【立憲へ吸収合併?】社民党、立憲民主党と合流へ

ラララット
社民・立憲の吸収合併についてまとめています。社民はなぜ吸収合併を良しとしたのか?合流後の党名はどうなるのかをご紹介します。

社民党が立憲民主党への吸収合併を容認

社民党の又市征治党首は6日、立憲民主党が提案した政党合流に応じる場合、同党への吸収合併を容認する考えを示した。東京都内で記者団に「対等平等だと主張して党名も変えろという話になるのか。党名にこだわる必要はない」と述べた。
社民、立民への吸収合併容認 – ロイター

「政策合意して立民を応援している。理念や政策が違うという(党内の)誤解を解きほぐさなければならない」と述べ、今月29日の全国幹事長会議に向けて意見集約を図る考えを強調した。
社民、立民への吸収合併容認 – ロイター

吸収合併と合流、何が違う?

合併には、2以上の政党がすべて解散して新しい政党を設立する「新設合併」と、1つの政党は存続し、他の政党は解散してその存続した政党に合流する「存続合併」の2種類あります。
総務省|VIII 政党の解散、合併、分割等

そのうちのいくつかと他の野党も含めて98年に合流したのが今に続く民主党です。あくまでも存続するのは民主党で、政党名も変えず、他党は解散して加わりました。「98年方式」とはこれです。
民維合併問題 政党合流の方式の例は? 早稲田塾講師・坂東太郎の時事用語(THE PAGE) – Yahoo!ニュース

1998年に野党の民主党以外の政党が解散し、民主党に加わるという吸収合併が起きています。これを98年方式と呼んでいるようです。

国民民主党の玉木雄一郎代表と自由党の小沢一郎共同代表は二十六日未明、国民本部で会談し、両党の合併に関する合意書に署名した。党名は国民民主党のままで、基本政策も引き継ぐ。解散した自由を国民が吸収合併する。
東京新聞:国民民主、自由と合併 両党首合意 党名、政策は維持:政治(TOKYO Web)

つい最近では自由党と国民民主党が吸収合併を発表。自由党は解散し、国民民主党が自由党を吸収合併する形でまとまっています。

立憲民主党からの合流の呼びかけを受けて、国民民主党の玉木代表は、合流後の党名や政策などは対等な立場で協議したいという意向を重ねて示したうえで、党の地方組織の声も聞くなど、丁寧に党内の意見集約を進める考えを示しました。
「合流 丁寧に党内の議論進めたい」国民 玉木代表 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン

こちらは年末に話し合われていた立憲と国民民主党の合流の話題。合流の場合はどちらかが解散するわけではないため、合流後は新たな党名を立ち上げる必要があります。

なぜ社民は吸収合併を容認したのか?

そもそも、社民党は1945年に「社会党」として結党したのに始まります。実は、1955年に結党された自民党よりも歴史があります。また現在の憲法の下で初めて行われた総選挙で、最も多く議席を獲得したのは、社民党 (当時:社会党)であり、総理大臣もこれまでに2人(片山哲氏、 村山富市氏)を輩出している伝統のある政党です。
自民党より歴史のある社民党の合流騒動。現在の議席数は? なぜ民進党と? | 日本最大の選挙・政治情報サイトの選挙ドットコム

法律上「国政政党」として認められるには、5人以上の国会議員がいるか、もしくはその直前の選挙で2%以上の得票率を得ていなければなりません。
自民党より歴史のある社民党の合流騒動。現在の議席数は? なぜ民進党と? | 日本最大の選挙・政治情報サイトの選挙ドットコム

社民党は現在、所属している国会議員は5名、直前選挙(2014年衆院選挙)での得票率は2.46%と、条件ギリギリです。
自民党より歴史のある社民党の合流騒動。現在の議席数は? なぜ民進党と? | 日本最大の選挙・政治情報サイトの選挙ドットコム

こちらは2016年時の議席数などです。2019年の参院選比例で1議席を確保したものの、得票率も条件ギリギリと非常に厳しい状態となっています。

社民は
逆によくここまで生き長らえたよな#虎8

社民党は数年前から存続危機にあった政党なので、今回の吸収合併は良かったのではという考えが多くありました。

立憲・国民の合流の話の進捗は?

国民民主党の玉木雄一郎代表は6日、党本部の仕事始め式であいさつし「野党間の連携をさらに深化させ、新しい政治をつくっていく」と述べた。立憲民主党との合流協議を踏まえた発言だ。
東京新聞:玉木氏「新しい政治つくる」 合流協議踏まえ:政治(TOKYO Web)

国民民主党の玉木雄一郎代表は4日、三重県伊勢市で記者会見し、立憲民主党との合流に関し「吸収合併はあり得ない。しっかり協議した上で、新党をつくっていく」と述べた。「どちらかの考え方に寄せていってはみんなが納得できる形にならない」とも指摘した。
玉木氏、吸収合併を否定 立・国合流「新党つくる」:政治:中日新聞(CHUNICHI Web)

国民民主党の玉木代表は吸収合併ではなく、新党の立ち上げを検討。しかし立憲民主党の枝野代表は……。

立憲民主党の枝野幸男代表は5日、国民民主党の玉木雄一郎代表が両党の合流に関し「吸収合併はあり得ない。しっかり協議した上で、新党をつくっていく」と表明したことに強い不快感を示した。島根県出雲市で記者団に「私は新党をつくるつもりは100パーセントない。何か勘違いしているのではないか」と語った。事実上の吸収合併を求めた形だ。
東京新聞:立民・枝野氏が吸収合併を要求 国民との合流、新党を否定:政治(TOKYO Web)

玉木代表は新党設立の方向で考えていますが、枝野代表は立憲民主党への吸収合併の方向で考えているようです。双方の主張がまったく異なるため、早い段階での合流・合併はないかもしれません。

再生の卵@ERs5KhQMKQk53Cn

国民民主党はこんな上から目線の立憲民主党に合流する必要はないと思う
https://matome.naver.jp/odai/2157835646981365801
2020年05月28日