永久凍土が溶けたせい?ロシアで炭疽菌が発生し90人が入院

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ロシアで炭疽菌が発生し人や動物に被害を及ぼしています。原因はシベリアの永久凍土が溶けたためである可能性があります。

◆炭疽菌とは?

炭疽菌は世界の土壌のどこにでもいる細菌
東京都感染症情報センター » 炭疽と炭疽菌 anthrax

炭疽(症)の病原体となる細菌
炭疽菌 – Wikipedia

コッホが発見し、その後パスツ−ルがワクチンを開発した。
東京都感染症情報センター » 炭疽と炭疽菌 anthrax

◆炭疽菌が人体に及ぼす”炭疽症”という病気

大量の炭疽菌が体内に入ると炭疽になります。このような感染症を“人畜共通感染症”と呼びますが、炭疽はその中でも最も急性な症状を表す細菌感染症です。
炭疽

炭疽菌には切り傷などから胞子が入り込む皮膚感染と、食肉に起因する胃腸感染があり、皮膚感染の場合はおよそ5~10%の確率で死亡する。胃腸感染の場合、死亡率はもっと高いという。
CNN.co.jp : トナカイの死骸から炭疽菌感染か、13人入院 シベリア西部 – (2/2)

◆日本ではほとんど発生しない

日本ではこの10年間に牛で1例、人で4例皮膚炭疽があっただけ
炭疽

昭和48年まで毎年1~2人みられましたが、それ以降平成6年までは1~2人の散発例が数回みられただけで、平成7年以降は現在まで患者発生はみられておりません。
炭疽(anthrax)ってどんな病気?

◆その炭疽菌がロシアのシベリア地区で見つかる

◆90名あまりが入院したほか、トナカイ約1500頭が死亡

感染疑いで入院している人の数は90人に増え、うち45人が子どもだという。
ロシア極北の炭疽集団発生、21人の感染確認 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

これまでに感染が確認された患者数は21人に上った。
http://www.afpbb.com/articles/-/3096130

◆発生した地域は混乱に包まれる

現在、多くの地元住民が避難、または隔離され、地域の子どもたちは、さらなる流行の観察、および予防のために近くの寄宿学校で過ごすことを余儀なくされている。
生物兵器の主は死なない : 無治療では致死率90%の「炭疽菌」が永久凍土が溶けたシベリアの土の中から噴出し被害が拡大。該当地域は非常事態宣言の渦中 | In Deep

事態を重く見たロシア政府はロシア軍の細菌兵器特殊部隊を緊急派遣することで対策を講じている
シベリア北東部で炭疽症が発生、40名が入院・ロシア政府は細菌兵器特殊部隊を緊急派遣 – BusinessNewsline

◆炭疽菌が発生した原因は「トナカイ」

75年前に死んだトナカイの凍結死骸が暑さで解けて感染源になったと推定
CNN.co.jp : トナカイの死骸から炭疽菌感染か、13人入院 シベリア西部 – (1/2)

炭疽菌に感染したトナカイの凍結死骸が暑さのために解け、熱波で弱ったトナカイがそれを食べて、遊牧民にまで感染が広がったと推測する。
CNN.co.jp : トナカイの死骸から炭疽菌感染か、13人入院 シベリア西部 – (1/2)

北極シベリアのヤマロ・ネネツ自治区の知事は、この致命的な炭疽菌の発生は、永久凍土の中で長期に休眠、培養されていた細菌だと考えられるとの声明を発表した。
生物兵器の主は死なない : 無治療では致死率90%の「炭疽菌」が永久凍土が溶けたシベリアの土の中から噴出し被害が拡大。該当地域は非常事態宣言の渦中 | In Deep

◆なぜ永久凍土が溶けたのか

異常気象による暑さが原因

現在のシベリアで続く異常に気温の高い天候は、永久凍土の記録的な量の融解をもたらしたと考えられ、融解した量は、過去数十年にわたって継続的に凍結し続けた永久凍土を上回っている。
生物兵器の主は死なない : 無治療では致死率90%の「炭疽菌」が永久凍土が溶けたシベリアの土の中から噴出し被害が拡大。該当地域は非常事態宣言の渦中 | In Deep

永久凍土が溶け出すと同時に、遠い昔にこの地で死亡し、その凍土の中で凍ったままだった動物たちの死体の中で眠っていた微生物たちを外部に解き放つことになった。
生物兵器の主は死なない : 無治療では致死率90%の「炭疽菌」が永久凍土が溶けたシベリアの土の中から噴出し被害が拡大。該当地域は非常事態宣言の渦中 | In Deep

◆被害は今後広がる恐れがある

ヤマルの東のヤクーツクには100年以上前に炭疽菌で死んだ家畜の埋葬場所が200カ所もある
シベリアで炭疽病が発生した恐ろしい理由|ギズモード・ジャパン

「永久氷土が永久でなくなったときには、18世紀、19世紀の死の伝染病がぞろまた復活するだろう」と、ロシアの科学者らも最近の研究論文で不吉な予告をしています
シベリアで炭疽病が発生した恐ろしい理由|ギズモード・ジャパン

◆炭疽菌は生物兵器に利用された例も

炭疽菌は除去作業が必要なため、土地を侵略する「戦争」には向いていないが、「テロ」には向いていると言われている。

元来は天然のものですが、現代社会においては、どちらかというと、「生物兵器」のイメージとして知られています。
生物兵器の主は死なない : 無治療では致死率90%の「炭疽菌」が永久凍土が溶けたシベリアの土の中から噴出し被害が拡大。該当地域は非常事態宣言の渦中 | In Deep

米国では同時多発テロ事件の直後、胞子を含む白い粉末が郵便物で送付される事件が発生し、死傷者を出した。
炭疽菌(タンソキン)とは – コトバンク

https://matome.naver.jp/odai/2147018697356526001
2016年08月03日