まずは伊藤知事のプロフィール
昭和22年11月17日生(68歳)
鶴の町で有名な出水市出身でラ・サール高校、東京大学、総務省出身。総務省時代は地方公共団体の財政再生に携わっており、故郷の鹿児島が多額の財政赤字を抱え、財政再生団体となるところを、なんとかしたいという思いから県知事選への出馬を決意。
伊藤知事ってなにやってきたの?
-やはりなんといっても財政赤字の解消
就任当初あった、451億円の財源不足を平成23年に解消
財源不足が解消されなければ、「第2の夕張市」になる可能性があった
いくつか問題も取りざたされる・・・
①鹿児島県職員の上海研修問題!
2013年に大問題になった、県職員を中国・上海へ派遣する「短期特別研修事業」
当時、伊藤知事は「上海路線の維持のため」と釈明し、「県民の税金を使って旅行するとは何事だ!」と県民の猛反発を食らった。
批判はあったが、たしかに中国人宿泊者は7.5倍に激増した。
http://www.pref.kagoshima.jp/aa03/kensei/sesaku/project/syanhaisen-iji.html
ー鹿児島県庁 鹿児島-上海線の維持について
中国人宿泊者は,平成23年の約7千人から平成27年には,約5万2千人に大幅に増加し,上海線の路線は維持され,本県に多大な経済効果をもたらしているところです。
②1人あたりの県民所得ランキングがワースト3位になっちゃった?
平成21年度に全国36位だった1人あたりの県民所得は平成25年には全国ワースト3位と大きくランクダウン。この件を対立候補の みたぞの候補も大きく批判
実は、この県民所得はすでに回復している
そもそも県民所得のランキングが全国ワースト3位になったのは、川内原発の稼働停止により生産額が600億円も減少したことが原因だった。
川内原発は平成27年に再稼働
九州電力は川内原発再稼働により、黒字化を達成
県では、川内原子力発電所の再稼働により,県民所得の回復を見込んでいる。
③「女子にサインコサインを教えて何になるんだ」?
らるー@子育て・教育勉強中@infocollecter9
ゲンシュン/遊戯王復帰@gen_shun
伊藤知事は、女性を中心にこの件でだいぶ反発を浴びました。
ところが女性からこんな発言が
問題の発言,特に女性に対する発言に対しましては,私も直接,知事に御意見を申し上げたこともございます。そのときもそうでしたが,折に触れて知事の話をよくよく伺う限り,報道で知りうる知事と,本来の知事の姿とは少し異なるように感じております。私自身は話を伺う中で,知事ご本人が特に女性差別,女性蔑視といった,偏った思想を持っておられるとは感じておりませんし,女性の能力について,男性と何ら変わらないと考えておられ,むしろ,その強さとしなやかさには一目も二目もおいておられると思っております。
いろいろとこの4年間、発言や問題が取りざたされてきた伊藤知事ですけど、着実にものごとに取り組んできた、印象です。
対立候補のみたぞのさんの人柄や政策もみてしっかりと県知事選挙に行きたいものですね。