聖書に助けを求めよう リーダーになる時に役立つ聖書の抜粋集

VLA
イザヤ書

11:1エッサイの株から一つの芽が出、
その根から一つの若枝が生えて実を結び、
11:2その上に主の霊がとどまる。
これは知恵と悟りの霊、深慮と才能の霊、
主を知る知識と主を恐れる霊である。
11:3彼は主を恐れることを楽しみとし、
その目の見るところによって、さばきをなさず、
その耳の聞くところによって、定めをなさず、
11:4正義をもって貧しい者をさばき、
公平をもって国のうちの
柔和な者のために定めをなし、
その口のむちをもって国を撃ち、
そのくちびるの息をもって悪しき者を殺す。
11:5正義はその腰の帯となり、
忠信はその身の帯となる。
11:6おおかみは小羊と共にやどり、
ひょうは子やぎと共に伏し、
子牛、若じし、肥えたる家畜は共にいて、
小さいわらべに導かれ、
11:7雌牛と熊とは食い物を共にし、
牛の子と熊の子と共に伏し、
ししは牛のようにわらを食い、
11:8乳のみ子は毒蛇のほらに戯れ、
乳離れの子は手をまむしの穴に入れる。
11:9彼らはわが聖なる山のどこにおいても、
そこなうことなく、やぶることがない。
水が海をおおっているように、
主を知る知識が地に満ちるからである。

32:1見よ、ひとりの王が
正義をもって統べ治め、
君たちは公平をもってつかさどり、
32:2おのおの風をさける所、
暴風雨をのがれる所のようになり、
かわいた所にある水の流れのように、
疲れた地にある大きな岩の陰のようになる。
32:3こうして、見る者の目は開かれ、
聞く者の耳はよく聞き、
32:4気短な者の心は悟る知識を得、
どもりの舌はたやすく、
あざやかに語ることができる。
32:5愚かな者は、もはや尊い人と呼ばれることなく、
悪人はもはや、りっぱな人と言われることはない。
32:6それは愚かな者は愚かなことを語り、
その心は不義をたくらみ、よこしまを行い、
主について誤ったことを語り、
飢えた者の望みを満たさず、
かわいた者の飲み物を奪い取るからである。
32:7悪人の行いは悪い。
彼は悪い計りごとをめぐらし、
偽りの言葉をもって貧しい者をおとしいれ、
乏しい者が正しいことを語っても、
なお、これをおとしいれる。
32:8しかし尊い人は尊いことを語り、
つねに尊いことを行う。

テモテへの手紙

2:14あなたは、これらのことを彼らに思い出させて、なんの益もなく、聞いている人々を破滅におとしいれるだけである言葉の争いをしないように、神のみまえでおごそかに命じなさい。 2:15あなたは真理の言葉を正しく教え、恥じるところのない錬達した働き人になって、神に自分をささげるように努めはげみなさい。 2:16俗悪なむだ話を避けなさい。それによって人々は、ますます不信心に落ちていき、 2:17彼らの言葉は、がんのように腐れひろがるであろう。その中にはヒメナオとピレトとがいる。 2:18彼らは真理からはずれ、復活はすでに済んでしまったと言い、そして、ある人々の信仰をくつがえしている。 2:19しかし、神のゆるがない土台はすえられていて、それに次の句が証印として、しるされている。「主は自分の者たちを知る」。また「主の名を呼ぶ者は、すべて不義から離れよ」。 2:20大きな家には、金や銀の器ばかりではなく、木や土の器もあり、そして、あるものは尊いことに用いられ、あるものは卑しいことに用いられる。 2:21もし人が卑しいものを取り去って自分をきよめるなら、彼は尊いきよめられた器となって、主人に役立つものとなり、すべての良いわざに間に合うようになる。
2:22そこで、あなたは若い時の情欲を避けなさい。そして、きよい心をもって主を呼び求める人々と共に、義と信仰と愛と平和とを追い求めなさい。 2:23愚かで無知な論議をやめなさい。それは、あなたが知っているとおり、ただ争いに終るだけである。 2:24主の僕たる者は争ってはならない。だれに対しても親切であって、よく教え、よく忍び、 2:25反対する者を柔和な心で教え導くべきである。おそらく神は、彼らに悔改めの心を与えて、真理を知らせ、 2:26一度は悪魔に捕えられてその欲するままになっていても、目ざめて彼のわなからのがれさせて下さるであろう。

テトスへの手紙

1:5あなたをクレテにおいてきたのは、わたしがあなたに命じておいたように、そこにし残してあることを整理してもらい、また、町々に長老を立ててもらうためにほかならない。 1:6長老は、責められる点がなく、ひとりの妻の夫であって、その子たちも不品行のうわさをたてられず、親不孝をしない信者でなくてはならない。 1:7監督たる者は、神に仕える者として、責められる点がなく、わがままでなく、軽々しく怒らず、酒を好まず、乱暴でなく、利をむさぼらず、 1:8かえって、旅人をもてなし、善を愛し、慎み深く、正しく、信仰深く、自制する者であり、 1:9教にかなった信頼すべき言葉を守る人でなければならない。それは、彼が健全な教によって人をさとし、また、反対者の誤りを指摘することができるためである。

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2016年12月20日