世界のクリスマスまとめ

officemiiyajima
オフィス・宮島です。そろそろクリスマスが近づいてまいりました。日本とそれ以外の国のクリスマスはいったいどのようなものなのか…というのに興味があったので、ちょっとまとめてみました

クリスマスとは?

その前に、クリスマスとはいったい何なのかについて解説しておきます。

クリスマス(降誕祭)とは、皆さんご存知だと思いますが、キリスト教の開祖・イエス=キリストの誕生日を祝う日のことです。だから、Christmasという単語は「キリスト(Christ)」と「ミサ(mass)」を足してできています。

キリストの誕生日は12月25日なので、ユダヤ暦を引き継いだカトリックおよびプロテスタントでは12月24日(正確には12月24日の日没から深夜12時まで)をクリスマス・イブ、12月25日をクリスマス(降誕祭)として祝福しますが、正教会(中東・ギリシャ・ロシアなどで信仰されているキリスト教)では、ユリウス暦を採用している宗派だと1月7日がクリスマスになります。

クリスマスの定義
日本では12月24日をクリスマス・イブ、12月15日をクリスマスとして扱っていますが、本来のクリスマスは左図のように定義されています。
クリスマスにはリースを飾りますが…
クリスマスに飾るリースはヒイラギ、マツなどの常緑樹リング状にしてを赤いリボンで結んで作成します。

リースという飾りはローマ帝国時代のローマ人がお祭りの時に頭にかぶる冠が変化したものだとか。

では、さっそく世界のクリスマスを見てゆきましょう。まずはクリスマスにはつきものののサンタクロースから。

世界のサンタクロース

サンタクロースといえば、「トナカイが引くそりに乗ってプレゼントを子供たちに配るおじいさん」というステレオタイプが日本では出来上がっていますが、世界ではどうなっているのでしょうか?

サンタクロースのモデル
Wikipedia先生によると、欧米(特にアメリカ)のサンタクロースはシンタクラウス、もしくは無実の罪をかぶせられた3人を救ったミラのニコラオス(聖ニコライ)がモデルになっているとのことです。
アメリカのサンタクロース
みんなご存知の赤い服と帽子をかぶり、白いひげを蓄えた恰幅のいいおじいさんです。

アメリカの影響を受けた戦後の日本ではこのスタイル=サンタクロースとして親しまれています。

イギリスのサンタクロース
イギリスのサンタクロースは「ファーザークリスマス」といい、背格好はアメリカのサンタクロースと似ていますが緑色の服を着ています。(近年は赤が主流だそうです)

パーティー大好きで、彼がいるだけで周りが明るくにぎやかになります。

イタリア・スペインのサンタクロース
イタリアのサンタクロースは2人います。1つは左図に示した魔女のベファーナ、もう一人はイケメソ(イケメン)のバレンです。

ベファーナのほうは、暖炉のそばに靴下を置いておくと、そこにプレゼントを入れてくれますが、悪い子には靴下の中に炭を入れてゆきます。

また、好奇心旺盛で新しいおもちゃ作りの研究に余念がないのだとか。

イタリアと海を挟んで隣接しているスペインも魔女ベファーナがクリスマスにプレゼントをくれます。
基本的な性格はイタリアの魔女ベファーナと同じです。

イタリアのサンタクロース
もう一人の「サンタクロース」はバレンと呼ばれ、礼儀正しい青年です。

明朗闊達・弁舌さわやかな好男子で、恋愛に関する悩み事にアドバイスを授けてくれます。

チョコレートが大好物。

なお、写真はイメージです。

ドイツのサンタクロース
ドイツのサンタクロースは「クリストキント」と呼ばれる天女(子供)です。

彼女に従う天使たちと一緒に子供たちにプレゼントを配ります。

純真で無邪気な性格ですが、恥ずかしがり屋のため、人目につかないようにプレゼントを渡し、いつの間にか姿を消してしまいます。


https://matome.naver.jp/odai/2148063774661810701/2148064219065334203
スイスなどのサンタクロース
スイスなどで見られるサンタクロース「サン=ニコラ」です。

繊細でかつ厳格な性格の持ち主で、いつも人々を優しく見守っています。サンタクロースのモデルとなった人物なので、サンタクロースの中で最も権威のある人物です。

画像引用元 http://swiss_de_bonyari.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_74a/swiss_de_bonyari/20091204nicolas4-42295.jpg?c=a0

