輸血禁止! 人命より教義を大事にする「エホバの証人」って一体何者?

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輸血禁止による死亡事故の多発により社会問題にもなった、キリスト教を模した新興宗教「エホバの証人」について解説します。

概要

キリスト教系の新興宗教の組織または信者。ものみの塔聖書冊子協会などの法人が各国にあり、ほぼ全世界で活動している。
主流派キリスト教界からは異端もしくはキリスト教ではないとされる。
血を避けるべきとするいくつかの記述が聖書中にある。エホバの証人は、これらを輸血禁止の意味に解釈している。(主流派キリスト教からは異論がある)
エホバの証人 – Wikipedia

輸血拒否

エホバの証人のみなさんは、「輸血」は罪である、輸血はしてはいけないと考えています。世の中、いろいろ禁止されることはありますが、輸血は命を懸けてもしてはいけないことだそうです。輸血を拒否して、死んでいくエホバの証人の方々がたくさんいるわけですからね。
世界中の聖書を信じている宗教グループで、輸血を禁止しているのは、エホバの証人だけです。
輸血っていけないの?

エホバの証人は、ステーキは普通に食べて、輸血を禁止します。聖書が書かれた時代には、もちろん輸血なんてないのですから、輸血を直接禁止するような言葉はありません。
それなのに、エホバの証人は、肉と一緒に血を食べることはOKで、輸血はダメ。
う~ん。よくわかりません。
輸血を禁止すると言っても、血液の中のすべての成分を禁止するわけではないそうです。あるものはOKで、あるものはダメ。なんだかとても複雑な決まりがあるようです。
その複雑な決まりに、全世界のエホバの証人が一致して従っているそうです。
輸血っていけないの?

事件、訴訟、社会問題へ

輸血拒否 – 1985年大ちゃん事件
午後4時35分、神奈川県川崎市高津区の交差点で交通事故が発生したとの119番通報が入りました。これが後に「大ちゃん事件」としてマスコミにも報道された痛ましい事件の始まりです。
4時35分、府中街道を走りガードレールとダンプカーの間を抜ける際に転倒、両足を轢かれる。すぐに119番通報。
5時30分頃、輸血および緊急手術を行う前に両親が駆けつける。手術同意書へのサインが求められる。輸血が出来ないと述べる。
9時18分、死亡。

決意書(両親により病院に提出されたもの)
「今回、私達の息子(大十歳)がたとえ、死に到ることがあっても輸血なしで万全の治療をしてくださるよう切にお願いします。輸血を受けることは、聖書にのとって受けることはできません 昭和60年6月6日」

そもそも10歳の少年が自分の命に関わることを理解し決定できる立場にいたかということを考えてみてください。自分の信仰を貫き通す可能性はどれほどでしょうか?
輸血拒否 – 1985年大ちゃん事件 – エホバの証人研究

エホバの証人(ものみの塔聖書冊子協会)、統一協会(世界基督教統一神霊協会、原理研究会)、モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)などキリスト教を名乗る団体があります。
特に、統一協会の霊感商法や合同結婚式、エホバの証人の輸血拒否などが報道され、社会問題となったことは、ご存知の方も多いと思います。
特に問題なのは、これらの団体は「私たちはキリスト教です」と名乗り、「聖書の勉強をしませんか」と誘うことがあるのです。
また、宗教団体であることを明らかにせず自己啓発セミナーのような集会を開催している団体もあります。
キリスト教を名乗る団体でお困りの方へ – FEBC Online

エホバ問題 2007/6/19付毎日新聞より
「エホバの証人」信者の妊婦が5月、大阪医科大病院(大阪府高槻市)で帝王切開の手術中に大量出血し、輸血を受けなかったため死亡したことが19日、分かった。病院は、死亡の可能性も説明したうえ、本人と同意書を交わしていた。エホバの証人信者への輸血を巡っては、緊急時に無断で輸血して救命した医師と病院が患者に訴えられ、意思決定権を侵害したとして最高裁で敗訴が確定している。一方、同病院の医師や看護師からは「瀕死(ひんし)の患者を見殺しにしてよかったのか」と疑問の声も上がっている。
エホバ問題 – 新小児科医のつぶやき

FEBC(キリスト協放送局)の見解

厳密には「エホバの証人」というのは信者に対する呼び方で、「ものみの塔」というのは組織に対する名前だとお考えください。
ものみの塔は聖書にない教義を勝手に作り上げています。たとえば、「神様の名前はエホバである、その名前を使わないキリスト教は背教している」と批判します。
ものみの塔は自分たちの主張が正しいことを証明するために新約聖書を自分たちの都合の良い訳に変えて、それを「新世界訳聖書」と呼んでいます。新世界訳聖書は新約聖書の中に237回「エホバ」という言葉を挿入していますが、実際のギリシャ語本文には一回も出てこないのです。
番組記事「今、エホバの証人を問う」 – FEBC Online

皆さんがよくご存知の輸血禁止の教えも、聖書の「血を避けなさい」という一句を取り上げて自分の生命を左右する輸血禁止に結び付けて解釈するなど、常軌を逸した解釈と言わなければなりません。
その他、奇妙な教えが山ほどあります。たとえば、エルサレム陥落の年を607年とし、その年を土台に、イエス・キリストは1914年に目に見えない形で臨在されたと説いています。しかし百科事典で調べるならすぐ、エルサレム陥落が587年であることがわかります。ものみの塔では、自分たちこそ聖書の正しい教えを説き明かしていると主張し、一般の歴史書の記録はすべて間違いだと教えているのです。
番組記事「今、エホバの証人を問う」 – FEBC Online

反カトリックで他の宗教を批判する排他性

他の宗教に対する態度
エホバの証人は他の宗教を「サタンの手段」と非難し続け、いかなる異教徒間の関係も拒む。
出版物は、the Catholic League for Religious and Civil Rights により反カトリック感情とされている要素を含み続けている。

「長年にわたって共通しているエホバの証人についてのもう一つの批判は、彼らが他の信仰、指導者、聖職者を率直に非難することを扱ったものだ」
Wikipedia

https://matome.naver.jp/odai/2146089448538092801
2016年04月17日