【健康】サルコペニアとフレイルとロコモティブシンドロームの違いと特徴

miyamonta
【健康】サルコペニアとフレイルとロコモティブシンドローム、これらの用語は密接位関係していて、重なる部分が多くあるがその違いと特徴を理解するのは複雑である、これらをわかりやすく紹介

サルコペニアとフレイルとロコモティブシンドロームの違いと特徴

サルコペニア

サルコペニア
サルコペニアは、ロコモの基礎疾患のうち、筋肉の減少によるもので、歩行障害や転倒の原因となる。
加齢に伴って筋肉が減少する病態。サルコ ペニアが進行すると転倒、活動度低下が生じやすくなり、要介護状態につながる可能性が高くなる。

1989年にIrwin Rosenberg氏によって提唱された概念。

ロコモの基礎疾患のうち、筋肉の減少によるもの

フレイル

フレイル(虚弱:Frailty)
身体的な問題だけでなく、認知機能障害やうつといった精神・心理的問題、独居や経済的困窮などの社会的問題も含む概念で、その定義や診断基準については、まだ総意が得られていない。
一般的に高齢者の虚弱状態を加齢に伴って不可逆的に老い衰えた状態と理解されることも多いが、この フレイルの概念には、しかるべき介入により再び健常な状態に戻るという可逆性が含まれている。

2014年5月、日本老年医学会によって提唱

高齢者が筋力や活動が低下している状態(虚弱)のこと。

骨、関節、筋力、バランス、運動処理能力、認知機能、栄養状態、持久力、疲労感、活動性など、「ロコモやサルコペニア」よいもっと幅広い「範囲」をカバーしている概念
介護予防の基本「フレイル」とはなにか | KAIGO LAB(カイゴラボ)

ロコモ

ロコモティブシンドローム(運動器症候群:ロコモ)
2007年、日本整形外科学会が超高齢社会を迎えた日本の未来を見据 え、提唱したもの。
筋肉や骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器の障害によって移動機能の低下をきたして、要介護になったり、要介護になる危険の高い状態になったりすること。

2007年、日本整形外科学会が提唱

筋肉や骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器の障害によって引き起こされる移動力、ADLの低下を意味することが多い

「骨+関節+筋肉」の連動としての運動能力の低下
介護予防の基本「フレイル」とはなにか | KAIGO LAB(カイゴラボ)

一回まとめ

「ロコモ=筋肉だけでなく、骨、関節、軟骨、椎間板などを含む運動器の衰え」、「サルコペニア=筋肉の衰え」、「フレイル=運動能力だけでなく心も含めた心身の衰え」
サルコペニアとフレイルとロコモティブシンドローム | 地域医療の薬剤師

フレイル、サルコペニア、ロコモティブシンドロームの関係を整理すると、フレイルは、身体的、精神神経的、社会的な側面を包含する広範な概念とされる。健脚な時期から次第に足腰が弱くなり、寝たきり・関節障害で介護を受けるという運動機能面での脆弱化において、身体的フレイルがそこに深く関与すると考えられる。ロコモは、この身体的フレイルにおいて、運動器の障害による移動機能の低下を来す病態として重要な位置を占め、サルコペニアは、その基礎疾患と位置づけられる。

もう少し詳しく検証しましょう

サルコペニア

サルコペニア

ギリシャ語の肉(sarco)&減少(penia)の意味で、加齢性筋肉減少症とも呼ばれています。

サルコペニアはRosenbergにより1989年に「加齢による骨格筋量の減少」として提唱された.元々,サルコペニアは概念であり,定義や診断基準は存在しなかった.

