ボサノヴァ創始者のひとり、ジョアン・ジルベルトが死去
軽快で美しいメロディーの音楽ボサノバの草分け的存在として知られるブラジルの伝説的歌手・ギター奏者のジョアン・ジルベルト(Joao Gilberto)さんが死去した。88歳だった。
ボサノヴァの創始者のひとり、ジョアン・ジルベルトが他界 – ブラジルの今をお届け – MEGABRASIL
ジョアンは同居していたというマリア・ド・セウ・ハリスと、世話人のアナという女性や彼の家族に看取られ自宅で息を引き取ったという。
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英BBCによると数年前から体調を崩していました。死因は明らかにされていません。
“ボサノヴァの神様” ジョアン・ジルベルトが死去 – amass
右端はジョアン氏と同居するマリア・ド・セウ・ハリス氏、左端は弁護士のグスターヴォ・カルヴァーリョ・ミランダ氏。
最後の舞台は2008年で、ボサノバ誕生の50周年を祝う行事に伴うものだった。
CNN.co.jp : ボサノバの「創始者」 ジョアン・ジルベルトさん死去、88歳
世界に大きな影響を与えた音楽家だった
ジョアンはブラジルの伝統音楽だったサンバをクラシックギター1本で表現する独特な奏法を発明し、世界中に影響を与えた。
これで見納めかも?ジョアン・ジルベルト、来日公演迫る | BARKS
ジョアン・ジルベルトが発明したとされるギターの奏法「バチーダ」は、今もなおボサノヴァを特徴づけるものとして多くのミュージシャンに受け継がれています。
ジョアン・ジルベルトが幾日もバスルームに閉じこもってギターを弾き試行錯誤の末、それまでにないスタイルのギター奏法を編み出すことに成功し、ボサノバを創造したとも云われている。
ボサノバ・ギターの練習 – Jazz & Bossa , 美術館巡り , 古都散策 and many more !
絶えずベース音をキープし、コードを奏で、独唱するというオールインワン・スタイルを完成させたと言う意味ではジョアン・ジルベルト独自のスタイルと言えるかもしれません。
バチーダ奏法|ボサノヴァ、サンバ ミュージックを語る上で欠かせないギター奏法。その秘訣に迫ります!
米国のジャズのサックス奏者であるスタン・ゲッツと組んだアルバム「ゲッツ/ジルベルト」の発表も音楽史的には有名な出来事で、このアルバムは1965年の米グラミー賞の最優秀アルバム賞に輝いた。
ボサノバの「創始者」 ジョアン・ジルベルトさん死去、88歳(CNN.co.jp) – Yahoo!ニュース
2003年には70代での初の日本公演で話題になり、9月12日公演が『ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー』としてアルバム化(翌年に発売)。翌2004年、2006年11月にも日本公演が行われた。
ジョアン・ジルベルト – Wikipedia
日本でもTwitterに追悼の声が続々と寄せられた
pwm@pwm_
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diamondyukai@diamondyukai
ジョアン・ジルベルト氏死去=ブラジルのボサノバ歌手、ギター奏者 #SmartNews web.smartnews.com/articles/gdvCy…
kentarotakahashi@kentarotakahash
柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》@Elis_ragiNa
20代の頃、ジョアン・ジルベルトしか聴けないみたいな夢中を通り越した時期を何度も過ごしたことを思い出す。 pic.twitter.com/m613504aD5

moicafe@moikahvila
八木皓平@lovesydbarrett

mayuzo@mayuzon
あの頃は70代後半だったんだね。
今宵は、イパネマの娘を聴きながら献杯しましょうかね。
沖島 遼@r_Okishima
亡くなったことに驚いていたのではない。
不謹慎だが、生きていらっしゃったことに驚いた。
それほど、半世紀前にボサノヴァを生んだこと、そして、イパネマが偉大過ぎた、ということだと思う。
R.I.P
古田徹也@FURUTA_Tetsuya
もう長いこと、ほんとうに毎日、毎日聴いている。毎日聴いて、自分のどこかの部分がずっと救われている。そんな音楽は、自分にとっては他に何もない。
そういう人が亡くなるのは、何歳であろうが悲しいし、寂しい。
ジョアン・ジルベルトを知るための幾つかのアルバム
ジョアンのギターとヴォーカル、それにソニー・カーによるハイハットの演奏のみというシンプルな編成。
ジョアンは珍しく、ギターのチューニングを半音程度下げ、独特の緊張感を生み出している。
最後のトラックでは当時の妻ミウシャとの親密なデュエットも。
「これよりいいものと言ったら、沈黙しかない。そして沈黙をも凌駕するのは、ジョアンだけだ。」
“ほぼ素人”な当時のジョアンの妻アストラッド・ジルベルトの歌唱も魅力だが、賛否両論あるこの作品を巡っては奇人としても知られるジョアンの数々の伝説的なエピソードも。
初期の素晴らしい演奏が聴ける唯一の盤として、2000年前後には入手困難のため中古市場でも1万〜2万円で取引されるほどの人気だった。
関連まとめ
今やオシャレな音楽の代名詞ともなった”ボサノヴァ”を作った男、ジョアン・ジルベルト。その静かで心地よい音楽のイメージとは裏腹に、ジョアン・ジルベルトの人生は奇行のウワサが絶えません。繊細すぎるがゆえに生み出された数々の伝説をまとめました。
”ボサノヴァの神様” ジョアン・ジルベルトは自分の音楽を「ボサノヴァ」だとは思っていなかった──。ギター(ヴィオラォン)1本で囁くように「サンバ」を歌い、世界中に「ボサノヴァ」ブームを巻き起こしたジョアン・ジルベルトがこよなく愛したサンバの名曲を集めました。
彼の名は知らなくとも、彼の音楽を聴いたことがない人は居ないであろう、アントニオ・カルロス・ジョビン。世界中で愛されている彼が遺した名曲の数々を紹介します。








ブラジルの歌手、ギタリスト。
1958年頃、作曲家のアントニオ・カルロス・ジョビン、作詞家のヴィニシウス・ヂ・モライスと共に「ボサノヴァ」と呼ばれる音楽を創り出しました。
その軽やかで新鮮な音楽は、今もなお世界中で愛されています。