磯遊び・タンクメイト・食用 イシダタミガイ(石畳貝)

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イシダタミガイ(石畳貝)

形態
・成貝は殻高、殻径とも25mmほどで、低い円錐形をしている。
・貝殻は厚く頑丈
・殻の表面は多数の溝が縦横に走り、丸みを帯びた四角形の彫刻が並ぶ。
和名はこの模様が石畳に似ることに由来する。
・殻の色は深緑-黒褐色。表面の彫刻に緑・黄・赤などがモザイク状に散りばめられる。
全体が赤紫色を帯びた色彩変異個体も見られる。
・軟体部はほぼ黒緑色で腹足は黄褐色をしている。

生息域

北海道から沖縄、香港、シンガポールまでの潮間帯
日本: 北海道南部~琉球列島(八重山諸島を含む)
朝鮮半島
中国沿岸・香港
シンガポール(タイプ産地)
※潮間帯:満潮線と干潮線の間の地帯で、1日のうちに陸上になったり海中になったりする部分

生態

・岩石質の海岸ならば外洋・内湾・汽水域を問わず生息する。砂浜や干潟の砂泥上には生息しない。
・天然の海岸のみならず、人間の手によって改変されたコンクリート護岸にも多く棲みつく。
・潮間帯から潮下帯にかけて見られ、岩石などに付着する。

類似種

オキナワイシダタミ
本州南岸以南のインド西太平洋に広く分布。
オキナワイシダタミは、一般にイシダタミよりも大型になり頑丈な感じがすること、螺塔が高いこと、石畳彫刻の一つ一つが強いイボ状(あるいは顆粒状)に盛り上がること、基調色が暗緑色ではなく黄褐色で、そこに黒褐色斑や紅褐色斑、時に白色斑や黒色斑が混じった色彩となることなどで区別できる。
ただし本州南岸以南ではイシダタミとほぼ同所的に見られることがあり[5]、一部はイシダタミと交雑している可能性も推定されている。
クサイロイシダタミ
小笠原諸島周辺の固有種。暗緑色でイシダタミによく似ているが、殻表に石畳状の彫刻がある場合はより細かい。本種は小笠原諸島のみに生息し、イシダタミやオキナワイシダタミは小笠原諸島には生息しない。

利用方法

●食用

小さくて見栄えはしませんが食べることができます。

・塩茹:身が取り出しにくいが味はいい。
・みそ汁:身を食べないでだしにする。うま味のある汁になる。

他にも、磯の巻き貝をゆでて身を取り出し、みそ、砂糖、酒、みりんで煮込む「ニナみそ」の材料と
なることもある。

●タンクメイト
イシダタミは草食なため、海水水槽のコケ取り貝として利用される。
https://matome.naver.jp/odai/2147494222530305501
2017年10月07日