ニオイだけではない無味無臭の副流煙の危険性
喫煙が嫌がられる原因の一つとして、タバコの煙のニオイがあります。
意識の高いお店や喫煙者の方は、分煙をして空気清浄機や消臭スプレーを使うことで、タバコの煙の害は無くなっているとお考えかもしれません。
ですが一般的な空気清浄機で除去できるタバコの有害物質は、細かい粒子成分だけです。
タバコの煙の主な有害物質はガス(気体)成分であり、空気清浄機のフィルターを素通りしてしまいます。
消臭スプレーは臭いを薄めるだけで、有害成分は少しも減っていません。
ニオイと色が着いているなら逃げることもできますが、無色で臭いのないガスが漂っていても判断することができません。
空気清浄機が吸着するのは「粒子成分」のみ
タバコを吸う時に発生する煙の総称を副流煙と呼びますが、副流煙は大きく分けて「目に見える粒子成分」と、「目に見えないガス成分」にことが分類することが出来ます。詳しい成分については下の表に書いていますが副流煙を構成する要素の97%はガス成分で出来ているされています。
タバコの有害な煙は空気清浄機でも対処が困難 | 禁煙応援サイト「もうやめよう!そのタバコ」
つまり空気清浄機を使って取り除くことが出来るのは主に粒子成分となるわけですが、この粒子成分は副流煙の構成要素のうちの約3%程度です。
タバコの有害な煙は空気清浄機でも対処が困難 | 禁煙応援サイト「もうやめよう!そのタバコ」
「ガス成分」を防ぐマスクでもないと防げない…
放射能とタバコはどっちが危ないの?
国立がん研究センターの調査では、日本でタバコを吸う男性がガンになる確率は64%も増えます。
放射能とタバコはどっちが危ないの? – アゴラ
放射線よりもタバコの方が発がんリスクが高いという俗説がありますが、これは国立がん研究センターが流している情報を元にしています。
がん研究センターの持っているニコチンやタール、アルコールなどについてのデータは、当然ですが、身体の内部に取り入れた場合の発がん率です。これについては、国立がん研究センター自身が何十年も研究してきた成果であり、信用がおけます。
ところが、がん研究センターが基礎にしている放射線データは、がん研究センター自身のデータではなく、しかも、外部被曝(放射性物質が身体の外にあって被曝する場合)しか考慮していないなど非常に問題があるデータなのです。
つまり、比較の対象が違うから、放射線の発がんリスクが矮小化されてしまうのです。
年間100ミリシーベルト以下の放射線の発がんリスクが高いことは原爆症認定訴訟の判決で決着がついている – Everyone says I love you !
原発よりも濃縮された煙草の放射線物質の危険性
原子力発電所の事故によって、放射線の害について注目が集まっていますが、原発では、放射能のあるウランを分裂させて熱を発生させています。
このように人工的に作り出される放射性物質に対して、自然界にも放射性物質は存在します。
なかでもポロニウムと呼ばれる放射性物質は、ウランの100億倍もの放射能の高さを持ち、旧ソビエト連邦ではKGBが暗殺に使用していたほどのシロモノです。
タバコは、土壌や肥料に含まれるポロニウムを吸収して、葉の中に蓄積していることが明らかになっています。
さらにタバコの葉の細かい毛が、大気中の放射性物質を吸着させる作用があることもわかっています。
放射性物質によって汚染された土地の浄化に、煙草は役立つ可能性がありますが、この葉を燃やして吸えば、貯めこまれた放射性物質が肺の中に移動してしまいます。
この放射性物質は肺の中で永久に放射線を放出し続けているのです。
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三大有害物質
ニコチン
タバコに含まれる物質の代表格ですね。ニコチンは摂取してから数秒で全身に巡る性質を持ちます。
ニコチンを摂取すると身体的な依存が起きることは有名ですね。
心拍数や血圧の上昇、動脈硬化などにも影響を与えます。
さらに、ニコチンは青酸に匹敵するほどの毒性を持つとも言われています。
昔はゴキブリの駆除剤にも使用されていました。
タバコを吸ってクラクラする人は、このニコチンによる急性中毒症状なのです。
他にも、ニコチンを排出する際、腎臓にものすごい負担がかかります。
そのため、腎臓病の発症リスクも高めることが分かっています。
タバコは害だらけ? 喫煙がもたらすデメリットと意外なメリット | パピマミ
タール
よく喫煙者の部屋の壁紙やカーテンが黄ばんでいたりします。
これはタールによるものです。
タールは一つの物質ではなく、多くの目に見えない細かな粒子の総称です。
タールの含まれている煙には、ベンツピレンをはじめ、アミン類などの大量の発がん性物質が存在します。
1日1箱、毎日吸っている人は、年間でコップ1杯分のタールを飲んでいるとも言われています。
想像しただけで鳥肌が立ちますね。
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一酸化炭素
上記で挙げたニコチンとタールは商品にも記載されているため、有名な物質ですよね。
しかし、こちらはあまり聞いたことのない人が多いのではないでしょうか。
一酸化炭素は、摂取するとヘモグロビンとくっつく性質を持っており、本来ヘモグロビンが果たすはずの役割を奪ってしまいます。
そのため、慢性的な酸欠状態に陥ります。一酸化炭素は、運動能力を低下させたり動脈硬化などのリスクも誘発します。
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がん
タバコと聞けばすぐに連想するのが“がん”ですよね。
実際、喫煙にはさまざまな“がん”との関わりがあると言われています。
タバコの煙には大量の発がん性物質が含まれることは上記でも触れました。
さらにがんを抑制する遺伝子まで破壊することが分かっています。
また、タバコと強い結びつきがある“咽頭がん”は、非喫煙者に比べて約30倍も発症するリスクが高くなります。
他にもタバコが誘発するがんの種類には、
・肺がん
・口腔がん
・食道がん
・胃がん
・乳がん
・子宮がんなどがあり、婦人系のがんとも強く結びついていることが分かります。
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心筋梗塞
心筋梗塞とは、心臓の筋肉と連動している冠動脈と呼ばれる血管が詰まってしまい、心臓の筋肉が十分に働けなくなることです。
最悪の場合、心臓が止まってしまうこともあります。
タバコに含まれる成分には、血管を細くする作用を持つものがあります。
そのため、非喫煙者に比べて約3倍以上もの発症リスクがあるとされているのです。
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気管支ぜんそく
タバコを吸うと、気道を強く刺激するため、炎症を引き起こしやすくなります。
そのため、気管支を悪くして喘息を誘発する恐れがあります。
ちなみに、喘息で死亡した喫煙者の患者さんは、非喫煙者の人に比べて約2倍も高かったというデータもあるようです。
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2型糖尿病
タバコと糖尿病の関係性については、以前から問題視されていたようです。
厚生労働省の見解によると、喫煙者が2型糖尿病にかかる確率は、非喫煙者と比べて1.4倍も高いそうです。
タバコは血糖値を上げる効果を持っているほか、インスリンの働きを阻害する効果も持っているため、糖尿病リスクが高まるのだとか。
タバコは害だらけ? 喫煙がもたらすデメリットと意外なメリット | パピマミ
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
発症する人の90%が喫煙者であることから、別名“たばこ病”とも呼ばれています。
『慢性気管支炎』と『肺気腫』の総称でCOPDと略されます。
タバコの有害物質によって気管支が炎症を起こし、呼吸機能が低下してしまう病気です。
症状としては、
・息苦しい
・運動が続かない
・せきやタンが多く出る
・風邪がなかなか治らないなどがあります。将来的には世界の死亡要因の大多数を占めるとも言われています。
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