2010年にEuropean Working Group on Sarcopeniain Older People(EWGSOP)より欧州の,2014年にはAsian Working Group for Sarcopenia(AWGS)によりサルコペニアに関するコンセンサスがそれぞれ発表された.両者の診断基準では,四肢骨格筋量(AMM: appendicularmuscle mass)を身長の二乗で除した骨格筋指数あるいは指標(SMI: skeletal muscle mass index)=AMM(kg)/身長(m)2が骨格筋量の評価に用いられて
おり,SMIの低下に身体機能(歩行速度)および筋力の低下を含んだ状態をサルコペニアと定義している.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm/65/1/65_146/_pdf

サルコペニアの3つのチェック

筋肉量減少
筋力低下(握力など)
身体機能の低下(歩行速度)

サルコペニアの診断
高齢者(65歳以上)を対象に、まず握力と歩行速度を調べます。握力は男性で26kg未満、女性で20kg未満を「筋力低下あり」と評価します。歩行速度は0.8m/秒以下を「歩行速度低下あり」と評価します。これらの身体能力のいずれにも低下がなければ「サルコペニアなし」と診断します。いずれかの評価で低下が認められた場合、筋肉量の測定を行います
サルコペニアの診断
日本人向き簡易テスト

原因によるサルコペニアの分類

一次性サルコペニア

加齢性サルコペニア:加齢以外に明らかな原因がないもの

二次性サルコペニア

・活動に関連するサルコペニア:
寝たきり、不活発なスタイル、(生活)失調や無重力状態が原因となり得るもの
・疾患に関連するサルコペニア:
重症臓器不全(心臓、肺、肝臓、腎臓、脳)、炎症性疾患、悪性腫瘍や内分泌疾患に付随するもの
・栄養に関係するサルコペニア:
吸収不良、消化管疾患、および食欲不振を起こす薬剤使用などに伴う、摂取エネルギーおよび/またはタンパク質の摂取量不足に起因するもの

サルコペニアの原因
①加齢による筋肉の増加に関係する性ホルモンの減少や筋肉を働かすために必要な細胞の死(アポトーシス)やミトコンドリアの機能障害、②不動状態や身体活動の不活発による筋肉の廃用、③栄養不良、④癌や糖尿病などの消耗性疾患による筋萎縮(カヘキシア)、⑤脳からの指令を筋肉に伝える働きをする運動神経の損失、⑥コルチコステロイド・成長ホルモン(GH)・インスリン様成長因子1(IGF-1)・甲状腺機能異常・インスリン抵抗性など筋肉の増大に関係するホルモンの異常⑦各疾患の罹患による腫瘍壊死因子α(TNF-α)やインターロイキン-1(IL-1)、インターロイキン-6(IL-6)などの炎症性サイトカインの増加
など

サルコペニアの栄養対策
http://www.wellba.com/antiaging/frailty.html

アミノ酸(筋肉で分解されるバリン・ロイシン・イソロイシン(BCAA:分枝鎖アミノ酸など)をバランス良く摂取。
カロテノイドを多く含む食品を摂取。
ビタミンDの多い食材を摂取。

フレイル(frailty)

フレイル(frailty)
フレイル(frailty)の概念は1980年代以前より存在していたが,2001年にFriedらが発表した,体重減少,易疲労感,筋力低下,歩行速度低下,身体活動性の低下の内,3 項目以上該当した場合をフレイル,1 〜 2 項目の該当をプレ・フレイルと定義した

このFriedらの定義は広く知られているが,精神心理的・社会的要素が含まれていないため,身体的フレイルの診断として用いられている.2014年 5 月に「フレイルに関する日本老年医学会からのステートメント」が発表されたため,わが国では急速にその認知度が高まりつつある.しかし,フレイルは世界的にも定義や診断基準のコンセンサスが得られておらず,実質的にはエビデンスの構築が始まったばかりといえる状況
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm/65/1/65_146/_pdf

