閉じ込め症候群とは
脳底動脈閉塞による脳梗塞などで、主に脳幹の橋腹側部が広範囲に障害されることによっておこる。
眼球運動とまばたき以外のすべての随意運動が障害されるが、感覚は正常で意識は清明である。
単に意思表示の方法が欠如した状態であり、ほとんど完全に「鍵をかけられた状態」であることからこの命名がされている。
閉じ込め症候群 – 脳科学辞典
意識は清明であるが、橋底部の両側障害で四肢麻痺、仮性球麻痺、両側顔面神経麻痺、外転神経麻痺がおきて意志の伝達が不可能となった状態である。
動眼神経は正常なので眼球の上下運動と眼瞼挙上でコミュニケーションが可能である。脳底動脈血栓症で多い。
植物人間とは
心臓は動いているが、身体は動かせない、意識もない状態の「植物人間」。
病気や事故などで意識が無なってしまい、「植物状態」と言われる人たちが世界に何十万人もいる。植物状態の場合は、自分で呼吸もでき、排泄もある。
そして、脳波は動いているので、人によっては声を発する場合もある。(言葉として認識できないレベル)そして、奇跡的に意識が戻ることがある。
脳死した状態と思われがちだが、全く違う。
脳死との大きな違い、脳幹という部分が機能を失っている状態だと、自発呼吸もできず、脳波も動かない。身体の全ての機能が自発的に動かない状態なので、意識が戻ることがないので、いずれ死に至る。しかし、植物状態だと可能性が残っているので、家族によって保管され続ける場合がある。
植物状態になったマーティンピストリウス意識があるのに植物人間とされた10年をアンビリバボーで公開【画像】 | 独女ちゃんねる
元F1のシューマッハ氏は、スキー中の事故により閉じ込め症候群に
「最近は、見慣れた家族の顔を見分けられるようになった。ところが、会話は成り立たない。彼が話さないからだ。それに、四肢の動きも自由にとれない」
「すなわち彼は感情表現ができるのだ。脳が活動している証拠である。強烈な個性の持ち主だった彼が今、見せられる感情といったら、涙するのみだ。
だが、動かぬ身体に閉じ込められているとしても、彼は生きていて、物ごとを理解している印に他ならない」
シューマッハ氏”閉じ込め症候群”に「最近は、見慣れた家族の顔を見分 – ふたろぐばこ−二次元裏may@ふたば過去ログ保管庫
「ELLE」編集長の闘いを綴った本、その後、話題となり映画化
すべての自由を奪われても魂の叫びは消せない。難病LISに冒され、すべての身体的自由を奪われた『ELLE』編集長。瞬きを20万回以上繰り返すことだけで、この奇跡の手記は綴られた。
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意識があるのに10年の間、植物人間と診断された少年の実話
マーティンの意識が戻ることのないまま、4年後の月日が流れる。
マーティンが16歳になったある日、奇跡的にマーティンが意識を取りもどす。しかし、視覚から母親の姿が見えるが話しかけることが出来ない。周囲の家族に知らせようとするが声を出すことも、体を動かすこともできなかった。
必死に動こうとするが、意識があるのに体が動かない状態で、わずかに動くのが眼球とまぶたのみだった。
徐々に記憶が蘇るのは12歳の前の記憶のみ。自分がなぜベットの上で動くことも話すことも出来ないのかわからなかった。
その状態から3年の月日が流れる。
19歳になったマーティンだったが、置かれている状況は変わらず動かせるのは眼球とまぶたのみ。しかし、自分が植物状態でいることはわかっていた。人間が感じる痛み、痒み、視覚もはっきりと見え、喜怒哀楽の感情もあった。
しかし、それが耐えがたい地獄の始まりだった。
痛みやかゆみがあるのに家族に伝えることが出来ず、その苦痛は耐えがたいものだった。必死に伝えようとしても動かない。意識がある状態でただ時間だけが流れていく孤独に「このまま死にたい」と心の中で何度もつぶやいた。
