【あの人と幸福であるよりも、貴方と不幸である方がいい】フランス文学のあまり知られていない名作を並べる

koitate2016
エピクロスの園、人間の土地、テレーズ・デスケイルゥ、レオナルド・ダ・ヴィンチ論、にんじん、悪魔と神、贋金つくり、ドルジェル伯の舞踏会、夜の果てへの旅、花のノートルダム

目次

エピクロスの園
人間の土地
テレーズ・デスケイルゥ
レオナルド・ダ・ヴィンチ論
にんじん
悪魔と神
贋金つくり
ドルジェル伯の舞踏会
夜の果てへの旅
花のノートルダム

新宿二丁目にジャンジュネという女装バーがあるのか(困惑)

エピクロスの園

人生においては、偶然というものを考慮に入れなければならない。偶然は、つまるところ、神である。
『エピクロスの園』アナトール・フランス

不安を知らない精神はわたくしをいらだたせるか、あるいは退屈させる。
『エピクロスの園』アナトール・フランス

「皮肉」と「憐れみ」とはふたりのよき助言者である。前者は、ほほえみながら、人生を愛すべきものにしてくれ、後者は、泣いて、人生を聖なるものにしてくれる。
『エピクロスの園』アナトール・フランス

だからこそアナトール・フランスは、愚か者は邪悪な人間よりも始末が悪い、といったのだ。つまり、邪悪な人間はときどき邪悪でなくなるが、愚か者は死ぬまで治らないからだ。
詩になり歌になつて居る多くのよい言葉の根源を尋ねると、何れも田園の土の香を帯びたもので、学者が机の上で考案したものゝ至つて少ないことは、曾てアナトール・フランスも言つて居るが、日本は其造語法の殊によく進んだ国であつた。

国語の将来/柳田國男

大杉栄bot@Sakae_Osugi_bot

本当に、アナトール・フランスの言うように、賭博とは、運命が普通には長時間、または長年月の間でなければ生ぜしめない変化を、一秒時の間にもたらしめる術なのだ。他の人々の緩やかな生涯の間に散在しているあらゆる情緒を、ただいっときの中に集中さす術なのだ。(1914年「賭博本能論」1/4)

人間の土地

In anything at all, perfection is finally attained not when there is no longer anything to add, but when there is no longer anything to take away, when a body has been stripped down to its nakedness.
『Wind, Sand and Stars』Antoine de Saint-Exupéry

Human drama does not show itself on the surface of life. It is not played out in the visible world, but in the hearts of men.
『Wind, Sand and Stars』Antoine de Saint-Exupéry

No man can draw a free breath who does not share with other men a common and disinterested ideal. Life has taught us that love does not consist in gazing at each other but in looking outward together in the same direction.
『Wind, Sand and Stars』Antoine de Saint-Exupéry

テレーズ・デスケイルゥ

苦悩がお前を神に引き渡すことを、私は何程願ったか。長い間私は、お前が聖女ロクストの名で呼ばれるに相応しくなるよう望んできた。だがもしそうなれば、多数の人々が神に対する冒涜だと叫び立てただろう。その人達も悩める我々と同様に神を信じる者達なのだが
『テレーズ・デスケイルゥ』モーリヤック

レオナルド・ダ・ヴィンチ論

INTERMEZZO@okawa70409184

人生のかなりの部分を過ぎて、ようやくわかることがあまりに多い。ポール・ヴァレリー の価値にようやく気づきはじめる。なんと、20歳のとき南仏セットのお墓まで詣でたというのに、我ながら時間がかかり過ぎ。20世紀最高の知性だからといって敬して遠ざけてはいけない。

にんじん

彼は、そういうことに慣れている。あることに慣れると、そのことはもうおかしくもなんともない。
『にんじん』ジュール・ルナール

ひと息ついて、もっと静かに、自分たちの幸福を味わうべきである。
『にんじん』ジュール・ルナール

悪魔と神

沈黙が神だ。不在が神だ。神は、人間の孤独だ。ただ俺があるのみだった。
『悪魔と神』ジャン=ポール・サルトル

贋金つくり

悪魔を知らないときほど、悪魔に仕えているときはない。いつだって、悪魔は知られないでいるほうが得なのさ。いいかね、これこそが頭の痛いところ。つまりね、ぼくが悪魔を信じなければ、それだけ多く悪魔に力を貸すことになる。
『贋金つくり』アンドレ・ジッド

