はじめに―そもそもアフロ‐アジア語族とは?
(Afro-Asiatic)北アフリカから西南アジアにかけての地域に分布する言語群の総称。従来の「ハム―セム語族」に代る称。セム語派(アラビア語・ヘブライ語など)・古代エジプト語派・ベルベル語派(シルハ語など)・クシ語派(ソマリア語など)・チャド語派(ハウサ語など)の5語派を含む。古代の文献をもつのはセム・古代エジプトの2語派のみで、他は現代語。
(広辞苑より)
セム語派
[言](Semitic)アフロ‐アジア語族の一語派。北アフリカから西南アジアにかけて分布。現在用いられているヘブライ語・アラビア語などのほかに、古代フェニキア語が含まれる。
(広辞苑より)
(Arabic)アラビア半島・イラク・シリア・北アフリカで用いられている言語。古典アラビア語から発達。セム語派の南西セム語群に属する。正則語と通俗語とがあり、前者はコーランに基礎を置き、文語・公式語として用いられる。
(広辞苑より)
(Hebrew)ユダヤ民族によって用いられている言語。アフロ‐アジア語族中のセム語派西北セム語群の一。古代ヘブライ語は前9世紀~1世紀にパレスチナで用いられ、旧約聖書はこれで書かれた。ユダヤ人のバビロン捕囚以後、日常語としてのヘブライ語は衰退するが、1948年イスラエル建国とともに現代ヘブライ語として復活し、公用語に採用。綴りの方向は左進み。
(広辞苑より)
(Aramaic)ヘブライ語などとともに古代のアッシリア・バビロニア・ペルシア帝国の公用語。セム語派の北西セム語群に属する。旧約聖書にも用いられ、約3千年の伝承をもつ。現在もトルコ・イラク・イラン・シリアのキリスト教徒・ユダヤ教徒らによって話されている。
(広辞苑より)
(Ethiopian)
①古代エチオピア語。ゲーズ語とも呼ばれ、4世紀頃の碑文のほか、キリスト教関係の翻訳など多くの文献をもつ。セム語派中の南西セム語群に属する。
②エチオピアで話されている80以上の言語の総称。公用語のアムハラ語のほか、ティグリニャ語が主要な言語。
(広辞苑より)
話者数:2100万
(Wikipediaより)
(Amharic)エチオピアの公用語。
⇒エチオピア語
(広辞苑より)
アムハラ語(አማርኛ)はエチオピアの事実上の公用語。アフロ・アジア語族セム語派に属する言語としては、アラビア語に次いで話者人口が多い。表記はゲエズ文字(アムハラ文字)。
(Wikipediaより)
ティグリニャ語(ティグリニャ ご、Tigrinya language)は、エリトリア中央部およびエチオピアのティグリニャ人が用いる言語である。アフロ・アジア語族のセム語派に属し、アムハラ語や古代のゲエズ語に近い。エチオピアの公用語の1つであり、またエリトリアの事実上の公用語(規定はない)である。ゲエズ文字により表記される。話者数は670万人ほど。エリトリア(ティグリニャ語地域の北西側)で用いられるティグレ語は、系統的には近いが別言語である。最も古い記録として、エリトリア南部で発見された13世紀の法律を書いたものがある。エリトリアがイギリスに支配された時代にはティグリニャ語の新聞が発行された。エリトリアではエチオピアとの連邦時代にはアラビア語とともに公用語とされたが、1958年以降アムハラ語のみが公用語とされた。エチオピアでは、アムハラ語、オロモ語についで3番目に話者が多く、エリトリアでは最有力言語である。
(Wikipediaより)
話者数:60万人
(Wikipediaより)
(Maltese)アラビア語の一方言から独立し、マルタ島で用いられる言語。セム語派の一。ラテン文字で綴られる。
(広辞苑より)
(Ugaritic)北西セム語群に属する言語の一。死語。紀元前14世紀ごろ栄えたシリアの地中海岸の町ウガリットから出土した多くの粘土板に楔形(くさびがた)文字で書かれた言語。
(広辞苑より)
(Phoenician)紀元前12世紀から後5世紀にかけてフェニキア地方で用いられた言語。セム語派の北西セム語群に属する。
フェニキア文字
フェニキア語を表すのに用いられた文字。フェニキアやイラク・モロッコなどから発掘された碑文に残る。ギリシア文字に取り入れられ、今日のローマ字の基礎となる。
(広辞苑より)
古代エジプト語派