植物状態になったマーティンピストリウス意識があるのに植物人間とされた10年をアンビリバボーで公開【画像】 | 独女ちゃんねる
それから6年後。意識が回復してから10年の月日が流れ、マーティンは26歳になろうとしていた。
いつものように介護施設でマッサージを受けているマーティンだったが、介護士が何気ない語りかけにマーティンが目で反応しているのに気づく。
介護士は意識が回復しているのではないかとマーティンの両親に大学のAAC(補助コミュニケーションセンター)に通ってみてはどうか?と勧める。
AACとは、コミュニケーション用コンピューターの開発を行っている研究機関で、脳波などを数値的に研究している。
植物状態になったマーティンピストリウス意識があるのに植物人間とされた10年をアンビリバボーで公開【画像】 | 独女ちゃんねる
マーティンの検査の結果は人として意識がある状態だと診断される。
意識が回復しており、思考能力がはっきりしたレベルにある状態なので、視線の動きで会話できる人工音声を使用すると、マーティンと会話をすることに成功する。
意識が回復してから10年たち、ようやくようやくマーティンは、コミュニケーション手段を手にできたのだった。
植物状態になったマーティンピストリウス意識があるのに植物人間とされた10年をアンビリバボーで公開【画像】 | 独女ちゃんねる
コミュニケーションを得て、徐々にマーティンが両親から自立していていったが、なんの病気で植物状態に陥ったのかだったのかはいまだ解明されていない。
いまでは周囲とコミュニケーションをとり、自立、そして最愛の女性と結婚した人生。
植物状態になったマーティンピストリウス意識があるのに植物人間とされた10年をアンビリバボーで公開【画像】 | 独女ちゃんねる
『ゴースト・ボーイ』は、再生と愛の力を描いた、深く胸を打つ実話。彼の途方もない物語は、私たちに、人生を大切にすることを教えてくれる。
ゴースト・ボーイ | マーティン・ピストリウス著 ミーガン・ロイド・デイヴィス著 長澤あかね訳 | 書籍 | PHP研究所
ベルギーでは、23年間昏睡状態が続いていた男性は、実は意識があったことが分かった
ロム・ハウベン(Rom Houben)さん(46)は1983年に交通事故にあって以来、植物状態にあると考えられていたが、実際は意識があり、麻痺(まひ)状態でコミュニケーションがとれないだけだったことが分かった。
ハウベンさんの本当の状態は3年前に明らかになった。リエージュ大学(University of Liege)の研究チームが行った新たな検査で、脳が機能していることが判明したのだ。
ハウベンさんの状態は「閉じ込め症候群」と呼ばれるもので、同チームによると、意識があるのに昏睡状態と誤診されたケースは非常に多いという。
「閉じ込め症候群」のレベルはさまざまだが、ある患者グループでは昏睡状態と誤って診断されていた人が40%を超えていたという。
■「叫びたかったけれど、声が出なかった」
技術系の学生で武術に夢中だったハウベンさん。現在は特殊なコンピューターを使ってメッセージをタイプすることができる。
23年間昏睡状態、実は意識あり ベルギー 写真10枚 国際ニュース:AFPBB News
fMRIで検査をした結果、誤診が次々と発覚
この患者の例を重く見た結果、fMRIを使うことで、「意識がないと誤診された患者」が軽症であることが判明。リハビリが開始されて、「閉じ込め症候群」から解放される患者が増えています。
判断が難しい脳死判定を、fMRIを導入することで、誤診を減らすことができたというのは、喜ばしい事です。
万が一のことを考えて、fMRIのある病院をきちんと調べておくことが、必要な時代になっているかもしれませんね。
まだ生きているよ!なのに死亡宣告されてしまう怖い閉じ込め症候群。最大の誤診をさけるにはどうすればいい? | ライフワークMAQIA












