海上自衛隊の保有する護衛艦・潜水艦一覧まとめ

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海上自衛隊の保有する護衛艦と潜水艦の一覧まとめ。四方を海に囲まれる日本では海上自衛隊の役割はとても重要です。このまとめでは主力戦闘艦の護衛艦と潜水艦に絞っており、いわゆる補助艦艇は含まれません。随時情報アップデートしていきます。

DDH ヘリコプター護衛艦

いずも型護衛艦
一番艦進水:2013年8月6日
基準排水量:19,500トン
同型艦:いずも、かが

ひゅうが型護衛艦から発展・拡大した海自が保有する最大の護衛艦。
ひゅうが型護衛艦の拡大型とも言える船で、船体は全長248mに達する。最大14機のヘリコプターを搭載可能で、甲板上には5機分の発着スポットを有する。航空機運用能力に特化し、自衛火器は最小限に抑えられており、他艦との同時運用が前提となっている。
船体の大きさから輸送艦や補給艦、病院船としての機能も有しており、大規模災害時の活用も期待されている。
本艦は垂直離着陸戦闘機F-35Bの運用を可能とする「航空母艦」化の改修が検討されている。

ひゅうが型護衛艦
一番艦進水:2008年8月23日
基準排水量:13,950トン
同型艦:ひゅうが、いせ

海自としては初めて全通式の甲板を持った護衛艦。
いずも型就役まで海自最大の護衛艦で、内部には最大11機のヘリを搭載可能。艦上構造物は右舷に纏められ、甲板には同時に3機のヘリ発着艦を可能としている。
いずも型がヘリ運用能力に特化しているのに対し、ひゅうが型は単艦でも戦闘可能な対艦/対空火力を有している。
いずも型と同じく、船体の大きさと搭載航空機の多さを利用して海外派遣や災害派遣任務でも大きな役割を果たす。

DDG ミサイル護衛艦

まや型護衛艦
一番艦進水:2018年7月30日
基準排水量:8,200 トン
同型艦:まや、はぐろ

あたご型からさらに拡大し、推進方式に電気推進を導入したイージス艦。
はたかぜ型の代替として建造され、これによって4個護衛艦群全てにイージス艦2艦ずつが配備される体制となった。
味方と戦闘情報を共有できるCEC能力を持つ。これによって味方航空機が探知した水平線外の敵へも攻撃が可能となった。
推力には「ガスタービンエレクトリック・ガスタービン複合推進」を採用し、低速時に効率が落ちるガスタービン式の短所を補い航続距離延伸を図っている。

あたご型護衛艦
一番艦進水:2005年8月24日
基準排水量:7,700トン
同型艦:あたご、あしがら

こんごう型の拡大発展型といえるイージス艦。
海自初のイージスシステム搭載艦であったこんごう型は習作的な側面もあった。こうごう型の実績を踏まえ、各部を拡大・改良したのが本艦である。
最大の変更点は後部にヘリコプター格納庫を増設し、哨戒ヘリ1機を搭載可能とした点。またステルス性能も重視され、こんごう型よりも低い被発見性を誇る。その他イージスシステムの最新化や主砲強化も行われている。
イージス弾道ミサイル防衛システムを搭載し、日本のミサイル防衛システムの中核を担っている。

こんごう型護衛艦
一番艦進水:1991年8月26日
基準排水量:7,250トン
同型艦:こんごう、きりしま、みょうこう、ちょうかい

高性能防空武器システム「イージスシステム」を搭載した海自初のイージス艦。
航空機の発展によって、既存の対空システムでは対処の難しい場面が多くなっていた。そこで海上自衛隊では米軍の最新対空システム「イージスシステム」搭載艦の建造を決定した。
アメリカのイージス艦アーレイ・パーク級を参考にしたが、旗艦能力の付与などにより同艦よりも大型化している。
高い対空性能は航空機のみならず、後に弾道ミサイル迎撃可能なSM-3対空ミサイルの運用能力も付与され、日本防空の要を担っている。

はたかぜ型護衛艦
一番艦進水:1984年11月9日
基準排水量:4,600トン
同型艦:はたかぜ、しまかぜ

艦隊の前方を護衛するため、装備やレーダーを前方に指向させた艦。
海自はあまつかぜ型、たちかぜ型で対空防衛システム「ターター・システム」搭載艦の建造・運用経験を蓄積した。これらの艦は防空範囲が後方を指向しており、本艦ではこれを補うため前方を指向させた。
ミサイル型護衛艦として初めて主動力にガスタービンを採用。高度な武器管制システムを備え、日本のターターシステム搭載艦の完成形といえる艦となった。
当初は4隻建造の計画だったが、より強力な「イージスシステム」が輸入できる見込みとなり2隻で建造中止となった。

DD 汎用護衛艦

あきづき型護衛艦
一番艦進水:2010年10月13日
基準排水量:5,000トン(4番艦のみ5,100トン)
同型艦:あきづき、てるづき、すずつき、ふゆづき

たかなみ型を元に新開発された各種装備を搭載した汎用護衛艦。
当初たかなみ型を11隻建造する予定だったが、新装備の搭載や新DDG、DDHの建造を優先したことで、新設計の5000t級艦として2009年より建造された。
新開発のOYQ-11戦術情報処理装置を備え、防空ではFCS-3射撃指揮システムによってイージス艦を補完する対低空の僚艦防空を担う。