(Coptic)古代エジプト語から派生した言語で、3世紀以後エジプトのキリスト教徒が用いた。ギリシア文字をもととするその表記は、古代エジプト語の解明にも示唆に富む。17世紀頃からは宗教用語として使われる。
(広辞苑より)
(Egyptian)アフロ‐アジア語族に属する古代エジプトの言語。象形文字、それから派生した神官文字、紀元前8世紀以後使われた草書体の民衆文字(古代民用文字)によるものなど多様の資料がある。
⇒コプト語
(広辞苑より)
ベルベル語派
アフロ‐アジア語族に属する言語。モロッコ・アルジェリア・チュニジア・リビアなど、北アフリカで話されている。アラビア語と併用する話者も多い。
(広辞苑より)
話者数:不確定、約300万~800万人
(Wikipediaより)
シルハ語 (シルハご、発音: [ˈʃɪlhə]; native Taclḥit, variously transcribed Tachelhit, Tachelhiyt, Tachlhit; also Tamazirt n Suss, アラビア語モロッコ方言: Shelha) は、ベルベル語の一種である。話者数はエスノローグによれば約300万人であり、INALCO(フランスに本部を置く言語研究所)によれば約800万人である。タシルハイト語、タシュリヒート語とも呼ばれる。
話者は、モロッコの高アトラス山脈(オートアトラス山脈)の北斜面から小アトラス山脈(アンティアトラス山脈)の南斜面まで、西は大西洋に至るまでの地域に居住する。
(Wikipediaより)
クシ語派
クシ語派(クシごは)またはクシ諸語(クシしょご、Cushitic languages)とは、アフロ・アジア語族の一派であり、主にアフリカの角、タンザニア、ケニア、スーダン、エジプトで話されている。「クシ」という名称は、この語派の話者の祖先であるとされている、同名の旧約聖書の登場人物に因んでいる。クシ語派で最も話者数の大きな言語はオロモ語(話者約3,500万人)、次いでソマリ語(約1,800万人)、シダモ語(エチオピアに約200万人)である。話者が100万人を超す言語は他にハディア語(約160万人)、カンバタ語(約140万人)、アファル語(約150万人)がある。
(Wikipediaより)
話者数:1500 – 2100万
(Wikipediaより)
ソマリ語(ソマリ語:af Soomaali)は、アフロ・アジア語族のクシ諸語に属するソマリ族の言語。
ソマリ族の主な居住地であるアフリカ東部の「アフリカの角」、すなわちソマリア、ソマリランド、エチオピアのソマリ州、ジブチ、ケニア北東部で話される。しかしソマリア内戦により話者が世界中に離散したため、正確な話者数は不明である。移民を含めて1500万から2100万人いると推計される。
文法的には膠着語に分類される。また主題優勢言語にも数えられ(ただし動詞の人称変化がある)、日本語の「は」に相当する主題指示語“baa”“ayaa”“waxaa”が用いられる。
話者数
ソマリ語の正確な話者数はよく分からない。ソマリア国内に778万人おり、全世界で1265万人いるとする報告がある。一方、オランダのユトレヒト大学の調査によると、ソマリ族の推定人口は1000万人から1500万人である。ソマリア国外の話者の推計は難しいが、それを合わせると1000万人から1600万人程度と思われる。
(Wikipediaより)
チャド語派
チャド語派(チャドごは、英語: Chadic languages)・チャド諸語(チャドしょご)は、アフロ・アジア語族に属し、ナイジェリア北部、ニジェール、チャド、中央アフリカ共和国、カメルーンで話されているおよそ200の言語からなる語派。チャド語派の中で最も広く話されているのはハウサ語であり、西アフリカ内陸部のリングワ・フランカとして用いられている。
(Wikipediaより)
話者数:2400万人(第一言語)
1500万人(第二言語)
(Wikipediaより)
(Hausa)ナイジェリア北部・ニジェールで話される言語。アフロ‐アジア語族のチャド語派に属し、交易語としてアフリカで広く使用する。
(広辞苑より)









話者数:約2億3500万人
(Wikipediaより)