「閲覧注意」身の毛もよだつゾッとする怖い話(随時更新)

kent303
本当に怖い話をまとめました。

子供の頃の廃屋探検

消防1の頃近所の子供たち5人位で廃家探検をした。
廃家はわらぶき屋根で古くてガタガタ。
イロリがある部屋に出たらイロリの四方にボロボロの座布団が敷いてあって
四つの座布団の上それぞれに頭蓋骨がのってた。
「すごーい骨あるよー」
みたいな会話で通り過ぎた。
でも、今になるとその時一緒にいた友達と
アレなんだったんだろうと話します。
今はもうその家はないけど未だに謎。。。
怖い2ちゃんねる : 子供の頃の廃屋探検

新聞社の怪談

父さんから聞いた話。
新聞社勤めだった父さんによると、新聞社は意外に心霊現象? が豊富らしい。
24時間誰かがいるのになぁ、とビールをのみながら子供の頃の僕に、いくつか教えてくれた話の一つ。

父さんは、いわゆるブンヤではなく、内勤だったので、イレギュラーない限りそこそこ定時に上がれたんだけど、その日は記事の差し替えに伴う調整て、朝帰りをする羽目になったらしい。
明け方、一段落して少し休む前にトイレに行こうと席を立った。
誰かが電気を消したか、真っ暗な廊下を歩き、明かりのついたトイレに入った途端、なぜか、トイレが急に真っ暗になった。
うわぁっ、と悲鳴をあげたとおもったら、小便器の前に、誰かがいる。
真っ暗なのにわかっちゃったんだよなぁ、という父さんのしかめっ面、子供心に、すごく怖かったのを覚えている。
そこには、ずいぶん古いコートと帽子を着た、背の低い男が用を足してたらしい。

人がいたのか、と安心する間もなく、ばちばちっ!という大きな音を立てて、明かりがついた。
急に明るくなって、目をパチパチさせながら、父さんは、その人にびっくりしましたね、と話しかけようとした。
でも、そこには誰もいなかったんだって。
父さんが戸口に立ってたから、どこにも行く場所なんかないのに。
ぽかんとする父さんの目の前で、小便器の洗浄ボタンが押されて、水がジャーって、流れ出したのを見て、父さんは悲鳴をあげて逃げ出したんだって。

悲鳴をあげて、自分の机に戻った父さんを、同僚がどうした!って落ち着かせてくれたそうだけど、何があったか話しても、そいつは笑って取り合ってくれなかったんだって。
見間違えかと納得しかけた父さんと、同僚だけど、そのとき、ふたりともに、「すまんなあ、帰るわぁ」って声が聞こえて、ものすごい悲鳴をあげたらしい。

次の日、二人で、先輩や、長く務めた人や、いろんなひとに話を聞いたけど、理由はわからずじまいだったって。
帰れないまま死んだ新聞記者とか、そういういわくがあるわけでもなく、心当たりもわからず、二度とその人?とも会うことがなかったんだって。
わかんないまま、新聞社は新しいビルに移っちゃったので、結局しらべようもなく。
今でも、父さんは時々、僕にその話をする。
あれ、いったいなんだったんだろうなぁ、でも、あの明るい声は、幽霊とかじゃない気がするんだよなぁ、というのが、いつものオチなんだけどね。

あー、洒落にならない怖い話だったのは、父さんの方で、僕にとっては、ちょっと不思議な話程度。
でも、父さんは、連絡なしで仕事で徹夜した上に、次の日も、その不思議な男の聞き込みで帰りが遅くなったので、まだ新婚だったお母さんにものすごく怒られて、泣かれて、浮気まで疑われたんだって。
そこはシャレにならない話なのかもね。

もうひとつ。父さんから聞いた話、
父さんの父さん、僕のお祖父さんが、不思議な石を拾ってきたことがあるんだって。
石なのに、冬でも暖かくて、夜になるとぼんやり光る、真っ赤な石。
お祖父さんは釣りが趣味だったので、夜釣りの時に拾って来たらしい。

神棚にあげていたんだけど、拾って何年かしてから、急に目を離した隙になんどもなんども神棚から落っこちるようになったので、気味が悪くなって、法事にきたお坊さんに相談したら、悪いものとは思えないがお寺で供養してみましょう、といって引き取って行ったんだって。
その後はその石がどうなったかわからないけど、そのお寺は何度も後継ぎさんを迎えたのに、結局潰れて?しまったんだって。