たかなみ型護衛艦
一番艦進水:2001年7月26日
基準排水量:4,650トン
同型艦:たかなみ、おおなみ、まきなみ、さざなみ、すずなみ

むらさめ型を元に主砲を強化、2種類に分かれていたVLS(ミサイル発射システム)のを1種類に統合するなどの変更を加えた改良型。

むらさめ型護衛艦
一番艦進水:1994年8月23日
基準排水量:4,550トン
同型艦:むらさめ、はるさめ、ゆうだち、きりさめ、いなづま、さみだれ、いかづち、あけぼの、ありあけ

新世代の基準構成艦として設計された護衛艦。

あさぎり型護衛艦
一番艦進水:1986年9月19日
基準排水量:3,500トン(5番艦以降+50トン)
同型艦:あさぎり、やまぎり、ゆうぎり、あまぎり、はまぎり、せとぎり、さわぎり、うみぎり

はつゆき型で妥協した諸装備を盛り込むために船艇を大型化した汎用護衛艦。

はつゆき型護衛艦
一番艦進水:1980年11月7日
基準排水量:2,950トン(8番艦以降+100トン)
同型艦:はつゆき、しらゆき、みねゆき、さわゆき、はまゆき、いそゆき、はるゆき、やまゆき、まつゆき、せとゆき、あさゆき、しまゆき

小型ながら様々な機能を盛り込み、12隻もの数が建造された汎用護衛艦。艦歴が30年を超え始めた艦が多く、徐々に除籍、又は練習艦への変更が進んでいる。

DE 乙型護衛艦

あぶくま型護衛艦
一番艦進水:1988年12月31日
基準排水量:2,000トン
同型艦:あぶくま、じんつう、おおよど、せんだい、ちくま、とね

地方隊に配備されている小型の護衛艦。

SS 潜水艦

そうりゅう型潜水艦
一番艦進水:2007年12月5日
基準排水量:2,900トン
同型艦:そうりゅう、うんりゅう、はくりゅう、けんりゅう、ずいりゅう、こくりゅう、じんりゅう、せきりゅう、せいりゅう

海上自衛隊初のAIP(非大気依存推進)システムを搭載した新鋭潜水艦。

おやしお型潜水艦
一番艦進水:1996年10月15日
基準排水量:2,750トン
同型艦:おやしお、みちしお、うずしお、まきしお、いそしお、なるしお、くろしお、たかしお、やえしお、せとしお、もちしお

はるしお型潜水艦から設計を一新し、当時の最新技術を詰め込んだ潜水艦。

はるしお型潜水艦
一番艦進水:1989年7月26日
基準排水量:2,450トン
同型艦:はるしお、なつしお、はやしお、あらしお、わかしお、ふゆしお、あさしお

護衛艦としては全船退役し、あさしおのみが最新技術のテストベッドとして残る古残の潜水艦。

【退役済み】DDH ヘリコプター護衛艦

しらね型護衛艦
一番艦進水:1978年9月18日
基準排水量:5,200トン
同型艦:しらね、くらま
最終艦除籍:2017年3月22日

こんごう型の進水まで海自最大であった護衛艦。後継のいずも型護衛艦の就役に伴い全艦が退役した。

はるな型護衛艦
一番艦進水:1972年2月1日
基準排水量:4,700トン
同型艦:はるな、ひえい
最終艦除籍:2011年3月16日(ひえい)

日本初のヘリコプター護衛艦。

【退役済み】DDG ミサイル護衛艦

たちかぜ型護衛艦
一番艦進水:1974年12月17日
基準排水量:3,850トン(3番艦のみ3,950トン)
同型艦:たちかぜ、あさかぜ、さわかぜ
最終艦除籍:2010年6月25日(さわかぜ)

高度な戦術情報システムや艦対空防衛システムターターを搭載した世界水準の能力を誇る艦艇。

あまつかぜ型護衛艦
一番艦進水:1963年10月5日
基準排水量:3,050トン
同型艦:あまつかぜ
最終艦除籍:1995年11月29日(あまつかぜ)

日本で初めて艦対空ミサイルを搭載し、その後の自衛隊艦艇設計に多くの教訓を残した護衛艦。

【退役済み】DDA 対空護衛艦

たかつき型護衛艦
一番艦進水:1966年1月7日
基準排水量:3,050トン
同型艦:たかつき、きくづき、もちづき、ながつき
最終艦除籍:2003年11月6日(きくづき)