日本では
平成26年5月に日本老年医学会は高齢者が筋力や活動が低下している状態を「フレイル(Frailty)」と呼ぶことを提唱。
日本語訳も「虚弱」が使われていましたが、「老衰」「衰弱」「脆弱」など、不可逆性な印象を与えていました。要支援や要介護の危険が高い状態ではありますが、適切な介入をすることによって生活機能の維持・向上が期待される時期でもあります。再び健康な状態に戻るという可逆性が含まれていること、社会における認知度を上げ、介護予防の重要性を認識することを意図して、学会では虚弱ではなく「フレイル」を使用することに合意した

フレイルは高齢者に対象を絞り、筋肉以外にも様々な体調不良が表れる
高齢者は「フレイル」に注意 放置すると要介護に |ヘルス|NIKKEI STYLE

「フレイル」を理解する為の図

大事なのは、青の矢印(健康とフレイル、フレイルと要介護の境界)のところです。この矢印は、一方通行ではなく、左右行ったり来たりできるという事

つまり、適切な介入をすることによって生活機能の維持・向上が期待される時期

高齢者の虚弱状態は加齢に伴って不可逆的に老い衰えた状態と理解されることも多いですが、フレイルの概念にはしかるべき介入により再び健常な状態に戻るという可逆性が含まれています。
65歳以上のフレイルの可能性
11.5%がフレイル
32.8%がフレイル予備軍であった
また、加齢に伴い、有症率が上がっている

サルコペニアのような筋肉減少。
軽度認知機能障害(認知機能の低下)・鬱状態。
一人暮らし・経済的問題。

フレイルの評価表

・体重が減少
・歩行速度が低下
・握力が低下
・疲れやすい
・身体の活動レベルが低下

これら5つのうち、3つが当てはまるとフレイルとみなされる。

※ 日本では、記憶力の低下なども考慮した評価表を検討中
http://www.matsuoka-hp.com/index.php/news/archives/43

構成要素として身体的要素、精神的要素、そして社会的要素が考えられている。身体的要素の中には昨今大きな問題となってきたロコモティブシンドローム(運動器不安定症)、あるいはサルコペニア(加齢性筋肉量減少症)などが含まれ、精神的要素には老人性うつや軽度認知障害(MCI)、そして初期のアルツハイマー病などが含まれることになる。さらに社会的要素としては社会的紐帯の減少に基づく「活動」や「参加」の低下、孤立、閉じこもりといった状態が含まれることになる。これらの三要素は相互に強く関連し、フレイルの予防対策にはいずれの要素も欠くことができない
フレイルティの悪循環
最近の研究で要支援や要介護状態の方々を自立まで回復させることが難しく、その前段階のフレイルで運動などの治療介入を行なおうとの取り組みが始まっています。基本的にはテレビの前に座っているような生活をやめて社会に出て活動することだといわれています。その意味からも糖尿謬などの治療のみならず、高齢者に多いうつ状態などの治療も重要と思われます。予防効果のある運動は適度なレジスタンス運動とバランス運動を毎日行なうことといわれており、その意味においてロコモティブ症候群の予防運動が良いと思われます

ロコモティブシンドローム(ロコモ)

ロコモティブシンドローム(ロコモ)
ロコモは2007年に日本整形外科学会より提唱された概念であり,その当時の定義は「運動器の障害によって要介護リスクが高まる.あるいは高まった状態」とされていた.しかし近年では,「運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態」と定義が拡大し,かなり広範囲な症候群(シンドローム)概念へと変化した.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm/65/1/65_146/_pdf

加齢に伴い、身体活動に差し障りがある病気の状態。生理的な筋力や持久力の低下は、1年間に1~2%と言われています。原因は、骨粗鬆症に伴う脊柱管狭窄症や変形性関節症など運動器である、骨・関節・筋肉などの身体を支えたり動かしたりする機能障害によります。ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)が進むと、歩けなくなったり、立ち上がれなくなったりして介護を必要とするようになります。

片足立ちで靴下がはけない。
家の中でつまずいたり、滑ったりする。
階段を上るとき、手すりが必要である。
横断道を青信号で渡りきれない。
15分ぐらい続けて歩くことができない。
約2kg(1リットル入りの牛乳パック2本分ぐらいの重さ)の重さの買い物を持って帰れない。
家事の中で重い仕事(掃除機をかけるなど)が困難になった。