今でも、そのお寺のあとは、新しい電車が通って開けた場所のそばにあるのに、何度もビルを立てようとかいう話があったらしいけど、うまくいかないままなんだって。
今でも、誰も買いてもつかないまま、空き地のままでした。
新聞社の怪談 – 死ぬほど洒落にならない怖い話

コーイチ

10年前、当時付き合っていた彼女と俺の家にいた時、彼女の携帯が鳴った。
普通に、もしもーしって出た彼女。段々怪訝な表情になってくる。

俺の方見て、首を傾げたり。だから、どうした?って聞いたら、携帯のマイク隠して、
「よくわかんないから、替わって」と。

俺が?って思ったけど、出てみた。もしもし?って。すると電話の相手が、
「あ、替わってくれた!コーイチ君?私ちゃんと電話したよ!良かったー!
替わってくれて。女の人出たから、ビックリしちゃった!」
とか言ってる。若い感じの女の子。

でも俺、コーイチって名前じゃないから、誰にかけました?って聞いたんだ。
すると相手が「え、コーイチ君でしょ?いつもと同じ声だもんね!ね!」と。
だからさ、ああ間違い電話か、と思って「違うんで。じゃ」って電話切った。
彼女にも、間違い電話でしょ、とか話してた。

そうしたら、携帯がまた鳴った。番号も同じ。
またかよ、って思ったけど、もう一度説明しようと俺が出た。
以下会話
俺「もしもーし」
相手「何で切っちゃうんですか?」
俺「いや、俺コーイチじゃないからね。しかも俺の携帯じゃないし」
相手「え?だって昨日夢で教えてくれたよね?この番号」
俺「え?夢?いや知らないから(夢って何だおっかねえ)。多分間違いでしょ」
相手「だって声同じだよ?昨日聞いてから、すぐ番号メモしたんだよ?」
俺「っていわれても、俺知らねぇから」
相手「でもコーイチ君から教えてくれたのに・・・」
俺「だから俺コーイチじゃねぇから!」
相手「じ、じゃあ、お友達になって下さい!」
・・・え?

友達に、なって下さい。
意味がわからない。
だから俺「え?なんて?」
相手「えーと、コーイチ君が教えてくれた番号にかけたら、あなたが出た。
だから、きっとそういうことなんですよ!ね、仲良くして下さい!」
俺「(ヤバい人だ!この人ヤバい類の人だ!)・・・無理です」
相手「何でですか?せっかくコーイチ君が教えてくれたのに」
俺「だからね、俺コーイチ君なんて知らないし、第一、この携帯彼女のだから!!」
って言って切った。
横で見てた彼女にも、以上のやり取りを教えた。で、怖いね~で終わった。
それからしばらく、着信の番号を警戒してたけど、何もなかった。
以上が10年前、19歳の頃。

そして一年経って、俺20歳。
友達等から、携帯を持て!という苦情が多くなってきたので、渋々自分の携帯を持った。
彼女ともまだ続いてて、コーイチ君の話も特に出てこなかった。
そんなある日、ドライブ中に、俺の携帯が鳴り出した。
知らない番号だぁ、とは思ったけど、普通に出た。もしもーし、と。
すると、スピーカーから
「コーイチ君?」
ででで、出たーーーーーー!!!!

助手席の彼女に口パクで、コーイチ!コーイチ!って伝えた。
怖がる彼女。俺だってビビった。
ビビりながらも、「チガイマス」と伝え、即切った。
おっかねー!と彼女と言い合う間も無く、再度鳴り出す携帯。
さっきの番号だ。怖いから放置!
でも鳴り止まない。彼女にも、「出てみたら?ってか本当は浮気してんじゃないの?」とか言われるし。
渋々出ましたよ。そりゃさ。
以下会話
俺「・・・もしもし?」
相手「やーっと出ましたねーw」
俺「はぁ。で、何でしょう?」
相手「コーイチ君がね、また電話番号教えてくれたんです」
俺「(まただ・・・)何の話ですか?僕名前違いますが」

相手「でも一度お話しましたよね?」

ゾクっとした。
すげぇ怖かった。
何より、相手の楽しそうな感じが不気味だった。
でも、飲まれたら負けだ!と自分を奮い立たせた。

俺「えーと、そうだね、俺だね。で、何の用ですか?」
相手「コーイチ君が、ここにかけてごらんって。夢で・・・」
俺「そうですか。でも俺にはコーイチ君から何のお知らせも無いんで」
相手「本当に、コーイチ君からは何も聞いてないんですか?」
俺「さっきも言ったように、何も知らないから!前回もそうだったけど、大体、コーイチって誰よ?」
相手「いちも夢で、色々お話してくれる人ですけど」
俺「そうですか。でも俺の夢には出てこないんで。君も夢でお話してて下さい。
俺には何の関係もないんで」
そう伝え、切った。
切ってから彼女に説明。浮気疑惑は晴れた。でも怖がってた。
何で電話番号知ってたんだろうって。
それは俺も怖いってば。

