長野・軽井沢で15日に起きた凄惨なバス事故
長野県軽井沢町でスキーツアーの大型バスがセンターラインを越えてガードレールに突っ込み、道路の下に転落した事故。
軽井沢バス事故 手前でガードレール接触、制御失う? :日本経済新聞
この事故でいずれも大学生の乗客12人と乗員2人の合わせて14人が死亡し、26人がけがをして、このうち男性2人が重体。
バス事故 急ハンドルで制御不能・転落か NHKニュース
運転手を除く死亡した13人の死因は、脳の損傷など頭蓋内損傷が8人、首の骨折など頸椎けいつい損傷が4人、多発性外傷が1人。
バス事故犠牲者の死因、ほとんどが頭や首に衝撃 – BIGLOBEニュース
バスの車体は、くの字形に大きく曲がり、屋根がつぶれていた。県警は多くが就寝中で、無防備の状態で頭に直接強い衝撃が加わり死亡したのではないかとみている。
バス事故犠牲者の死因、ほとんどが頭や首に衝撃 – BIGLOBEニュース
バスの運行会社、東京・羽村市の「イーエスピー」については、国土交通省の特別監査で事実と異なる書類を作成していたことが判明。
バス事故 急ハンドルで制御不能・転落か NHKニュース
他にも、運転手の免許証の記載に不備があったほか、運転手が道路運送法で定められた時間を超える長時間労働をしていたことも確認。
【軽井沢スキーバス転落】旅行会社、ずさん実態常態化か 長野県警が家宅捜索(2/2ページ) – 産経ニュース
このような行為は常態化。会社のずさんすぎる実態が明らかに。
警察は運転手の自宅や会社を過失運転致死傷の疑いで捜索し、バスの運行や安全管理などについて調べを進めている。
軽井沢バス事故 手前でガードレール接触、制御失う? :日本経済新聞
大切な命がまたも奪われてしまった
このバスには、教育評論家の尾木直樹法政大教授のゼミ生3、4年生の男女10人も乗っていた。
尾木ママ悲痛 スキーバス転落事故でゼミ生犠牲 – 社会 : 日刊スポーツ
その内3人が死亡
尾木氏らは現地の病院などを回り、けがをした学生の状態を確認。尾木氏は「むちゃくちゃ悔しい。バス会社や運転手は何をしていたのか」と憤る。
【軽井沢スキーバス転落】法政大、死亡の花岡さん、尾木ゼミの4年生 – 産経ニュース
事故現場では、地元の人たちなど多くの方が訪れ、亡くなった人を悼んで手を合わせている。
バス事故 急ハンドルで制御不能・転落か NHKニュース
しかし、この事故の「報道のありかた」に関して気になる点がある
事故の犠牲になった1人、千葉県の男子大学生の自宅周辺には報道陣が殺到した。
<スキーバス転落>犠牲の西原さん、自宅は真っ暗 知人「信じられない」 (ちばとぴ by 千葉日報) – Yahoo!ニュース
15日夜、報道陣数十人が殺到し呼び鈴などを押したが、室内は真っ暗で、家族らが対応することはなかったという。
<スキーバス転落>犠牲の西原さん、自宅は真っ暗 知人「信じられない」 (ちばとぴ by 千葉日報) – Yahoo!ニュース
今回の事故の犠牲者の方たちは、これまでの生い立ちや将来の夢など、個人情報を次々と明かされている。
※写真はイメージ
このような事故の際に必ず挙がる被害者(犠牲者)への「プライバシーの問題」
殺人事件の被害者や事故の犠牲者については、昔から一貫して実名報道が貫かれている。
殺人事件の「被害者」の実名や個人情報が報道されることでどんな社会的メリットがあるのか、本当にさっぱり理解出来ない(不倒城) | ガジェット通信
遺族が明確に「そっとしておいてほしい」という意思を表明している場合ですら実名報道をし、報道陣が殺到する。
殺人事件の「被害者」の実名や個人情報が報道されることでどんな社会的メリットがあるのか、本当にさっぱり理解出来ない(不倒城) | ガジェット通信
実際にこの問題については、今回も多くの疑問の声が挙がっている
ポスドク問題研究所(自称・犬)@UNIONTELLING
nachika@Luckycreamsoda
報道陣数十人が殺到して呼び鈴鳴らすってどうかしてるよ。
プレスの方々は仕事だから仕方ない?のだろうけど。
むつかしいな。
Hasesaki@Hasesaki
magNS@magNS
そもそも何故、事故の被害者を実名報道する必要があるのか?
亡くなった方の実像に迫る記事と添えられた写真が、事故の悲惨さを強く訴える。
佐賀大学提供講座『ジャーナリズムの現在』−佐賀新聞社
被害者が死亡した場合、命を落とした方の訴えを伝えていくことで、その事件や事故が奪った命の重さを伝えることができる。
佐賀大学提供講座『ジャーナリズムの現在』−佐賀新聞社
そうした報道の積み重ねが交通安全運動の高まりとなり、ひいては交通事故死者の増加に歯止めを掛ける効果があると言われている。
佐賀大学提供講座『ジャーナリズムの現在』−佐賀新聞社
※交通事故の場合
「報道の自由」と「プライバシーの保護」の対立
報道には、死者や遺族の名誉、プライバシーへの配慮、事実関係の正確な把握など、いくつか大切なポイントがある。
佐賀大学提供講座『ジャーナリズムの現在』−佐賀新聞社
各報道機関は、どういうケースならば実名報道を行うのか、もしくはそれが認められないかという線引きを持って、報道に臨んでいる。
報道の自由とプライバシーの保護の対立について
しかし、プライバシーの保護と報道の自由の線引きは、常に個別の状況に応じて線引きしていかなければならず、非常に難しい問題。
報道の自由とプライバシーの保護の対立について