日常生活の中で、1つでも心当たりがあれば、ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)、ロコモの心配をしましょう。

ロコモとサルコペニアの関係

ロコモは、2007年に日本整形外科学会が提案した概念で、運動器の障害によって移動機能の低下をきたした状態と定義されている。移動機能とは歩行、立ち座りなどを意味し、進行すると介護が必要になるリスクが高くなるとされる。従って、ロコモは、運動器を構成する骨、軟骨、筋肉等の各組織が、加齢とともに量的、質的に減少するうちに、軟骨であれば変形性関節症等、骨であれば骨粗鬆症という基礎疾患が潜在するようなり、それらが何らかのきっかけで膝痛や腰痛、骨折などの症状を出して表面化(発症)して進行するという経過を辿る。

これらは早期に発見して予防を講じることで、または、ある程度進行しても治療で回復する可能性があるので、可逆性の段階でスクリーニングや判定を行って、改善対策を実施する意義は大きい。
サルコペニアは、ロコモの基礎疾患のうち、筋肉の減少によるもので、歩行障害や転倒の原因となる。ゆっくり進行する歩行能力の低下は自覚しにくいことが多いが、転倒が起こると骨折などの重度外傷が合併すれば、移動機能の著しい低下を来す。

サルコペニアとロコモでは、多くの共通点がみられます

例えば、方法は違いますが、ロコモでもサルコペニアでも、歩行能力や筋力の評価を行ってます。

歩行能力は、ロコモでは2ステップテスト、サルコペニアでは歩行速度を用いてます。筋力の評価は、ロコモでは立ち上がりテスト、サルコペニアでは握力で行っています。

その他の評価法として、ロコモではロコモ25による問診調査を行うのに対し、サルコペニアでは筋肉量測定を行う点は大きく異なりますが、サルコペニアもロコモも主要なアウトカムは移動能力の低下と考えられ、その点では共通してます

サルコペニアとフレイルの関係

「サルコペニア」は、加齢に伴って筋肉が減少する病態ですが、握力や歩行速度の低下など機能的な側面も含めた概念です。フレイルは身体的面、精神心理面、社会面を含む概念ですので、サルコペニアはフレイルの重要な要因になります。
サルコペニアは,フレイルの最も大きな原因の1つとしても注目されている
サルコペニアは,「筋量と筋力の進行性かつ全身性の減少」に特徴づけられる症候群で,「身体機能障害,QOL低下,死のリスクを伴うもの」と定義されます。サルコペニアもフレイル同様,かつては加齢によるやむを得ない変化だと思われていました。しかし今では,適切な介入により改善すること,加齢以外にも原因があることがわかっています

近年の動向

サルコペニアとフレイルをめぐる近年の動き

現状は・・・

サルコペニア,フレイル,ロコモティブシンドロームは定義・判定基準のコンセンサスなどの情報が交錯している状況にもある.したがって,同じ用語を用いていながら,異なる対象のカテゴリーで,それぞれの研究者による報告が学術誌上でも展開されている
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm/65/1/65_146/_pdf

資料

https://pt-matsu.com/frailty/

リンク

食事・運動・社会参加でイキイキ健康生活を目指しましょう!

Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 170|全日本病院出版会
高齢者のフレイル(虚弱)とリハビリテーション
編集企画/近藤和泉(国立長寿医療研究センター部長)
高齢者のフレイルとは   鳥羽研二
フレイルのスクリーニング   佐竹昭介
フレイルの予防   山田 実
フレイルにおける臨床マーカー   岩本俊彦
サルコペニアと運動・生化学   池田 聡
骨量・筋量減少と虚弱   酒井義人
転倒とフレイル   海老原 覚ほか
高齢者の病院内転倒危険度スクリーニングと転倒予防   寺西利生

高齢者の摂食嚥下障害   加賀谷 斉
フレイル高齢者のためのリハビリテーション栄養   若林秀隆
COPDとサルコペニア   千田一嘉
ロコモティブシンドローム   松井康素ほか
MCI高齢者における運動の意義   島田裕之ほか
高齢者に対する視覚代行リハビリテーション   高柳泰世
難聴に対するリハビリテーション   杉浦彩子ほか
高齢者の円背に対する生活リハビリ   松本健史
虚弱の危険因子   下方浩史
虚弱(フレイル)の原因としての低栄養とその対策   葛谷雅文
エンドオブライフケア   西川満則
高齢者のフレイル(虚弱)とリハビリテーション   近藤和泉

モダンフィジシャン(Modern Physician) 2015年No.7 | Fujisan.co.jp
今月のアプローチ
超高齢社会におけるフレイルの意義を考える
巻頭言(荒井 秀典)
■総論
1.フレイルの歴史,概念(荒井 秀典)
2.身体的フレイルの意義(島田 裕之)
3.精神心理的フレイルの意義(櫻井 孝)
4.社会的フレイルの意義(西 真理子)
5.フレイルとホルモン(小川 純人)

■実臨床におけるフレイル
1.急性期病院におけるフレイルをいかに診断するか(杉本 研他)
2.周術期のサルコペニア・フレイル評価の意義(海道 利実他)
3.サルコペニアはフレイルの主たる原因か(飯島 勝矢)
4.老年症候群とフレイルとの関連を考える(長谷川 浩他)
5.心血管疾患治療におけるフレイルの重要性(越智 雅之他)
6.COPD治療におけるフレイルの重要性(千田 一嘉)
7.栄養からみたフレイルの病態生理(葛谷 雅文)
8.ロコモとフレイルはここが違う(松井 康素)
9.嚥下障害とフレイルはこう関連する(若林 秀隆)
■フレイルへの介入
1.身体的フレイルへの介入(山田 実)
2.精神心理的フレイルへの介入(武地 一)
3.社会的フレイルへの介入―亀岡スタディからの報告(木村みさか他)

The Lipid(リピッド) Vol.27 No.1
■特集 サルコペニア
Ⅰ.サルコペニアの成因・病態・診断
1.サルコペニアの病態と診断/佐竹昭介 ほか
2.ステロイドホルモンによる骨格筋量調節/小川純人 ほか
3.マイオスタチンによる骨格筋量調節/常陸圭介 ほか
4.インスリンIGF-1作用と骨格筋量調節/笹子敬洋 ほか
Ⅱ.サルコペニアと加齢関連疾患
1.サルコペニアとロコモティブシンドローム/村木重之
2.サルコペニアと認知機能/山田 実
3.サルコペニアと糖尿病/山岡巧弥 ほか

Ⅲ.サルコペニアの予防と治療
1.筋衛星細胞活性化による骨格筋再生/瀬原淳子
2.サルコペニア予防と治療における栄養の役割/葛谷雅文
3.サルコペニア予防のための運動療法/若林秀隆