そんなこんなで、いきなり2年経過。
これまで話に出てた彼女と別れた22歳の俺。
別れてから1年経って、気持ち変える為に、携帯もD社からa社に変えてた。
大学5年生で、就職決まらず焦ってた時期。
単位はほぼ取れてたから、酒屋で配達のバイトばっかりやってた。
そんな毎日。
ある日の夕方、携帯が鳴った。知らない番号。
一瞬ドキッとした。またコーイチ女か?って。
でも、前回の電話以来、コーイチ女の名前で電話帳登録して、拒否リスト
にも入れてた。何より、お得意さんからかかってくる事も多かったから、出た。

もしもしー!と元気良く。
聞こえてきたのは、スナックママさんの、酒やけした声や、社長のダミ声でもなく
「お久しぶりです。覚えてますか?」

はいコーイチ女ー!

あの声だ!おっかねぇ!
何だろう、怖い話聴いて、胃が上がってくる感覚。
俺だけかも知れないけど、不安なときの気持ち悪さを感じた。
でも勇気振り絞って、「どなたですか?」と聞いてみた。
以下会話
相手「あの、覚えてますか?前にもお話したんですが、私です。
ミナです」

この時コーイチ女が始めて名乗った。少し感心した覚えがある。
すこーしだけね。
ちなみに、地元の友人で、ミナって呼ばれてる子は一人いた。
というか今でも仲良し。
だけど、声も全然違うし、頭に浮かびもしなかった。

と、まあ名乗ってきたわけだが、
俺「ミナさんですか?ちょっと分からないんですが」
ミナ「わかりませんか?あの、私、コーイチ君にまた教えてもらって」
俺「わかった・で、何の用?」
ミナ「えっと、やっぱり、コーイチ君がこの電話番号教えてくれて・・・
あの、本当にあなたはコーイチ君じゃないんですか?誰なんですか?
本当に何も聞いてませんか?何度もごめんなさい!」
俺「何度も言ってきたよね、違う。何も知らない。で、前に俺がコーイチ
じゃないって言った時、君もそれを聞いた上で、友達になって下さいっていったでしょ?」
ミナ「すみません!でも、本当に教えてくれるんです!電話番号を!」
俺「大体さ、何回目かわかんないけど、毎回すげー迷惑なんだよね」
ミナ「3回目です」
俺「うん、もうやめてもらっていいかな。何、こういうイタズラ電話?
他にもかけてるのか知らないけど、絶対他の人も迷惑だよきっと。今も俺、バイト中だしね?」

ミナ「あ、あなただけですごめんなさい。・・・また、夜にでも電話しちゃってもいいですか?」

俺「え、何で?」
ミナ「もっとお話したくて!仲良くなりたいんです私!」
俺「いや、しないでいいから!」

で、切った。
前回までに比べると、話し方・声が落ち着いた感じがして、成長してるんだな、って思った。
でもやっぱり、必死さとかが怖かった。仲良くなりたい、って言われても嬉しくなかった。

そんなこんなで、バイトも終わって夜。
やっぱりかかってきた。
出ないで拒否にしようか、とも考えたけど、どうせまた違う番号からかかって来そうな予感したし。腹括ってでた。
俺「もしもし?」
ミナ「あ、ミナですけど、電話しちゃいましたごめんなさい!」
俺「うん、俺しないでって言ったよね?」
ミナ「・・・」
俺「さっきも言ったけど、俺は君と仲良くできない。だから話す事も無い。わかる?」
ミナ「そんなに何度も言わないで下さい。落ち込みます」
俺「あ、何かゴメン。まあでもさ、そうなんだよ」