ロシアのサンタクロース
ロシアのサンタクロースである「ジェド・マロース」と孫娘の「スネグーロチカ(スネグーラチカ)」です。

ジェド・マロースを訳すと「寒さおじいさん」となり、スネグーロチカを訳すと「雪の娘」となります。

この2人はロシア民謡に登場する人物で、マロースの性格は大雑把で自由奔放。スネグーロチカの性格も父親譲りで明るく活発です。

マロース爺さんの服は赤もしくは青、スネグーロチカの服は青となっています。彼らはロシアに住んでおり、ロシアの子供たちはサンタクロースよりマロースを信じているのだとか。

フランスのサンタクロース
フランスのサンタクロース、マダム・ノエルです。
紳士・淑女の国フランスらしく、上品で気品にあふれた女性です。美しい声で歌いながら子供たちにプレゼントを配ります。

思いやりが人一倍強く、人々を優しい気持ちにしてくれる女性です。

なお、画像はイメージです。

スウェーデンのサンタクロース
スウェーデンのサンタクロースは「ルチア」と呼ばれる女性です。

彼女は「光をもたらす聖者」として有名で、いろいろな場所を明るくしてくれます。

なお、画像はイメージです。


https://matome.naver.jp/odai/2148063774661810701/2148064640471612603
日本のサンタクロース
日本のサンタクロースはなんと「殿様」です。
昔の日本人はサンタクロース=偉い人というイメージで捉えており、プレゼントは殿より下賜される貴重なものという考えでした。

実際、江戸時代には殿様がひげをつけてサンタクロースに扮し、家臣たちにプレゼントを配った…という記録が残っています。

左図のような殿様もクリスマスにはプレゼントを家臣に配っていたのかも?

画像引用元
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=3551093

クリスマスに食卓に上る伝統料理

次は食卓をのぞいてみましょう。

アメリカのクリスマス
アメリカのクリスマスは、家族で過ごす、もしくは家族およびその友人たちとホームパーティーをして過ごすのが恒例です。

ホームパーティーをする場合、パーティーに招待された人々は1品か2品食事をもって友人宅を訪れるのが礼儀とされています。

メインディッシュはローストビーフが多く、デザートにはケーキもしくはクッキーを食べます。

クリスマスディナーのデザート
こちらの家庭ではケーキが出たようです。
クリスマスディナーのデザート
こちらの家庭のようにクッキープディングが出る場合もあります。

家庭によってさまざまなバリエーションがあるのがアメリカのクリスマスです。

イギリスのクリスマス
イギリスでは、アメリカの感謝祭(サンクスギビングデー)の食卓に上る七面鳥(ターキー)がクリスマスの食卓を彩ります。

アメリカのクリスマスはビュッフェスタイルで行うことがあるため、立食パーティーとなることがあります

イギリスはきちんと椅子に座ってテーブルでみんなと向き合って食べる形式のようです。

イギリスのクリスマスの食卓風景
庶民的なアメリカに比べ、イギリスのほうが格調高く感じます。(筆者の意見)
クリスマスディナーのデザート
イギリスでは、ヴィクトリア時代より「クリスマスプディング」を食べる習慣があります。
フランスのクリスマス
フランスのクリスマスの食卓には、ハーブで風味付けをしたローストチキンが上ります。

こちらもイギリスと同じく、椅子に座ってテーブルでみんなと向き合って食べる形式のようです。

クリスマスディナーのデザート
フランスでは「ブッシュ・ド・ノエル(ビュッシュ・ド・ノエル)」と呼ばれるロールケーキを食べます。

これはチョコレートクリームなどで味付けをしたロールケーキで、ロールケーキをブッシュ(フランス語で丸太を意味する)に見立てたものです。

イタリアのクリスマス
イタリアのクリスマスディナーは二部構成になっており、最初はパスタは登場します。

第2部になると、左に示すようなメインディッシュおよびデザートが場します。

クリスマスディナーの前菜
イタリアとパスタは切っても切れません。必ず前菜にパスタが登場します。

パスタを食べた後、メインディッシュを楽しみます。

クリスマスディナーのデザート
イタリアではケーキが登場せず、代わりに「パネトーネ」と呼ばれるパンが登場します。

この中には干しブドウ、砂糖漬けの果物の皮(ママレード)、アーモンドが入っています。

ドイツのクリスマス
基本的なスタイルはヨーロッパ各国とさほど変わりません。ただし、野菜があまりとれないので、肉料理およびジャガイモやタマネギ、ザワークラウトなどを使った料理が食卓を彩ります。