最も痛ましい犠牲者は、阿諛追従の犠牲者だ。自分をちやほやしてくれる人を憎むには、よほどの性格の強さが必要だろう。
『贋金つくり』アンドレ・ジッド

われわれの信仰は、現世のあらゆる幻滅を糧として肥って行く。
『贋金つくり』アンドレ・ジッド

見たいと願っていた天使も、彼女亡きあと、どうして信じられよう?彼の空まで、今はからになりつつあった。
『贋金つくり』アンドレ・ジッド

川本直@vidalianjp

ファミレスの順番待ちに書き込む偽名、今度から「アンドレ・ジッド」にしようかな。

ドルジェル伯の舞踏会

彼は喋った。率直に喋った。この率直さは最初拒否のように感じられてドルジェル伯は少し気を悪くした。伯爵は誰かが「私は火が好きです」などということができるとは想像したことがなかった。
『ドルジェル伯の舞踏会』レイモン・ラディゲ

フン、けなげな…
今すぐ愛しい愛しいリエの元に送ってやる!
鳥人戦隊ジェットマン

あの蜘蛛の巣のように入り組んだ道路こそ、言わば都市の血管。
その血の管が断ち切られた時、果たしてどれほどの血が流れるか。
鳥人戦隊ジェットマン

岩本佳浩@iwamoto_yoshi

僕の描いた漫画で誰かが「健気だ」か「健気な」って言った気がするけど…。シグマ?
レイズナーでこのセリフがあり、ここからインスパイアしたのかなぁ?と思ったけど、なんか記憶の中のアクセントが違う。
元ネタなんだろうと記憶検索。結果…。多分ラディゲ?

でるた@delta0401

記憶喪失になってるラディゲが人間の女性と出会っていい感じになる回とか、ルークがそば屋の手伝いをするうち社会での居場所を見付けていく回とか、「あっ悪役が改心する回だな」って思うじゃん普通?????
俳優 脚本家 舘正貴さん
2018年12月19日 病気療養の末
死去。55歳没。
ご冥福をお祈りします。

鳥人戦隊ジェットマン(1991年)
裏次元伯爵ラディゲ役

忍者戦隊カクレンジャー (1994年)
モクモクレン人間体・声役

仮面ライダー555(2003年)
ゴージャスな男 / ソードフィッシュオルフェノク声 役 pic.twitter.com/7g8JVLaB0g

夜の果てへの旅

正義を口にする連中が、一番きちがいじみた連中に見えるね
『夜の果てへの旅』ルイ=フェルディナン・セリーヌ

黒く塗りたくること、自分をも黒く塗りたくること
『夜の果てへの旅』ルイ=フェルディナン・セリーヌ

愛書家日誌@aishokyo

1894年の今日はフランスの小説家、ルイ=フェルディナン・セリーヌが生まれた日です。代表作「夜の果てへの旅」について、「文学の本ではない、人生の本だ」「この作品は、自分の人類愛から生まれたものだ」と語っています。 pic.twitter.com/YUaOaV8eIv

花のノートルダム

さや@本読み@passepartouuuut

ジュネの『花のノートルダム』を読み始めたんですが、これが読んだことないような小説。
裏表紙には「都市の最底辺をさまよう犯罪者や同性愛者を徹底的に描写し、卑劣を崇高に、悪を聖性に変えた、文学史上もっとも過激な小説」とあるんですけどまさにその通り。お下劣な話が続いても下品じゃない→
『花のノートルダム』(ジュネ)「今回の翻訳の最大の眼目は、ジュネを難解さの神話から開放してやりたいということです。文章を綴るジュネの、愚直なまでの幼児的な誠実さを、なんとか訳文に浸透させたかった」(訳者・中条省平) pic.twitter.com/sqNA3aYbpZ
https://matome.naver.jp/odai/2157207292255175401
2020年04月18日