ミナ「聞いてもらっても良いですか?」
俺「何?」
ミナ「私、コーイチ君にはたくさんお話聴いてもらってるんです。
家族のこととか、友達のこととか、いつも夢の中で。そしていつもアドバイスしてくれるんです。
助けてくれるんです。
あなたに初めて電話した時は、珍しくコーイチ君から話しかけてきてくれて、この電話番号にかけてごらんって。
だからてっきり現実に会えるんだ!って嬉しくて。
でも電話にでたのは女の人だったから、ちょっと不思議でした。
そう思ったときにあなたが電話に出てきたんです。声も同じだったんです。
だからあなたをコーイチ君だと思った。
嬉しかったんですよw
でも、冷たい反応だから、ちょっとショックでした。
2回目に教えてくれた番号も、きっとあなたが出る、って確信してました。
そうしてやっぱり電話に出てくれたのがあなたで。コーイチ君はすごいなーって思ってました。
でも何も起きなくて、あなたもやっぱり冷たかった。だから次にコーイチ君と夢で会った時に、
私、コーイチ君に怒ったんです。もう2度と信じない!って。それからしばらく、本当に夢でも会えなかった。

ずーっと後悔してました。誤りたくて。そんな時、昨日の夢に、コーイチ君が出てきてくれて、この人とお話してごらん。
仲良くなれたら、僕にも会える。これで最後。そう言って電話番号教えてくれたんです。
だからお願いします。一度でいいから、会って、お話して下さい!」

こんな感じのことを凄い力説された。冷静に。でもやっぱり心揺れない。怖いもん。
何、夢って。誰、コーイチ君。何で俺の番号教えるのよ。
てなわけで
俺「わかった。聞いた。でもやっぱり無理」
ミナ「無理ですか・・・」←すごいがっかり声
俺「次コーイチ君が番号教えてくれても、かけてこないでね。
ミナ「これで最後って言ってたから、きっとしません。ありがとう」
俺「はいはーい。頑張るんだよー」
で終了。

以上で話は終わりです。
あれから7年。
もう電話はきてません。
今でも知らない番号から電話が来るとビクっとしちゃう。
昔のことだから、会話とか100%再現できてるわけじゃないです。
でも当時の感情とか、ミナさんの口調・内容は結構あってると思う。

以上、長々と失礼しました。
怖い話がいっぱいいっぱい : 【怖い話Aクラス】コーイチ

病院に遊びに行って

結構前の話し+あまり人に話したことないので
若干前後したり辻褄合わない部分あるかもしれませんが、
せっかく書いちゃったんで投下します。

登場人物
俺さん 俺
連れ  高校時代の悪友
三瀬  すごい美人でスタイル抜群
敦子  可愛くはない…が性格良し

とある地方都市。
当時は現代風に言えばナンパ族()ローリング族()等々が、
夜になると駅前近辺に混在してた頃。
その頃は複数の連れと冷やかしがてら、よく出張ってた。

その日は翌日が休みという事もあり、いつもより多めの人出だった。
「ポコペンやろうず」って事になったんで、
近くの病院の正面駐車場(昼間は係員がいるけど、夜は開放している)に車を置き、
多分10人くらいでしばらく遊んでた。
その中に春に女子大生になったばかりの女の子2人がいた。
この子達はいつも会うので仲良し&片方は19歳になるかならないかなのに、
ものすっっっごい色気+超美人+性格良くて、地元情報誌のモデルもやってた。
三瀬真美子似なので以降は三瀬(仮)と呼称。
相方はまぁ…なんというか、残念てほどではないが…ん~、ありがちなレベルww(ただし性格は良し)。
前田敦子のニキビ多めっぽいんで、以降敦子と呼称。

で、あれこれ遊んで夜も更け(1時過ぎだと思う)、そろそろ解散しよかって流れに。
「じゃーねー」「おやすみー」「またねー」それぞれ思い思いに帰途につく。
俺はその時、高校時代の連れを乗せてきてたんで、送るために一緒に駐車場へ。
女子大生コンビも同じ場所に停めてたそうで、こちらも一緒に歩く。

駐車場に着き「じゃまたー」「気をつけてねー」などと挨拶を交わし、エンジン始動。
当時乗ってた車は280km/h出せる、今で言うDQN仕様というか、結構賑やかな排気音がするものだった。
「キュキュッ ボンッ ドゥドゥドゥ…」このセル、点火、排気音の途中に
「キャー」か「ワーー」みたいな感じで歓声が紛れ込んだ。
この大きい排気音でも聞こえるってのは相当デカい声なはず。
連れと「なんか盛り上がってんなwww」などと言葉を交わしたところで、
車オーナーのブs…敦子がダッシュでこちらへ。

俺ら「どした?」
敦子「車…」あとは絶句。

イタズラでもされたのかと思い連れと敦子の車へ。
助手席のドアは開いたままで、少し離れた所で三瀬が座り込んでる。
静かに号泣(器用)+残像拳かってくらい震えてる。
リアルgkbrて初めて見たwwww
などと笑ってる場合でもないらしいのはすぐに理解した。