メインディッシュはカモやガチョウで、地方によっては鯉を煮て、ソースで味付けしたものが出ます。

欧米諸国とは異なり、食卓などにクリスマスツリーなどの飾り物が多いのがドイツのクリスマスの食卓の特徴です。

クリスマスディナーのデザート
ドイツもイタリア同様、ケーキが登場せず「シュトーレン(シュトレン)」と呼ばれる、砂糖がたっぷり入った甘いパンを食べます。

パンにはドライフルーツが練りこまれており、パネトーネに比べ固く焼いてあります。

ロシアのクリスマス
ロシアもキリスト教の文化を受けているので、基本的に椅子に座りテーブルに向かって食事をとるスタイルになります。

料理は西欧諸国と大きく異なり、魚や左図に示した「ブリニ」と呼ばれる塩味の利いたミニパンケーキ、ボルシチなどロシア料理が食卓を彩ります。

ノルウェーのクリスマス
北欧の国であるノルウェーでは、冬の間野菜が全く取れないので、生野菜、特に緑色の野菜が食卓に上ることはあまりありません。
(最近は輸送技術が発達したので一年中食べることができますが)

…というわけなので、伝統的なノルウェーのクリスマスの食卓ではソーセージやラム肉(羊肉)の塩漬けが上ります。野菜は冬に旬を迎える蕪などの根菜類がメインとなります。

スウェーデンのクリスマス
北欧の国で、ノルウェーの隣国であるスウェーデンは、ノルウェー、ドイツやオランダに近いためか、3つの国の食卓を足して3で割ったような感じになります。

こちらもノルウェー同様、冬の寒さが厳しいので、肉料理がメインとなります。肉は西欧諸国やアメリカと異なり、生肉をその場で調理したものではなく、ハムやソーセージなどの加工品となります。

インドのクリスマス
今度は一気にアジアまで飛んで、インドのクリスマスの食卓です。本来、インドはヒンドゥー教であるため、クリスマスとは無縁ですが、18世紀から1947年までイギリスの植民地でした。

その影響を受け、インドにもクリスマスが根付きました。

ヨーロッパ諸国と大きく異なり、食卓にはタンドリーチキンや様々なスパイスで味付けをしたソース、ナン(インドのパン)、カレー、ピラフなどが所せましと並びます。

インドのクリスマス
米を主食とするインド人ならではのクリスマスディナーの一品です。
フィリピンのクリスマス
写真を見てもらえば分かりますが、豚の丸焼きがテーブルにデンと乗っかっています。
あと、チーズをハムで撒いたものやミートボールなどが登場します。

フィリピンはスペインの植民地であったため、スペインのクリスマスの影響を大きく受けています。

24日のクリスマスのミサが終わると、親戚一同集まって夜通し宴会が行われます。

中国のクリスマス
中国ではクリスマスの夜にリンゴを贈り、それを食べるという習慣があります。

なぜリンゴなのかというと、中国語でクリスマスイブのことを「平安夜(ピンアンイエ)」といい、中国語のリンゴ「苹果(ピングオ)」のの最初の文字の発音が同じだからです。

…というわけなので、クリスマスの夜にリンゴを食べて祝おうという文化が根付いたのです。

日本のクリスマス
日本のクリスマスは欧(イギリス、フランスなどの西欧諸国)と米のクリスマス料理を少しずつ切り取ってくっつけたような感じです。

日本以外の国では家でクリスマスを祝いますが、日本では、家族や恋人同士が高級なレストランに出かけてそこで豪華な食事をとる…というスタイルが一種のステイタスシンボルとなっています。

メインディッシュ・フライドチキン
日本のクリスマスでは、必ずといっていいほどフライドチキンが登場します。

そのため、ケンタッキー・フライド・チキンのようにフライドチキンを専門に扱うお店が軒を連ねています

日本でクリスマスにフライドチキンが食べられるようになったのは、アメリカに本社を持つケンタッキー・フライド・チキン(KFC)が日本に進出してきて、KFCがこの時期に合わせてフライドチキンを売るような販売戦略を立てていたためです。