Orthopaedics(オルソペディクス) Vol.28 No.13
特集/日常診療に役立つサルコペニアの知識
概念、定義の最新情報   荒井秀典
フレイルとロコモとの関連   松井康素
筋肉の基礎update   上住 円ほか
診断基準をどう使うか   山田 実
サルコペニアの疫学;地域在住高齢者における頻度の現状   安藤富士子ほか
サルコペニアの予防と治療;運動と栄養の成績   若林秀隆
薬剤治療の可能性   櫻井英俊ほか
骨粗鬆症、骨折との関連   飛田哲朗
サルコペニアと手術   播本憲史ほか
整形・災害外科 2015年2月号
サルコペニアとロコモティブシンドローム 原田 敦
サルコペニアの欧米・アジアの定義と診断基準 荒井 秀典
サルコペニアに関する筋肉基礎科学 重本 和宏
サルコペニアにおける筋内脂肪変性の関与 土田 邦博
サルコペニアの実態、運動器への影響 村木 重之
サルコペニアと骨粗鬆症 宮腰 尚久
サルコペニアと腰痛 酒井 義人
サルコペニアの運動/栄養療法 金 憲経
サルコペニアの薬剤治療 飛田 哲朗
腎と透析 16年5月増大号
【概論】
1.サルコペニア・フレイルの概念(虚弱,悪液質,廃用萎縮との違いと関連性,歴史的背景,疫学を含む)……荒井秀典
2.サルコペニア・フレイルとロコモティブシンドロームとの関連性……松本秀男
3.サルコペニア・フレイル,ロコモティブシンドロームの定義,診断基準……葛谷雅文
4.CKD患者のサルコペニア・フレイル(疫学,意義,発症機序,社会経済的影響などを含む)……上月正博
【基礎】
1.サルコペニアのゲノム解析……浦野友彦
2.サルコペニア発症の分子機構……佐久間邦弘
3.サルコペニア・フレイルの基礎……重本和宏
4.筋肉代謝の基礎
訪問看護と介護 Vol.20 No.7

特集 在宅チームケアならできる! サルコペニア、フレイルの予防と回復

在宅で、サルコペニア、ロコモ、フレイルからの悪循環を断ち切るには?(若林 秀隆)
在宅で行なうサルコペニア、フレイルの評価と対応
早期発見・早期対応のために(永野 彩乃)
□多職種によるサルコペニア、フレイルの予防・回復
管理栄養士が多職種連携で行なう食支援
認知症のあるサルコペニアの女性と家族を
介護職らと連携して支援した事例(水島 美保)
歯科医師・歯科衛生士による訪問嚥下診療・食支援
誤嚥性肺炎後胃ろうを造設した認知症のある女性が
経口摂取を開始できた事例(田實 仁・太田 博見)

NSTの視点を活かした薬剤師による地域支援と個別支援
栄養・服薬管理で訪問支援中のサルコペニアの男性の事例(長谷川 聰)
理学療法士と訪問看護師による評価と対応
下血で緊急入院を繰り返すクローン病の男性が
家族の協力のもと、在宅を継続できた事例(建宮 実和)
作業療法士によるリハビリテーション栄養ケアマネジメント
摂食・嚥下障害と四肢体幹機能障害・糖尿病の男性が身体機能の
改善を果たした事例(濱口 陽介)

スポーツメディスン No.175
■特集 サルコペニア研究
――定義と研究の流れ、バイオメカニクス的アプローチ「サルコペニア」という言葉は頻繁に見聞きするようになったが、サルコペニアの定義は当初より広がってきている。加齢による筋量の減少から、「加齢」の条件でなくても、筋量が減少すればサルコペニアと呼ぶようになったという。運動、栄養、疾患などが関係してくるが、サルコペニアは全身的なものでもなく、部分的にも生じる。本誌では、運動との関係でバイオメカニクス的アプローチを行っておられる畠中先生に取材、併せてサルコペニアの文献レビューを三木先生にお願いした。

1. サルコペニア研究
―― 理学療法士によるバイオメカニクス的アプローチ
畠中泰彦・鈴鹿医療科学大学保健衛生学部理学療法学科長、教授、理学療法士、博士(工学)

2. サルコペニア研究のレビュー
―― 研究の流れと、関連因子について
三木貴弘・学療法士

医学のあゆみ Vol.253 No.9
概論・総論:主要課題のオーバービュー
老化研究の最前線 石井直明
フレイルの概念とその意義 荒井秀典
多病高齢者における疾患管理の考え方 小島太郎
抗加齢医学研究の現状と展望 坪田一男
超高齢社会に対応した医療・社会システム 飯島勝矢

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2018年12月07日