どうやら敦子も原因がよく分からないらしいので、
優しく肩を抱きながら(←重要)聞いてみると三瀬いわく、
「助手席のドア開けたら、知らないオッサンが「なぜお前がここにいる?」とすごんだ」と言う。
てか、シャンプーの香りがいいなwww相変わらず巨乳だしww等とのん気に構えてた。

もちろん、Fカップ三瀬を脅す不遜なオッサンなんぞ影も形もないし、
敦子も見てないと言う。
落ち着かせてよくよく話しを聞いてみると、
どうやら普通は見えないオッサンに言われたそうだ。
笑い飛ばしたいところだが、俺も多少だが見える(その時は全く感じなかった)ので、
言われてみれば病院の前だし、人の生き死にに関係する場所だ。
色々見えてもおかしくはないなと思い、はよ帰りなと促した。

三瀬「だが断るっ!」

そりゃそーだw
考えてみりゃ、さっきまで人じゃない知らんオッサンが勝手に座ってたシートだものw
なので出た折衷案が俺の車に三瀬、敦子の車に連れ。
それで敦子のマンソンへ行き、敦子の部屋に三瀬を置いて俺の車で連れと帰路へ。
三瀬は敦子大好きで入り浸り。
自分のアパートは近所だが着替えに帰る程度らしい。

出発~到着。
そしたら連れが降りて来て、
「明るくなるまで一緒に部屋にいるべって事になりますたwww」
「いいぞw連れww」←俺の心の声
で、明るくなるまで話したり(霊の事には触れないでいた)、
酒飲んでた(当時はおおらかな時代でしたゴメン)。

その後、連れを送り届け俺も帰宅。
朝方就寝…したのだが、これが眠れん。
どう頑張っても30分も寝てられない。
と言うのも、三瀬が困ってる夢を連続で見る。
具体的にどうのって夢じゃないんだけど、とにかく困ってるという夢。
しかも起きる→寝る→起きる→寝る→起きる→寝る→を繰り返したところで、
さすがにこれはおかしいなと思い、夕方敦子マンソンへ電話してみた(当時携帯?なにそれおいしいの?)。
案の定、敦子が「三瀬がおかしい。どうしたらいいか分からなくて、俺さんへ電話しようと思ってた」。

夜に敦子マンソンへ到着。
ドア開けるやいなや敦子が

「三瀬ちゃん、今さっきまでおかしくなってた。」
「今は元に戻ってるけど、何回かおかしくなった。」

あまり要領を得ないんだけど、どうやら憑依→解除→憑依→解除の繰り返しみたい。
三瀬に憑依状態に意識はあるの?と聞いてみたら全然ないそうだ。
その間の会話等、微塵も覚えてないとの事。

しかも寝ていると三瀬の夢に件のオッサンが出てきて

「逃がさない…絶対に殺してやる」

など物騒な脅しをされるらしい。
見える人間見つけて、マンソンまで憑いて来ちゃったワケです。

三瀬が「寝るのが怖い」と言うので、夜は俺が寝ないで一緒に敦子のマンソンで過ごす事になる。
日中は大学あるし、友達が沢山いるから大丈夫だろうとの事。
で、何日か夜勤してると、当然その間に何度も憑依される状態が繰り返される。
ヒマだったし、興味深い事もあり色々聞き出してみた。

話によると、憑依されてる間の記憶はないが、そのせいなのか相手の事が少し分かったそうだ。
オッサンは40代で、少し前(どのくらいなのか分からん)に心筋梗塞で死んだとの事。
なぜ自分が?死にたくなかった等、まぁ逆恨みと言うか知らんがな(´・ω・`)状態。

それから、三瀬は昔から霊感強めな人なんだと。
県内トップレベルのスポットに行けば、何百メートルもの石段の両脇にビッシリ座ってる罪人が見えたり、
中学の時に電車に飛び込んだ先輩が尋ねてきたりと、
大小その手の話しには事欠かないらしい。

だが状態は段々悪化し、講義中にうたた寝した僅かの時間にすら、
夢で心臓を刺される等殺されるという事態に発展。
「きゃーーーー」って叫びながら講義中に飛び起きたりしたそうです(敦子その他談)。
歩いてるのを見てると、
マンソン前の国道でフラフラと車道へ飛び出そうとして、慌てて敦子に腕を引っ張られる等
ちょっとシャレにならん程になってくる。