詳しくはKFCの公式サイトに書いてあります。読んでみたい方は下のリンクをクリックしてください。

KFCが日本にクリスマスの食事=フライドチキンという文化を根付かせました。その辺の話が詳しく書かれています。

クリスマスディナーのデザート
日本のクリスマスには欠かせないもの、それがクリスマスケーキです。最近はチョコレートケーキなど様々な種類がショーウィンドウを飾っていますが、甘いイチゴがたっぷり乗ったイチゴショートは今も根強い人気があります。

ちなみに今年の一番人気はレアチーズケーキだそうです。

世界のクリスマス夜景

今度は世界のクリスマスの夜景を見てみましょう。
世界的にクリスマスのイルミネーションの点灯が開始されるのは11月となっています。次に示す夜景は11月ごろから見ることができます。

アメリカのクリスマス夜景
これはニュースでも見かける、ロックフェラーセンター前にある巨大クリスマスツリーです。
これに光がともると、今年も残りわずかとなり
ます。
イギリスのクリスマス夜景
イギリス郊外のクリスマスの夜景です。ニューヨークは繁華街のため、非常にきらびやかですが、イギリスの地方都市だと明かりも抑えられて非常に落ち着いた印象を相手に与えます。
スペインのクリスマス夜景
スペイン・バルセロナにあるDiagonal(ディアゴナル)通りのクリスマスの夜景です。ここにはクリスマスツリーがありません。その代り、非常にきらびやかなネオンサインが
数百メートルにもわたり続いています。
フランスのクリスマス夜景
フランス・パリにある有名デパート、ギャラリー・ラファイエットです。壁一面にベルサイユ宮殿(?)を模した光の衣を身に着け、華やかさ演出し、パリを訪れた人の目を楽しませています。
ドイツのクリスマス夜景
この写真はドイツのたある町の夜景を撮影したものですが、先ほど紹介した国の夜景とは異なり、街全体が光に包まれて非常にまぶしいくらい明るくなっているのが特徴です。
ロシアのクリスマス夜景
この写真はロシアのある町の夜景を撮影したものです。
西欧諸国はイルミネーションでキンキラキンに飾り付けているのに対し、ロシアは派手さがなく、非常に落ち着いた雰囲気になっています。

冬の寒さが厳しいロシアでは、外に出ることがほとんどできないため、イルミネーションが雪に隠されてしまうからでしょう。

中国(香港)のクリスマス夜景
かの有名な「100万ドルの夜景」は神戸市の夜景をモデルに作られたといわれています。

それはさておき、クリスマスの夜景を見ると、東洋の伝統と西洋文化が入り混じって独特の雰囲気を作り出しています。

また、写真を見てもらえば分かりますが、外に出ている人は薄着が多いです。それは、香港が中国南部、北緯20度近くに存在する都市だから、冬でも温暖なのです。

日本のクリスマス夜景
最後は日本のクリスマスの夜景となります。西洋は暖色系の電球を好むのに対し、日本は寒色系の電球を好む傾向が強いです。

西洋諸国の夜景は暖かく感じるのに対し、日本のそれは冷たく感じます。(筆者の私見ですが)

遠目から見ると、真っ白な雪で覆われた冬の街に見えます。

クリスマスプレゼントについて

クリスマスといえば、クリスマスプレゼント。
日本や世界では、どのようなクリスマスプレゼントが人気を集めているのでしょうか?
ちょっと調べてみました。

アメリカ
クリスマスの2週間前からツリーの下にプレゼントを置きます。クリスマスが近づくにつれてそれがどんどん積み上がってゆきます。これは、親戚などが家を訪れた際にプレゼントを置いてゆくからです。クリスマスになると、積みあがったプレゼントをみんなで開封する…というのがならわしとなっています。

イギリス
イギリスでは、プレゼントを家族、親戚、友人、普段お世話になっている人に贈るのがならわしとなっています。日本のお歳暮に近いですね。
また、びっくりさせるために当日までプレゼントの中身を教えないということはせず、相手の意向を聞いてプレゼントを決めるようです。

