アジ・ダハーカ
アジ・ダハーカはゾロアスター教に登場する怪物。
3頭3口6目の容姿を持ち、頭はそれぞれが苦痛、苦悩、死を表している。その翼は広げると天を隠すほどに巨大である。
ヴイーヴル
ヴイーヴルは、主にフランスに伝わるドラゴンの一種。
ヴイーヴルは、蝙蝠の翼を持った、上半身は女性、下半身は蛇の姿で、宝石(ダイヤモンド、あるいはガーネット)の瞳を持つとされる。
普段は地底に棲んでおり、宝石の瞳を明かりにしていると言う。 また、ヴイーヴルには雌しかいないとも言われる。
ガルグイユ
14世紀に流布したルーアンのロマヌスの伝説によると、セーヌ河のほとりにガルグイユという竜が棲んでいた。ガルグイユは蛇のような長い首を持ち、羽を生やした怪獣であった。口から火を吹き、水を吐き出して洪水を起こすことで恐れられた。
クエレブレ
この竜は主に森や地下洞窟や源泉に住んでいるという。その体は、弾丸すらはじき飛ばすほど堅い鱗に覆われ、飛ぶことのできる羽を持ち、吐息で毒を放ち、叫び声ははるか遠くまで響き渡る。
どんどん大きく成長し、鱗もより堅くなり、地上で生きることが難しくなると、年老いた個体は陸地を離れて海の中に移り住む。若い個体は、家畜や人間を襲い血を吸うこともあるという。
ユラン(ジラント)
ユラン伝承とは統一されていない伝承群説話である。ユラン(竜)の善悪が反転しているものも特徴である。伝えられている一つの伝説によると、古カザンにはまだ処女でかつ美しいお姫様が住んでいた。姫はカザンカ川の清流とハーンが持つ僻地を譲り受けたという。そこで姫は街を「ジランタウ」(Zilantaw、蛇の丘という意味)に移すことを提案し、ハーンもこれに同意した。しかしながら丘には名前の通り「丈夫な丸太」のごとき蛇が多く出没しており、さらにジランタウには蛇たちの王である巨大な「ジラント」が住んでいた。
ジラントは1つめの首は草食だが、もう片方の首は処女や若者を貪っていたという。魔術師はハーンに藁と木で出来た建造物をジランタウの近くに建てることを助言した。 春になると冬の間に藁と木で出来た建築物の穴から入ったため蛇たちがいなくなっていた。騎士が藁と木で出来た建築物に火を放ち蛇を焼き殺した。あたりには蛇の死臭がただよっていた。しかし、主であるジラントはカバン湖(Qaban lakes)に逃げた。カバン湖に逃げたジラントはときおり人をさらって貪ったため、後に退治されたという。
ズメイ
ルーシ(ロシア、ベラルーシ、ウクライナ)では、ズメイ(ドラゴン)は悪の存在である。通常3つ首以上で表現され、火と毒を噴く。伝承の一つが「ドブルイニャ・ニキーチッチとズメイ・ゴルイニチの話」である。
竜は、勇者ドブルイニャに殺されかけ、懇願して命を救ってもらったにもかかわらず、逃げる途中に姫をさらうという卑怯な振る舞いをみせる。
それどころか一般人をさらって洞窟に閉じ込めているという典型的な悪行もなす。竜を退治してもロシアの大地は竜の血を吸うことは望まないため「汝、母なる大地よ、口を開けて竜の血を吸い込んでおくれ」と言ってようやく竜の血を吸い込んでくれたという場面まである。
ニーズヘッグ
ニーズヘッグ (語釈は「怒りに燃えてうずくまる者」など)は、北欧神話に登場する蛇である。
この蛇はラグナロクを生き延びるとされている。『巫女の予言』第66節に、終末の日に翼に死者を乗せて飛翔する黒き龍として登場する。
ラーガルフリョゥトルムリン
この怪物の伝承は、1345年のアイスランドの年代記から始まり、目撃は天災のような大きな出来事を予告するものとされた。
ジョン・アルナソンによって書かれた民話・伝承集によると、ラーガルフリョゥトの大きな蛇は小さな「リングワーム」、荒野のドラゴンと記されている。ある少女が母親にリングを与えられ、リングワームの下にそれを置くと最もご利益があると言われた。少女はそれに従い胸の上のリングワームの下にリングを置くと、数日後にはその小さなリングワームがそれとわからないくらい大きくなった。
少女はおびえて、リングワームとリングを湖に放り込むと、リングワームは成長しつづけてこの田園地方を威嚇し、毒を吐いて人々と動物を殺した。それを退治してリングを取り戻すよう呼ばれた2人のフィンランド人は、なんとか頭と尾を湖底に結びつけたが、より大きいドラゴンがその下にいたため殺すことはできなかった。
ラードーン
ラードーンは、ギリシア神話に登場する、林檎園の黄金の林檎を守っていた、100の頭を持つ茶色いドラゴン。
口から炎を吐き、一説では顎の関節が尾にある為、体全体が口のようになっており、百の首を持つといわれている。常に眠らずに黄金の林檎を守っていた。
ワーム
ドラゴンのような顔を持ち、地べたを這う蛇のようなものが多いが、例外的にヘビに鳥の羽が着いたような姿をしていることもある。牙が長く、およそ全長の三分の二ぐらいある。狂暴で人間に有害であり、口から猛毒や炎を吐き、長い体で巻き付いて締め付ける。
ワイバーン
一般的にはドラゴンの頭、コウモリの翼、一対のワシの脚、ヘビの尾に、尾の先端には矢尻のようなトゲを供えた空を飛ぶ竜とされる。その口からは時に赤い舌が伸び、また炎を吐いていることもある。
紋章においてワイバーンは戦争、嫉妬あるいは疫病を象徴するとされているが、これはワイバーンに限った事ではなくドラゴンにも共通する特徴である。

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