■内申書の記載ミスが中学生を自殺へ追い詰めた
内申書の記載ミスによる誤った指導の結果、中学生が自殺に追いやられました。
広島県府中町教委は7日、町立府中緑ケ丘中3年の男子生徒(当時15歳)が昨年12月、自宅で自殺したと発表した。町教委によると、生徒は私立高校への専願受験を希望していたが、学校側のミスで「受験できない」と伝えられていたという。
<広島・中3自殺>誤り指摘記録、6回会議でも未修正のまま (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
万引きの非行歴があったとする誤った資料に基づいて、学校が生徒に志望校への推薦は出せないと繰り返し伝えていたことが分かりました。
中3男子生徒が自殺 誤った非行歴で「推薦出せない」 NHKニュース
自殺の原因は誤った内申書に基づく進路指導のようです。
■情報公開条例を使えば、内申書は開示できる!!
情報公開条例を使えば、内申書は開示できます!!
決して内申書は教師だけの機密文書ではありません。
■情報公開とは!?
情報公開条例は、市政に関する情報を広く公開し、市民の皆さんに対して行政について説明する責務を果たしていくことにより、開かれた市政の実現と市政への市民参加の一層の促進を図ることを目的としています。
情報公開制度|八王子市
役所が市民に対して「説明する責任」を果たすために、役所の持っている情報を公開することです。
■情報公開条例に基づいて、内申書を開示してみよう!!
①申立書を手に入れる
まずは情報公開の申立書を手に入れましょう。
申立書は自治体公式サイトからダウンロードできることが多いです。
「(自治体の名前) 情報公開申立書」と検索すれば出てきます。
(例)広島県府中町の場合
府中町では、住民の情報の公開を求める権利(知る権利)を保障することにより、住民の町政に対する理解を深め、参加を推進し、公正で開かれた町政の一層の発展に寄与することを目的として府中町情報公開条例を制定しています。
情報公開制度 | | ひとがきらめき まちが輝く 府中町
http://www2.town.fuchu.hiroshima.jp/www/contents/1024211203643/index.html
府中町公式サイトの情報公開についてのページです。こちらから申立書が手に入ります
②申立書に記入する
「公開の方法の区分」欄
・内申書を見るために役所まで出向くことが出来る→閲覧に○
・役所まで出向けない、コピーが欲しい→写しの交付に○
「公文書の件名又は具体的内容」欄
○○立○○中学校を平成○○年度に卒業した(貴方の名前)の平成○、○、○(中学校在籍期間を3つ書く)年度の指導要領
と記入してください
③教育委員会に送る
内申書を保管している教育委員会に送付してください
府中町の場合は
〒753-8686
広島県安芸郡府中町本町1丁目10-15
府中町教育委員会学校教育課
各自治体によって内申書の保管先が異なるので、卒業した中学校を管轄する自治体にご確認されることをお勧めします。
④請求した文書が届く
役所に請求書が到達してから概ね一か月はかかるようです
■なんだって!?卒業から5年たったら内申書は破棄される!?
指導要録の保存期間について,従前は20年間としていたが,これを入学,卒業等の学籍に関する記録以外の記録については5年間に改めたこと
学校教育法施行規則の一部改正について(通達):文部科学省
指導要領の保管期間は5年です。近年は個人情報保護の観点から保管期間を過ぎた書類は処分する傾向にあります!開示はお早めに!


