【閲覧注意】顔面移植ビフォー&アフター画像まとめ

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不運な事故などに見舞われ顔面を損傷した彼らが、命を懸けた顔面移植手術によって新たな顔を手に入れるまで。術前・術後の写真と共に、原因から手術内容までの経緯まとめ。

顔面移植手術とは?

死亡した人(ドナー)の顔全体を摘出して、事故などで顔を失った人に移植する手術です。

世界で初めての移植手術から僅か10年。

非常に難しくリスクも伴いますが、レシピエントにとっては新たな顔を手に入れる事が「生きる希望」となり人生を取り戻すきっかけとなるのです。

現在、世界で約40人の人が受けています。

リチャード・ノリス


https://matome.naver.jp/odai/2144798916213115901/2144807431067018103
▼原因
1997年に銃の暴発により顔面の大半を激しく損傷し、上下両唇と鼻そして歯を失った。▼病院
メリーランド大学医療センター

▼手術内容
医療チーム:およそ100名
手術時間:36時間

頭皮から首までの顔面全ての軟組織と、知覚および運動神経を移植する大手術。成功率は50%と言われていた。計36回の手術を経て現在(画像:右)の顔に至る。

パトリック・ハーディソン

▼原因
消防士だった彼は任務中に顔を火傷で激しく損傷。
この事故により顔面のほとんどを失った。▼病院
ニューヨーク大学ランゴンメディカルセンター。

▼移植手術内容
医療チーム:およそ150名
手術時間:26時間

移植箇所:顔と頭皮、耳、外耳道と、顎、頬、鼻などの骨の一部、新しいまぶたと、まばたきを制御する筋肉。

コニー・カルプ

▼原因
嫉妬に狂った夫に、僅か2.4mの至近距離から顔に向けて散弾銃を発砲され、右目の視力、鼻、頬、上顎の骨、歯など、顔面の80%を失った。
その後、元夫は自殺を試みるも失敗し、禁固7年の刑を受けた。▼病院
クリーブランド・クリニック

▼移植手術内容
医療チーム:外科医11名
手術時間:22時間

上まぶた,額,下唇,顎以外の全てを移植。
世界で4回目、アメリカ国内では初めての移植手術だった。

アマリア・メンドーサ


https://matome.naver.jp/odai/2144798916213115901/2144807431167018903
▼原因
2001年、乗っていたタクシーが起こした事故により、顔面を潰れた屋根に挟まれ意識不明の重体に。頭蓋骨の一部と目、鼻の骨を欠損し、8ヶ月間もの間昏睡状態に。▼移植手術内容
顎顔面技師の世界的権威、デビッド・トレイナーと外科医スティーブン・ラクイスによって、シリコンで顔を補うマスクを作成し、磁石を顔の骨に埋め込み固定する手術が施された。視力を失った彼女の為に義眼とカツラも作成された。

デビッド・トレイナー氏の善意により、手術費用を含む医療費の全てが無料で治療が施された。

ダラス・ウィーンズ

▼原因
2008年、高圧線に接触してやけどを負い、顔面の大部分を失った。▼病院
ブリガム・アンド・ウィメンズ病院

▼移植手術内容
医療チーム:30名以上
手術時間:15時間

鼻と唇、皮膚と筋肉や神経を移植。

ケイティ・スターブルフィールド


https://matome.naver.jp/odai/2144798916213115901/2153588887302099603
▼原因
当時18歳だったケイティはミシシッピ州の自宅の浴室でライフルを手に取り自ら人生を終わらせようとし、生き残った。▼病院
クリーブランド・クリニック

▼移植手術内容
クリーブランド・クリニックの外科医と専門医が31時間かけて行った。
ドナーはアドレア・シュナイダーという、薬物の過剰摂取で死亡した31歳の女性。

ジェローム・アモン


https://matome.naver.jp/odai/2144798916213115901/2153588969702449403
▼原因
慢性的に患っていた難病の神経線維腫症I型のため、顔面が崩壊。▼病院
2010年7月に移植手術をするも拒絶反応が表われ顔面が壊死しはじめたため、パリのジョルジュ・ポンピドー欧州病院で2度目の手術を受ける。

▼移植手術内容
1度目、涙管とまぶたを含む世界初の顔の全面移植手術。
執刀医はいずれも形成外科のロラン・ランティエリ医師。

https://matome.naver.jp/odai/2144798916213115901
2020年06月19日