2016年注目の作家。本城雅人って誰?

sankakumaru
2016年、最も注目の集まっている作家、本城雅人氏。独自視点でおすすめを選びました。野球好きも、ミステリ好きも、ハズレなく楽しめます。初めて本城作品を読む方はぜひ参考にしてみてください。

本城雅人

神奈川県出身。明治学院大学経済学部卒業。大学卒業後に産業経済新聞社に入社。「サンケイスポーツ」の記者としてプロ野球、競馬、メジャーリーグ取材などに携わる。20年間勤めた記者を退職後に作家に転身

2009年、「ノーバディノウズ」が第16回松本清張賞の最終候補作となり同作で小説家デビュー。デビュー作から野球をテーマにしたミステリー小説を得意としており、多く書き続けている。その他警察、新聞記者の現場などを題材とした作品もある。
本城雅人 – Wikipedia

2016年、「トリダシ」が文学賞に続々ノミネートされ注目が高まっている

第18回大藪春彦賞候補、第37回吉川英治文学新人賞候補

部下に、「とりあえず、ニュースをだせ」と他社の知らないニュースを獲ってくることをひたすら求め続ける東西スポーツ野球部のデスク・鳥飼は、「スポーツ新聞の三大要素は、『金』『出世』『女』だ!」とうそぶき、その露骨で下品な言動と、なりふり構わぬ取材ゆえ、社内外でも敵の多い人物。部下や同僚からは、「トリダシ」と影で忌み嫌われている。
しかし強烈な個性で周囲を巻き込んで、数々のスクープをものにし「影のGM」と噂されるほど優秀な記者でなのだ。
異能の記者”トリダシ”とは、はたして何者なのか。彼の周囲の人々の目から、徐々に真実の姿が明らかになる。

「この作者は巧みな投手だ。球筋の読めない心理戦に翻弄された」と作家・横山秀夫が賞賛。
トリダシ | 本城 雅人 | 本 | Amazon.co.jp

ミステリの超大御所のお墨付き。

『球界消滅』で、その先見性とストーリーを、各方面の書評で絶賛された著者が、自らの記者体験をもとに、臨場感溢れるスポーツ紙の現場を描く
トリダシ | 本城 雅人 | 本 | Amazon.co.jp

待望の最新刊は「ミッドナイト・ジャーナル」

20年続けた記者人生のすべてを書こう。そう決心して『ミッドナイト・ジャーナル』の執筆をスタートさせました。
今日のおすすめ|講談社BOOK倶楽部

【被害者女児死亡】──世紀の大誤報を打ち、飛ばされた3人の記者。7年後、児童連続誘拐事件が発生する。さいたま支局の関口豪太郎はかつての事件との関連性を疑い、本社の遊軍記者・藤瀬祐里は豪太郎の応援に合流し、整理部員となった松本博史は冷めた目で二人を静観する。警察も、目撃者も、記者も上司も嘘をつく。しかし豪太郎は、絶対に諦めない。
特別な結果を出すのは、いつだって本気の人間だ。

こたろう@kotarou95

【ミッドナイト・ジャーナル/本城 雅人】面白かった!堅実に組み上げられた構成と、真摯な言葉が印象的。確実に積み上げたものを土台にして書かれたということが、真っ直ぐに伝わってくる。新聞社の仕組み、警察へ… →bookmeter.com/cmt/54432787 #bookmeter

まさむね@mmmichy

【ミッドナイト・ジャーナル/本城 雅人】元新聞記者だけあって、その描写のリアリティは本物のクオリティがある。新聞紙面ができるまでの苦悩・苦闘は並大抵ではないことがよく分かり、ネットニュースとは全く異な… →bookmeter.com/cmt/54472708 #bookmeter

社会派エンタメの最高峰に連なる傑作。──さわや書店フェザン店 松本大介さん

新聞は人の不幸でご飯を食べている嫌な仕事だと感じていましたが、本書を読んで考えが一変しました。──千葉県 40代 女性

新聞社に勤める家族がいます。あんなに働き詰めで大丈夫なのかと不安に思うことばかりでした。この作品を読んで、ここに描かれているように働いているのかと思うと、誇らしくなりました。今年ナンバーワンの作品だと思います──石川県 30代 女性
記者はなぜ必要か?「究極の知力と精神力」を追体験できる傑作【読者・書店員 絶賛】|今日のおすすめ|講談社BOOK倶楽部

野球をテーマにしたミステリが得意

話題作「球界消滅」

日本プロ野球界が大リーグに吸収されたら、という興味深い仮定のストーリーです。実在のモデルが分かりやすい様々な登場人物の立場から、物語が紡がれていきます。ちょっとしたミステリーの要素もあり娯楽性が高いですが、日米の球団経営論という側面がそれ以上に面白い。
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 球界消滅 (文春文庫)

野球好きにはたまらないディテール
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 球界消滅 (文春文庫)

人気の「スカウト・デイズ」シリーズ

『スカウト・デイズ』
戦力外通告を受け、球団スカウトになった久米純哉。スカウト部には、入団拒否の選手を翻意させたり、無名選手を一位指名したりと、その手腕が「堂神マジック」と称される堂神恭介がいた。堂神のきわどく、冷徹なやり方に、久米は戸惑う。一方、記者の島岡達之は、堂神マジックには裏があると睨んでいた。やがて二人は球界の情報網「Dライン」の存在に行き着く。野球界、ミステリ界を瞠目させたコン・ゲーム小説。

ドラフト会議は毎年ドラマがあり、裏側ではドロドロした人間関係があるんだろうなーと思っていましたが、本書はまさにノンフィクションを読んでいるようなリアリティがありました。
綿密な取材と、最後のオチがキレイに決まってます。
スカウト・デイズ (PHP文芸文庫) | 本城 雅人 | 本 | Amazon.co.jp

『慧眼 スカウト・デイズ』
俺と同じものを見ていながら、おまえは、なにも気づいていない。
ミクロコスモス・ギャラクシー・チーフスカウト堂神恭介。彼は、球界で“怪物スカウト”と恐れられ、選手獲得のためなら手段を選ばず、裏社会との黒い噂も絶えない人物だ。その堂神が「人気球団G以外なら野球浪人します」と宣言した大学生を、強行一位指名した!? Gに喧嘩を仕掛けたのだ!
運命を左右するプロ野球ドラフト会議。
そのたった一日のために、鎬を削るプロ野球スカウトたちの姿と、周囲で蠢く男たちの思惑と欲望が交錯する連作短篇集。怪物スカウト・堂神の眼力が冴えるシリーズ第2弾!

デビュー作「ノーバディノウズ」

『ノーバディノウズ』
メジャーを代表する東洋系スラッガー、“ジャスティン・キング”。大都市球団へのトレードを拒み続ける彼の正体を探る者たちが姿を消す。最後に日本の新聞記者が辿り着いた驚愕の真実とは。パワフルかつ緊迫の展開でラストへと一気に導く新時代野球ミステリの傑作。第一回「サムライジャパン野球文学賞」大賞受賞作。
https://matome.naver.jp/odai/2145719164162760801
2016年03月08日