旗艦としての役割も担った汎用護衛艦。

むらさめ型護衛艦(初代)
一番艦進水:1958年7月31日
基準排水量:1,800トン
同型艦:むらさめ、ゆうだち、はるさめ
最終艦除籍:1989年5月31日

対空砲を主体に装備した対空戦闘用艦艇。対空ミサイル艦艇が拡充するまで自衛隊の貴重な対空戦力として使用された。

【退役済み】DDK 対潜護衛艦

みねぐも型護衛艦
一番艦進水:1967年12月16日
基準排水量:2,100トン(なつぐも迄)
2,150トン(むらくも)
同型艦:みねぐも、なつぐも、むらくも
最終艦除籍:2000年6月18日(むらくも)

QH-50 DASH無人対潜ヘリコプターを搭載可能とした、やまぐも型護衛艦の派生型。

やまぐも型護衛艦
一番艦進水:1965年2月27日
基準排水量:2,050トン(あさぐも迄)
2,150トン(あおくも以降)
同型艦:やまぐも、まきぐも、あさぐも、あおくも、あきぐも、ゆうぐも
最終艦除籍:2005年6月17日(ゆうぐも)

第一線から退いた後も練習艦として長く自衛隊を支えた対潜護衛艦。あさぐもまでの前期型と改良を加えたあおくも以降の後期型が存在し、後期型は「あおくも型護衛艦」と称することもある。

あやなみ型護衛艦
一番艦進水:1957年6月1日
基準排水量:19,500トン
同型艦:あやなみ、いそなみ、うらなみ、しきなみ、たかなみ、おおなみ、まきなみ
最終艦退役:1990年3月23日(まきなみ)

艦隊のワークホースとして長年使用された護衛艦。

【退役済み】DD 汎用護衛艦

あきづき型護衛艦(初代)
一番艦進水:1959年6月26日
基準排水量:2,350トン
同型艦:あきづき、てるづき
最終艦除籍:1993年12月7日(あきづき)

アメリカの域外調達によって資金が賄われた汎用護衛艦。

はるかぜ型護衛艦
一番艦進水:1955年9月20日
基準排水量:1,700トン
同型艦:はるかぜ、ゆきかぜ
最終艦除籍:1985年3月27日(ゆきかぜ)

戦後自衛隊初の国産護衛艦。

ありあけ型護衛艦
一番艦進水:1943年10月6日
基準排水量:2,050トン
同型艦:あきづき、てるづき
最終艦除籍:1993年12月7日(あきづき)

アメリカ海軍のフレッチャー級駆逐艦を貸与され、自衛隊に編入された自衛隊初期の護衛艦。

あさかぜ型護衛艦
一番艦進水:1941年7月26日(米海軍エリソンとして)
基準排水量:1,630トン
同型艦:あさかぜ、はたかぜ
最終艦除籍:1969年10月15日(あさかぜ、はたかぜ)

第2次大戦時のアメリカ海軍グリーブス級駆逐艦のエリソン、およびマコームを日本に貸与した艦艇。

【退役済み】SS 潜水艦

ゆうしお型潜水艦
一番艦進水:1976年12月21日
基準排水量:2,200トン(おきしお迄)
2,250トン(なだしお以降)
同型艦:ゆうしお、もちしお、せとしお、おきしお、なだしお、はましお、あきしお、たけしお、ゆきしお、さちしお
最終艦除籍:2008年3月7日

うずしお型潜水艦の拡大発展型。

うずしお型潜水艦
一番館進水:1970年3月11日
基準排水量:1,850トン
同型艦:うずしお、まきしお、いそしお、なるしお、くろしお、たかしお、やえしお
最終艦退役:1996年8月1日(やえしお)

水中性能を高めるために涙滴型船型を採用した日本で初めての潜水艦。

あさしお型潜水艦
一番艦進水:1965年11月27日
基準排水量:1,650トン
同型艦:あさしお、はるしお、みちしお、あらしお
最終艦除籍:1986年3月27日(あらしお)

おやしお型潜水艦の実績を元に、外洋航行能力を高めた潜水艦。

おおしお型潜水艦
一番艦進水:1964年4月30日
基準排水量:1,628トン
同型艦:おおしお
最終艦除籍:1981年8月20日

海上自衛隊が小型潜水艦から大型潜水艦の建造へ舵を切った最初の艦艇。

なつしお型護衛艦
一番艦進水:1962年9月18日
基準排水量:790トン
同型艦:なつしお、ふゆしお
最終艦除籍:1980年6月10日(ふゆしお)

はやしお型の拡大発展版。

はやしお型潜水艦
一番艦進水:1961年7月31日
基準排水量:750トン
同型艦:はやしお、わかしお
最終艦除籍:1979年3月23日(わかしお)

局地防衛用の小型潜水艦。

おやしお型潜水艦
一番艦進水:1959年5月25日
基準排水量:1,150トン
同型艦:おやしお
最終艦除籍:1976年9月30日

戦後初の国産潜水艦。

くろしお型潜水艦
一番艦進水:1942年11月30日(米海軍潜水艦ミンゴとして)
基準排水量:1,526t
同型艦:くろしお
最終艦除籍:1970年8月15日

日本のシーレーン防衛力強化のため、アメリカのガトー級潜水艦「ミンゴ」を貸与され、自衛隊で就役させた潜水艦。

関連リンク

https://matome.naver.jp/odai/2148086760036968401
2020年04月25日