ツチノコとは?
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特徴
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2メートルほどのジャンプ力を持つ。高さ5メートル、前方2メートル以上との説や10メートルとの説もある。
日本酒が好き。
「チー」などと鳴き声をあげる。
歯はすきっぱである。
非常に素早い。
シャクトリムシのように体を屈伸させて進む、尾をくわえて体を輪にして転がるなどの手段で移動する。
いびきをかく。
味噌、スルメ、頭髪を焼く臭いが好き。
猛毒を持っているとされることもある。
テレビ番組などで、ツチノコ捕獲に成功したとする話も取り上げられるが、「祟りを恐れて逃がした」「死体が消えてしまった」といった理由で追求が打ち切られ、客観的にその存在を証明できた事例は無い。
名前の由来
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言い伝え
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奈良時代の『古事記』、『日本書紀』にはカヤノヒメ神の別名であり野の神、主と書かれてある。
1712年、寺島良安が記した『和漢三才図会』第四十五巻 竜蛇類に「野槌蛇」の名称でツチノコの解説がある。「(一つ手前の項目に記された)合木蛇の仲間で、深い山奥に棲む。頭と尾は均等で尾は尖らず、柯の無い槌に似ている為俗に野槌と呼ばれる。吉野山中の菜摘川の清明の滝の周辺に往往見られる。口は大きく人の脚を噛む。坂を下り走ると甚だ速く人を追う。但し登りは極めて遅い為、これに出会ったら急いで高い處に登るべし。追い付かれる事は無い」。
1886年、井出道貞が『信濃奇勝録』巻之1に「野槌 のつち 漢名 千歳蝮」を記す。「八月の頃たまたま出る。坂道は転がって進む。人に害を成さない。和漢三才図会の説明とは異なる」と書き留めている。
1972年、作家の田辺聖子が、ツチノコ捕獲に情熱を燃やす作家山本素石をモデルとした小説『すべってころんで』を朝日新聞夕刊に連載。ツチノコの名が全国的に知れ渡ることとなった。
1973年、ツチノコに遭遇した経験を持つという漫画家の矢口高雄が、ツチノコをテーマとした漫画『幻の怪蛇バチヘビ』を発表。ツチノコブームのきっかけを作った。なお、同作品は『釣りキチ三平』と共に、1974年の第4回講談社出版文化賞を受賞している。
1974年、漫画『ドラえもん』においてツチノコを描いたエピソード「ツチノコさがそう」が雑誌「小学五年生」に掲載され、翌1975年には「ツチノコ見つけた!」が「小学六年生」に掲載された。後に『ドラえもん』が台湾へ輸出されたことで、台湾の多くの学生たちにはツチノコの姿として、これらの作中で漫画風にアレンジされたツチノコのイメージが定着している。
フジテレビ系バラエティ番組、奇跡体験!アンビリバボーでは、太平洋戦争当時の日本軍が捕獲し、軍の研究所で飼育、観察されていたとされるツチノコの話題を取り上げた。不鮮明ながら、モノクロ写真とされる物も残されている。ただし、死後解剖された際の結論は、毒の成分から考えてニホンマムシの亜種だったと記されている。
全国の目撃情報
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2007年4月1日、山形県最上郡大蔵村の牧場の干草の中から、ツチノコ状のヘビの死骸が発見された。この死骸は写真が撮影され、ツチノコ写真の中でも信憑性が高いとの声もあるが、日本国内のヘビ研究の権威である日本蛇族学術研究所は、干草がオーストラリア産であったことから、この死骸はオーストラリアの毒ヘビであるデスアダーだった可能性を示唆している。
妙見山は前述の漫画『バチヘビ』の舞台でもある。
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多摩川で、上流から中流にかけて目撃情報が多発している。
2008年8月31日、千葉県白井市の田園地帯において水平に3メートルジャンプしたツチノコらしき生物の目撃情報が寄せられた。
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岐阜県美濃市の農道で、数ある目撃例の中でも巨大な、全長約2メートルの個体が目撃された。
1992年、岐阜県中津川市付知町の農家でツチノコらしき生物の死体が発見されて話題になったが、鑑定の結果、マツカサトカゲと判明した。
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新潟県糸魚川市能生地区の山中でツチノコが目撃された。同地区では「つちのこ探検隊」が結成され、2006年以降から毎年ツチノコの捜索が行われ、最大1億円の賞金がかけられている。
新潟県小千谷市に、ツチノコの背骨といわれる物体が保管されている。
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2004年5月30日、兵庫県美方町のツチノコ探検隊が、同町でツチノコらしき生物の死骸を発見したと発表したが、鑑定の結果ツチノコではないと判明した。同年には6月にも同町でツチノコ状のヘビが発見され、「ツーちゃん」の名で飼育されたものの、これは妊娠して胴が膨れ上がったヤマカガシに過ぎず、卵を産み落とすと普通のヘビとなってしまった。
奈良県吉野郡下北山村で、体長約30センチメートルのツチノコが目撃された。
2008年3月、奈良県の竜王山で発見された生物が、同年3月7日発行の東京スポーツの一面にツチノコではないかとして掲載された。一部の学者はツチノコではなくヒルとの見方を示している。
2014年10月、滋賀県近江八幡市の古民家の床下からツチノコの死骸らしき骨が発見されている。滋賀県内では、1950年代に伊吹村上野(現米原市)でツチノコの死骸が発見されて産経新聞長浜支局長が取材を行っている。1961年秋、永源寺町(現東近江市)の古い炭焼き窯でツチノコが捕獲され、名古屋のヘビ業者に売られたこともあるという。
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2000年5月21日、岡山県吉井町(現・赤磐市)でツチノコ状の生物が発見され、数日後にも同様の生物の死骸が発見された。ツチノコではないかと話題になったものの、川崎医療福祉大学の鑑定によりヤマカガシと判明し、ツチノコになれなかったヘビとの意味で「ツチナロ」と命名された。同町ではこの一件でツチノコ生息スポットとして脚光を浴び、ツチノコ特別捜索隊が結成され、ツチノコの生け捕りに2000万円の賞金がかけられており、1年に1万円ずつ上乗せされ、2008年の時点で2008万円に達した。
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熊本県では、八代市から人吉市にかけての山間部に目撃談が多い。
五島列島でも古くから目撃されている。
捕獲したら賞金も!
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岡山県吉井町 賞金2000万円
兵庫県美方町 別荘地100坪
広島県上下町 賞金300万円(平成元年)
西武百貨店 賞金300万円
和歌山県すさみ町 賞金100万円と副賞イノブタ1頭
岐阜県東白川村 賞金100万円(平成元年以降年は1万円ずつアップ)
奈良県下北山村 賞金100万円
学研ムー編集部 賞金100万円
Twitterの反応は?
ガル@レジェプロ ウチノコエカキ@legendpromise
ちなみにツチノコの目撃情報がもっとも多いのは奈良県らしい。
あうまる@kuroba_aumaru