ユベントスに完敗。バルセロナに一体何が起きているの?

manuronald
ファンでなくてもなんか悲しい。バルセロナがサッカー界の頂点に君臨していた時代が懐かしいですね…

■19日、欧州CLのベスト4進出を懸けた戦いが行われた

現地時間19日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、バルセロナ対ユベントスの試合が開催。
バルサ、2戦無得点でCLベスト8敗退。堅守ユーベ相手に2度目の大逆転劇ならず | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!

敵地で行われた1stレグを0-3で落としているバルセロナ。
バルセロナ対ユヴェントス 試合データ 17/04/20 UEFAチャンピオンズリーグ – Goal.com

逆転で準決勝に進むためには、今季CL9試合で2失点と堅守を誇るユベントスに、ホームで3点差以上をつけて勝つことが絶対条件。
バルサに立ちはだかるブッフォンの壁…欧州の舞台で0-3のスコアを許したのは一度だけ – Goal.com

■ホームの大声援を背に大逆転を狙うバルセロナ

自慢の”MSN”を中心にユベントスゴールに迫るも…

前半からボールを支配し積極的に攻撃を仕掛けるも、ユベントスの堅守に阻まれ、ゴールが遠い。
ネイマールが涙、ユベントスの牙城を崩せずバルサ敗退 欧州CL 写真16枚 国際ニュース:AFPBB News

後半に入ると攻撃の枚数を増やして数で押し込み、猛攻を仕掛けるも、GKブッフォンがバルセロナの前に立ちはだかる。
バルセロナ対ユヴェントス 試合データ 17/04/20 UEFAチャンピオンズリーグ – Goal.com

試合は0-0で終了

この結果、2戦合計3-0で敗れ、2年連続のベスト8敗退。
”超鉄壁”ユーベ、攻撃自慢の相手を次々撃破。今季CLの無失点試合数が半端ない… | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!

エンリケ監督就任以降、CLにおいてカンプ・ノウで初めて勝利を逃した

対するユベントスは、バルセロナを相手に2試合連続無失点で、2015年大会の決勝で敗れた相手への雪辱を果たした。
ネイマールが涙、ユベントスの牙城を崩せずバルサ敗退 欧州CL 写真16枚 国際ニュース:AFPBB News

■結果は引き分けも、内容では「完敗」だった

バルセロナDFピケは試合後「我々より上回っていた。最後までベストを尽くしたが、逆転することは難しかった」とコメント。
バルサに奇跡は起きず ユーベ堅守で2戦連続完封 – 欧州CL : 日刊スポーツ

そのコメントの通り、データから両者の差がよく分かる

データ情報サイト『opta』によると、バルセロナはシュート17本放ったが、枠内シュートは1本だけ。
バルサ、屈辱の枠内シュート1本。エンリケ体制初…CLホームで勝利逃す | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!

ユベントスがスペースとシュートコースを消していたということ

バルセロナがピッチの至るところで相手に圧倒されることなど、数年前までは考えられなかった事態。
バルセロナのCL準決勝進出は夢物語か?マドリー勢と対照的、一時代の終えんも – スポーツナビ

兆候はあった

CLにおける史上最大の逆転劇(PSG戦での6-1)を披露した一方、デポルティボやマラガに敗れるなど、好不調の波が極めて激しい。
1人だけ”パス成功率92%”! バルセロナにとって大きすぎたD・アウベス退団の代償 | theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

以前はどんな相手に対しても驚異的な安定感を誇っていたが、時間が経過するにつれ、その安定感が砕け散ってしまっている。
1人だけ”パス成功率92%”! バルセロナにとって大きすぎたD・アウベス退団の代償 | theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

バルセロナに一体何が起きているのか?

■バルサ失速の最大の原因

最大の原因は、黄金期を支えた多くの選手たちのサイクルが尽きようとしていることと、選手層の薄さにある。
バルセロナのCL準決勝進出は夢物語か?マドリー勢と対照的、一時代の終えんも – スポーツナビ

特に中盤、最終ラインの選手層の薄さは深刻

スピードが落ちてきたマスチェラーノは、もはやセルヒオ・ブスケッツの代役として中盤の底でプレーできる選手ではなくなった。
バルセロナのCL準決勝進出は夢物語か?マドリー勢と対照的、一時代の終えんも – スポーツナビ

シャビが去り、バルサの中盤の要とも言えるイニエスタも、以前ほど継続的に高いパフォーマンスを維持できてはいない。
バルセロナのCL準決勝進出は夢物語か?マドリー勢と対照的、一時代の終えんも – スポーツナビ

ダニエウ・アウヴェスがチームを去って以降、右SBを務めているセルジ・ロベルトが本来はウイングの選手であることからも、層の薄さが分かる。
「バルセロナはここ8年で最も不安定」現地記者が分析する“異常事態”の現状/コラム – Goal.com

その穴を埋めるために獲得した新戦力も、期待通りの活躍をしているとは言えず

近年補強したパコ・アルカセル、アンドレ・ゴメス、デニス・スアレス、リュカ・ディニュは移籍金に見合った活躍ができておらず、アルダ・トゥランは言わずもがな。
「バルセロナはここ8年で最も不安定」現地記者が分析する“異常事態”の現状/コラム – Goal.com

ファンや専門家からも「前線にボールを届ける人がいないので、チームとして機能していない」という声が多く挙がっている。
【コラム】ユーヴェに3失点完敗…バルセロナは再び奇跡の逆転ができるのか | サッカーキング

■皆さんの反応

バルサはチーム状態に波があり過ぎてなんとも言えない。
以前のような圧倒的な強さを感じない。
イニエスタが叩かれてるけど、その後継者がいないほうが問題でしょ。
今季のバルサは本当に未成熟なチームで綱渡りの試合でギリギリ面目保ってたけど、やっぱり無理だった。 チームを1から造り直さなきゃダメだね。弱くなって良いからこれぞバルサってチームを造ろうよ。私は応援し続けるよ(;_;)

■バルセロナに黄金期は再び訪れるのか?

後任には、フアン・カルロス・ウンスエ助監督、ビルバオのバルベルデ監督などが候補に挙がっている。
バルサ、L・エンリケ後任はビルバオ指揮官バルベルデか…助監督ウンスエの昇任は白紙に – Goal.com

また1からチームを作り上げる時期なのかもしれないですね
https://matome.naver.jp/odai/2149266796896710701
2017年04月20日