そんで1週間くらい経った頃に、決定的な事態が起きますた。
いつも通りの夜勤、夜中の3時半くらい。
あれこれ他愛も無いこと話してたら、たまたま俺が当時ハマってるCDの話しになった。
聞いてみたいと言うので、車から持って来て聞く。

「あらステキ、いいね」

てな感想を言う。言う。言う。言う。おい?
三瀬に目線を向けると、
なにか本能的に「マズい!!!!!」と思わず目を逸らしてしまったんだが、
なんていうか、説明が難しいんだけど、ただただ単純に「 怖 い 」目をしてコタツの天板を睨んでた。

こう言っちゃなんだが、俺はへたれな部類には入らない(はず)人種です。
一族の半数は反社会勢力だったりするんで、
幼い頃から怖い方々には免疫ありますし、
問答無用で目を逸らしちゃう事って記憶にないんですけど、
なにか分からないけど、とりあえずごめんなさいってオーラを撒き散らしながら、
三瀬が今度は自分の巨乳(と言うか、限りなく体の真ん中に近い部分)を血がにじむほど握り締めてる。

そしてかすれた声でぽつりと

「苦しい…」

え?リアルで苦しいの?覚醒してる状態なのに?え?えぇ!?
にしても、乳でけぇwwwつりがね型もグッドwwwww
などとアホな事考えてたら、
更に今度は苦悶の表情のまま

「え?なに?うん…え?でも…分かった…え?今?」

と、ボソボソと今度は誰かとお話し始める始末、俺涙目wwww

そのまま玄関へフラフラと歩き始め、サンダルを引っ掛けて外へ出る。
もちろん放っておけないので俺も続く。
三瀬は3階の部屋から階段を使い、1階へ降りそのまま歩き続ける。
その間、相変わらずお話中。
そのまま夜中でも大型バンバン走ってる国道へ。
さすがに止める…のだが、力がハンパじゃない。
筋骨隆々とは言えない俺だが180cm70kgは150cm代の女に力負けは普通しない。
それが引きずられる!
おいおいマジか!?

至近距離を大型がクラクション鳴らしながらすっ飛んでく。
本気で身の危険を感じたんで、羽交い絞め状態で足を浮かせマンソン方向へ引き戻す。
身長差を生かして、足が地面に着かないように持ち上げてるので反力もクソもない。

背筋が寒くなるのは、決して彼女は暴れてるワケじゃない事。
静かに力強いの。
振りかぶったり、勢いつけたりっていう予備動作が全くないの。
それなのに2回りも大きい人間が本気にならないととめられない力が出てる。

彼女をなだめながら、これはさすがに…と思い、お祓い行く事を考えてたら、
三瀬が唐突に

三瀬「あれ?なんで外にいるの?」

とぼんやり話す。
どうやら意識が戻ったみたい。
とりあえず一安心だなと思い「ふぅ」と一息つき、

俺「部屋に戻ろうか」

と三瀬の手を取り階段へ向かった次の瞬間、残像拳発動。

俺「どうしたの?大丈夫?」

の問いに対して三瀬が震えながら一言

三瀬  「   そ   こ   に   い   る   」

俺、本日2度目の涙目ww

そして、再び見えない何かと話し始める。
今度は俺がビビリながらも三瀬の会話に割り込むように話しかける。

俺「三瀬ちゃん、なんて言われてるの?相手は誰?なにをして欲しいの?」

三瀬「分からない、よく…聞こえないの。なんか…聞きづらいラジオ…みたいな感じ?」

その間も震え続ける三瀬。
そして1階の階段脇を指差し

三瀬「俺さん、見えないの?   そ   こ   に   立   っ   て   る   よ   」

続く言葉が

三瀬「え?なに?なんか…え?すっごい笑われてる」

平日の夜中と言うか、まだ真っ暗な朝方の4時近く。
そんな時間に笑いっぱなしの女なんかいるはずない、いるワケがない。

だが聞こえる。
俺にもはっきりと。
起こってる事が信じられなかったが、俺はおかしくないし、狂ってもいない(はず)。

俺の真後ろなのか、100mくらい先の公園なのか、距離感が全く掴めないのだが、
確かに笑ってる。
笑ってると言うより、哄笑ってヤツかな?
なにかTV見て笑うとか、友達とバカやって笑うっていう類じゃない。
言い方は悪いがキチガイが笑ってるような感じ(実際見たことはないけどね)。