フランス
フランスでは、とにかくプレゼントにお金をかけます。プレゼントにかける予算は平均600ユーロ(日本円で9万円)となっています。
フランスで人気のあるプレゼントはテレビゲーム、日本の漫画です。

ドイツ
ドイツでは10月ごろからクリスマスプレゼントを用意します。イギリス同様プレゼントの中身は相手の意向を聞いて決めているようです。
プレゼントの人気ベスト3は、香水・コスメティック、iPhoneなどの電子機器、コンサートなどのチケットだそうです。

フィンランド
サンタクロースの住処であるフィンランドでは、家族同士でプレゼントを交換するのがならわしとなっています。

中国
中国ではクリスマスプレゼントを渡すとき、「開けてみて」とは言わないでください。
彼らはメンツにこだわるので、贈ったプレゼントが相手の望むでなかった場合、プレゼントを開けて「これ違う」といわれると、贈った人ののメンツが丸つぶれになってしまうからです。
また、もらったときは「謝謝」といいますが、後日「先日がいいものをありがとう」とはわざわざ言いません。

日本
日本では、クリスマスプレゼントは親が子供に送るもの、もしくは恋人同士で交換するものととらえられています。
日本のプレゼントトップ5は、きれいな夜景が望むことができるレストランでのディナー、ネックレス、指輪、時計、花束となっています。(女性が喜ぶプレゼント)
ちなみにプレゼントにかける予算は、1万円~2万5000円が相場となっています。

これは日本だけかもしれませんが、男性に贈るプレゼント予算は女性に贈るプレゼント予算より安くなっています。(男性の場合高くて3万円、女性の場合は高いと5万円)

クリスマスプレゼント
女性が喜ぶプレゼントトップ5は1位から順にきれいな夜景が望むことができるレストランでのディナー、ネックレス、指輪、時計(ペアウォッチ)、花束となっています。

男性が喜ぶプレゼントはネックレス、腕時計、指輪、財布、傘となっています。

男の子が喜ぶプレゼントは特撮ヒーローのグッズ、チョロQ、小型のラジコンとなっています。

女の子が喜ぶプレゼントは、たまごっち、プリキュア関連のグッズ、セーラームーンのフィギュア、おもちゃの携帯となっています。

世界のクリスマスツリー

では、世界のクリスマスツリーを見てみましょう。
その前にクリスマスツリーについて簡単に解説いたします。

クリスマスツリーとは、クリスマスの時に飾り付けられた木のことで「知恵の木」を意味します。モミの木といった常緑の針葉樹の幼木を使います。

なぜこれを使うのかというと、北欧諸国では冬でも葉を緑のまま落とさない樫の木は「生命の象徴」として崇められていました。

ドイツの民をキリスト教化しようとした協会側は、ゲルマン人が行っていた冬至を祝う祭り「ユール」を廃止させようと試みましたが、失敗しました。
そこで協会側は妥協策として、樫の木ではなく同じ常緑樹であるモミの木に変えて祭りを存続させました。その結果、ドイツの民をキリスト教化することに成功しました。

1419年のドイツフライブルグのパン職人がモミの木に飾り付けたものが、「世界で初めてのクリスマスツリー」と記録が残っています。

その後ベルリンを経てドイツ全土に伝わり、海を経て1840年にイギリスのビクトリア女王がドイツ出身の夫・アルバート公のために木を飾り付けたのをきっかけに、イギリス全土に広まりました。

アメリカはイギリスより早く、1746年にドイツより移住した人たちの手により伝えられました。

樫の木
写真はアカカシの木です。北欧では冬でも葉を落とさない樫の木は「生命の象徴」として崇められています。

ブナ科の常緑高木で、葉はつやがあり肉厚で、細かいギザギザ(鋸歯という)を持つのが特徴です。

また、非常に「硬い木」としても有名で、昔の日本の警察官はこの木でできた警棒を持っていました。

モミ(樅)の木
大きいものは40mにも達する常緑高木で、北はヨーロッパから南は日本の屋久島まで幅広く分布します。

松ぼっくりに似た非常に大きな球果をつけ、周りに杉などの木がないと、クリスマスツリーでおなじみの形に成長します。

一本杉ならぬ「一本樅」
周りにモミの木などの背の高い木がないと、このようにきれいな三角錐になります。
アメリカのクリスマスツリー
アメリカらしく大きく豪華です。
てっぺんについている飾り、ツリートップは五芒星(☆)になっています。
イギリスのクリスマスツリー
こちらもアメリカに負けないくらい派手な飾り付けですが、クリスマスツリーのてっぺんについているのは☆ではなくクリスマス・エンジェルと呼ばれる人形がついています。
ドイツのクリスマスツリー
クリスマスツリー発祥の地・ドイツのクリスマスツリーです。
アメリカやイギリスのそれとは異なり、色も赤と緑・金の3色のみなので、非常に落ち着いた印象を与えます。

