仮想通貨のネム580億円分がハッキング被害に遭ったという
今回の「コインチェック事件」ですが、これは防げなかったのでしょうか。
俺と親父は、かのコインチェック事件に巻き込まれてます👍
頭コインチェック親子の70万円返して(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
ま!金持ちの俺からしたら少額だから別にいーけどな!(震え声— の子 (@0u0HaNako666) January 31, 2018
コインチェック事件でのハッキングによる被害額600億円。被害者数30万人以上。さらには仮想通貨自体の利用者100万人以上に被害が出ているわけです。どう見てもサイバーテロ。
政府がテロ認定して被害者保護を最優先にしないと日本はサイバーテロに対応できない後進国ということになりますな。— みとなつ様 (@MitoraNatsuki) February 6, 2018
■実は昔も似たような話があった「マウントゴックス事件」
有名なのは、ビットコイン115億円相当が盗まれたという「マウントゴックス事件」です。今回の「コインチェック事件」は性質的にはマウントゴックス事件と非常によく似ています。
2011年6月19日、不正侵入者によるハッキング行為により同社で取引されているビットコインの名目価格が僅か1セントに不当に引き下げられた。伝えられるところによれば、犯人は、マウントゴックスに勤める会計検査官の感染したコンピュータから入手した証明書を使いハッキングを行い、大量のビットコインを手に入れたという。
マウントゴックス – Wikipedia
■コインチェック事件は「顧客から預けた預金が盗まれた銀行」に近い
コインチェックというのはビットコインの取引所です。
つまり、顧客からお金を預かり、仮想通貨の売買の仲介をするという業者です。
今回のコインチェック事件に置いて仮想通貨を管理するNEMのシステムやプログラムそのものは問題がありませんでした。ハッキング被害を受けたのは取引所であるコインチェック社でありました。
ゼロからわかる「コインチェック事件 コインチェック騒動」とは
■「銀行預金をしていたか」「タンス預金をしていたか」の違い
端的に言えばこの一言に尽きます。
コインチェックはあくまでも売買の取引所ですが、強いて我々の身近にたとえるならば、銀行に近いポジションにあります。
今回は銀行強盗のようなものです。
■仮想通貨のタンス預金も出来る
これはウォレットというツールで回避できます。
簡単に言えば、「USB的なツールから、ブロックチェーン上に暗号キーを設定するツール」
ということになります。
仮想通貨を持つなら、リップルやイーサの管理・保管方法にハードウェアウォレットがおすすめ
ウォレットは電子錠の取引データに「秘密の鍵」をセットできるという通貨。
鍵ではなく、厳密には暗号ではありますが、それでも現状でもっとも効果的な手法として知られています。
■まとめ
・コインチェックは取引所である
・今回は取引所にハッキングされた(銀行強盗のようなもの)
・銀行に預けっぱなしのユーザーが資産凍結(本日時点)の被害
・ただし、タンス預金にするなどの回避方法はあった