で、すぐに気づいたんだけど(気づかなきゃいいのにw)、
笑ってるのは絶対に人間じゃない。
普通、人が笑うと

「あはははwww」

こんな感じ。

件の笑い声は

「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」

息継ぎしないの。声が途切れないの。女が狂ったように全力で笑い続けてるの。
モウネ…生まれて初めて、恐怖で髪の毛が逆立った。

だが、いつまでも外にいる訳にもいかないし、
なにより怖いんで哄笑を聞ききつつ、
二人でgkbrしながらなんとか部屋に戻り二人でしばし無言。
ふと三瀬がコタツに置いてるCDを見て

三瀬「これは?」

俺「ん?さっき聞いたじゃん。」

三瀬「あ、そっか…?」

明るくなり、敦子起床。
三瀬がシャワー浴びてる最中に敦子に

俺「俺が出すから一緒に三瀬ちゃんをお祓いに連れてこう。ちょっとマズいわ。」

敦子「分かった。」

俺「日どり決まったらもう一度話すね。」

彼女らが講義に向かうと同時に、帰宅した俺が昔ちょっとお世話になった事のある霊能者に朝一で電話。
霊能者いわく

霊能者「すぐにでも連れて来て下さい。(三瀬ちゃんに)この事は話さないでね。
気づかれると嫌がったり、最悪どこかへ逃げ出したりする場合があるから。」

その翌日にお祓いに行く事に決まり(前もって敦子に休講日を確認しておいた&お祓いも予約済み)、
俺、三瀬、敦子の3人でデートという、よく分からん口実で出発。

霊能者も霊もすげーww
祈祷所に近づくにつれ、段々口数が減り

三瀬「帰らない?帰ろう?行きたくない!降ろして!!」

と徐々にヒートアップw。
着いたら今度は車から降りたくないと言う。
引きずり出すように降ろしたあたりで、霊能者登場。
三瀬硬直wwwwカエルかww

で、やっとこ中に入ると時系列で説明。
大体の事は分かったと言いお祓い開始。
よく見る感じで、お祓い中は結構嫌がる。
が、なんとかお祓い終了。

三瀬がお札(お守り?)を渡されたんだけど、
その時に霊能者が、

霊能者「今、お祓いしたからこの瞬間から効力が出るワケではないです。
効きはじめまで時間が掛かる場合もあるのでそこだけ留意して下さい。」

俺三瀬敦子「ありがとうございました。」

霊能者「あ、それから」

俺三瀬敦子「はい?」

霊能者「  三  瀬  さ  ん  に  は  6  人  入  っ  て  ま  し  た  か  ら  」

俺「くぁwせdrftgyふじこl!」

敦子「ふじこふじこ!!」

三瀬「ふじこっこーーーーーー!!!」

大昔の話しです。
もう全員いい大人ですし、交流は途絶えて久しいですが、
風の噂では皆幸せに暮らしているようです。

ちなみにその病院は現在は移転しており、
跡地は公共施設になっていますが、
色々な噂が絶えませんwwww
くろたん-オカルト・都市伝説まとめ : 怖い話

コックリさん

私が中学1年の頃なので、30年以上前になりますが今でも不思議な体験で強く印象に残っている出来事があります。

当時、「こっくりさん」が流行っていて休み時間になると、女の子3人が集まって「こっくりさん」をやっていました。私もその参加者の一人でした。「こっくりさん」に聞く事と言えば、大体好きな子の相談がメインだったのですが、その日は違っていました。質問とは異なる返事が返ってくるようになりました。〝殺してやる”、〝恨む”という怖い返事でした。「こっくりさん」に帰ってくださいと頼むと〝帰らない”。休み時間が終わるチャイムと同時に私達は手を離してしまいました。霊感の強い一人の子も参加していたのですが、授業中様子が変わってきました。普段はおとなしい子なのですが、ぶつぶつ独り言を言い始めたので周りの友人たちは気づき始めました。保健室へ連れて行かれたのですが、1時間後に戻ってくるとガタガタ震えていて怯えていました。

殺される、私殺される”とつぶやいています。私は、内心〝自己暗示にかかってしまったのだろう”と思っていたので、”大丈夫だよ、死なないから!私が守ってあげるから大丈夫だよ。”と、体をさすってあげました。下校時刻になってもその子の様子は怯えたままなので、先生は心配し友達を一人付き添わせて帰らせました。

次の日は私は熱があり、欠席していました。すると午後、担任の先生から電話がありました。昨日様子がおかしくなった友達が、大声で泣きながら私を呼んで欲しい、と叫んでいると。私は、”暗示にかかったままなんだろうから、その子の背中を叩いてあげて下さい。”と先生に伝えました。私じゃなくても、誰かがその子をすぐに安心させてあげる必要があると思ったからです。先生からは、その後連絡がなかったので、きっと落ち着いて大丈夫だったんだな、と安心しました。