オーナメントボールもリンゴと同じく赤系統に統一されています。

最も異なるのが、ツリートップがない点です。

ロシアのクリスマスツリー
こちらはロシアのクリスマスツリーです。マロース爺さん・スラグーロチカにちなんで飾りの色は青系および白系で統一されています。

雪国らしく、オーナメントボールより雪の結晶の飾りが多くなっています。

インドのクリスマスツリー
グーンと南に行ってインドのクリスマスツリーです。
南国だけあって、モミの木ではなくバナナの木になっています。

場所によってはヒマラヤスギを使って飾り付けるようです。

インドのクリスマスツリー
ヒマラヤスギを使ったものです。
日本の七夕飾りに近いですね。
日本のクリスマスツリー
クリスマスツリーは「緑」がデフォルトですが、日本には「白」いクリスマスツリーも存在します。

これは深い雪の中にあるモミの木を表しており、
これ1本で雪があまり降らない東京首都圏でもホワイトクリスマスの気分を味わうことができます。

クリスマスツリーの飾りについて

クリスマスツリーはモミの木に★(星)や綿、カラフルな豆電球を使ってデコレーションしますが、これにもちゃんと意味があります。

1. ツリートップ

ツリートップとは、クリスマスツリーの一番上に飾られている大きな星のことです。
これも世界によって大きく異なります。

アメリカ、日本など…キリストの降誕を知らせたベツレヘムの星にちなみ、大きな星が取り付け
られる。

イギリスなど…クリスマス・エンジェルが取り付けられる。

ツリートップ
アメリカなどではツリーの先端に大きな星を取り付けます。五芒星(☆)のツリートップが一般的ですが、写真のように光の数が8もしくはそれ以上、または4つというものもあります。
クリスマス・エンジェル
イギリスなどでは星形のツリートップの代わりにクリスマス・エンジェルと呼ばれる女性のフィギュアをツリーの先端に取り付けます。

2. 知恵の実

クリスマスツリーは「知恵の木」を模した飾りです。それにちなんで「知恵の実」であるリンゴを飾ります。

最近はリンゴに代わり、金属光沢をもったプラスチック製の球「オーナメントボール」やガラス製の「グラスボール」を飾り付けます。

知恵の実
昔は本物のリンゴ、もしくは作り物のリンゴを飾っていましたが、最近は見た目も鮮やかなプラスチック製のリンゴを模した球「オーナメントボール」が主流になっています。

3. キャンディケイン

キャンディケイン(Candy cane)とは、杖(というより傘の柄)の形をした飴のことです。
これをクリスマスツリーに飾り付けます。

この飾りは今から350年前、プロ・アマの飴細工職人たちが砂糖でできた硬い飴を作ったのが最初とされています。当時はまっすぐで、赤地に白のストライプが入っていたそうです。

キャンディケイン
左図のように先端が曲げられたものが使われるようになったのは1670年のケルン大聖堂のクリスマスパーティーで子供たちに配るためとは、ユールで使用する際、飾り付けやすくするように曲げた…など諸説あります。

ちなみに、味はペパーミント味もしくはシナモン味だそうで、最近は嗜好の変化により様々な味付けになっています。

4. ろうそく・電飾

クリスマスツリーに欠かせないものといえば、ろうそくと電飾です。
クリスマスが始まった当時は、電気というものは存在しませんでしたので、ろうそくで明るさを出していました。

しかし、ろうそくの火で火事になるため(かどうかはわからないが)、時がたつにつれてろうそくから豆電球、LED(発光ダイオード)へと変化してゆきました。

筆者が子供だった当時、麦電球と呼ばれる細長い豆電球にカラフルな傘を付けた電飾が主流でしたが、技術の発展により青色LEDや白色LEDが政策可能になった現在、電飾はLEDに置き換わりつつあります。

