■12日に噴火したフィリピン・タール火山
フィリピンの首都マニラ南方にあるタール火山(標高311m)で12日午前11時(日本時間正午)、爆発的噴火が発生。
マニラ近郊の火山で噴煙|【西日本新聞ニュース】
噴煙は高さ約1万5千mに達し、周囲には火山雷も発生したほか、周辺の地域に大量の降灰が確認された。
フィリピン マニラ近郊の噴火 避難者4万人超 火山性地震続く | NHKニュース
■現地では混乱が続く
約4万3000人が避難
LOOK: Ashfall from Taal Volcano's eruption blanketed a community in Talisay, Batangas on Monday. pic.twitter.com/2r01hvE6lp
— The Philippine Star (@PhilippineStar) January 13, 2020
Locals residing at the foot of Taal Volcano went back to retrieve animals who survived the ashfall on Tuesday. pic.twitter.com/zd924Y0MR3
— The Philippine Star (@PhilippineStar) January 14, 2020
フィリピンバタンガス州タリサイに住む友人からの写真火山噴火により数万人が避難、僅かですがドネーションさせていただきたいと思います🙏 #Volcano #volcanoeruption #TaalVolcano #talisay pic.twitter.com/cmU4WqW2JK
— 🇹🇭仙人🇯🇵 (@earthian72) January 16, 2020
フィリピン当局は噴火警戒レベルを4(危険な噴火が差し迫った状態)に引き上げ、これまでに約4万3000人が避難。
フィリピン マニラ近郊の噴火 避難者4万人超 火山性地震続く | NHKニュース
電気や水道などのインフラは一部寸断され、大量に降り積もった火山灰によって米やバナナ、コーヒーなどの農作物には大きな被害が。
火山噴火、避難4万人に 警戒レベル維持、インフラ寸断も – NNA ASIA・フィリピン・マクロ・統計・その他経済
また、学校などの公的機関も閉鎖され、ニノイ・アキノ国際空港は離着陸を一時的に停止した。
マニラ近郊の火山噴火で空港一時閉鎖、首都圏は休業、日系工場も一時操業中止(フィリピン) | ビジネス短信 – ジェトロ
■気になるのは今後の火山活動
数日以内に「危険な爆発的噴火」が発生する可能性も…
本日も穏やかなタール火山ですが、昨日来、湖の水が完全に干上がった状態です。ここに行ったことがある人はわかると思いますが、そんな簡単になくなる水の量ではないです。 pic.twitter.com/gpkAAHWCmm
— フィリピントピックス【フィリピン総合最新情報】 (@philtopi2020) January 16, 2020
現在、噴火は小康状態となっているものの、16日5時までの24時間に観測された地震は103回で、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も1日あたり平均4186トンと非常に多い。
フィリピン・タール火山「爆発の危険再び!」火山性地震増大566回 家畜は絶望的(動画) | ハザードラボ
また、周辺地域では地割れが相次いで確認されているほか、火口湖は干上がり、湖から海へ注ぐパンシピット川でも水位が急激に低下している。
フィリピン・タール火山 火口湖が干上がる「再爆発の前兆か」 | ハザードラボ
当局は「火口直下にマグマが継続的に進入しており、数時間~数日以内に危険な爆発的噴火が発生する可能性が高い」としている。
フィリピン噴火 地割れ相次いで確認 火山活動は依然活発 | NHKニュース
■過去にも規模の大きな噴火が度々発生
「タール湖」と呼ばれるカルデラ湖に浮かぶ火山島で、フィリピンを代表する観光地でもある。
火山噴火で4万4千人避難 フィリピン|ニフティニュース
環太平洋火山帯に位置し、多くの火山があるフィリピンにおいても特に活発な火山で、過去450年間で少なくとも34回噴火。
フィリピンで火山噴火、数日内に「危険な噴火」の恐れ – BBCニュース
1911年1月の噴火では、1300人以上と700頭以上の家畜が爆風に飲まれて死亡し、島の高さが大きく変わった。
比ルソン島 首都近郊タール火山が43年ぶりに噴火 噴煙1万5000m(動画) (2020年1月13日) – エキサイトニュース
今回の噴火は1977年以来、43年ぶり
■最悪の場合、1991年のピナツボ山噴火クラスに?
ピナツボ山の1991年6月の噴火は「20世紀最大級」とも言われ、噴出物(火砕物・火砕流の堆積物)の総量は約10㎦。
今年も危ない? 1993年に巻き起こった「平成の米騒動」を振り返る – エキサイトニュース
成層圏には大量のエアロゾル(煙霧質)と塵埃が放出され、太陽光を2.5%低減し、地球全体の平均気温を約0.5℃下げた。
「成層圏ベール」で太陽光を遮る温暖化対策構想:そのとき農作物はどうなる? | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
1993年に日本で起きた「平成の米騒動」の原因にもなった
これ、タール湖の南西側が隆起してるって事なのかな? https://t.co/unMiGDTxGV
— なかがわ@🇵🇭フィリピン (@NakagawaR) January 16, 2020
フィリピンのタール火山、次に噴火するとしたら2011新燃岳の噴火クラス?桜島の大正大噴火クラス?あるいはそれ以上?
ピナツボ火山みたいだと夏は冷夏で農作物にかなりの影響がでそうだ。お米がとれずタイ米を緊急輸入したあの夏のようになるのか、、(連投終)— すなふきぬこ (@rukko_ra) January 17, 2020
フィリピン タール火山の噴煙と オーストラリアの森林火災の影響で気候変動に悪影響が出ないか心配 夏はどうなるのだろう?
— flugel (@gustav_2022) January 16, 2020
■最新の情報に注意!
当局が立ち入りを禁止している半径14㎞の範囲内には、約45万人以上が暮らしていると推定されている。
フィリピンで火山噴火、数日内に「危険な噴火」の恐れ – BBCニュース
今後、より危険な噴火が発生した場合、火山ガスなどが時速60㎞以上の速さで水平方向に噴出する「火砕サージ」が起きる恐れもある。
フィリピンで火山噴火、数日内に「危険な噴火」の恐れ – BBCニュース
いずれにしても、周辺地域に住む人々は最悪のシナリオを想定して行動すべきで、一刻も早く退避し、最新情報に注意するよう呼び掛けている。
厳戒続くフィリピンの火山噴火、専門家の見解 – コラム – 緑のgoo




