前で登場しているが、今度のカローラFXは本格的なFFスポーツを目指したのだ。
FRの駆動方式にこだわっていたトヨタ自動車工業は、80年代に入ると大衆車を次々とFFに変更していく。1983年5月には屋台骨を支えるカローラが、シリーズ史上で初めてFF方式を採用。その約1年5カ月後には、FFの特性を活かした2BOXのカローラが市場デビューを果たした――。今回はニューヨーク国際自動車ショー2018で新型のカローラハッチバックが発表されたのを記念して、“2BOX上級生”を謳って登場した初代「カローラFX」の話題で一席。
【中年名車図鑑|初代トヨタ・カローラFX】若者向け上級ハッチバックとして登場した“2BOXカローラ” | citrus(シトラス)
山田 太郎@yamada25tm2
現在のカローラスポーツのルーツ。AE82、AE92と続くFX-GTはトヨタがスポーツグレードの主力として開発したクルマ。このAE92型も同エンジンで比較するとレビン/トレノより50kgも軽量でコンパクトに作られている。元々、欧州向けに開発されたFXはランクスのルーツとも言える。 pic.twitter.com/cPMNpDvLwL
ryu@RBicycleworks
ワンオーナーのAE81 カローラFX!
FX-Lの5ドア、フルノーマル
めちゃめちゃ綺麗。
低グレードの大衆車ってほとんど残ってないから、絶滅危惧種?
これからも大切に乗り続けてほしいなぁ☺️ pic.twitter.com/n5l9scZ1fl
Bun太@Bunta9371231
エクステリアを一言で述べると、ステーションワゴン風ハッチバッククーペとなる
カローラFXは基本的にハッチバックの形を留めているが、それをさらに具体的に述べると、サイズは、同型のセダンに比べて全長が185mm短く、全高が5mm高い以外は、全幅、ホイールベース、トレッドがセダンと完全に同一なことからプラットフォームを共有していることがわかる。そしてその姿は2代目、3代目になっていくにつれてだんだん丸みを帯びた形状に整っていき、一言で述べるとステーションワゴンに近い形となる。
ニューマウンテンFX-GT@newmountain92
ヤリス等で盛り上がりを見せるトヨタ。自分も流行に乗ってカローラスポーツを納車します!
大
嘘
昭和63年式
AE92カローラFX-GT
(公認2名、改造多数)
憧れた世代の車をお迎え出来て満足です!
これから宜しくお願いします!!!
#FX初心者 pic.twitter.com/rELKkNIyg2
初代 E8#H型はセダンよりも全長が長く、ヨーロッパやオセアニアなどの需要に応えられた
カローラシリーズ全体では5代目に当たる初代のカローラFXは、1984年に誕生して3ドアと5ドアのハッチバックボディが定められた。大きさはセダンと比べると全長が185mm短く、全高が5mm高くなっていて、ホイールベース、トレッド(車輪の中心間距離)がセダンと完全に一致しており、プラットフォームも共有しているとCOBBY。その上この車はヨーロッパやオセアニアなどハッチバック需要が高い国に輸出され、莫大な売り上げを誇った。
トヨタ自動車株式会社@TOYOTA_PR
COBBY(コビー)@cobby_jp
前輪駆動方式(FF)式に変更し、室内空間を拡大し、よりファミリーカーとしての充実を図る志向に。クーペの派生車種カローラレビンはFR式を維持してスポーティーな走りをアピールして棲み分けを図った。 pic.twitter.com/GHpwZUQSwl
2代目 E9#H型からエンジンが大きく変わり、変速機も豊富な種類が揃った
1987年に2代目となったカローラFXは、新開発1.5Lハイメカツインカム・EFIの5A-FE型、1.5Lハイメカツインカム・キャブレター仕様、1.6Lスポーツツインカムの4A-GE型が加わり、トランスミッションも3速、4速、5速があるマニュアルやオートマチックが揃った。その上進出はヨーロッパやオセアニアだけではなく南アフリカにも到達したので、まさに大きな発展を迎えたと言える。
https://matome.naver.jp/odai/2158104623056029101/2158104799256319903
https://matome.naver.jp/odai/2158104623056029101/2158104799256319803
3代目 E10#H型に突入するとスポーティーな3ドアハッチバックモデルとなり、有終の美を飾った
平成に切り替わった1992年に誕生した3代目は、今までの実用性を考慮した作りとなっていて、完全にスポーティーな3ドアハッチバックへ統一した。その上輸出モデルは5ドアモデルも用意され、「GTスーパーストラット」というグレードは、AE101系カローラレビン・スプリンタートレノと同様の5バルブ化された4A-GE型エンジンにスーパーストラットサスペンション、スポーツABSと言った豪華装備が満載で、販売価格も高価だった。この頃の日本国内でのハッチバック車は既に人気が低迷しており、4ドアハードトップのセレスやマリノに押されてしまったため、とうとう1995年に生産を終了することになった。
https://matome.naver.jp/odai/2158104623056029101/2158104799256320303
https://matome.naver.jp/odai/2158104623056029101/2158104799256320203
1988bmw520i@1988bmw520i
完全に販売を終了した後は、トヨタ・カローラランクスに受け継がれた
カローラのハッチバック車として展開したカローラFXは、2001年に登場したカローラランクス及び姉妹車のカローラアレックスに受け継がれることとなる。これらはどちらもハッチバック車を留めていて、磨きがかかったエクステリアを構えていて、土台にはMCプラットフォームが使われ、1,500ccの高効率・実用型ツインカムの1NZ-FE型、および1,800ccスポーツツインカムの2ZZ-GE型エンジンが搭載された。2006年に販売終了を迎えても、ランクスはカローラスポーツに、アレックスはオーリスに受け継がれていった。
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和@jouetsu_express
結論から言えば、カローラFXは欧州、オセアニア市場におけるカローラの主力モデルだった
これまで紹介してきたトヨタ・カローラFXは、ヨーロッパ各地やオセアニア市場で重宝されたカローラだったと言っても過言ではない。そして何よりハッチバックの形状を保ち続けて、いくつもの改良を加えてここまで到達でき、カローラの業績にも貢献したので、まさにこれからの未来に挑戦した車だということが伝わってくる。
ライバル車はシビックに当たり、レースなどで熾烈な争いを繰り広げた
カローラFXのライバルに当たる車種は、ホンダ・シビックが該当する。こちらはセダン、ハッチバック、クーペの種類が揃い、1972年からずっと休まずに発展を続けて、北米、南米、欧州、中国でも展開したので、ホンダの重要な戦力にもなっている。その上1980年代中後期の全日本ツーリングカー選手権にも出場して、カローラFXのスポーティーグレード・GTと熾烈な争いを繰り広げた実績もある。
端to端(ハトバ)@ショック死/声月行くぞ@hatoba_AE101FX
H5年式カローラFX GTです!
エンジンは4AG、もちろん5MTで走り重視の3ドアハッチバック!
オーリスよりかなり小さくはなりましたが軽く動かしただけでもうめっちゃ楽しい!
早めの昼飯食ったらお出かけしてきます(๑>◡<๑) pic.twitter.com/eqerxodgSi
ボクレール2@UZZ94ZG9XxIdjnm
ドライバーは岡本佳織さんかな?
日産もトヨタも同じカラーで走っていた古き良き時代でしたよね。
ミノルタは関谷さんの乗るスープラも好きでした。 pic.twitter.com/fPFrb71yWb