筆者が子供だった時の電飾
筆者が子供だった時はこのような電飾でした。
電球を直列に接続しているため、1つ電球が切れるとすべて電球が切れる…ということがしょっちゅうありました。

また、どこで切れたかを探すのにも一苦労した覚えがあります。

最近の電飾
最近は青色LEDおよび白色LEDが製造可能になったので、LEDで赤・緑・青がすべて使えるようになりました。

また、それらを組み合わせてピンクや紫、黄色などの複雑な色も生み出せるようになりました。

電球1個当たりの寿命も大幅に伸びた上、省エネ仕様となっているので、長時間つけることができるようになりました。

4. モール・ガーランド・リボン・ベル

モール・ガーランド・リボン・ベル…聞きなれない言葉だと思うので、1つずつ説明してゆきます。

モール…紐飾りのことで、金や銀、メタリック系のキラキラした房が付いている。
つりーに巻き付けて使用する。

ガーランド…M1自動小銃、ではなくてモールと同じく紐飾り。
モールと異なり、大きなリボンやベルなどをぶら下げたうえで、木に巻き付ける。

リボン…幅広の赤や緑、白の紐を枝などに蝶結びにして飾り付けたもの。
お互いが永遠に結ばれるように、という願いが込められている。

ベル…教会にある鐘の形をした飾り。プラスチック製で金・銀・銅その他メタリック系カラーに
仕上げられている。中に「舌(ぜつ)」と呼ばれる部品がないため振っても音は出ない。
これはキリストの誕生を知らせるもの、魔除けを意味する。

モール
これがモールです。金・銀・メタリック系カラーの房が1本の糸に取り付けられています。

私見ですが、これは樅の葉をイメージしているのだと思います。

ガーランド
これがガーランドです。モールと同じく紐飾りですが、モールのようにきらびやかなフサフサがついていない代わりに小さな旗や人形、ベルなどの小物をつないで飾り付けます。
リボン
写真中央にある大きな白い蝶のような形をした幅広の紐がリボンです。

本来は木に直接結びつけますが、最近は形になったものを枝にぶら下げるタイプになっています。

ベル
クリスマスツリーに飾るベルです。プラスチック製で、金や銀、メタリック系カラーなど様々なバリエーションが存在します。

ただし、振っても音はなりません。

5. お菓子

箱入りのクッキーやビスケット、ドーナツ(実物)やそれを模したおもちゃなどを枝にぶら下げて飾ります。

お菓子
クリスマスに関連した形のクッキーを飾り付けます。汚れを防ぐため、ビニール袋入れております。

6. 綿

これは降り積もる雪に見立てたものです。クリスマスは12月25日、冬の真っただ中ですからね。

綿
綿でモミの木に降り積もる雪を表現します。

クリスマスカラーについて

最後にクリスマスカラーについて解説いたします。
クリスマスカラーとは、赤・緑・白・金・銀の5色のことを言います。
なぜこの5色でモミの木を飾るのかというと…

赤…キリストが流した血の色
緑…常緑樹の色、すなわち生命の象徴
白…キリストの清らかさ
金・銀…キリストの気高さおよび高貴さ

…を表しているからです。

参考文献

このまとめを作成するために参考にした記事です。

この記事を書く際に参考にしたサイトです。いつもお世話になっております。

マロース爺さんとスネグーロチカに関する記事を書く際に参考にしたサイトです。ロシア出身の方が書いているので非常に参考になりました。

このまとめを作成する際に参考にした記事です。

この記事を書く際に参考にしたサイトです。世界各国様々なクリスマスがあるのですね。

クリスマスの食卓、特にデザートに関するまとめを書くときに参考にしました。

このまとめを作成する際に参考にしたサイトです。

この記事を書く際に参考にしたサイトです。政治記事が多い人民報もこのような記事を書いていて驚きました。

この記事を書く際に参考にしたサイトです。

この記事を書く際に参考にしたサイトです。

この記事を書く際に参考にしたサイトです。

この記事を書く際に参考にしたサイトです。

この記事を作成する際に参考にしたサイトです。

このまとめを作成する際に参考にしたサイトです。ちなみに英文です。

https://matome.naver.jp/odai/2148063774661810701
2016年12月07日