翌朝は、私の熱も下がりいつものように登校しました。教室に入るなり、クラスメート達が駆け寄ってきて、〝昨日、すごい事があったんだよ!”、〝怖かったよね。”と、私が欠席していた昨日の出来事を教えてくれました。音楽の授業中に、突然霊感の強いその友達が泣き出し、理由を聞くと先生の横に女の人が立っている、との事。しばらくすると、教室に事務の人が来て、先生の母親が亡くなったという知らせが入ったそうです。その後、大声で叫ぶようになり教室は一時騒然になったそうです。そんな時、私を呼んで欲しいと叫び始めたので、担任の先生は、欠席していた私に電話をしてきたという事でした。しかも叫んでいる声は、明らかにその子の声では無く、男の声でまるで別人だったと。

その子は、自分が叫んだり泣いたりしていた事を全く記憶していないそうです。私自信、霊感が強いわけでも無いので、自己暗示とは恐ろしいなと実感しています。ただ、霊感の強い友達は亡くなった先生の母の霊を見た事は確かなのです。「こっくりさん」と、何らかの関係があったのでしょうか。死後の世界から何者かを降臨させてしまったのでしょうか。その騒ぎから、「こっくりさん」は禁止になりました。

ベートーベンの肖像画

小学6年生の頃に体験した、恐怖すぎる体験になります。
音楽室のベートーベンの肖像画の恐怖事件を経験しました。

私は女性なのですが、小学6年にもなると女子同士のグループ形成が
され、派閥っぽい感じもできてきます。
他の学校は分かりませんが、私の学年ではそういう傾向が強かったのです。

そんななか、6年生の2学期になったころ、小学校の音楽室が
クラスの女子の同じグループの子同士のたまり場になっていた時期がありました。

ベートーベンの肖像画が、女子同士のたまり場として使っているとき限定で、
ふとした拍子に、必ず斜めになるのです。
額縁に入っているわけではないのに、斜めになるのでかなり怖い思いをしました。

毎度、お決まりのパターンで、注目しているときにはベートーベンの肖像画は、
斜めにはなりません。必ず、見ていないときに意表を突くかのようなタイミングで、
この件をみんなが忘れているときや、意識していないときに、動きます。

額縁には入っていないので、外れやすくなっていたりするというようなことは、
ないはずです。にも関わらず、動くというのがかなり不気味で鳥肌ものでした。
額縁であれば、画鋲を挿している壁が、画鋲の穴だらけとかでゆるくなってきている
から外れやすくなっているということもあるので、さほど怖くはなりません。
額縁に入っていないのに、外れるというのがとても怖かったのです。

一番恐怖だったのは、難聴の子の悪口をしている子がいたときに、その子が
悪口をしている真っ最中に、ベートーベンの肖像画が一瞬、どす黒くなったことです。
私のほかに、ベートーベンの肖像画の方向を見ていたのは、他にもう一人いました。
後で、たまり場の解散をした後に、一緒に同じ方向を見ていて、肖像画を見ていて
顔色の変わった子に、その件を聞いたら、私と同じ感想を漏らしていたので、
本当に怖かったです。
私の見間違いではなかったということになるからです。

グループのリーダー格の女子が、肖像画がどうなっているのかを見るために、
机に上って裏面を見ました。みんなで騒ぎながら見ていましたが、ただセロハンテープ
を数センチカットしたものを一周巻いて、両面テープのようにして貼ってありました。

違う新しいセロハンテープで固定しても、たまり場として活用しているときは、
必ずうまくつきませんでした。
なので、そのまま適当にうまく貼りついてない状態ですが、かろうじて貼り付いている
という微妙な感じで、逃げるように退散していました。

なのに、音楽の授業で音楽室を使っていると、いつのまにか水平にきちんと
ベートーベンの肖像画がかかってあります。
印刷された肖像画とはいっても、怨念のようなものを感じずにはいられずに、かなりの
恐怖を味わったのを覚えています。

ベートーベンの、音楽室で騒ぐな!煩い!という怒りだったのでしょうか・・。
ベートーベンは難聴でしたが、同じグループの女子が、難聴気味の子の悪口を言っていた
のが祟ったような気がしてならない事件でした。
怖すぎるベートーベンの肖像画の事件 | 怖い話を知る

他のまとめも読んでみてください!

https://matome.naver.jp/odai/2154969799919900001
2019年04月16日